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PCIで使い倒す

IVUS徹底活用術[Web動画付] 第3版【電子版】

本江 純子(編集)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2026/07/23
ページ数
416ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥8,800 (本体¥8,000+税10%)

特記事項
この電子版では,外部のサイトとリンクして動画を閲覧できます。動画閲覧のためにはネット環境が必要です。
印刷版ISBN
978-4-7583-2436-6
印刷版発行年月
2026/08
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
132 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

概要

IVUSの基礎を一通り理解した読者に向けて,病変評価,治療戦略の立案,デバイス選択,合併症の予測と対処,治療後評価まで,PCIの各場面でIVUSをどう活用するかを具体的に解説する。
第3版では,最新エビデンスを反映するとともに,IVLをはじめとする新しい石灰化病変治療,カラーIVUS,3D表示などの新技術にも対応。さらに,臨床工学技士を含むカテ室スタッフに役立つ基礎項目を強化し,チームでIVUSを活用するための視点も盛り込んだ。
単なる画像診断にとどまらず,より安全で効果的なPCIを行うために,IVUSから得られる情報を最大限に引き出す。
「見る」だけで終わらせない,実践派のためのIVUS活用マニュアル。

目次

Ⅰ IVUSガイドPCIの基礎編
カテ室スタッフの対応  添田信之
 IVUSカテーテルの選択/準備/術中/術後
アーチファクトをPCIに活用するには  伊藤朋晃
 アーチファクトとは?/押さえておきたいアーチファクト/メディカルスタッフに求められること
IVUSカテーテル操作上の注意点  本江純子
 PCIに用いられる高周波IVUS/セットアップ時の注意点/カテーテルを進める際の注意点/PCI治療前にIVUSカテーテルが病変部を通過しない場合/PCI後にIVUSカテーテルが病変部を通過しない場合/IVUS画像記録時の注意/IVUSカテーテルを抜去する際の注意点
CAG所見とIVUSとの対比  平田和也
 CAG所見からIVUS画像を予測する/メディカルスタッフに求められること
PCIに生かす,血管外のランドマークと冠動脈のオリエンテーション  高梨賀江,及川裕二
 IVUS観察のポイント/冠解剖とIVUS/血管外の構造物/装置に搭載された便利な機能を活用しよう/IVUSを用いPCIを有効かつ安全に行うために
PCIの拡張機序を知る  児玉淳子,寺島充康
 冠動脈内腔の拡張機序/vessel stretch/長軸方向のplaque redistribution/機械的プラーク破綻/デバルキング/拡張機序を知り,PCIに生かす
IVUSは虚血の指標に使えるか?  蔵満昭一
 IVUSは虚血指標になりうるのか?/左主幹部病変の虚血評価にIVUSを活かす/IVUSを用いた新たな虚血指標
・合併症の予測と対処法
冠動脈破裂の予測と対策法  角辻 暁
 穿孔(perforation)と破裂・破断(rupture)/冠動脈破裂の機序/冠動脈破裂の予測・予防/冠動脈破裂はIVUSで防げる
冠動脈解離・血腫とbail out法  園田信成
 解離とは/血腫とは/特発性冠動脈解離(SCAD)/解離・血腫を予測しうるプラークの特徴は?/PCI手技時に伴う解離・血腫形成出現のシチュエーション/冠動脈解離・血腫への最新アプローチ(Update)
slow flow/no reflow 現象の機序と対処法  藤井健一
 slow flowを予測するにあたって/IVUS画像からslow flowを予測する
側枝閉塞の予測と側枝保護のためのテクニック  岡田興造,日比 潔
 側枝閉塞/IVUSで側枝閉塞を予測する/分岐部病変治療の基本戦略/側枝保護テクニック/分岐部病変治療/今後の展望
IVUSの合併症とトラブルシューティング  小川崇之
 通常の手技に伴う合併症/IVUSカテーテルのスタック・抜去困難/対処方法/スタックしたIVUSカテーテルが解除できず,末梢に進めない
・病態に応じたIVUSガイドPCIの実際
IVUSガイドPCIの手順と方法  石田 大
 病変性状や治療部位の評価/ステントのサイズと長さをどのように決定するか/確実に病変をカバーするためのIVUSマーキング/PCIのエンドポイントの判断
ステントレス治療のコツ  小林智子
 血管径と石灰化の有無による治療戦略/ステントレスのリスク評価
血栓の評価とPCIへの応用  北原秀喜
 IVUSによる血栓の観察/血栓性病変でのIVUSの活用/AIを活用したIVUS画像解析と血栓評価への展望
責任病変より末梢部位をどう評価するか  大倉宏之
 PCI前の責任病変末梢評価について/ステント治療直後に末梢を評価する/心周期で変化する狭窄病変/ステント治療直後にもっと末梢を評価する
PCIに必要な冠動脈・ステントの病理  大塚文之
 動脈硬化性プラークの形成/冠動脈血栓症の成因/薬剤溶出性ステント(DES)の進化と血管治癒反応/ステント血栓症の成因/ステント内再狭窄の成因/薬剤コーティッドバルーン(DCB)治療後の血管反応/病理の視点をIVUSガイドPCIに活かす

Ⅱ IVUSガイドPCIの応用編
DCAにおけるIVUSのチェックポイント  松野俊介
 プラーク分布と性状の把握/DCAのエンドポイントの決定/おわりに
・分岐部
PCIに役立つIVUSの使い方  横井雅史,木下順久
 分岐部病変に対するIVUSの実際/ CTOも分岐部病変/デバルキング時におけるIVUSの有用性/起こりやすいトラブル
長軸像を活用する  本江純子
 左主幹部におけるプラークの分布/長軸像の活用
びまん性病変におけるIVUSの使い方  迫田邦裕,田中信大
 びまん性病変の対照血管(reference)とプラークの分布/PCI(ステント留置)時に注意すべき点/landing zoneの決め方/マーキングテクニック/FFR/iFRの併用評価
小血管におけるIVUS使用の注意点  石盛 博
 小血管における有意狭窄の評価/小血管におけるIVUS計測の特徴/小血管のDCB治療とIVUS/小血管へのステント留置
・石灰化病変
PCIに必要な石灰化病変の病因と病理  鳥居 翔
 石灰化の成り立ちと臨床的な分類/Calcified Nodule(石灰化結節)の病理と発生機序/石灰化病変に対するステント留置後の血管反応/病理から考えるIVUS活用と治療戦略
石灰化病変におけるIVUSの使い方  武藤光範
 CAGで石灰化が認識できるかできないか/石灰化後方の情報/スコアリングバルーンのサイズ選択と効果判定/デバルキングの際にIVUSの情報をどのように役立てるか
石灰化病変に対するIVUSガイドのrotational atherectomy  松尾浩志
 ロータブレーターのワイヤー選択/burrサイズ選択/具体的な切削方法
ロータブレーターを安全に行うためのポイント  坂倉建一
 ロータブレーター前にIVUSを行うか?/ロータブレーター前のIVUSでの石灰化評価/ロータブレーターにおけるlesion modificationとは?/ロータブレーター中のIVUSで徐々に方向修正していく
orbital atherectomyを安全に使用するためのポイント  足利貴志
orbital atherectomyの特徴/IVUSガイド下でorbital atherectomyを使用する際の注意点/orbital atherectomyによって,より石灰化が修飾されると考えられる病変のIVUSガイドPCI
IVUSガイドのIVL  石川正人,村松 崇
 IVLの適応・サイズ選択・使い方のコツ/IVL後の評価方法・治療効果判定/IVUSのIVL治療に対する役割と治療戦略の考え方
石灰化結節におけるIVUSガイドPCIのコツ  道明武範
 Intra-coronary Imaging(ICI)における石灰化結節の定義と画像の特徴/臨床成績のパラドックスと治療戦略/デバルキングとIVUSの活用/IVUSガイド下での特殊戦略:CN内貫通ワイヤリング
入口部病変  中村 茂
 IVUSで見えている画像は透視のどこか?/IVUSマーキング
・慢性完全閉塞性病変
CTとIVUSの対比  山本明和
 慢性完全閉塞性病変(CTO)/血管内イメージングから考えるCTOの成り立ち/CTO-PCIの手技成功を予測するスコア/CTOと心筋ブリッジ
CTO-PCIにおけるCT情報の使い方  角辻 暁
 CTO-PCIに心臓CTは必要か/質の高いCTO-PCIとは
CTOに対する治療戦略の立て方  下地顕一郎
 retrograde approachを考慮する状況と,antegrade approachから移行するタイミング/術前CTの重要性/新しい軸ベクトル解析ソフトウェア
antegrade approach  矢嶋純二
 antegrade approachの手法/エントリーポイントの重要性/parallel wire technique/classical IVUSガイドワイヤリング
retrograde approach  伊藤良明
 retrogradeの手技の最中のどういう状況やタイミングでIVUSを用いることができるか?/ antegradeおよびretrogradeのガイドワイヤーがCTO内に存在している状況/IVUS guide Retrogradeガイドワイヤーを通過する際のポイント/extended reverse CART
IVUSガイドtip detection ADR  岡村篤徳
 CTO病変における3Dワイヤリング法の基本事項/IVUSワイヤリングの3Dワイヤリングの概論/ Tip Detection-Antegrade Dissection Re-entry(TD-ADR)
acute coronary syndrome  石川正人,村松 崇
 ACSに対する血管内イメージングの有用性/ACSに対するイメージングモダリティ:IVUS ? OCT/OFDI ?/ ACSにおける組織診断とslow flow/no reflowに対するdistal protectionの必要性
spontaneous coronary dissectionの所見と対処法  藤井健一
 SCADとは/IVUSでSCADを診断する/SCADの治療
川崎病後遠隔期の冠動脈病変の評価  寺島充康
 冠動脈後遺症とその経過/川崎病後遠隔期冠動脈病変とIVUS所見/川崎病後遺症以外の冠動脈瘤
・再狭窄
PCI再狭窄のメカニズム  矢作和之,田邉健吾
 再狭窄の原因/ステント留置後の再狭窄/ステントの課題
ステント再狭窄に対する治療戦略  小林智子
 ステント内protrusionが原因のステント血栓症症例/ステント留置時の拡張不良が原因のステント再狭窄症例/ステントフラクチャーによる再狭窄症例/ステントエッジ再狭窄症例/ステント内プラーク占有率減少を目指す治療戦略
病理と血管内イメージングの知識をPCIに役立てるには?  陣内博行
 ベアメタルステント(BMS)と薬剤溶出ステント(DES)における再狭窄の病理学的特徴とIVUSでの解釈/ In-stent calcified noduleの病理学的背景とIVUS所見/再狭窄・neoatherosclerosisの病理パターン別にみたPCI戦略
ミニマムコントラストPCIのコツ  川瀬世史明
 造影剤と腎機能障害/ミニマムコントラストPCIのコツ/ミニマムコントラストPCIの実際
NIRS-IVUSの臨床応用  尾﨑雄一
 NIRS-IVUSの特徴/周術期MIや微小循環障害のリスクを判別する/No-reflow現象の発生を予測する/石灰化結節の脂質成分を評価する
IVUSを用いた薬効評価  廣畑 敦
 IVUSでの動脈内プラーク定量的評価方法と臨床試験結果/冠動脈プラーク定量的測定のポイントとなる点