症例から学ぶ栄養素欠乏
時は高齢化時代,高齢者ではその食生活や消化吸収,代謝・排泄,服薬などの問題からビタミンや金属などの微量栄養素の欠乏が日常茶飯事になっています.一方,若い世代でも,食べられない,動けない,アルコール多飲などの状態から,多種類の栄養素欠乏をきたしている方も少なくありません.古くて新しいこの問題は,近年の社会の変化に伴って,また違った側面を認識していく必要があります.月刊誌「治療」で大好評だった特集をフルリメイクし,対象の栄養素を追加,疾患領域ごとの栄養素欠乏の関連も盛り込んで,忘れがちな知識を総まとめにした1冊となっています.
小児臨床栄養学 改訂第2版
日本小児栄養消化器肝臓学会編として,初版からのアップデートに加え,栄養評価・食事指導の実際や診療報酬制度など,小児のNST活動に役立つ実践的な内容を盛り込みました.「スポーツと栄養」,「小児の在宅栄養管理」など新規項目も充実!小児栄養の教科書として,小児科医,栄養士,看護師ほかメディカルスタッフだけでなく,小児の発育に関わる保健師,教育・保育従事者の方々にもぜひ活用していただきたい1冊です.
新 近森栄養ケアマニュアル Q&Aで近森病院の栄養管理がわかる!
●近森病院の最先端の栄養ケアをこの一冊に凝縮!
●我が国における,臨床栄養の最先端施設である近森会グループの3病院(近森病院・近森リハビリテーション病院・近森オルソリハビリテーション病院)で行われている栄養ケアの実際とエッセンスを,この一冊に凝縮したマニュアル!
●好評既刊「近森栄養ケアマニュアル」の内容を全面的に見直し,最新の知見と情報を満載した改訂新版としてリニューアル!
●「知っておきたいキホン!」と「近森ではどうしてる? Q&A」の2部構成で各項目を解説.まず,「知っておきたいキホン!」欄では,基本的な知識や技術について主なポイントを解説し,実践にあたってのキホンを再確認.そして,「近森ではどうしてる? Q&A」欄では,わかりやすいQ&A形式で,近森病院の栄養管理の実際を詳しく解説.
●栄養ケアの基本,疾患・病態に応じた栄養ケアを解説するだけでなく,NSTや栄養部門の運営,給食管理など,栄養管理以外のマネジメントについても近森会グループの実際を紹介.
治療に活かす!栄養療法はじめの一歩
“なんとなく”行っていた栄養療法に自信がつく!「疾患治療に栄養が大切なのはなぜ?」「経腸栄養剤の違いと選び方は?」など基本的な考え方から現場で役立つ知識まで自然に身につく医師のための入門書
社会・環境と健康 公衆衛生学 2024年版
定評ある公衆衛生学のテキストを,新情報でアップデートした2024年版!
●疫学・公衆衛生学の専門家が,わかりやすく,コンパクトにまとめた,使いやすいテキスト.
●2024年版として,統計データや法令などの最新情報・知見をアップデート!
●2023年改定・管理栄養士国家出題基準に則り,目次構成を変更.認知症,肝疾患,アレルギー疾患などを追加!
●COVID-19で再び注目される「8章 感染症」を新たに書き下ろし,全面改稿.
子どもの偏食外来
いつもの小児科外来や健診で役立つヒント
「食べること」に関する相談を受ける小児科医,保健医療従事者,保育士,栄養士などの専門家を対象に,小児摂食障害の予防と対処について,小児科外来や健診で使える情報がコンパクトにわかりやすくまとまっています.
前半(総論と実践編)は,健診や小児科外来で,食事についての困りごとを持つ子どもを理解し,実践的な対処を知るための知識が満載.後半(事例)では,具体的な事例をもとにそれぞれの経過をみながら実際の対処法を学ぶことができます.
小児科外来や乳幼児健診で使える
食と栄養相談Q&A 改訂第2版
小児科外来や乳幼児健診で,保護者から頻繁に質問される食と栄養・歯・食物アレルギーの疑問への答え方を各専門家が解説.年齢別に「栄養」「アレルギー」「歯科」の各分野の問題について,Q&A形式で回答例を示しながらコンパクトにまとめた.初版の刊行から6年余を経て,項目を増やし最新の知見に刷新.最新情報を整理して日常診療で活用できる1冊.
子どもの食と栄養 第2版
保育現場で活かせる食の基本
難しすぎず簡単すぎない,実践で役立つと好評のテキストが,食事摂取基準2020年版に対応して改訂!オールカラーの紙面で楽しく学べます.章立ては保育士養成課程に準拠.講義に使えて便利な演習課題つき.
臨床栄養全史
栄養療法の面白さがみえる、深まる
「経腸栄養の起源は古代エジプト・ギリシャにあり。その方法はまさかの?」「生理食塩水が最初に用いられたのはあの疾患の治療だった?」思わず誰かに話したくなるような、臨床栄養の教養を身につけませんか?
≪ニュートリションケア2022年冬季増刊≫
栄養指導ステップアップBOOK
【自信をもって栄養指導ができるようになる!】栄養指導の効果は、データ改善だけでなく、患者の行動変容と食事療法の継続がみられてこそ評価できる。食生活は多種多様であるため、栄養指導に定型はない。本書では、栄養指導の実際を会話形式で紹介するなかで、患者の気になる言動、管理栄養士が選んだ言葉などをわかりやすく解説する。
ウエルネス公衆栄養学 2024年版
各種データをアップデートした好評テキストの最新版!
●初版から貫かれてきた“ヘルスプロモーション”や“ウエルネス”の座標軸の上に,管理栄養士・栄養士の公衆栄養活動に必要とされている“連携と協働”の考え方をプラスした,実際的な内容の定評あるロングセラーテキスト.
●関連する統計や法令等の各種データをアップデートした,待望の2024年版!
●健康日本21(第三次)の概要,健康づくりのための身体活動・運動ガイドや睡眠ガイドなど,この1年間に公表された最新情報を掲載.
管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 第10巻 公衆栄養学 2024年版 公衆栄養活動の実践のための理論と展開
栄養政策や公衆栄養マネジメントの理論・手法を学ぶ好評テキストの2024年版!
●日本栄養改善学会が全面監修したテキストシリーズ!
●「管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム」準拠
●疫学統計をもとに、栄養政策、公衆栄養マネジメントの理論・手法を学ぶテキスト
●最新の統計データ,法令,国際的な流れを反映!
●健康日本21・第二次の最終評価と新たにスタートした第三次も取り上げた.
●公衆栄養プログラムの実践事例も豊富に紹介!
トレーニーガイド 栄養食事療法の実習 第14版 栄養ケアマネジメント
栄養アセスメント・栄養ケアプラン・栄養ケアに重点をおいた好評テキスト最新版!
●栄養アセスメント・栄養ケアプラン・栄養ケアに重点をおいた好評の臨床栄養学実習テキストが改訂第14版として刊行.
●「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づき栄養計算を行った献立例を掲載.
●各医学会の最新治療ガイドライン・診療ガイドに対応した栄養食事療法についてわかりやすく解説.
●「理解すべき点」「習得すべき点」を,各章の冒頭に“学習のねらい”として掲載.
≪“ちょい足し”栄養指導≫
患者に話したくなる「たんぱく質」のすべて
【「今」知りたいトレンド栄養情報を解説!】「今の栄養指導もよいけれど、さらに患者の心をつかみ、継続につながる内容にしたい」と考えている管理栄養士のスキルに“ちょい足し”できる、たんぱく質にまつわる知識をやさしく・わかりやすく解説する。患者への適切な情報提供につながる!
≪ニュートリションケア2023年冬季増刊≫
イラストで楽しくまなぶ 転ばぬ先の生化学
【疾患の栄養管理と栄養素をつなげて考える!】栄養の素となる「栄養素」は多種類あり、ヒトの生命維持に重要な役割を担っているが、その消化・吸収・代謝の過程は互いが関係し合い、複雑である。よりよい治療の実践のために、栄養学の基本である生化学をわかりやすいイラストと楽しいキャラクターで学べる一冊。
標準食品学総論 第4版
食品学のロングセラーテキストが,待望の改訂!
●食品成分表とその理解,食品化学・食品物理の基礎知識をできるだけ平易に記述した,初学者にも学びやすいロングセラー好評書.
●日本食品標準成分表2020年版(八訂)に対応.
●法令や各種データを最新版に更新.
●学問の進歩に伴い記述内容もアップデート.
≪新スタンダード栄養・食物シリーズ 8≫
食品衛生学(第2版)
日本の食品衛生に関する法体系や行政組織は変化し続けている.2003年に国民の健康保護を第一の目的として食品安全基本法が制定され,以後,消費者保護基本法,食品表示法が制定されてきた.さらに2018年,食を取巻く環境変化や国際化の流れを受けて食品の安全をより確保するために食品衛生法の一部が15年ぶりに改正された.こうした時代の変化に対応させるべく,本書も再編集を行い,第2版を刊行する運びとなった.初版同様,食品に備わるべき健康要素や安全条件と,その確保のための衛生管理の項目を中心に,体系的に記述した.
≪新スタンダード栄養・食物シリーズ 5≫
食品学(第2版)
食品成分と機能性
本書は,食品学の総論と各論,それに食品機能学に相当する部分をまとめた教科書である. 基礎理論と実際の食品が1冊になっている利点を生かすよう,相互に参照箇所を示し,より深い知見が得られるよう配慮した. 第2版では,“日本食品標準成分表2020年版”に対応するとともに,全体的に内容のブラッシュアップを行った.また近年,食品表示法の施工,機能性表示食品制度の創設,など大きな変化が見られたが, 本書は,これらの食生活にかかわる新しい制度や規格基準の最新情報にも対応している.
ポジティブ心理学とリハビリテーション栄養 強みを活かす! ポジティブリハ栄養
ポジティブ心理学を取り入れ,リハ栄養をより充実させよう!
●これまでのリハ栄養の既刊書では身体面にアプローチしたものが多かったが,さらに効果を高めるには,こころのリハ栄養や社会面のリハ栄養をより充実させることが必要である.
●本書ではポジティブ心理学の特徴である強みをみつけて強みを伸ばす考え方を紹介し,患者の行動変容と成果につながる対応を示している.
●ポジティブ心理学の視点をリハ栄養に取り込む“ポジティブリハ栄養”を実践すれば,患者の生活機能やQOLをより高めるとともに,医療者自身の精神衛生にも貢献できる.
≪ニュートリションケア2023年春季増刊≫
低栄養まるわかりガイド
【低栄養の予防と改善は管理栄養士が行う!】低栄養は、現疾患悪化、合併症増加、QOL低下を招き、生命予後短縮につながるため、リスクのある患者を早期発見・介入する必要がある。患者個々の食生活を踏まえ、疾患や症状に寄り添い、食の専門家としてサポートする管理栄養士に欠かせない一冊。介護保険施設の管理栄養士にもおすすめ。栄養補助食品を用いたレシピはダウンロードして患者・家族に渡せる。