
新訂版看護・医療系のための情報科学入門 第2版
情報、パソコン、ネットワーク、統計など、それらと看護との接点は非常にわかりにくい。本書は、身近な看護の状況を例に取り上げているので、入り込みやすく、しかもわかりやすい。

看護学生のための「読む力」「書く力」レッスンBOOK
看護学生の「読む力」「書く力」をつけるには、入学前から学習イメージをもち、なぜ看護においてそれらが重視されるのかを理解しておく必要があります。
本書は、「読む」こと「書く」ことについて概観したあと、それぞれの
1.看護における意味を整理し、
2.力を向上させるための視点を示し、
3.力を伸ばすためのステップを踏まえて、
4.練習問題に取り組む構成とし、
最後には「読んで書く」まとめとして「要約」について取り上げます。

看護に必要な やりなおし数学・物理
計算のやりかたをわかりやすく解説、国試に出る計算問題がスラスラ解けるようになる。看護技術の実施時に生かせる、ボディメカニクスの基礎となる物理の法則のおさらい。放射線の基礎知識も学べる。

メディカルスタッフのための基礎からわかる人間関係論
医療職として働くにあたって,患者や患者家族,同僚や他職種と良好な関係を築くことは必要不可欠である.本書では,これから医療職を目指す学生が知っておくべき人間関係に関わるさまざまな知見について,心理学やその周辺領域からのアプローチを中心に,読みやすい文章とイラストで基礎から解説.人間関係論を理解するうえで重要な理論や研究のほか,カウセリングやコーチングなど現場の実践に活かせる知識についても多く取り上げた.各章末にはワークもあり,学習内容の定着にも役立つ.

メディカルスタッフのための基礎からわかるカウンセリングと心理療法
カウンセリングや心理療法の技法は,心理専門職のみならず,医療職にとっても患者・家族との対人関係を築くうえで,非常に有用なものです.本書では,医療職が日常の業務に活かせるカウンセリングや心理療法について,それらの基礎となる理論から具体的な技法・ケースまで,読みやすい文章とイラストで解説していきます.各種医療職の養成校のテキストとしてだけでなく,カウンセリング・心理療法を学びたい医療職向けの入門書としても最適な一冊です.

看護の環境と人間工学 第2版
看護の環境のなかに存在する人間工学の知識をまとめた参考書の改定版。

看護に必要な やりなおし生物・化学
解剖生理のキホンとなる生物の知識を網羅。国試で強化された遺伝の内容についてもわかりやすく解説。栄養学や薬理学に必要な物質の知識を総まとめ。

NEW実践!看護診断を導く情報収集・アセスメント第7版
1章:データベース,看護理論,そして看護診断へ
2章:看護診断を導く「データベース」のアセスメントのためのヒント
3章:間違えやすい診断名の鑑別診断
付録:NANDA‐Iの領域に沿った看護記録用紙の実際例

哲学入門 第3版
身体・表現・世界というキーワードで,人間理解に必要な哲学と身体・世界,時間と他者,言葉と世界とのかかわり,自然と人間が生み出した科学と世界とのかかわりから,哲学への世界にいざなう,
不変かつ変化の激しい今に必要な自身の哲学の柱となる名著.

改訂版 看護学生のための臨地実習ナビ
・病棟で行うケアの目的や日常生活援助の実際が、根拠をもってわかります。
・はじめて患者さんに接するときのポイントや指導者への報告の仕方も解説。
・各ケアについて、行動計画の立て方・振り返り方のコツがつまった記録例を紹介しています。

看護学生のための レポート・論文の書き方-正しく学ぼう「書く基本」「文章の組み立て」- 第7版
本書は、2001年の初版発行以来、多くの読者に愛され、改訂を重ねてきている。レポートや論文など「書くこと」に苦手意識を持つ学生に「文章を書く喜びを伝えたい」との著者の思いが込められたテキストである。
「三分節」「常体」「一文を短く」などのキーワードを軸として、レポートや論文を書く際の基本的法則、原稿用紙の使い方、文体、段落構成、読点の使い方などがわかりやすく解説されており、レポートや論文はもちろん、ケーススタディ、看護記録、申し送り、実習報告、サマリーなどを書く際にも応用できる。
また本書では「三」をキーワードとして掲げている。①患者と問題点、②行なった援助、③患者の結果に限定して看護学を考え、三分節法の文章構成を習得して分析思考力を高める。学習は「暗記」「思考」「実践」の繰り返しである。そして「講義を聴く」「課題レポートを書く」「添削を受ける」で文章力が向上する。これら「三」のキーワードから文章を書く基本、コツが見えてくるようになっている。
改訂にあたって、付録として論文の見本例を1本追加した。基本を踏まえたうえで、実際にどのように形にするのかを示し、読者の理解を助けるものになっている。
序文
今回の改訂では末尾に看護学生が書いた4,800字の論文を加えた。筆者は1998年から講義の時間に毎回400字のレポートを学生に求めてきた。しかし、スマホが普及した2013年頃から学生は原稿用紙1枚でさえ書けなくなってきた。そこで2017年の改訂では1章にレポートの手本を加えた。このように、本書が論文を書くための良い参考書となるよう改訂している。
文章を書くことは楽しい。その理由は四つある。一つ目に情報を読み手に伝えることができる。二つ目に新しい発見の喜びがある。三つ目に心が癒される。四つ目に出会いの楽しみがある。ところが、筆者が「レポート・論文の書き方」の講義で受け持つ看護学生の2018年の意識調査では、99%が「文章を書くことは嫌い。苦手」と否定的に答えていた。その原因は次の3点である。
1)レポートや論文を書く基本的な法則を知らない。
2)そのために苦手意識やトラウマになっている。
3)「書かされている」意識で書き、提出させられている。
「させられ学習」では、どんなに多くのレポートを書いても文章力は向上しない。自分で目標を作って「する学習」に変えよう。1週間のスケジュール表を作って、優先順位を決め事前学習の時間を確保する。そして、レポートの下書きをする。思考を文章化する作業は学力を高める。「デジタル学習障害」「デジタル依存症」が指摘されている。スマホに頼らず、辞書を引いて漢字を調べよう。漢字辞典で読めない漢字の読みと意味を調べる。看護学辞典のある電子辞書を使って専門用語を調べる。
学生の文章苦手意識の起源は、文章指導の不適切な学校教育にある。調査では、否定的だった学生の多くは「書けるようになりたい」と答えていた。学ぶ意欲を湧き出させて基本的な法則を学ぼう。講義が4回目を過ぎると、読みやすい良い文章のレポートが提出されるようになる。働きながら学ぶ学生は仕事にも役立っていると書いている。
「患者の病気の経過や看護依頼書などを簡潔に書かなければならない機会が多かった。ところが仕事中に書いた自分の分ぶんが嫌いだった。しかし最近、仕事の中で文を書いている時、授業中に文を書いている時と似たような感覚に襲われることがある。そんな時、自分でも上手いなあと思うぐらい良い文ができ上がっていた。文を書くことを苦に思わなくなってきた」。「講義の終盤になって、変化が現れてきた。これまで多かった看護記録の訂正印がなくなった。また短時間で書けるようになった。同僚の姿を見ていると、ボールペンを持って看護記録をどう書くか悩んでいる人、昼休みを削って書いている人などがいる。文章をスラスラ書けるということはこんなにもすがすがしいことだと嬉しくなった」。「ある患者の看護が一段落した。看護サマリーを書いて師長に持っていった。すると、『わかりやすく簡潔に書かれています』という評価をもらった」。
このテキストのキーワードは「三」である。「患者と問題点」「行なった援助」「患者の結果」と3点で考える三分節法というユニークな文章構成法を紹介する。三分節法は分析的思考力を高める。「講義を聞く」「課題レポートを書く」「添削を受ける」によって文章力が向上する。執筆にあたっては、講義で受け持った学生のレポートを使わせていただいた。読者の手本として紹介できる良いものを収録した。
なお、横書きの場合の数字の表記は算用数字(1、2、3…)で、縦書きの場合は漢数字(一、二、三…)で統一するのが原則である。本書では縦書きの文献を引用した場合に漢数字のままにしてある。また、一つ、二つ…の場合も漢数字にした。

新訂版 周産期ケアマニュアル 第3版
妊娠初期から末期、分娩期、産褥期および新生児編について、周産期にまつわるすべてのことを解説。新たに「出生前診断」「耐糖能検査」「分娩進行促進へのケア」「臍帯血ガスの評価」「院内助産所・院内外来」「吸啜のメカニズム」「尿失禁」「胎外生活不適応状態へのケア」が加わるなど、最新の知見と技術が網羅されている。

看護倫理 第2版
見ているものが違うから起こること
患者のリアリティから、看護倫理を問い直す
なぜ患者さんはわかってくれないの? それは、患者が見ている世界と、看護師の見ている世界が異なるから。看護師と患者の体験世界の違いがどこから生じ、論点がどこにあるかを考えることが、倫理的な看護の第一歩です。
「あとでっていつ?」「決めつけないで」──患者さんの声の背景には、大切なストーリーがあります。漫画を通じ、患者、家族のリアリティを体験してください。
視点を変えて看護倫理を考える『看護倫理』の第2版。

看護 形態機能学ワークブック【2刷】
体験して考える からだのいとなみ
体験型ワークでからだのしくみとはたらきを実感し、学びを深める!
名称や用語を書いたり、色を塗るなどの従来のワークに加えて、自分の脈を測ってみる、飲水と排泄を記録する、からだの1つの機能についてじっくり考えたり話し合ってみるなど、体験型のワークでからだのしくみとはたらきを学習することを提案するものです。
「覚える」こととは一味違った学習効果を狙います。

解剖学・生理学・生化学・病態学がスルスルわかる!つながる!看護学生のための薬理学
臨地実習で必ず出会い,看護師国家試験に出題される「薬と薬理作用」を中心にたくさんのイラストで解説!
本書ではヒトの「正常」と「異常」を確認しながら進めていくので,生化学・生理学・解剖学と病態学も勉強(復習)できる一冊です.

≪シリーズ ケアをひらく≫
居るのはつらいよ
ケアとセラピーについての覚書
京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書!
*「ケアをひらく」は株式会社医学書院の登録商標です。

はじめよう!看護学生ファーストブック
看護を学び始める学生にとって必要な国語・算数・理科の知識の特に重要な項目のみを精選し,やさしい語りかけのような文章で解説した本.
基本中の基本である内容をイラストを多用し,わかりやすく楽しみながら学ぶことができる.
看護学校新入生の必携の本.

動画で学ぼう!
看護学生のための入学前ワーク
「①動画をみる→②問題(穴埋め、選択式)を解く」の2ステップで、看護に役立つ基礎知識を入学前におさらいしよう!
【これなら最後までやりきれる! 4つのポイント】
1.各テーマの解説を動画で学べるから、長文を読むのがちょっと苦手でも大丈夫!
2.穴埋め・選択問題中心のワークブック形式だからするする解ける!
3.解説動画と問題の両方で、どの知識がどんなふうに看護につながるのかわかる!
4.入学後の学生生活が想像できるコラムでモチベーションアップ!

基本がわかる看護研究ビギナーズNOTE 改訂第3版
テーマのみつけ方,文献検索,質的・量的研究それぞれのデータ収集方法,論文の書き方,発表の準備まで,「看護研究の基礎の基礎」をやさしく解説しています.
看護研究を始めようとしている方の背中をおしてくれる1冊です.

≪Nursing Canvas Book 10≫
実習記録・看護計画の解体新書
NCBシリーズVol.2『看護過程の解体新書』の待望の続編!
看護学生が悩む実習記録・看護計画を書き方基本から1つ1つやさしく・わかりやすく解説しています.
練習問題もついているので,振り返りの学習はもちろん,グループ学習にも最適な1冊!