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たんぽぽ先生から学ぶ

在宅医療報酬算定 ビギナーズ

永井 康徳 江篭 平紀子 永吉 裕子 (著)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2021/06

たんぽぽ先生こと永井康徳先生による超明解な解説で,在宅医療制度の報酬算定を一から学ぶ看護師・ケアマネジャーにピッタリの一冊.ゆうの森主催で毎年開催される「全国在宅医療テスト ビギナー版」の公式テキストとして,予習・復習に役立ちます.

医療福祉総合ガイドブック 2022年度版

NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会 (編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2022/03

必要な医療福祉サービスが見つかる! わかる! 活用できる!

医療福祉サービスを利用者の生活場面に沿って解説したガイドブックの2022年度版。最新情報のフォロー、解説の見直しによりさらに理解しやすい内容に! 医療保険、生活保護、年金保険、介護保険、障害者総合支援法、子どものいる家庭への支援、自然災害に対する支援等、全国共通で利用頻度の高い制度から地域によって異なるサービスまで幅広く網羅、コロナ禍で利用できるサービスも解説! 医療福祉関係者必携の1冊。

精神疾患をもつ人を,病院でない所で支援するときにまず読む本

“横綱級”困難ケースにしないための技と型

小瀬古 伸幸 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2019/08

病院以外の場所で支援する人が、対人関係的な困難さを乗り越えて、利用者を自立、卒業へ導くための具体的ノウハウ。在宅時代に必須のテキスト。

なぜ「援助者」は燃え尽きてしまうのか

バーンアウトを跳ねのけるリーディング・サプリ

數川 悟 (著)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2019/08

援助し援助される関係の中で,危機に瀕しているのは患者・利用者側だけではない.援助者が遭遇する危機が存在し,このことにも正しく目を向ける必要があるが,こうした危機については正面から語られることはこれまで少なかった.長年現場に身を置いてきた精神科医の筆者がすべての援助者に伝えたいメッセージが本書には詰まっている.

たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル 第6版

永井 康徳 (著)

出版社:日経BP

印刷版発行年月:2020/07

在宅医療専門診療所のパイオニア的存在である永井康徳氏が、在宅医療の報酬算定ルールを分かりやすく整理して解説。2012年の発売以降、好評を博した書籍の改訂版(第6版)。診療報酬、介護報酬、訪問看護療養費の各制度にまたがる複雑な報酬算定の仕組みを、豊富な図表やイラストを使って分かりやすく解説しており、在宅医療に携わる医師や看護師、ケアマネジャーや医療事務にとっては必読の書といえる。在宅医療の現場に即して必要なところから読み進められるよう、各項目は最大4ページとコンパクトにまとめている。

認知症の人の「想い」からつくるケア 在宅ケア・介護施設・療養型病院編

井藤 英喜 (監修)

出版社:インターメディカ

印刷版発行年月:2017/07

様々な介護場面での認知症ケア改善の実例を掲載。
認知症ケアに悩むケアスタッフの方々へのヒントがこの1冊に。

認知症の人へのケアは、尊厳を守るケアを提供することが重要といわれます。
しかし、現場のスタッフは、尊厳を守るケアを実践しているつもりでも、実はうまくいっていないケースが少なくありません。
本書は、45年にわたる東京都健康長寿医療センターでの研究や臨床経験を中心に、在宅・施設・療養型病院での優れたケアの実践をまとめたものです。
認知症の人の「想い(気持ち)」を理解し、その人の「機能」を考慮したケアを実践することが、尊厳を守るケアにつながることをわかりやすく解説します。

≪≪シリーズ ケアをひらく≫≫

介護するからだ

細馬 宏通 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/06

目利きで知られる人間行動学者が、ベテランワーカーの「神対応」をビデオで分析してみると……そこにあったのは“かしこい身体”だった! ケアの現場が、ありえないほど複雑な相互作用の場であることが分かる「驚き」と「発見」の書。なぜ真似で関係が動き出すのか、延長ジェスチャーとは何か、ズレと転用のテクニックはどう使われるのか、そしてマニュアルがなぜ現場で役に立たないのか——。暗黙知を言語化するとこうなる。

わたしたちの暮らしにある人生会議

西 智弘 (著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2021/12

近年話題となった人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)という対話のプロセスを様々な立場の医療従事者や非医療従事者の目線を通じて紹介。

第1部ではACPが生み出された背景や歴史、緩和ケアなどの分野でACPをどのように活用していくか、といった話から始まり、診療所や介護施設、そして看護師たちがそれぞれの場でどんなものがたりを経験してきたかを語ってもらいます。

第2部では2020年末にnoteというブログサービスで公募した「自分が経験した人生会議のものがたり」についての文章を掲載しています。こちらは、「わたしたちの人生会議」というテーマで非医療者も含めた約100名の方からご応募いただき、その中から12作品を特賞・優秀賞・佳作として選ばせていただきました。どの文章も、作者の大切な方たちのとのものがたりが綴られた、魂のこもった内容で、目頭が熱くなります。

第3部では、病院ではなく生活の場に近いところで人生会議を促すためのちょっとしたツールをいくつかご紹介しています。楽しみながらも大切な話ができる手段となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

多くの方々の事例を知る(自分自身のものがたりと重ねる)ことによって、医療者だけではなく、介護提供者や家族の方々にも役立つヒントがちりばめられています。人生会議への理解を深めるためにぜひご一読を。

はじめに

医療者は、現場において意識不明で搬送されてきた方に出会った時、その人がどのようなことを大事にしていて、また何を望んでいたのかを知るすべがありません。では家族に聞けばわかるのでしょうか。ところが家族もまた、「こういう状況になった時に本人がどうしてほしいか」について話し合ったことはない、という場合がほとんどです。結局、誰も本人の気持ちを確認することも推し量ることもできず、医師が考える最善の治療や、家族が望む治療が行われてしまうことが多いのです。

それに対し、本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、

①病気や老化などで体力・気力が低下する場合に備えて、終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うこと
②そして自ら意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておく
③これら話し合いのプロセスを通じて、本人の人生観・価値観などを周囲の人間とシェアしていく

そういった対話のプロセスが大切ではないか、と言われてきています。プロセスなので何度でも話し合っていい、いくらでも内容を変更してもいい、といったニュアンスが含まれています。

その対話のプロセスは「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」と呼ばれ、日本では「人生会議」という愛称もつけられました。

しかし日本においてはなまじ「会議」なんて名前が付けられてしまったからか、「死についての話をする仰々しい時間」や「ビジネス会議のように司会がいて、何らかの結論を導き出す会合」のように受け止められています。無機質な会議室で医者と向き合って「最後は自宅で過ごしたい? Yes or No?」といった、質問項目にひとつひとつチェックしていくようなものと誤解されていたり。そして、「そもそも、そんな言葉知らない」という人がほとんどなのです。

でも、人の価値観は、会議室でチェックリストを埋めていけばわかるものなのでしょうか? むしろ、本人の価値観や希望を知る手掛かりは日常会話の中にこそあるのではないかと私たちは考えます。

「来年の今頃は…」
「私がそのうち齢をとったらさあ…」
「もし私が、うちの親のような病気になったら…」

などの、日常のやり取りの中に埋もれてしまいそうな、はかない言葉を拾い上げて、本人の価値観を紡いでいくことこそが大切なんじゃないかなと思うのです。

そのようにして集めていった言葉たちが、いざというときに「あの時さ、おじいちゃんこんなこと話していたよね」「あの人だったら、こんな時きっとこう言ったと思うよ」という形で、本人の意思と尊厳を守ることにつながるのではないでしょうか。

そして私たちは、そんな日常の言葉たちを集めて記憶しておくツールとして「ものがたり」を紡いでいくのがいいのではないのかなと考えています。

日常そのものが人生会議。

じゃあ、その会話の糸口になる言葉はどこにあるんだろう。その扉を開けた先にどんなストーリーが広がっているんだろう。その「ものがたり」を紡ぎ、集めていったとして、人の言葉や時間をどうやって周囲の人たちとシェアしていけば、終末期において本人が望む生き方ができるんだろう、ということへのヒントがほしい。

そこで本書では、普通の「教科書」という枠をこえて、たくさんの方々の「ものがたり」を重ねてみることにしました。第1部ではACPが生み出された背景や歴史、緩和ケアなどの分野でACPをどのように活用していくか、といった話から始まり、診療所や介護施設、そして看護師たちがそれぞれの場でどんなものがたりを経験してきたかを語ってもらいます。そして第2部では2020年末にnoteというブログサービスで公募した「自分が経験した人生会議のものがたり」についての文章を掲載しています。こちらは、「わたしたちの人生会議」というテーマで非医療者も含めた約100名の方からご応募いただき、その中から12作品を特賞・優秀賞・佳作として選ばせていただきました。どの文章も、作者の大切な方たちのとのものがたりが綴られた、魂のこもった内容で、目頭が熱くなります。そして第3部では、病院ではなく生活の場に近いところで人生会議を促すためのちょっとしたツールをいくつかご紹介しています。楽しみながらも大切な話ができる手段となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

本書が、「暮らしの中にある人生会議」をしていくにあたって、少しでもお力になれればうれしく存じます。

2021年11月
著者を代表して
西智弘

ともに生きることば

高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント

金子 智紀 (著)

出版社:丸善出版

印刷版発行年月:2022/01

いきいきと毎日を過ごし、なじみの仲間もいるあたたかな居場所。ケアする・されるという関係を超えて、みんなが「ともに生きる」ことができるホーム。地域や社会とつながり、生きがいを感じられる活動の場。最期までやさしさに包まれながら、人生をまっとうできる場所。本書では、そのような「ともに生きる」ホームを実現されている方々にインタビューし、ケアと場づくりにおいて大切な共通のパターンを30個の「ことば」に抽出しました。それらが提示するのは、実際の取り組みで参考になる、実践のあり方とその背後にある考え方です。本書ではこれを用いた研修等についても具体的な方法と体験者の声を紹介しています。本書は高齢者向けホームをつくり運営する人や、ケアに従事する人の視点に立って書かれていますが、これらの「ことば」はケアの本質に迫るものですので、障がいのある方のケアや子育て、教育などさまざまなケアにも活かすことができます。

ケア現場でいかせる 介護アセスメントのきほん

稲田 弘子 (著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2022/01

【アセスメントの思考・手順をみえる化!】
おもに介護現場でのアセスメントについて、ケア提供者の思考を可視化した一冊。著者の看護師、保健師としての臨床経験と、介護福祉士養成課程の教員経験を生かして、三大介護といわれる食事、排泄、保清・整容やニーズについて事例を用いてわかりやすく解説。実践につながる知識が身につく!

ビジュアルレクチャー 地域理学療法学 第3版

浅川 育世 (編)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2019/01

●ビジュアルにわかりやすく学べるコアカリ準拠のテキスト!
●わかりやすい理学療法士向け好評テキストシリーズ!
●改訂では,「2018年度介護保険制度改正」「地域共生社会」「フレイル」「ICT(情報通信技術)」「終末期のリハビリテーション」の内容を新たに追加.また,「介護保険制度下での地域理学療法」の内容を刷新!

【ビジュアルレクチャーシリーズの特長】
◎「わかる・つながる・できる」をめざした内容.
◎理学療法モデルコアリキュラムに準拠した項目立て・ページ配分
◎レクチャー方式(講義調)で語りかけるようなわかりやすい文章表現
◎図表や写真を多用したビジュアルな誌面
◎臨床につながる内容,豊富な症例・事例で,患者像をイメージ
◎重要語句を色字,重要トピックをコラムとして学習をサポート
◎新国試出題傾向に対応

サバイバル時代の介護経営メソッド

日経ヘルスケア (編)

出版社:日経BP

印刷版発行年月:2021/08

地域包括ケアを担う介護ビジネスの成功の秘訣、「科学的介護」の制度内容、介護現場のICT活用を事例解説。
コロナ禍の影響や2021年度改定により、大きな見直しを迫られている介護経営。介護現場のICT化は不可避となり、エビデンスに基づく「科学的介護」への対応も欠かせない。人口減少が進む2040年を視野に入れた介護人材確保と業務効率化も必須だ。介護事業の新しい成功モデルとは?

改訂第2版 精神保健福祉士国家試験 専門科目キーワード

長坂 和則 (著者)

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2021/09

全23回分の国試過去問からキーワードを厳選して掲載!!
これまでの「精神保健福祉士国家試験 専門科目」のすべての過去問を徹底分析し、キーワード・重要語句・頻出語句をカテゴリーごとに抽出。正答の文例を豊富に掲載することで、語句の暗記のみならず、必要知識・周辺知識の定着と国試合格へ受験生を導きます。

救急患者支援 地域につなぐソーシャルワーク

救急認定ソーシャルワーカー標準テキスト

救急認定ソーシャルワーカー認定機構 (監修)

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2017/09

2016(平成28)年より開始された救急認定ソーシャルワーカー認定機構による
「救急認定ソーシャルワーカー認定研修」の標準テキスト

医療ソーシャルワーカーは、救急で搬送されてくる患者の多くが抱える社会的ハイリスクを生活全体から俯瞰図的に把握したうえで支援・援助活動を実施している。超高齢社会の到来、貧困、虐待、犯罪、など現代社会が抱える課題に迅速かつ精緻に対応ができる「救急医療ソーシャルワーカー」を認定する制度が始まった。本書は、認定の際に必要となる研修会のテキストであり、救急現場で医療チームの一員として働くソーシャルワーカーのために必要な基本的な医学的知識と技能が学べる1冊となっている。一方、看護師、医師、関係機関など多くの皆様にも必要な知識がちりばめられている。とくに第3部の事例集は、実践に大いに役立つ。

福祉は誰のために

ソーシャルワークの未来図

鶴 幸一郎 藤田 孝典 石川 久展 (著者)

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2019/08

「福祉」とは、「人の存在と生活の安全保障」である。(本文より)

「福祉」とは何か。なぜ福祉は必要なのか。「自己責任論」が蔓延する現在、「本来の福祉」を実現するためにソーシャルワーカーは何をすべきなのか。福祉の現場・教育・財政の視点から現代社会の課題を考究し、ソーシャルワークのあるべき姿を提起する。

ピンポイント解説!

アロマ&ハーブ療法Q&A

林 真一郎 (著)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2021/03

本書は,多忙な業務の限られた時間の中で,知りたい情報をピンポイントで得られるように一つひとつの内容を簡潔にまとめた.アロマ&ハーブ療法の基本的なことから臨床で悩む疑問までを解決でき,患者さんからの質問や日常生活の指導にも役立つような内容をQ&A形式で解説している.

当事者に聞く 自立生活という暮らしのかたち

河本 のぞみ (著)

出版社:三輪書店

印刷版発行年月:2020/03

それは可能なのだ

動かないからだ、ゆらぐ存在のままで。
重度障害の当事者たちが、医療・福祉施設を出て切り拓いた、地域の暮らしがここにある。

「できない」まま暮らす暮らしのありようがあるということ、それを知っておく必要があると思った。「できない」部分は介助者にやってもらうという自立のかたち。それはだめなことでも、情けないことでもない。ひとつの積極的な暮らしのかたちで、障害のある当事者たちがリハビリテーションへの批判とともに必死で打ち出した態度表明であり、資源確保への体当たり作戦だったのだが、知られていない。(「はじめに」より)

作業療法が生きる地域リハビリテーションのすすめ

いのち輝く生活の支援を目指して

石井 晴美 (著)

出版社:シービーアール

印刷版発行年月:2015/12

目次や推薦の辞にあるごとく、作業療法士ならではのリハサービスのメニューやコツが、実践をとおして示めされている。作業療法士であれば誰でもがこれだけのサービスを十分に提供できるものではないが、作業療法型の地域リハのモデルとして、とりわけ小規模型のモデルとして、経験をつめば、観察眼を澄ませば、地域や家族を理解すれば、地域に関わる資格のある作業療法士に対してのみでなく、スタッフのかたがた、ボランティア、行政のかたがたにも目標とすべきものが示されている。ここでは本書の出版に著者とともに尽力された鎌倉矩子氏の推薦の辞を引用して、紹介に変えたい。
 「本書には訪問リハやデイサービスなど地域で作業療法を実践するためのノウハウが惜しげもなく述べられている。誰もが普通の生活の中で行う作業こそが、ひとの心と体をととのえ、鍛え、よろこばせるのだという認識。これこそが作業療法の源流の基盤であったことをあらためて思った。 ー推薦の辞(鎌倉矩子)より

リハビリテーション的障害論

そもそも障害ってなんだ

加賀谷 はじめ (著)

出版社:シービーアール

印刷版発行年月:2015/12

「障害」をいわゆるただのインペアメントと捉える専門職はもはやいないであろう。しかし、ともすれば機械的に関連づけて、その軽減のための技術の修練に専心する真面目なセラピストも少なくない。本書は「障害」がそのような物理的法則に規定されるものでなく、意思と感情と知性をもった人間特有のものであり、この問題に取り組むことは人間存在そのものの本質的考察と決して切り離すことができないものだとして、その本質的側面について考察する。例えば「障害」をつくっているのは、社会であり、環境であり、技術であると。その他、比較の対象とされること、あるいは告げるものとしての他者の存在、さらには「障害」の構造と関連づけて「障害」の外在性、内在性、全体性という面にも言及している。
セラピストとしての豊富な実践経験と当事者の方の実例や書物を例に挙げ、リハビリテーションとは何か、そもそも専門職はどうかかわるべきかについて提言する。

障害受容からの自由

あなたのあるがままに

田島 明子 (編著)

出版社:シービーアール

印刷版発行年月:2015/10

行間から命懸けで生きている「当事者」たちの生身の声や共感が聞こえてくるような本です。
 「障害受容」というテーマは従来リハビリテーションの研究者、医師、セラピスト、看護職、その他医療専門家の間で、リハビリテーションにおける究極の過程であり、「受容することで」当事者に価値の転換を促し、積極的にリハ訓練に取り組む契機となる、リハにおけるいわば目標として位置付けられてきました。しかし「障害」はひとり当事者のみの問題ではなく、家族、支援者(治療者を含む)さらには文化や宗教にも関わる多元的な問題であり、「受容」という課題は、それぞれの立場により大きく異なる複雑で輻輳的なものです。また専門家の用いる「障害受容」については当事者への「受容」の押し付け、圧力にもなりかねないことから、近年、特に専門家の用いる「障害受容」の言葉の使用法に対しての批判も少なからず提起されるようになってきています。
 このような状況のなかで、「障害受容について/から考える研究会」を立ちあげ、本テーマにつき3年間、14回にわたって議論を重ねてきた、主としてリハ専門職の人たちが、当事者、家族、支援者の参加を得て、ともに生身で語りあった記録をもとに書籍化したものです。
「障害受容」の意味を考える中で「障害を生きること」の肯定こそが重要ではないかという結語に至った人たちによって編まれています。
 どれもこれも深い内省に富んだ文章がならんでいますが、とりわけ感動するのは当事者や家族の方たちの命懸けで生きている、声や支援者の共感の声が聞こえてくるような文章が随所に散りばめられていることです。

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