
学生のための精神医学 第3版
●最新精神医学,精神科医療情報を取り入れるとともに,精神科医療を取り巻く社会構造の変化に則した内容をわかりやすく記載.
●重要専門用語を統一し,表記方法に工夫を加えて読み取りやすい形式に変更.修得した精神医学的な基礎知識が臨床現場において応用的かつ効果的に活用される内容にすることを目指した.
●精神科医療に関係する法律(精神保健福祉法,障害者総合支援法など)の改正に伴い修正を行った.

精神診療プラチナマニュアル 第2版
わかりにくい精神科を、さらにわかりやすく
精神診療に必要かつ不可欠な内容をハンディサイズに収載。臨床における迷いを払拭するコンパクトマニュアル。よく遭遇する疾患に関する記述を充実させレアな疾患の記述は抑えるなどし、「本当に必要なものに絞る」ことを徹底。改訂により新たに2つの章を追加し全体をアップデート、約30頁増。定価据え置き。拡大版(Grande)も同時発売。精神科後期研修医はもちろん、他科の医師、初期研修医、看護師、薬剤師、さらには公認心理師など、幅広い職種にお薦め。

DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル
精神疾患の国際的な診断基準、9年ぶりのアップデート!
米国精神医学会(APA)の精神疾患の診断分類、第5版のText Revision。DSM-5が発表された2013年以来9年ぶりに内容をアップデート。日本精神神経学会による疾患名の訳語も大幅にリニューアルとなり、全編新たな内容としてリリースする。

せん妄診療実践マニュアル 改訂新版
せん妄診療の定番書が,「ハイリスク患者ケア加算」に合わせて内容を刷新!現場に即した診療フローと豊富な図表を用いた解説で,効果的・効率的なせん妄対策のために「いま,何をすべきか?」がすぐわかる!

しくじり症例から学ぶ精神科の薬
病棟で自信がもてる適切な薬の使い方を精神科エキスパートが教えます
レジデントノートの好評連載が単行本化!入院患者さんが精神症状を発症したとき,起こりうる「しくじり」を防ぎ,病棟トラブルを解決!研修医・非専門医が精神科の薬を使うなら必ず読んでおきたい一冊

本当にわかる精神科の薬はじめの一歩改訂第3版
具体的な処方例で経過に応じた薬物療法の考え方が身につく!
非専門医のために,精神科の薬の基本と実践をやさしく解説!豊富な図表で作用機序や特徴,副作用などの押さえておきたい要点をパッと確認.症例では具体的な処方のコツがみえてくる!大人気の入門書が待望の大改訂!

ストール精神薬理学エセンシャルズ 第5版
「ストール本」旗艦テキストが8年ぶりに全面改訂!
さらに洗練、さらに使いやすく
難解なため敬遠されがちな精神薬理学の基本原理を、著者Stahlのユニークな文章とオールカラーの図により、できるだけ平易にわかりやすく解説するベストセラーテキストの全面改訂版。すべてのカラー図版を新しい色や陰影を使いアップデート、さらに見やすくなり、解説と合わせて精神薬理のメカニズムを概念的に学べる工夫が凝らされている。参考文献の総数は旧版の2倍となり、より深く学習する際に有用。精神薬理学の定本として、臨床医、研修医、研究者必読・必備の書。

精神科の薬がわかる本 第4版
好評定番書の内容改訂&オールカラー化!「精神科の薬を取り巻く環境の変化や新薬を、著者の臨床実践を基に追加」というコンセプトはそのままに、よりわかりやすく見やすく紙面を刷新。社会背景とともに変わっていく薬の評価や役割。氾濫する情報にまどわされないためにも、医療職だけでなく精神科の薬にかかわるすべての人が手元に置いておきたい1冊。

精神科レジデントマニュアル 第2版
レジデントにも、専門医を目指す方にも。精神科臨床のエッセンスがつまった一冊。精神科レジデントや若手精神科医が日常的に遭遇する精神症状・疾患や診療場面で直面する諸問題への対応などについて、コンパクトにまとめ、気になる事柄をすぐにその場で参照できるマニュアルの改訂第2版。
*「レジデントマニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。

自信がもてる!せん妄診療はじめの一歩
誰も教えてくれなかった対応と処方のコツ
悩める病棟医は必携!せん妄かどうかをしっかり見極め,正しい対処法の基本を丁寧に解説した入門書です.患者に応じた抗精神病薬の使い方,ケーススタディも多数掲載し,病棟ですぐに使える対処法が身につきます!

カプラン臨床精神医学テキスト 第3版
DSM-5診断基準の臨床への展開
DSM-5準拠、高評と信頼を得た最高峰のテキストが大改訂!
臨床精神医学のスタンダードテキスト、11年半ぶりに改訂。DSM-5に準拠し、全面的に更新。治療薬は薬理活性と作用機序に従って分類し、薬力学、薬物動態、用量、有害作用、薬物相互作用を最新の研究に基づき記載。旧版同様に具体的な症例提示を広範に用いている。小児期の疾患は新しい診断カテゴリーを反映し、徹底して内容を見直した。新規に、徴候と症状に関する用語集を巻末に付録として追加。精神科医はもちろん、臨床心理士、ソーシャルワーカー、精神科看護師、その他精神保健関連職種に必読・必備の書。

睡眠障害の対応と治療ガイドライン 第3版
●最新の睡眠障害国際分類(ICSD-3)に対応した解説!
●新薬(スボレキサント(ベルソムラ))に関する情報の追加
●睡眠薬の適正使用に関する項目の追加
●付録のダウンロードサービス
「1冊でよくわかる」「とても読みやすい」と大反響を呼んだ「睡眠障害の対応と治療ガイドライン」の第3版。薬剤情報をアップデートし、最新の睡眠障害国際分類(ICSD-3)にも対応しました。「睡眠時間は8時間が一番いいの?」「睡眠薬以外の治療法は?」「不眠の人にはどう対処すればいいの?」などの疑問や、睡眠障害の診断方法とその治療法について、睡眠障害の専門医がわかりやすく解説します。第3版では、患者への説明に使える付録をダウンロードできる購入者限定のサービスも付いています。

向精神薬と妊娠・授乳 第3版
向精神薬の豊富な有効性・安全性情報,症例解説など,精神疾患をもつ女性の妊娠・授乳への対応に必要な情報や知識をまとめました.また,改訂3版では,情報のアップデートを行うとともに,ガイドラインの動向,妊娠中ストレスの児に対する影響,多職種連携に関する解説などを加えました.リスク・ベネフィットを考慮して向精神薬を適切に用いるために,精神科領域・産婦人科領域で即戦力となる一冊です.

≪Essence for Resident≫
気になる向精神薬
向精神薬って気になりませんか? 知りたいけどなかなか学ぶ機会がない…。そんな医療者も多いはず。そんな方にとてもオススメです! 向精神薬の基本と、理解を助けるための精神疾患のおさらいを、天沢先生が優しく分かりやすく解説してくれます。心のケアも含め、より奥深い医療を提供できるようになりませんか?

睡眠専門医がまじめに考える睡眠薬の本
(電子書籍版)
睡眠薬で不眠症が治らないのならどうすればいいのか? 多くの医師は不眠症の治療において睡眠薬しか選択肢を知らずに見よう見まねで処方をしている。スタンフォード大学睡眠医学センターで不眠症を治療してきた睡眠専門医の河合真医師が睡眠医学の知識と不眠症の特性をひも解き、「不眠症の治癒(=睡眠薬の中止)」に至るまでの考え方を解説する。

チックのための包括的行動的介入(CBIT)セラピストガイド
トゥレット症とのつきあい方
CBITの治療者用テキスト。薬物療法ではコントロールしきれない、この難しい障害に対する比較的有効な対処のための様々な工夫を網羅。外来で簡便に利用できる心理教育の要点や環境調整の様々なシチュエーションに応じた治療的介入のサンプルを具体的に記載。行動療法的介入の要点も簡潔にまとめられており、日常臨床で活用したい一冊。

はじめての減酒治療
近年、アルコール依存症治療に対する新しいアプローチとして減酒治療が注目されています。2019年には減酒治療薬ナルメフェンが使用可能となり、減酒治療を始める医療機関が広まってきました。
本書では、わが国で初めて減酒外来を開設した久里浜医療センターの、アルコール依存症診療の国際的第一人者である編者を中心に、減酒治療の実際、減酒外来のポイント、総合病院・職域指導やクリニックにおける減酒治療の実践について、症例を交えながら解説しました。
また、減酒治療薬として使用されているナルメフェンについても1章を設け、エビデンスを挙げながら、ナルメフェンの作用機序・有効性・副作用を解説しています。巻末には、「断酒にすべきか減酒にすべきか」など、実際的に判断に迷うケースを想定したQ&Aを設けました。
上へ戻る
序文
最近、一部のアルコール依存症者に減酒の可能性が示唆され、減酒治療を行っている医療機関が増えてきた。また、2019年から減酒を目的とする治療薬であるナルメフェンが使用可能となり、減酒治療に拍車がかかっている。筆者の知る限り、最初の減酒外来は久里浜医療センターで開設された。本書の分担執筆者である湯本洋介先生が、減酒外来の先駆者として、臨床経験を積み重ねてきている。内科の分野で減酒外来を早期に始めたのは吉本尚先生である。一般病院での実践が大学から理解とサポートを得て、現在、先生は筑波大学附属病院で減酒外来を展開している。一方、クリニックでの減酒治療の先駆者は、さくらの木クリニック秋葉原の倉持穣先生である。先生は依存症の減酒の可能性に早くから着目し、東京のオフィス街で減酒治療を行ってきている。本書は、これら各分野の先駆者に減酒外来について執筆していただいた。内容は、依存症も含めたアルコール使用障害の概要、減酒の方法、ナルメフェンの作用機序・有効性・副作用、減酒で注意すべき疾患、専門医療機関やクリニックでの減酒外来の実際などである。また、依存症のみならず多量飲酒者の減酒に関して職域は重要である。田中完先生には、職域と減酒外来の連携について執筆いただいた。先生は産業医として長きにわたり、職員の飲酒問題に積極的に取り組んでこられている。
減酒治療はある意味で魅力的である。患者の受診のハードルを下げ、いわゆる治療ギャップを埋める効果があるだろう。しかし、アルコール依存症治療の大原則は断酒の達成とその維持であることを忘れてはならない。断酒が最も安全かつ安定的な治療目標である。減酒治療を患者のアルコール依存度や関連問題の程度を考慮せずに実施するのは危険である。本書は、そのような点についても、実践に基づく情報を提供している。減酒治療に関しては、未だエビデンスの蓄積が非常に乏しい。本書がこの部分を補い、減酒治療や指導を始める、または疑問を抱えながら既に実践している医療者の道標として使用されることを願う。

行動医学テキスト 第2版
待望の第2版.日本行動医学会,策定のコア・カリキュラムに準拠した学会公認テキスト.
日本行動医学会公認のテキストとして「行動医学」や「行動科学」の歴史や概念,臨床における実践などをわかり易く解説する初学者向けの入門書.精神医学,心身医学,心理学,公衆衛生学,看護学などの教育場面におけるテキストとして,また医療現場でスタッフが臨床に活用できる実践的な内容を網羅的に解説した実践的な標準教科書.2015年に刊行された初版に最新の知見やデータを反映して加筆修正された第2版.

精神科治療薬の考え方と使い方 第4版
「ストール精神薬理学エセンシャルズ」準拠
152の治療薬を網羅! 臨床に役立つ”もうひとつの”ストール本
「ストール精神薬理学エセンシャルズ」の姉妹書、7年ぶりの改訂。臨床実践に焦点を当て、治療薬の理解を深める考え方と臨床に即した使い方を提示する。改訂にともない新薬が追加され、著者ストールのユニークな主張が垣間見える「臨床の知恵」も大幅更新。ストールの簡潔で鮮やかな記述、オールカラーで見やすく調べやすい構成は引き継がれ、日本での「商品名」「適応」「投与法」「警告・禁忌」の記載は今版でも継続。「エセンシャルズ」との併用でより理解が深まる。

精神科医はそのときどう考えるか
ケースからひもとく診療のプロセス
豊富な症例提示を通して精神科医が身につけるべき思考プロセスや臨床上の着眼点について解説し、その中に精神医療・精神医学に関する著者のフィロソフィーを盛り込んだ1冊。精神科全般に精通する臨床家として有名な著者の長年の臨床経験を凝縮した、ライフワーク的な著作と内容は、精神医学の初学者からベテランまで、どのレベルの読者が読んでも得るところがあるであろう。