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レジデントのための

やさしイイ呼吸器教室 第3版

ベストティーチャーに教わる全29章

長尾 大志 (著)

出版社:日本医事新報社

印刷版発行年月:2019/04

呼吸生理、胸部X線、抗菌薬...
みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説しました。

最新ガイドラインを踏まえ、さらにわかりやすくなった第3版。
講義や実習の中で見えてくる「みんながつまずくポイント」を、著者ならではのティーチングセンスでやさしく解説しました。
これから呼吸器内科をローテートする方はもちろん、呼吸器診療のエッセンスを身につけたい他科の先生方にもお勧めします。

ベクトル視点でやさしく読み解く

呼吸器外科手術解剖イラスト

杉尾 賢二 (監)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2023/04

若手呼吸器外科医が習得しなければいけない胸腔鏡手術における胸腔内の解剖をイラスト化し,「自分が今どの方向から何を見ているか」「対象臓器にどのような力が加わりどう変形しているか」という2種類のベクトル視点で解説.モニターでは視認できない奥に隠れた臓器も描かれており,解剖・手術手技の理解を深めることができる.全編にわたって目を見張るほど美しいカラーイラストが掲載されており,手術室ナースにとってもテキストとなる1冊!

誤嚥性肺炎 50の疑問に答えます

吉松 由貴 (編著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2021/12

誤嚥性肺炎の診療は奥深く、ただ漫然と抗菌薬治療を行うことは決してベストとはいえません。誤嚥性肺炎をどう診断するか、どうすれば緩和できるのか、誤嚥性肺炎の入院患者さんや退院を迎える患者さんへはどう接するのがよいか、終末期で医療従事者ができることは何かなど、それぞれのステージによってすべきこと、してはいけないこと、工夫できることがたくさんあります。いつも主治医だけで判断するのではなく、患者さんや患者さんのご家族の思いも重要です。そして、他職種との連携も必須です。長年誤嚥性肺炎の患者さんを診療してきた著者らが、日々実際の現場でどのようなことを考え、どう対応しているかなどを丁寧に解説しました。

推薦のことば

もともと緩和ケアを目指していた呼吸器内科医である吉松医師と山入医師の雄編です。淀川キリスト教病院の元同僚であり、全人的医療を当たり前のものとして血肉にしてきた二人です。中を歩くだけで全体からハートウォーミングなオーラが出ている病院で切磋琢磨した二人の高齢者医療に対する熱意はただならぬものを感じます。

まったくの余談ですが、私は医学生の頃、淀川キリスト教病院に憧れていて、同病院のマッチングの筆記試験と面接を受けたことがあります。あまりに人気だったため(応募は200人を超えていたと思う)、まったくマッチ上位に入れなかった記憶があります。

今後、市中肺炎よりも遭遇する頻度が高い疾患が誤嚥性肺炎です。高齢化社会を迎えるにあたり、どの診療科も避けては通れません。20年前の医師国家試験なら「絶食」、「アンピシリン/スルバクタム」を選べば正解がもらえましたが、今の医療現場では違います。絶食、安静臥床、抗菌薬というモノトーンな誤嚥性肺炎診療は前時代的となったのです。
「医師が指示しても、リスクが高いから他職種は食べさせたくないという」、「絶食にしないと、再度誤嚥したときにインシデントになってしまう」、「老衰だからあまり無理させたくない」など、医療従事者側にはいろいろな思いがあるでしょう。私も「自分の家族ならこうしたいけど」と本音を持っていても、医療安全的な側面を考慮して対応しなければならない病院側の事情もよくわかります。落としどころに迷って「絶食、内服時のみ飲水可」という指示を出している医師もいるかもしれません。しかし、本書ではその矛盾点を優しく指摘しています。私も、誤嚥性肺炎の患者さんから幾度となく「死んでもいいから食べたい」と言われたことがありますが、呼吸器内科医になったばかりの頃「それはだめです」と言ってしまった対応を、今でも悔やんでいます。

誤嚥性肺炎は、個々の医療従事者だけでなく病院全体のポリシーが問われる疾患です。多職種が集まって、協力してゴールに向かって歩き出さねばいけません。ただ肺炎を治療するだけでなく、退院後の生活を考え何度も話し合わなければ、解決できない問題がたくさんあります。

私にとって、誤嚥性肺炎とは、どちらかといえば医療者が苦しい思いをして対峙する疾患だと思っていました。しかし、著者の二人は決して悩み苦しみ抜く疾患として捉えておらず、患者さんに何ができるだろうかという突破口を見つけることをまるで楽しみにしているかのような、前向きな姿勢です。

たぶんそれは、「何を以て誤嚥性肺炎の治療と成すか」について、見えている景色が私たちと少し違うからかもしれません。であれば、一度本書で視点を変えてみませんか。

国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科
倉原優


はじめに

誤嚥性肺炎の診療は、単調なようで、奥深い世界です。鑑別診断や抗菌薬治療はもちろん、栄養面への介入、体調の変化への対応、他職種との協力体制、家族背景や退院後の生活への配慮、終末期医療……。医師として長く臨床をしていくうえで、大切なことがたくさん詰まっています。これほどの全人医療を教わる機会はなかなかありません。若手の頃に患者さんに向き合って真摯に診療することで、専門分野に進んでからも必ず役に立つものです。

私たちは卒後まだ何もわからないときに、淀川キリスト教病院の呼吸器内科で、研修を始めさせていただきました。それはそれはあたたかい先生方に、医師としての在り方を昼夜、教わりました。誤嚥性肺炎の患者さんを主治医として受け持ち、全人医療を目の当たりにしました。研修後も呼吸器内科を専攻し、患者さんのために身を粉にして働く先生方の仲間に入れていただき、育てていただきました。思いやりあふれる看護師に、患者さんに尽くす心を教わりました。各療法士や栄養士、薬剤師、社会福祉士にいつも助けられ、広い視野をもって、導いていただいていました。

当時は呼吸器内科を学んだのちに緩和ケア医になると偶然にも同じ目標を抱いていた二人が、今も呼吸器内科医の道を歩んでいるのは、決して偶然には思えません。初めの5年間で教わったことを基盤に、嚥下やリハビリを学んできた吉松と、感染症領域で修練を積んだ山入が力を合わせ、一冊の本となりました。誤嚥性肺炎の診療で抱く疑問を、少しでも解決へ導く道しるべとなることを願っております。

2021年11月
飯塚病院呼吸器内科
吉松由貴
大阪市立総合医療センター呼吸器内科
山入和志

ビギナーのための胸部画像診断 Q&Aアプローチ

髙橋 雅士 (著)

出版社:学研メディカル秀潤社

印刷版発行年月:2016/04

研修医が胸部画像診断で一番教えて欲しいことを中心に、質問を設定。
その質問に答えるような形式で解説した好評の画像診断誌の特集号に新規項目を追加し、より充実させて単行本化。
日常臨床での素朴な疑問に答えられる一冊です。

呼吸器外科テキスト[Web動画付] 改訂第2版

外科専門医・呼吸器外科専門医をめざす人のために

日本呼吸器外科学会 / 呼吸器外科専門医合同委員会 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2021/04

日本呼吸器外科学会「呼吸器外科専門医修練カリキュラム」と「認定試験問題内容」に準拠.今改訂では呼吸器外科専門医をめざす医師の自己学習ならびに専門医取得者の知識更新のために広く活用されることを目的とした初版の内容をアップデート,web動画も添付し,より一層充実した内容となった.外科専攻医,外科専門医,医学生,外科医をめざす学生・研修医,内科医,呼吸器外科指導医・外科指導医も対象とした必読書.

一筋縄ではいかない症例の肺がん治療

倉田 宝保(編集) 吉岡 弘鎮 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2023/10

“一筋縄ではいかない”肺がんの悩ましい症例でエキスパートがどのように考え,どういった点を注意しているのか,ポイントを押さえてわかりやすく解説。
肺がん罹患者には,高齢患者や合併症をもつ患者が多いが,エビデンスが乏しく,ガイドラインで明記されていない症例も多くみられる。また,まれな組織型例や転移例など,判断の難しい場面も多い。そんな悩ましい症例に対して外科医と内科医の双方の視点から「ここが一筋縄ではいかない」と症例ごとにポイントを整理し,エキスパートがどう考えどう対処・治療しているかを丁寧に解説した。臨床現場の「困った」にずばり応えた1冊!

京大式 肝・腎・肺移植マニュアル

伊達 洋至 波多野 悦朗 小林 恭 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2023/09

肝・腎・肺,および膵・膵島移植,小腸移植において京都大学で確立・実践されている移植医療の精髄をまとめた.移植医療に携わる医師,移植コーディネーターをはじめ移植前から長期外来管理まで協同して患者をサポートするメディカルスタッフやソーシャルワーカーまで,多領域・多職種にとって必要な幅広い知識を網羅し共通理解の助けとなる実践書である.

イラストで理解する呼吸器外科手術のエッセンス

伊藤 宏之 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2021/04

呼吸器外科手術における開胸・胸腔鏡の両手技で必要な局所解剖と全体解剖を学べるテキスト。著者による1,000枚以上の立体的、リアルなカラーイラストで、呼吸器外科手術のエッセンスを理解するための一冊。呼吸器外科手術の基本的な概念や論理的な理解、手術のエビデンスや手技の実際から、トラブルに対するリカバリーショットまでを習得できる、最高の指南書である。

胸部画像診断と呼吸器外科手術

画像診断を究めて手術力を向上させる

近藤 晴彦 (編集)

出版社:Gakken

印刷版発行年月:2022/03

外科医と放射線科医が解説する,呼吸器外科手術に役立つ胸部画像診断のノウハウがつまった一冊.
診療経過に沿うべく術前と術後に分け,疾患ごとに画像診断を両科の医師が解説.
動画でも画像診断を解説した必携の書.

胸腔鏡下肺区域切除術のすべて

3DCT画像と動画でコツがつかめる

大泉 弘幸 (編)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2023/06

従来の肺区域切除術は開胸による直視下手術が主体であった.胸腔鏡下手術はそのアプローチの特性上,全く異なる視点からの操作が可能となった. CTおよび3D CT画像での正確な解剖構造の把握に基づいた,実際のテーラーメイド手術動画を70以上収め,視覚で切除術のコツがつかめる. また,本書では執筆者の豊富な経験から肺静脈先行処理(Vein first strategy)の利点を駆使しつつ,侵襲と解剖構造の変化を最小限とするためのより精緻な手術を紹介している. 本書は,総論と各論の二部構成になっている.総論では解剖や基本的手技の要点を解説.各論では,「定型的肺区域切除」「非定型的肺区域切除」「単孔式肺区域切除」「ロボット支援下肺区域切除」のカテゴリー別に症例を紹介.各症例,要点,手術計画,手術解説を端的に示している.これからの新しい技法を,ぜひあなたの手術チームでも!

ナース・研修医のための

世界でいちばん愉快に人工呼吸管理がわかる本

古川 力丸 (著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2013/04

【史上最高にわかりやすい人工呼吸器本】

意外とあやふやな人工呼吸管理の目的・流れをしっかり押さえて、酸素化・換気の評価と調節、血液ガスと酸塩基平衡、ちょっとがんばって呼吸メカニクス、基本の換気モードから特殊病態への応用まで、楽しく読めて人工呼吸管理の基本がすべて身につく!

胸部外科レジデントマニュアル

小野 稔 (他監)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2019/10

東大胸部外科の強みは心臓外科と呼吸器外科が密に協力して診療にあたっていることである。心臓と肺、呼吸と循環は車の両輪であり、片方に問題があれば、もう片方にも問題が生じても何ら不思議はない。高齢化社会の今、名外科医たるもの、診療科の垣根を越えて視野を広くもち、関連するサブスぺ技術を学ぶことはもはや必須である。本書はイラストを多用し、初学者から専門医を志向する医師まで広く役立てて頂けるよう編集した。

*「レジデントマニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。

最新 呼吸器内科・外科学

伊達 洋至 平井 豊博 (監修)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2019/10

本書は,日々専門医として診療に従事してきた,京都大学医学部附属病院と関連病院の医師らが総力をあげて執筆したものです。呼吸器病学の総論から各疾患の診断・治療まで全般を網羅しており,医学生や研修医の教科書としてだけでなく,これから専門医を取得されたい方にも準拠した形式を備えて編纂されており,呼吸器診療に従事されている方々も含め,幅広くご活用いただければ幸いです。
(伊達 洋至/平井 豊博「序文」より)

~臨床・画像・病理を通して理解できる!~呼吸器疾患:Clinical-Radiological-Pathologicalアプローチ

藤田 次郎 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2017/04

呼吸器疾患の臨床所見(Clinical)、画像所見(Radiological)、病理所見(Pathological)の三者の統合(カンファレンス)を切り口としたテキスト。疾患の病態から鑑別診断の考え方、「どんな画像が見られ、病理から何がわかるか、CRPカンファレンスを通した総合的な診断と病態把握まで、実臨床における診断過程に沿った構成でまとめ、知っておくと役立つ治療戦略の考え方も随所に盛り込んだ。X線・CTの画像所見と病理所見を多数供覧しながら総合的な呼吸器診断が学べる若手医師に特におすすめの1冊。

エキスパートに学ぶ!完全胸腔鏡手術[Web動画付]

河野 匡 (著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2020/05

患者に負担が少なく低侵襲の手術である完全胸腔鏡手術を25年以上にわたり一貫して行い、7,000例以上の豊富な手術件数を有する著者の渾身の一冊。手技の工夫やトラブルシューティングなどもふんだんに収載し、同手技を余すところなく披露。豊富な写真とWeb上で閲覧できる200分を超える動画で同手技をていねいに解説した。

気管支鏡診断アトラス

峯下 昌道 (監)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2018/11

CT画像から気管支分岐を正確にイメージし、肺末梢の病変まで捉える気管支鏡“枝読み”術。その手法を駆使し診断に至った症例を多数提示する。10 steps methodを用いた気管支鏡所見の見かた、生検・擦過のコツ、病変の分類・評価のポイント等、著者が長年の経験により培ったノウハウも併せて解説。中枢病変・末梢病変の診断過程をトレースできる実践的なアトラス。

ナース・研修医のための

世界でいちばん簡単に血ガスがわかる、使いこなせる本

古川 力丸 (著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2016/02

【Dr.力丸の史上最高にわかる血ガス本!】

血ガスなんて15分で読めるようになる! 3ステップ法で○○性○○ーシスがわかれば、大事なのは原因検索と対応。だって、分類するだけじゃ治療もケアも進んでないでしょ? 臨床で血ガス値を使いこなしたいあなたのための、Dr.力丸流かんたん血液ガストーク。

イラストでよくわかる! 秘伝の手術手技83

手術手技研究会 (編)

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2015/04

伝統ある「手術手技研究会」が本気になった! 開腹・鏡視下・消化管・実質臓器,どんな外科手術でも役に立つ、基本手技の「秘伝のコツ」を83本伝授! といっても堅苦しい手術書ではございません。会話調の説明文とわかりやすいイラストでレクチャーするので,基本スキルを楽しみながら身につけられます。各チャプターの合間に登場する本書の主役、レジデント大村くんの悪戦苦闘マンガを読んだらもうあなたは本書の虜! 外科って激アツ…。

淺村・呼吸器外科手術

淺村 尚生 (著)

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2012/07

呼吸器外科医としてこれまでに蓄積した手術手技の実際のノウハウを、単著でわかりやすくまとめた。単著であるからこそ書くことのできる“本音”の手術手技を解説している。手術手技の理論的背景を重視し、あえて失敗談などをも交えて解説することで、手技の本質に迫った。オリジナルの図を500枚以上掲載し、視覚的な理解を助けている。合併症に対するリカバリー手術、小手術、再手術なども解説した。

イラストで学ぶ系統的肺区域切除術 区切アトラス

野守 裕明 (著)

出版社:文光堂

印刷版発行年月:2011/05

切除実質と手術創の縮小という低侵襲手術は昨今の潮流となっている.その流れに乗って肺区域切除術は注目の術式である.肺区域切除術は結核の外科治療として発達したが,現在は,肺癌治療のトピックスとなっている.術後の肺機能をできるだけ温存しつつ,再発の抑制を追求した本術式のスタンダードがここにまとめられている.

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