
臨床疫学 第3版
EBM実践のための必須知識
数式いらず!? 統計理論を基礎からわかりやすく丁寧に解説
世界的に高い評価を得ている臨床疫学の入門テキスト、10年ぶりの改訂。数式を極力用いず具体的な事例にもとづいて解説し、臨床疫学の基本原理や統計を用いた方法論を体系的に学ぶことができる。取り上げる事例を中心にアップデートが図られ、オールカラー化により見やすく読みやすくなった。各章の終わりには理解が深まる復習問題付き。医学生、研修医、臨床医、看護師、公衆衛生関係者等幅広く有用。

基礎から学ぶ楽しい疫学 第3版
疫学の初心者向けの定番教科書。著者一流の切れ味鋭くユーモアに富んだ語り口で、疫学研究の方法論、バイアスの問題、統計処理の方法など、疫学の基礎知識を学べます。第10章「疫学に必要な統計」では,平均の差の検定,割合の差の検定,相関係数の検定などの解説を追加。隠れファンの多い脚注も一読の価値あり!

高齢者施設でできる感染制御マニュアル
平常時の対応から押さえておきたい感染症まで
高齢者施設の医療職・非常勤医師のために施設での感染対策の基本がこの1冊に!
高齢者施設での平常時の感染対策は何をどこまですればいいの!? 感染症が発生したらどんな対応をとればいいの!?
しかし、高齢者施設には十分な数の医師や看護師が常駐していないことがほとんど。そんな、病院ではない、高齢者施設ならではの事情を踏まえて高齢者施設でもできる感染制御の基本を、施設感染対策のプロが解説します。
個人防護具の着脱法や、平常時の感染対策から個別の感染症に対する予防・感染制御策まで、施設に一冊おいておきたいマニュアルです。高齢者施設に携わる非常勤医師の方にもおすすめします。

乳幼児健診マニュアル 第6版
本書の編集委員会は、全国でもアクティブに活動する団体として小児科領域を先導しており、特に乳幼児健診では『福岡式』として全国的な認知度も高い。基本的なコンセプトは前版までを踏襲し、誰もがすぐに目を通せる要点をまとめた使いやすさを心がけ、乳幼児健診をあまり良く知らない人でも合格点の健診ができる本としている。今版では情報内容が更新され、さらに乳幼児にかかわるトピックやコラムもより充実した内容となった。

健康格差社会への処方箋
社会・経済的因子による健康格差の実態とその生成機序を「健康格差社会」と命名し各界にインパクトを与えた著者が、その後の研究や社会の動向を踏まえ、「どうすべきか」を示す「処方箋」。格差の要因を示すだけでなく、「格差対策に取り組むべきか」という判断の根拠をも提供、その上で国内外で実証されつつあるミクロ・メゾ・マクロレベルの戦略を紹介する。医療政策関係者や公衆衛生関係者に必読の1冊。

ここからスタート! 睡眠医療を知る―睡眠認定医の考え方―
大好評につき増刷!
睡眠医療初学者はここからスタート!
眠れないから睡眠薬を処方する。果たしてそれが睡眠医療と言えるのか?
睡眠認定医、中山明峰先生の睡眠医療のノウハウをこの一冊に凝縮!
睡眠のメカニズムから、問診、検査、治療計画、睡眠関連薬処方、さらには中日新聞にて掲載されたコラム50編もすべて収録。
イラストレーター中山信一氏のほのぼのとしたイラストを交えた、すべての睡眠医療初学者に向けた一冊です。

めまぐるしく変わる予防接種情報はこの1冊におまかせ!
予防接種の現場で困らない まるわかりワクチンQ&A 第2版
●初版刊行からこの3年の変化を踏まえ、全面改訂。新たに誤接種対策の章も加えました。また、2017年に新たに本邦で患者が発生したダニ媒介性脳炎や、デング熱についても記載。
●規定も多いものの、なかなかガイドライン通りにいかない予防接種。現場のさまざまな疑問に答えるべく、130のQuestionを収載しました。最近の予防接種に関する推移をこの1冊で整理できます。
●小児のワクチンはもちろん、成人のワクチン、またトラベラーズワクチンについても詳説。
●原稿執筆中も予防接種制度の様々な変更が繰り返される中、70名以上の第一線の専門家が何度も加筆修正。発行直前まで熱意をもってアップデートされています。

≪京大人気講義シリーズ≫
生体リズムと健康
地球上のあらゆる生物は、24時間を基礎として生活するリズムを持っており、人間にも同様の機構がある。この「生体リズム」に関する発見は最近特に多く、日常生活や健康と結びつけて解説されると、自己体験を通じて納得できることも多々ある。これらの現象に関する様々な知見は、「24時間社会」といわれる今、日常生活やビジネス、ヘルスケアで重要であるのみならず、子どもたちの成長や教育にとっても、とても大切である。本書では、これらの話題に関して、基礎知識から最新トピックスまでを具体的に身近な例を挙げて解説するとともに、我々が本来有している「生体能力」をどのように有意義に活用すれば、健康的な生活が維持できるのかを提示する。

≪サイエンス・パレット 16≫
サイエンス・パレット016 ウイルス
ミクロの賢い寄生体
私たちの歴史はウイルスとともにあるといっても過言ではありません。天然痘、黄熱病、SARS、AIDSなどの感染症の流行は、人類社会に大きな影響を及ぼしてきました。人類はウイルス感染から身を守る免疫システムを発達させ、ワクチンをはじめとした予防法や治療法を開発する一方、ウイルスも急速な変異でその裏をかく戦略を展開し、互いに進化しているのです。 本書では、人類のウイルス観の変遷、感染のしくみ、さまざまな感染症の起源と現状、治療技術の進歩、ウイルスの地球生命圏における役割、そして私たちとウイルスとのこれからの付き合い方に関する提言まで、ウイルスの全体像を描き出します。この小さな賢い寄生体がどこから来て、本当は何がしたくて、どこへ向かうのか。それを考えることのできる一冊です。

≪【あめいろぐ】シリーズ≫
あめいろぐ予防医学
“Ameilog” book on preventive medicine
在米日本人医療従事者による情報発信サイト「あめいろぐ」を書籍化。日本とアメリカの臨床を経験した若きエキスパートが、「米国のここがスゴイ」「日本のここがいただけない」「米国のここはどうか」「日本のここは際立っている」など、比較文化論的な視野から、臨床に役立つ本音ベースのノウハウを語ります。シリーズ第1弾「予防医学」では、総監修の反田篤志医師が「キレッキレッ」の論旨を展開。

睡眠からみた認知症診療ハンドブック―早期診断と多角的治療アプローチ―
認知症や脳疾患の予防には脳の役割を知り、適切な睡眠を確保することが重要であり、睡眠の観点から認知症予防と診療に重点をおいてまとめられた1冊!

快適な眠りのための睡眠習慣セルフチェックノート
医学的な睡眠の基礎知識から、今夜からできる睡眠改善のアイデアまでが詰まった実践書。
食事・運動などの生活習慣、布団や寝室の環境、朝の過ごし方など、様々なチェック項目に答えていくうちに、自分に合った快眠のヒントが見えてきます。
自分の眠りを見直すだけでなく、睡眠に悩む人へのアドバイスにも活かせる知識が満載!

やさしい感染対策入門書4
ますます!ねころんで読めるCDCガイドライン
【100分でわかるトレンド&エビデンス】
ミスターCDC,Dr.矢野の「ねころんで読めるCDCガイドライン」VOL.4!常に更新されるガイドライン・勧告から血管内カテーテル、ノロウイルス、インフルエンザ、HIVなど日常業務に関連深いテーマを厳選。ねころびながら感染対策のいまの潮流とその深ーい意味、エビデンスがいつのまにか身に付く。

よくわかる予防接種のキホン 第2版
小児、高齢者用から渡航用ワクチンまで
小児用から高齢者用、渡航者用ワクチン,そして新型インフルエンザワクチンに至るすべてのワクチンの情報を網
羅し,予防接種のリスクマネージメントや院内感染対策の予防接種,基礎疾患を持つ児への接種まで,多方面から
予防接種を取り上げた新しいガイドブック.帯状疱疹サブユニットワクチンの追加をはじめ、初版以降に変更のあ
った予防接種の方針やガイドラインなどの改正を反映した待望の第2版。

認知症と機能性食品
最新動向とその可能性
・認知機能低下の予防および認知機能の改善に資することが報告されている24の食品因子について、機能性食品の開発の最前線で活躍中の執筆陣が、基礎研究データやヒトでの臨床データの最新動向を紹介
・超高齢社会が直面する課題「認知症」の予防に向けて、食品がもつこれだけのポテンシャルをご覧ください

ハームリダクションとは何か
薬物問題に対する,あるひとつの社会的選択
「薬物依存症は刑務所に入っても治らない」,必要なことは処罰ではなく支援である,という著者らが公衆衛生政策としての“ハームリダクション”とは何か?について解説.

新衛生・公衆衛生学第6版
衛生・公衆衛生学の要点をQ&A形式でコンパクトにまとめた参考書。ポイントをつかんだ解説と、分かりやすい図解で理解が深まります。

健康格差対策の進め方
効果をもたらす5つの視点
健康日本21(第二次)の基本姿勢に加わった「健康格差の縮小」。本書は、その健康格差対策に役立つ理論や重要な5つの視点を押さえ、実践に活かせる事例を紹介・解説した実用書。自治体独自のデータの扱い方や健康に無関心な層への働きかけ方など、健康格差に関わる医療機関や行政機関の方々に、ヘルスプロモーションを効果的に進める知恵と工夫を伝授する。

国際保健医療のキャリアナビ
国際保健医療の仕事をめざす学生・社会人向けのキャリアガイド.30人のキャリアパスの実例を紹介した上で,仕事に就くための学び方や働き方を詳説.さらに,学生の質問に編集委員が答える座談会も掲載した.大学院等への進学や留学,インターンシップや履歴書の書き方等,役立つ情報が満載の本書は,国際保健医療の世界へ飛び立つための必携書.

生活習慣病の人間科学II
Human Science Lifestyle Diseases
「生活習慣病」という言葉をキーワードにして、内科学・心身医学・公衆衛生学・医療社会学・医療人類学といった様々な学際的・学融的観点から、現代における医学・医療の特徴・問題点について考察し、今後目指されるべき医学・医療のあり方を探索する。 本書は、一般的な「生活習慣病」の教科書で扱われている医療者の視点や行政の視点だけではなく、最終的には病者一人ひとりの苦悩にどれだけ向き合ってゆけるのかを究極の目標として構成されている。