
がん・放射線療法 改訂第8版
放射線治療にかかわるすべての医療従事者が知っておくべき,最新の実践的な知識やデータを網羅して改訂第8版.
辞書あるいは実践書として使える,がん放射線治療にかかわる医療従事者唯一のバイブル(教科書)が完成した.

≪画像診断の勘ドコロNEO≫
小児 画像診断の勘ドコロNEO
「画像診断の勘ドコロNEO」シリーズ,第8弾にして新たに小児領域が仲間入り!
小児専門でない放射線科医や,小児科医,小児外科医もかかわることがある疾患を中心に厳選し,疾患に対する概念や画像所見,臨床上の特徴などについてそれぞれ丁寧に解説。また,小児ならではの身体構造・特徴など,成人と異なる点についてさまざまな断面からの画像やシェーマを多数提示。各章に設けた「エキスパートに聞く」では,臨床現場でさらに役立つ情報を盛り込んだ。
単なる入門書に留まらない,充実の一冊。

画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン3
何ひとつ見逃さないための読影のポイント!
読みやすいカンファレンス形式で解剖,疾患の知識から読影のポイント,画像検査の前に知っておくべきことまで幅広く多角的に解説.さらに大事なポイントをまとめた「ポイントINDEX」も充実.効率よく学べます!

クイズで学ぶ画像診断「1手詰」 読影のキホンが身につく必修手筋101
画像診断コンテスト世界チャンピオン(Radiology誌Diagnosis Please7年連続受賞)と詰将棋看寿賞作家の異色の師弟コンビによる、基本的な診断の手筋を学べる詰将棋(クイズ)形式の書籍が登場。
本書は、画像診断について楽しく学ぶことができるよう、詰将棋の「1手詰」を模した、即診断可能な問題で構成。初学者向けに基本に忠実で、臨床的に診断意義の大きい症例をPart1:頭部、Part2:頸部、Part3:胸部、Part4:腹部、Part5:骨軟部と部位ごとに、100症例以上掲載しています。
また、解答ページでは「診断への一手」として、画像診断に必要な覚えておきたい手筋(ポイント)を詳しく解説。診断結果の後に、臨床→画像所見→鑑別疾患など、診断内容のフォローも記載されているので、大いに役立つこと間違いなし。
医学生、研修医・放射線専攻医を始めとする初学者はもちろん、臨床医・開業医、読影補助を担う診療放射線技師など多くの方におすすめです。
序文
“画像診断と将棋は似ている” ― 将棋観戦が趣味の私が以前からそう思っていたところに、一人の青年が当院に臨床研修医としてやってきた。彼は有名なトップレベルの詰将棋作家で、将棋と画像診断の類似性についても深く共感され、後に放射線医学の門を叩いた。本書の共著者、山路大輔先生である。
画像診断が将棋なら画像診断クイズは詰将棋である。詰将棋は読みの力を鍛えるのに良い訓練と聞く。画像診断クイズも同様で、クイズ症例となった疾患の勉強だけでなく、画像所見の考え方や病態の理解、鑑別診断の知識等、多くのことを学ぶことができる勉強法である。画像診断クイズでの勉強が好きで、普段から自己研鑽に取り入れている私であったが、ある日突然書籍のアイディアを閃いた。抜群の詰将棋作成センスを持つ山路先生に画像診断クイズの問題を作ってもらい、それを私が解説・監修するような形式とすれば、良い画像診断クイズ集が作れるのではないかと。
画像診断の本は専門医向けから初学者向けまで数多くの書籍が存在するが、クイズ形式のものは少ない。特に普段から画像診断を生業としていないが画像に関わる方(医学生・研修医・他科臨床医・放射線技師など)向けの、楽しく勉強できるようなクイズ形式の書籍はほとんどない。
本書は、初学者向けに基本に忠実で、かつ臨床的に診断意義の大きい症例を用意し、難易度を抑えクイズ要素を加えることで、詰将棋で言う「1手詰」に近いニュアンスの即診断可能な問題で構成されている。また、自信がついてきた方向けにも、付録として上級者向けチャレンジ問題を用意した。繰り返し解いていただき基本の手筋を身に付けていただければ、画像診断の基本的考えを理解していただけると思うとともに、筆者にとってこの上ない幸せである。
最後に、共著を快諾し多くの部分を執筆して下さった山路大輔先生と、編集・出版にあたり大変お世話になった金芳堂の皆様に謝意を表します。
2022年初夏
木口貴雄
“詰将棋” - これは自分の趣味の1つです。共通の趣味をきっかけとして、初期臨床研修では師匠の木口貴雄先生に懇意にしていただきました。その際、先生の高い診断力を間近で見て、憧れ、いつしか放射線科医を志すようになりました。
“画像診断と将棋は似ている” - これは先生のお考えですが、中でも強調されたのが、画像診断にはクイズ性があり、画像診断クイズを解くことが大きな勉強法である点です。これは将棋に例えれば詰将棋を解くことに相当します。将棋で勝つためには相手の玉を詰ませる必要がありますが、そのためには基本的な詰みの形・手筋を覚える必要があり、1手詰や3手詰などの短手数の詰将棋を解けるようになることが目安になります。この基本をマスターすることで、より長手数の詰将棋が解けるようになり、実戦において詰みを見つけることができるようになります。画像診断も同様で、正しい診断のためには、まずは基本的な診断の形・手筋を習得する必要があります。基本的な症例の診断ができるようになることで、さらに難症例の診断に辿り着くことができるようになります。
先生のお考えを聞いてふと思いました。「画像診断においても基本的な診断の手筋を学べる詰将棋(クイズ)形式の書籍があったら面白いのではないか」と。このアイディアをお話しすると、先生も同様のお考えを持っておられ、意気投合。瞬く間に本書の構想が浮かび上がりました。
今回、幸運にも放射線科医として駆け出しの自分が、木口先生という世界的トップレベルの画像診断医との共著の機会をいただきました。それに見合う、それ以上の内容に仕上げるべく奔走させていただきました。
本書は医学生・研修医をはじめとした初学者、画像診断は専門ではないものの日常診療で画像と関わる先生方を主な対象としておりますが、本書をきっかけに画像診断の世界に少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。
最後になりましたが、執筆および研究会でご指導いただいております木口貴雄先生と、出版に向けて尽力していただいた金芳堂の皆様に深くお礼申し上げます。
令和4年7月
山路大輔

≪画像診断の勘ドコロNEO≫
心臓・大血管 画像診断の勘ドコロNEO
「勘ドコロNEO」シリーズ第5弾は,心臓・大血管の画像診断の要点をコンパクトにまとめた一冊。「どこから学び始めたら良いか,基本がわからない」「循環器疾患や末梢血管の診断レポートを知りたい」といった声に応える。エキスパートによるとっておきの画像をとともに,画像所見や鑑別点を端的に解説。目玉となる「ここが勘ドコロ」はもちろん,押さえておきたい文献やガイドラインを取り上げた「必読」,教科書にない経験知が凝縮された「ここだけの話」など欄外も充実。経験者にも役立つ入門書。

改訂第3版 救急撮影ガイドライン
救急撮影認定技師標準テキスト
救急領域で活躍する診療放射線技師のための ―救急撮影ガイドライン―
4年ぶり待望の改訂!

放射線治療計画ガイドライン 2020年版
放射線治療計画のガイドラインが4年ぶりに改訂しました。モダリティや治療法の進歩、保険適用の拡大、各診療ガイドライン等に対応し、全体的にアップデートしています。各章扉に改訂のポイントをまとめたり、レイアウトを刷新してコメントを理解しやすくするなど、細かい使い勝手も向上しています。放射線治療に関わる医療従事者必携の一冊です。

フルカラーCGで学ぶ
MR撮像のポジショニングとテクニック
本書は,フルカラーCGによるポジショニング解説(コイルの選択や固定法を含む)をメインとした,MR撮像のテキストである。どうコイルを装着するかだけでなく,患者さんが安定した姿勢でいられる工夫やMRI検査を安全かつスムーズに進めるためのコツをわかりやすいカラーCGで解説する。
初心者でも検査イメージを掴め本書と同じ画像が撮れることを目標に,撮像パラメータやシーケンスの選択,撮像スライスの設定など細かな撮像方法を記載し,使用する機器のメーカーが違っても対応できる用語読み替え表も付記した。「これだけ読めば,適切なポジショニングやスライス設定ができ,必要な画像を安全かつスムーズに得られる」というエッセンスを凝縮した1冊。

画像診断ガイドライン 2021年版
画像診断専門医のみならず一般臨床医や診療放射線技師も利用しやすい内容となるように5年ぶりの大改訂を行った。全11領域の臨床課題をバックグラウンドクエスチョン(BQ)・クリニカルクエスチョン(CQ)・フューチャーリサーチクエスチョン(FQ)に分類し(BQが92、CQが23、FQが23)、それぞれの科学的根拠、益と害のバランス、患者の希望の一貫性、経済的視点などを踏まえて画像診断の指針を示した。

核医学検査技術学 第4版
最新の核医学技術を盛り込んだスタンダードテキスト.改訂4版では,あらたな放射性医薬品や最新核医学装置の画像処理法の解説、さらに最新PET-CT画像をオールカラーにし,臨床的な内容をアップデートした.

MRI応用自在 第4版
「MRIを実践するパワー・ユーザーと,医療画像機器メーカーに勤める専門家に,いかに理解しやすく説明するか」をコンセプトに,基礎から最新までのMRI技術を解説。
改訂にあたっては,近年大きく進歩した「高速撮像技術」「アーチファクト抑制技術」「拡散強調像」等の項目を充実させ,また各メーカーが開発した新しい技術についても解説。さらに臨床応用編では脳神経,乳腺,肝臓などの部位ごとに,技術の進歩を踏まえた有用な撮像方法についての記載に改めている。

新・医用放射線科学講座 医療安全管理学 第2版
医療安全の基礎から機器別の実践まで,診療放射線技師/学生必携の1冊!
●業務拡大・カリキュラム改正に対応した「実践的な学習」に役立つテキストの改訂版.
●「医療安全総論」では医療安全における基本理論から,公衆衛生、患者接遇、造影剤副作用など、医療安全における基本理念と概念の基本事項をコンパクトに解説
●「モダリティ別各論」では,近年の医療現場の変化を踏まえて内容を全面的にUPDATE!

放射線・医療安全管理学
診療放射線技師が身につける安全管理は「放射線管理」だけでなく,医療事故防止の観点から「医療安全」の基礎知識の習得は必須である.本書は診療放射線技師国家試験の出題基準ならびに教育カリキュラムにある「放射線安全管理学」,「医療安全管理学」を網羅し,コンパクトに一冊にまとめたテキストである.

フルカラーCGで学ぶ
X線撮影のポジショニングとテクニック
本書は,フルカラーCGによるポジショニング解説をメインとした,X線撮影のテキストである。診断に適した画像を得るためには,(1) 正しいポジショニング,(2) 意図どおりの画像になっているか判断するための正常像と解剖の理解,(3) 異常像の読影力の3つが必須である。本書はこの(1) 〜(3) を連動して理解できるように,体の部位ごとの代表的な撮影法について,ポジショニングをわかりやすいカラーCGで解説するとともに,正常画像や典型的な異常画像も適宜並べて掲載している。
「なぜその体位を取らせる(取らせない)べきなのか」「この体位が取れない場合の代替法は?」「どんなことを想定して撮影する必要があるのか」までを学べる1冊である。

≪みんなの呼吸器Respica2022年夏季増刊≫
テクニックいらずの胸部X線ヨミカタノート
【ICU必携!ポータブルX線読解のコツ】
「毎日撮影するX線画像はどこを見ればいい?」ナースが知りたい気管チューブ・カテーテル類の位置のチェック方法、集中治療中の経時的変化、異常陰影の見方をとことん解説。ベッドサイドで楽しく読みこなすコツを身につけて治療・看護・リハビリの評価に活かそう!

どう撮り,何を作成する?
手術支援に役立つ3次元CT画像
診療放射線技師を主な対象として,3次元画像を手術前の術式検討やシミュレーションを目的として作成・活用するために最適な画像の撮り方から,どんな角度でどんな種類の画像を作ればよいかまでを解説。
済生会熊本病院で作成された新人教育用の3次元画像作成マニュアルをベースに,技師が知っておきたい手術の術式や術野の解説,画像をオーダーした医師が求めているポイントを掲載。さらに,マニュアル内の「運用」部分についても付録として掲載。
書籍に連動したいくつかの3D画像作成の動画や手術動画を弊社HPにて視聴可能。

放射線治療 基礎知識図解ノート 第2版
圧倒的な図解と写真が特徴の教科書『放射線治療 基礎知識図解ノート』が大幅増量! 要望が強かった「物理」「看護」「ハイパーサーミア」を新章として追加し、各章も臨床現場の変化に合わせ、最新情報にアップデートしています。知識ゼロの学生でも、基礎に加えて、臨床でのポイントやテクニックまでこの一冊ですべてわかります。これ以上わかりやすく放射線治療を理解できる教科書はありません。

医用画像情報学 第5版
診療放射線技師を目指す学生の画像情報学を学ぶための定番教科書.今改訂ではコンピュータ画像診断と人工知能(AI)の章を新設,また実際の臨床現場で活用されている医療情報システムやセキュリティに関する最新知識も解説している.

放射線技術学シリーズ CT撮影技術学(改訂4版)
定番テキストが最新の撮影法を採り入れて,充実の改訂!
診療放射線技師の国家試験対策、全国の大学・専門学校の放射線技術科の講義に対応した教科書シリーズの一巻です。本書は、多くの放射線技術科で講義がもたれているCT撮影技術学の定番教科書の改訂版です。
今回の改訂では、CT撮像の基本である画面再構成と画像表示に関する章を大幅に改訂するとともに、デュアルエネルギーCTなどの最新技術も盛り込み、さらに3Dモデルによる再構成のパートは4色刷として、より理解が深まる内容としています。

≪診療放射線技師 スリム・ベーシック≫
放射線計測学 改訂第2版
本書は,「放射線計測学」を初めて学ぶ診療放射線技師養成校の学生を対象としたテキストである。
国家試験の出題傾向や,国内の放射線計測の現状に基づいた加筆修正を行うとともに,授業でより使いやすい1冊となるように解説や例題を充実させている。
シリーズの特徴である,①ストーリー性のある記述で初学者でも読み進め理解できる,②多くの図表や囲み記事で視覚的にポイントを理解できる,③巻頭の「学習到達目標」と項目の最後にある「おさらい」で講義や自己学習の状況を把握できる,という点も初版から引き継がれ,“教えやすく,学びやすい”1冊となっている。