子宮体癌取扱い規約 病理編 第5版
WHO組織分類(2020年)に基づき病理学的な取扱いを一新。これまでの組織学的予後因子に加えて分子遺伝学的予後因子が登場し、治療効果判定(ホルモン療法)、リンパ節転移の扱いや術中迅速組織診断についても適宜アップデートされた。巻末には精選された110枚の組織図譜や、付録として免疫組織化学に用いる抗体/マーカーの一覧表が収載されている。
臨床・病理
胆道癌取扱い規約 第7版
8年ぶりとなる本改訂では、最新のUICC TNM分類第8版に準拠するとともに、病理ではWHO分類第5版の内容を反映。また、前版の第6版改訂の際に削除された項目から、臨床上必要な情報は改めて掲載した。さらに、胆管癌、胆嚢癌、乳頭部癌の3分類で記載内容が重複しないよう構成や記載順を変更したほか、ゲノム診断における病理標本処理方法の項目の新設、臨床所見と病理所見のチェックリストの掲載など、より使いやすい内容となることを目指した。胆道癌診療において必携の一冊。
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
腎癌 第2版
2021年に腎癌取扱い規約第5版,2022年にWHO分類第5版が刊行され,組織型分類は複雑さを増し,日々の病理診断に難渋することも多くなった.また分子標的治療薬などが承認され,治療選択における形態的評価の役割も増している.そうした状況を踏まえ,今改訂では,最新知見を盛り込み,精選した病理写真とともに,定義や病理診断の要点,鑑別ポイントを解説した.臨床と病理の連携を目的に,画像診断や最新の治療についても解説する.
卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 病理編 第2版
WHO組織分類(2020年)に基づき病理学的な取扱いを一新。高異型度漿液性癌に関して、原発巣の決定基準を記載し、決定に至るまでの考え方をフローチャートにまとめた。巻末には精選された124枚の組織図譜や、付録として免疫組織化学に用いる抗体/マーカーの一覧表、臨床的取扱いに基づいた卵巣腫瘍の分類表が収載されている。
カラーアトラス 病理組織の見方と鑑別診断 第7版
●大好評の病理組織学実習書が待望の改訂!
●美麗かつ豊富な病理画像で,病理組織診断をわかりやすく解説!
●組織病理学を初めて学ぶ学生や病理学専攻の大学院生・研究生のための病理組織診断の好評書が待望の改訂!
●主要疾患の病理像をオールカラーの美麗な写真で豊富に収載し,丁寧に解説.疾患鑑別のポイントが理解できる!
●骨関節・軟部組織を含め,最新のWHO分類へ全章対応.
●下垂体の項目を追加するなど,とくに内分泌系の記述を拡充.
●疾患概念をめぐる新知見や研究動向に沿って全体をアップデート.病理画像も見直し,多数入れ替えを実施した
臨床・病理
原発性肝癌取扱い規約 第6版補訂版
今改訂では第6版の内容に部分的な変更を加え、第6版補訂版として刊行した。第6版の刊行後、分子標的治療が大きく進歩したことに伴い、化学療法の項を薬物療法に変更してアップデートするとともに、肝癌治療効果判定基準の改訂を行った。また、肝細胞癌だけでなく肝内胆管癌の治療効果判定にも使用できるよう改訂している。さらに進行度分類では、UICCのTNM分類との整合性などをふまえ、T因子にTXとT0の定義を追加した。
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
腎盂・尿管・膀胱癌 第2版
2022年にWHO分類第5版が発行され,分子生物学的な知見の集積が進み,免疫チェックポイント阻害薬及び抗体-薬物複合体薬が登場するなど,泌尿器系腫瘍病理を取り巻く状況は変化を続けている.本改訂では,尿路上皮癌を中心に,尿路に生じる癌腫及び間葉系腫瘍の定義や概念,病理診断の要点や鑑別ポイントを精選した病理写真とともに解説.さらに臨床と病理の連携を目的に,病理診断に求められる情報や治療効果の判定についても言及.
みき先生の皮膚病理診断ABC ②付属器系病変
系統的な病理標本の見方がわかるシリーズ,好評第2弾!
◎国試・専門医試験対策から,エキスパートの皮膚科医まで,必要な知識を満載しています.
◎項目ごとに2ページ見開き単位で記載し,皮膚病理の世界に気軽に入っていくことができます.
◎疾患概念や定義をはっきりさせたうえで,診断に役立つ所見を多数の組織写真を用いてわかりやすく紹介します.
◎正常組織と関連づけて,わかりやすく付属器系の病変を解説します.
みき先生の皮膚病理診断ABC ①表皮系病変
系統的な病理標本の見方がわかるシリーズ刊行開始!
◎国試・専門医試験対策から,エキスパートの皮膚科医まで,必要な知識を満載しています.
◎項目ごとに2ページ見開き単位で記載し,皮膚病理の世界に気軽に入っていくことができます.
◎疾患概念や定義をはっきりさせたうえで,診断に役立つ所見を多数の組織写真を用いてわかりやすく紹介します.
◎症例の経時的なバリエーションや亜型どうしの違いなども多数提示しています.
みき先生の皮膚病理診断ABC ③メラノサイト系病変
メラノサイト系病変
系統的な病理標本の見方がわかるシリーズ,好評第3弾!
国試・専門医試験対策から,エキスパートの皮膚科医まで,必要な知識を満載しています.
項目ごとに2ページ見開き単位で記載し,皮膚病理の世界に気軽に入っていくことができます.
疾患概念や定義をはっきりさせたうえで,診断に役立つ所見を多数の組織写真を用いてわかりやすく紹介します.
色素細胞母斑と悪性黒色腫の違いを,簡潔に解説します.
≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
腎
「検体数が少ない」「どこを見たらよいかわからない」「疾患が多彩で複雑」などの理由で,腎生検病理を苦手とする人は少なくない.そこで本書は,腎生検病理診断を行ううえで,まずは押さえておきたい病理所見の基本的な取り方を豊富な写真と明瞭な解説で紐解き,「臨床情報からの鑑別」について詳解することで,病理・臨床双方の所見から総合的に病態を理解できるように誌面を構成.腎病理を専門としない病理医や腎臓内科医必携.
子宮頸癌取扱い規約 病理編 第5版
WHO組織分類(2020年)に基づき病理学的な取扱いを一新。扁平上皮癌、腺癌およびそれらの前駆病変の分類が再編され、HPV関連か、HPV非依存性かによって区分されることになった。また、子宮頸部腺癌の浸潤様式を評価するためのSilvaシステムが新たに掲載されたほか、巻末には精選された106枚の組織図譜や、付録として免疫組織化学に用いる抗体/マーカーの一覧表、外陰腫瘍・腟腫瘍の進行期分類と組織分類が収載されている。
膵癌取扱い規約 第7版増補版
大幅な改訂が行われた第7版をさらにアップデートした増補版として刊行。UICC-TNM分類第8版をふまえて記載を見直し、病理ではWHO分類2019(第5版)との整合性を図り組織型分類が改訂された。また、遠隔転移の項目に新たに肺転移・肝転移・腹膜播種の画像が追加されたほか、進行度分類の部分改訂、ロボット支援下・腹腔鏡下手術の記載方法の追加、標本固定方法の記載追加など、現在の日本の膵癌診療に合わせた変更が随所に加えられている
あれだ!即答トレーニング 皮膚病理診断
皮膚科医に必須のスキル,それが皮膚病理診断.この本では,最低限知っていなければならない組織像を集め,一問一答形式で皮膚病理診断のトレーニングを行う.
何度もめくることで,知らず知らずのうちに診断力アップ.エキスパートを目指す若手医師にお勧め.
ダーモスコピー・ハンドブック
皮膚科医必携!
皮膚科診療,とくに悪性黒色腫や母斑などの診断にかかせないダーモスコピーを,わかりやすいハンドブック形式で紹介します.なぜその色がみえるのか(第1章),なぜその構造がみられるのか(第2章),この疾患ではどのような所見がみられるのか(第3章)…….
これからダーモスコープを使おうとする初心者から,用語の難解さにあきらめかけた方,もういちど知識の総復習をしたい上級者まで,すべての皮膚科医必携の書.
骨髄組織病理学
骨髄標本の見方と考え方
長年骨髄病理診断に携わってきた著者が,骨髄病理を専門としない病理医に向けて,骨髄の組織構築に着目して,その見方と考え方を700点以上の病理写真とともに解説する.病理診断のポイントとなる組織所見をまとめた「Key Notes」や,鑑別診断のためのアルゴリズムなど,知識の整理に役立つ情報も多数収録している.骨髄病理の初学者のみならず,骨髄病理専門医も必携の“基礎的な見る力を養うことができるようになる”1冊.
正常画像と比べてわかる 病理アトラス 第3版
マクロとミクロの対応で捉える病態
全身の正常構造と病変を網羅した超アトラスがアップデート!「正常な組織とは?病変の特徴は?」「手軽に病理像を確認したい」「患者さんに病態をビジュアルで説明したい」そんなあなたに最適の1冊!
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
前立腺癌 第2版
本改訂では,2022年の前立腺癌取扱い規約やWHO分類第5版の発行,分子病理学の進歩,導管内癌(IDC-P)の新しい考え方や治療関連型神経内分泌前立腺癌(t-NECP)等の新たな疾患概念の提唱などの最新の知見を盛り込み,病理診断や鑑別のポイントを精選した病理写真とともに解説した.そして臨床と病理の連携を目的に,画像診断や病理診断報告書の記載法,近年急速に進展しているがんゲノム医療の実施・運営方法についても解説した.
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
胃癌 第2版
初版の刊行以後,胃癌取扱い規約第14版, WHO分類第4版の出版をはじめ,TOGA studyに基づく胃癌分子標的治療やHER2コンパニオン診断の登場,分子機序による胃癌分類も発表されている.さらに,低悪性度胃癌,腺腫,間葉系腫瘍でも新たな概念が提唱されている.本改訂では,このような変化,進歩を背景に,多くの病理医が今後のゲノム病理学の動向も視野に入れながら,今一度,概念をとらえ返し胃癌診断に向き合えるよう稿を改めた.
腎生検病理診断取扱い規約
本書は腎臓病の分類を病因論から理解するため、日本腎生検レジストリーの新分類に沿って編集した。また、診断の標準化のために診断アルゴリズムなどを用いて診断過程を明瞭化し、国際腎病理協会による最新の病変の定義と診断フォーマット、国際分類を掲載した。病理組織標本から抽出した多くの所見を病理診断として統合し、病態を解釈することで、腎臓病を全身病としてとらえ臨床の現場に生きた情報として還元できるようになる。