
緩和ケアレジデントマニュアル 第2版
最期まで患者の望む時間を提供するために。緩和医療スタッフ必携の書、改訂!
次々に起こる症状への対応、予後予測、ACP、家族のケア、リハビリテーション……、最期まで患者の望む時間を提供するために、何をするのか。エビデンスをアップデートしつつ、経験も重視して、より実践的に改訂。病棟でも外来でも在宅でも、がんでも非がん疾患でも、すべての患者の苦痛緩和をめざす医療スタッフに必携の書!

死亡直前と看取りのエビデンス 第2版
亡くなる過程を科学する
「亡くなる過程(natural dying process)を科学する」という視点を国内で初めて提供した書籍の第2版。今改訂では、初版刊行以降の国内外における新たな研究知見をふんだんに盛り込み、著者自身の経験に根差したわかりやすい解説とともに、新たな知見がどのように臨床に役立つのかにも重点が置かれている。「死亡直前と看取り」に携わるすべての医療職者に向けた待望の改訂版、ここに堂々の刊行!

いのちに驚く対話
死に直面する人と、私たちは何を語り合えるのか
多文化都市ニューヨークでホスピス緩和ケアに従事した日本人による「対話」の指南書
ニューヨーク訪問看護サービス(Visiting Nurse Service of New York)でホスピス緩和ケアに従事し、スピリチュアルケア・プログラム・マネージャーも務めた日本人による指南書。多文化都市ニューヨークで、多くの「死に向き合う人」とどのように出会い、いかに語り合ってきたのか。目の前に広がる患者さんと著者との物語と、言語や文化を超えた「対話」の現場感覚が味わえる1冊。

救急・集中治療領域における緩和ケア
救命ができても死が避けられなくても、がんだけではなく心不全でも外傷でも、緩和ケアニーズは存在する。救急外来やICUにおける緩和ケアニーズのアセスメント、患者・家族とのコミュニケーション、苦痛症状に対するケア──時間が限定された救急外来やICUだからこそ、提供できる緩和ケアがある。「救命か、緩和か」ではなく、「救命も、緩和も」かなえるために、領域を越えて編まれたはじめての書。

がん疼痛緩和の薬がわかる本 第4版
なぜこの薬? 副作用は? アセスメントのポイントは? 第4版ではさらにわかる!
好評書として定着した本書が、取りあげる薬剤をさらに充実させた。がん疼痛緩和の薬の効用や副作用、アセスメント、選択・使用の考え方がわかりやすく解説され、症例が豊富にあげられているので、より理解が進む。がんの痛みの理解から、非オピオイド鎮痛薬、オピオイド、鎮痛補助薬まで取りあげた、臨床のエッセンス満載の1冊。

あなたにもできる スピリチュアルケア
死を前にした人が穏やかになるために、誰もができることがあります。
「もう死んでしまいたい」「迷惑をかけてばかり」──死を前にした人の言葉に、応え続けることができますか。そこでは励ましも説明も、力を持ちません。私たちにできるのは、相手にとって「わかってくれる人」として対話を重ね、大切な「支え」を強めること。それが “スピリチュアルケア”です。スピリチュアルケアは、一部の人だけができる難しいケアではありません。わかりやすい言葉で、真似しやすい方法で、すぐに実践できるスピリチュアルケアがここにあります。

緩和ケア 即戦力ノート
あなたにもできる、やさしい緩和ケア
【①基本的緩和ケアに特化】
緩和ケアの専門家ではないけれど,苦痛を抱える患者のために緩和ケアのことを知りたい.そんな医療者のための実用的入門書!
【②必要なときにサッと見て、即使える知識が満載】
豊富な図表と処方例,要点を押さえた解説が,日常臨床でカンペのように役立ちます.
【③Webサイトと連携】
緩和ケア情報サイト「緩和ケア オンラインポータル(PCOP)」とリンクしており,本書の内容をスマホやタブレットでいつでもどこでも復習・確認できます.

エンド オブ ライフ ケア
すべての人の命とくらしのために
日本エンドオブライフケア学会による,本格的なエンドオブライフケア・緩和ケアのテキスト!がんでも肺炎でも認知症でも,家でも施設でも病院でも,小児でも高齢者でも,エンドオブライフ期にある人がさまざまな苦痛を抱いているという点に違いはありません.本書では,エンドオブライフ期にみられる各種症状とそれを緩和するための知識や技術,疾患軌道と予後予測,疾患や療養場所ごとの特性,症状や疾患を問わない治療やケア,適応と中止などの倫理的課題, 高齢がん患者や小児など特徴のある患者層などについて解説します.「その人が最期まで最善の生を生ききる」ことを支えるために,緩和ケアや訪問診療・看護,高齢者医療・ケアなどに従事する専門職に必要な知識が網羅された一冊です.

緩和ケアエッセンシャルドラッグ 第4版
症状アセスメント&マネジメント
著者の経験・知識に基づいた緩和ケアの必須薬と症状アセスメント・マネジメントに関する貴重なノウハウをポケットサイズにまとめた好評書の改訂第4版。新薬を中心に掲載薬剤を拡充し、オピオイドの換算図をさらに充実させるとともに、臨床上のポイントをまとめた「Clinical Points」と薬剤の主な特徴が分かる「Drug Profile」の見出しを新設し、症状マネジメントの解説も読みやすく改訂した。

血液内科ナースのはじめかた 抗がん剤・レジメン解説編
看護師が配属時に読む本として好評を得ている『血液内科ナースのはじめかた』の続編.本書は抗がん剤・レジメンに特化した内容で,血液内科では薬物治療が主であり,看護師にとって抗がん剤・レジメンや副作用の知識は不可欠である.また血液内科の看護師に特化した類書はなく,本書はわかりやすい表・イラスト,親しみやすい文章で血液内科で使用する抗がん剤・レジメンを理解し,患者のケアに役立てることができる一冊.

エビデンスからわかる
患者と家族に届く緩和ケア
オピオイドを拒否する患者さんには、その理由を尋ねてみる。終末期の患者さんの、つじつまの合わない言葉に付き合う。現実とかけ離れた希望も、否定せず大切にする。そんな1つひとつのケアが、患者さんと家族の大きな助けになる。日常のケアを裏付けるエビデンスから「今、できる緩和ケア」を考える本。

がんになった人のそばで、わたしたちにできること
「幸せな生」を支えるための10の講義
がんを患い死に向かう人に、支援者はどうかかわるのか──。気鋭の緩和ケア医が伝える、本人らしい「幸せな生」の支え方。「がんになるとはどういうことか」「がんによる『痛み』とは」「『もう死なせて』と言われたとき」等、知識から心構えまで講義形式でやさしく解説した。

≪メディカのセミナー濃縮ライブシリーズ≫
Dr.服部とNs.神山のズバッと秘訣を伝授!!がん疼痛の治療とケア
【大人気セミナーを本でも楽しめる!】メディカ出版の大人気看護セミナー1日分のエッセンスを、話し言葉そのままに読みやすく再現! がんの痛みの治療法の基本からペインクリニック的疼痛治療までを、看護からの視点も絡めて紹介。

救急・集中ケアにおける終末期看護プラクティスガイド
急性期の終末期看護では、突然終末期におちいった患者が意思決定をしなければならない難しさや、短時間で患者や家族との信頼関係を築く必要があることなど、特有の悩みと困難さをともなう。患者・家族のQOL(Quality of Life)とQOD(Quality of Death)を向上させ、よりよい終末期看護を実践するために、看護師が実践する終末期看護の概念を多角的側面で整理し、臨床現場で活用できる具体的なケアを提案する。

死にゆく患者(ひと)と、どう話すか
臨床医が看護学生と考える「死にゆく患者(ひと)といかに語るか」についての超・実践的コミュニケーション論。がん告知と積極的治療の中止(Breaking Bad News)の方法、DNR(Do Not Resuscitate;心肺蘇生を行わないでください)の限界、インフォームドコンセントのあるべき姿とは。臨床の泥沼で最善のものを見つけるために知っておきたい信用と信頼のコミュニケーション・スキルを学ぶ全7講。

医療従事者が知っておきたい
AYA世代がんサポートガイド
AYA世代とは思春期・若年成人を指す。小児期と成人期の間にあたるAYA世代の患者は「病気の治療が生殖機能に及ぼす影響」「晩期合併症」「通勤や通学に及ぼす影響」「多感な時期に病気に罹患することによるさまざまな精神的ストレスや将来への不安」などの問題を抱えている一方、サポート情報が少ない。本書は医療従事者だけではなく、教育、就労支援など多方面の専門家が、治療から妊孕性、メンタルケア、経済問題、教育、栄養、コミュニケーションなど幅広く論じた。

緩和ケアにおける悩ましい感情のひも解き方 Difficult Patient
患者さんやそのご家族に,医療者の言うことがうまく伝わらない,とにかく怒っていてどうしていいかわからない,大丈夫ですと言い張って気持ちを話してくれない…。
そんなとき患者さんは本当はどう感じているのか?
患者さんの言うことや行動を,そのとおりに受け取ってよいのか?
本書ではそんな悩ましい患者さんの感情や状況を「difficult patient」として心療内科的視点からひも解く。
緩和ケア現場におけるがん患者さんや終末期患者さんの症例をもとに,患者さんと円滑にコミュニケーションし,信頼関係を築くための「今日からすぐに使えるヒント」を満載。
一歩踏み込んだ心療内科的知識はTopicsにまとめて,より深く理解したい方のステップアップもサポート。
すべての医療者に役立つ一冊!

訪問看護が支える 在宅ターミナルケア 第2版
最期まで「その人らしさ」を支えるターミナル期のケアを実践するために、必要な知識・技術・心構えを知る
待望の改訂版!
好評書「訪問看護が支える 在宅ターミナルケア」の初版を全面的に見直しました。
令和6年度診療報酬・介護報酬改定を踏まえた加算情報をアップデート。さらに、非がん疾患も含めた症状緩和や、意思決定支援(ACP)と本人意思の推定、薬剤関連の情報などを更新・追加し、さらに充実させました。
在宅ターミナルケアの考え方と、訪問看護の役割をわかりやすくまとめています。
≪本書は第2版第1刷の電子版です。≫

エンドオブライフケア学
“自分らしく生きる”哲学
人文社会科学分野の専門家による20の観点から「人間」に焦点を当て、エンドオブライフケアの本質を探る。
本書は哲学・死生学・医療人文学・臨床宗教学など、人文社会科学分野の専門家による20の観点から、エンドオブライフケアについて探求します。
自分はどう生きたいか、人生とどう向きかうのか、人生の最期をどのように迎えたいのか、その際に、どんな医療やケアを受けたいか――「最善の生を生ききる」人とそれを支援する人の一助となる一冊です。
≪本書は第1版第1刷の電子版です。≫

アルゴリズムで身につける
がん緩和ケアに活かす 5大症状診断術
●エキスパートの診断術がアルゴリズムでわかる!
緩和ケアの最前線で活躍する著者が、臨床で感じている「こんな情報がまとまっていれば……」を形にしました。緩和ケアの現場で医療従事者、患者・家族を悩ます5大症状(痛み、せん妄、悪心・嘔吐、呼吸困難、倦怠感)へ的確にアプローチするためのコツを解説。エキスパートは何を診て、どう判断するのか――医師の思考のステップをアルゴリズムでわかりやすく紹介するほか、必要な情報が多忙な現場でもすぐ理解できるよう、さまざまな実践的ツールを掲載しています。
緩和ケアに携わる医師をはじめ、すべての医療スタッフ必携の1冊です。