
透析ハンドブック 第5版
わが国の在宅血液透析のさきがけとなった新生会第一病院のスタッフが、今までの患者指導のノウハウを結集して作り上げた透析の入門書。1985年の初版発行以来、好評を得て多くの読者に親しまれていたが、今回の第5版では紙面をカラー化して装いを一新。より分かりやすくなるとともに、さらに細かな知識を得たい人向けに記述を充実。

写真でわかる透析看護
透析患者のQOL向上を目指すケア
透析の基礎知識から生活指導まで、ビジュアルに、わかりやすく解説。透析療法が安全に継続されるために、看護師としてどのように関わることができるか、患者指導はどのように行えばよいのか、といったポイントがよくわかります。患者さんのQOL向上に必読の一冊です。

自分らしく働くために
看護キャリアの描き方・作り方
透析クリニックをモデルにした中小規模病院での看護キャリア開発ラダー
ある透析クリニックの採用面接に、「2年間の内科経験しかありません」と自信なさげに現れた看護師がいました。話を聞くと内科病棟ではがん看護にやりがいを感じていたが、上司との関係に疲れ結婚・出産を機に退職し、子育てと実親の在宅介護に5年間専念した。
この看護師のキャリアは、「2年間の内科経験しかありません」と表現されるものでしょうか。キャリアの考え方として、自分らしい生き方をするために積み重ねてきた経験と捉えると、透析クリニックにおける看護につながる貴重な経験をもっている看護師と言えるのではないでしょうか。
キャリアに長いも短いも、良いも悪いも、早いも遅いもありません。自分がどのような看護がしたいのか、どのような生き方をしたいのかをしっかり考え、経験を意味づけながら、自律して自分のキャリアを描いていくことが大切だと言えるでしょう。

≪ナビカード≫
透析看護ナビカード
慢性腎臓病(CKD)からの管理も含めた,透析患者の看護に活用できる基礎知識,手順,トラブル対応,患者指導などを25枚のカードにまとめました.
リングに通せる穴を開けてありますので,必要なカードをリングに通して使用してください.