医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0
さらに絞り込む
並び替え

絞り込み

臨床栄養 142巻1号

ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2023/01

ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる
 フードテックとは,Food(フード)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせてつくられた言葉で,世界的な食糧不足・飢餓問題に対応する持続可能な食糧供給の実現や,食品産業における生産性の向上,健康志向や環境志向といった個人の多様なニーズを満たす豊かな食生活の実現など,食にかかわるさまざまな課題を最先端の技術を活用して解消し,食の可能性を広げていくことが期待されています.近年,フードテック分野への関心が急速に高まる中,世界におけるフードテックへの投資額は年間2兆円を超えるともされ,環境負荷の高い食肉に代わるたんぱく質供給源の開発や,計画生産が可能な植物工場,フードロボットによる調理,ICTを活用したスマート農業,フードロスや食品廃棄の削減につながる配送・物流におけるICT活用など,多岐にわたる領域で実用化に向けた研究開発が行われています.
 本特集では,フードテックのなかでも健康や疾患予防といったヘルスケアともかかわりの深いテーマを中心に,各分野の最新の取り組みについてトップランナーの先生方にご解説いただきました.最新テクノロジーが拓く栄養・食の未来に向けて,本特集が将来展望の一助となりますと幸いです.(特集にあたって)

臨床栄養 141巻7号

体組成評価の最前線―歴史的変遷と意義,栄養管理への臨床応用

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/12

体組成評価の最前線―歴史的変遷と意義,栄養管理への臨床応用
 なぜBMI(body mass index)や体重ではなく体組成が必要か.体格の評価として,身長と体重およびこれらより算出されるBMI が古くから用いられてきた.現在でも多くの臨床現場での栄養評価は体重やBMI,四肢周囲長や腹囲などの身体測定,血液検査が中心であり,今後もこれらの項目の重要性は揺るぎのないものである.しかし,栄養評価としての身体測定や血液検査には限界がある.体組成が正確に評価できないことである.ヒトの構成要素を分子レベルでみると,水分65%,蛋白質20%,脂質12%,その他3%となっている.また,栄養療法でもっとも重要なのは水分管理であり,かつ体蛋白質を保持することは,栄養管理の中心的テーマである.体内窒素が30%以上失われると生命維持が困難となるが,骨格筋や内臓蛋白を喪失することによるサルコペニアや臓器障害等の臨床的ダメージは計り知れない.
 そこで期待されるのが体組成分析である.体組成分析法には,生体電気インピーダンス法(bioelectrical impedance analysis:BIA)や二重エネルギーX線吸収法(dual-energy X-ray absorptiometry:DXA),MRI,CT,エコー,体密度法等がある.このうちBIA は,組織の生物学的特性による電気伝導性の差異を利用して身体構成を予測する方法である.体液や骨格筋量の評価は身体測定や血液検査では限界があったが,BIA の登場でこれらの問題が解決された.最近の研究では,骨格筋量はBMI より有用な死亡予測因子であるとされており,BMI や身体測定の限界と体組成分析の有用性がすでに指摘されはじめている.体液や骨格筋量,皮下脂肪,内臓脂肪などの項目を経時的に評価しながら栄養療法を進めることが,これからのスタンダードとなっていくのは間違いないと思われる.最近では,家庭用の体重計でも体組成を測定できる機器が普及してきた.体重計という言葉はそのうち死語になるかもしれない.
 本特集は「体組成評価の最前線」というテーマで,この領域における臨床や研究の第一線で活躍する先生方にご執筆いただいた挑戦的な企画である.栄養管理における体組成分析の可能性について,今後の栄養管理のさらなる発展へのスプリングボードとなれば幸いである.(特集にあたって)

臨床栄養 141巻3号

ライフステージ・病態からみた肥満症の治療と栄養戦略

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/09

ライフステージ・病態からみた肥満症の治療と栄養戦略
 肥満症は糖尿病や腎障害などの健康障害をもたらすため,本来は早期から治療介入すべき疾患である.しかし,わが国では自己責任論(≒スティグマ)が根深く,結果として透析導入患者が増加するなど医療経済的な問題にまで発展している.治療の基本は食事,運動,行動療法による減量であるが,残念ながら長期的な有効性は証明されていない.肥満症は遺伝的素因,食欲中枢異常,心理社会的な問題などが密接にかかわっているからである.いま,肥満症治療は変革期を迎え,減量・代謝改善手術はもちろんのこと,15%以上の減量効果を誇る薬剤の登場もいくつか控えている.しかし,それらによる治療のみで患者の病態や精神心理面まで改善するわけではない.とくに栄養面は重要で,たとえ手術や薬剤の介入があったとしても,病態はあくまで摂取した栄養の量やバランスで決定される.
 患者が出生時から老年期までの人生を歩む中で,どのライフステージや病態においても,肥満症の問題は原則減量が解決する.しかし,医療の現場では,小児科から成人科へのトランジション,外科やメンタルヘルスとの連携,健康障害に応じた各専門科との連携,設備や受け入れ体制など,未解決の問題が山積みである.栄養管理面でも,たとえば小児や高齢者,妊婦の場合,腎障害を合併している場合に,減量を優先すべきか,栄養素の配分はどうするべきか明確な指針が存在しないため,漫然とした食事指導がなされているケースは多い.今回の特集は「ライフステージ・病態からみた 肥満症の治療と栄養戦略」と題し,小児期については花木啓一先生に,内科的治療全般については川瀬弘多郎先生と田中智洋先生に,減量・代謝改善手術前後の栄養管理は鮫田真理子先生に,腎障害合併例については金居理恵子先生に,透析患者については廣木奈津子先生に,肥満合併妊娠については竹田善治先生に,老年期については竹本 稔先生にご執筆いただいた.各領域のジレンマに対して最新の知見がわかりやすく解説されており,肥満症治療にかかわる管理栄養士はぜひ一読されたい.肥満症は心身両面に関与する「リバウンドする病気」であり,多職種チームによるフォローアップが大切であるという理解がより進むことを期待する.(特集にあたって)

臨床栄養 138巻5号

病院給食・施設給食における衛生管理&感染対策 -HACCP対応からスタッフ教育まで

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2021/05

病院給食・施設給食における衛生管理&感染対策 -HACCP対応からスタッフ教育まで
 病院給食・施設給食において衛生管理は最重要のテーマである.食事提供者として,安全で安心な食事を提供することは使命であるが,とくにハイリスク者を喫食者として提供している病院・施設において,その使命はさらに重いものとなる.食品衛生におけるグローバル基準であるHACCP(Hazard Analysisand Critical Control Point)は,食の安全性をコントロールするための仕組みとして1990年代に日本にも入ってきた.しかし,当初はそれが正しく理解されたわけではなく,紆余曲折を経て次第に理解が進んできた.そして,2020年6月にあらゆる食品事業者でのHACCP による衛生管理の義務化がスタートし,1年の猶予期間を経て2021年6月に完全制度化がスタートする.もちろん病院給食・施設給食もその対象である.まさにいま,特集するにふさわしいタイミングである.
 また,2020年の年初より,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが全世界で起こり,まだ終息の兆しが見えない.医療機関においては,院内感染のリスクと隣り合わせの環境の中で想像を絶する緊張感をもって対応にあたってくださっている.医療機関において食事提供の使命を背負う病院給食の現場においても,感染予防は非常に重要な取り組みとなる.これらの背景から本特集では,衛生管理とともに感染対策をテーマに取り上げた.本特集が読者の皆様の不安を少しでも取り除き,本来業務で貢献されることに少しでも役立つことを心より祈念する.

歯界展望 136巻6号

歯原性腫瘍・嚢胞研究からみえる 歯原性上皮の防御機能

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/12

歯原性腫瘍・嚢胞研究からみえる 歯原性上皮の防御機能
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特別寄稿は『歯原性腫瘍・嚢胞研究からみえる歯原性上皮の防御機能』です.歯科治療には,失われた形態の回復を通して,外敵である細菌侵入を遮断する生体バリアの再構築が求められます.最近の歯原性腫瘍・嚢胞研究では,歯原性上皮が生体防御において重要な役割を有することが明らかになってきました.本論では,歯の発生の観点から,口腔における防御機構を再定義していただきます.

歯界展望 136巻1号

エマージェンスプロファイルから考えるインプラント審美

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/07

エマージェンスプロファイルから考えるインプラント審美
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『エマージェンスプロファイルから考えるインプラント審美』です.本特別企画では,抜歯即時インプラント治療における効果的な歯槽堤温存術の一手法として,Kuwataらの提唱したエマージェンスプロファイルの概念を援用したDual Zone Socket Management Technique について解説しています.明日からの臨床にお役立てください.

臨床栄養 141巻5号

悪液質(炎症をともなう慢性疾患関連性低栄養)に対する最新のアプローチ

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/10

悪液質(炎症をともなう慢性疾患関連性低栄養)に対する最新のアプローチ
 悪液質は慢性疾患を背景に炎症を生じ,骨格筋量の低下をもたらす栄養不良の症候群である.がんや心不全といった慢性消耗性疾患患者の日常臨床において,悪液質は高頻度にみられる.しかし,医療者の認識は低く,悪液質の診断がなされないまま栄養状態が悪化し,身体機能や生活の質の低下をきたしている症例が少なくない.今世紀に入り,コンセンサスの得られた悪液質の定義が提唱され,この領域の研究報告数は大きく増加した.悪液質のメカニズムの解明が進むとともに,医療のアウトカムや生活の質など,悪液質が種々の悪影響をもたらすことが明らかにされつつある.
 日本では2021 年に悪液質治療薬としてアナモレリンが上市され,がん治療領域で悪液質が注目を集めている.しかし,いったん悪化した栄養状態や骨格筋量の低下を根本的に改善する薬剤や対策はいまだなく,早期栄養介入,多方面からの集学的ケアが悪液質に対する基本戦略であることに変わりはない.必要栄養量の充足と,同化抵抗性の要因を最小限にすることにより栄養状態の悪化,骨格筋量の低下を最小限に抑える予防的ケアが求められている.そのために,慢性疾患症例の栄養ケアの最前線にいる医療者に,悪液質の病態や対策を理解していただくことが大切である.
 本特集は,管理栄養士をはじめ慢性消耗性疾患の日常臨床に携わる多くの職種の方に悪液質の理解を深めていただき,その対策を担っていただけるよう,網羅的かつ実践的な内容をめざし構成した.悪液質対策の第一線で臨床および臨床研究をされているエキスパートの先生方に,悪液質の概要から各論までをご解説いただいている.また,とくに栄養サポートの観点から,実臨床で悪液質症例,あるいはそのリスクの高い症例に対し,栄養指導や栄養ケアを多く行っている管理栄養士の先生方に,悪液質の栄養管理の実際についてもご解説いただいた.本特集が,悪液質の理解,啓発,対策の一助となれば幸いである.(特集にあたって)

臨床栄養 141巻4号

臨時増刊号

栄養療法のコツとピットフォール 実践力アップに活かす最新情報

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/09

栄養療法のコツとピットフォール 実践力アップに活かす最新情報

臨床栄養 136巻3号

時間栄養学の最新エビデンス-食事の質とリズムと健康のかかわり

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/03

時間栄養学の最新エビデンス-食事の質とリズムと健康のかかわり
 時間栄養学(chrono-nutrition)は,栄養・食と体内時計の相互作用を探求する学問領域である.体内時計には,視床下部の視交叉上核にある主時計,他の脳部位にある脳時計,臓器などにある末梢時計があり,24 時間周期の昼夜環境と生体を同調させ,体内の秩序を維持している.この体内時計と食の関係においては,①食事や栄養素などが体内時計に与える影響(食→体内時計)と,②体内時計が栄養素や食品成分の効果に与える影響(体内時計→食)の相互作用があり,最近では実臨床(食事療法や栄養指導)への応用が期待されるエビデンスが得られつつある.
 たとえば,ヒトには生得性の高い分類として「朝型タイプ」あるいは「夜型タイプ」があり,それぞれ異なる食の課題を抱えている.臨床の場で簡便に朝型─夜型を見分けることができれば,より効果の上がる栄養指導につながる可能性がある.また,食事の時刻や内容がエネルギー消費や健康全般に及ぼす影響を知っておくことは,肥満や糖尿病の栄養指導において役立つであろう.さらに,24 時間社会を支える医療・介護職や警察・消防,小売業や物流を支える方々,24 時間操業の工場勤務者などにおいて勤務時間・形態を考慮した食べ方の提案が望まれる.夜間の食事は脂質代謝に影響を与えるため,食事リズムと脂質代謝の関係も知っておきたい.
 本特集では,以上の知見を第一線で活躍する研究者に解説していただくことができた.体内時計が乱れやすい環境下で暮らす方々が多い社会において,「何をどれだけ食べればよいか」に「いつ食べるか」という時間の要素を加えた栄養サポートは,今後ますます重要になっていくと予想される.本特集の知見を栄養指導や食育に役立てていただくことができれば幸いである. [兵庫県立大学環境人間学部 食環境栄養課程 永井成美]

臨床栄養 141巻6号

ガイドライン2022を踏まえた 動脈硬化性疾患予防のための食事療法

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/11

ガイドライン2022を踏まえた 動脈硬化性疾患予防のための食事療法
 狭心症や急性心筋梗塞といった冠動脈疾患やアテローム血栓性脳梗塞などの動脈硬化性疾患は,悪性新生物とともに日本人の主要な死因であり,平均寿命と健康寿命の乖離という社会問題につながる大きな原因です.その危険因子となる脂質異常症や高血圧,糖代謝異常,メタボリックシンドローム,慢性腎臓病などの予防や治療は著しく進歩しています.
 こうした背景をもとに,日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」は,動脈硬化性疾患の成因,病態,予防,治療の発展,向上を図るとともに,国民に対する啓発活動を行うことを目的に2017年版に引き続き発刊されました.脂質管理は動脈硬化性疾患発症や進展の予防に対して明確なエビデンスをもつ治療であり,なかでも食事療法はその基本です.そして,指導する医療側としては血圧や糖代謝も含めて包括的にリスクを把握し,食事療法,運動療法,薬物療法を組み立てることが望まれています.すなわち大切なことは,指導する対象者の病態を包括的に理解することと,優先順位や経過の評価なども含めてアセスメントとケアプランがしっかり立てられることです.また,多くの情報が溢れる時代に,こうした危険因子に関する食事療法の正しい知識を習得することが要求されています.
 本特集では,今回のガイドラインにおける改訂のポイントのうち食事療法,とくに脂質を中心に解説しました.上記ガイドラインにも採用されている野菜や果物,飲酒などの項目や,近年注目されている食事パターンとして日本食,地中海食,DASH食についての解説も含まれます.本特集が医師,管理栄養士,保健師のみならず,国民の健康にかかわるさまざまな職種の専門的知識および技術の向上につながり,国民の健康増進に貢献できることを望むところです.動脈硬化性疾患の予防・治療対策を皆さんと考えていきましょう.(特集にあたって)

臨床栄養 141巻2号

微量元素とMgの最新知見を臨床に活かす!―機能・代謝・疾患との関連

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/08

微量元素とMgの最新知見を臨床に活かす!―機能・代謝・疾患との関連
 地球には,およそ100種類という数多くの元素が存在している.これらの元素は構造も分子量も働きもさまざまである.そのなかで,生体に含まれる元素のうち,生体の維持・活動に不可欠なものが必須元素と呼ばれている.
 必須微量元素の生体中の存在量ベスト3は,鉄4.5g,亜鉛1.4~2.3g,銅0.1~0.15gである.また,必須微量元素のヒト1 日必要量は,鉄10~18mg,亜鉛10~15mg,銅1.0~2.8mg,マンガン0.7~2.5mg,ヨウ素1mg,セレン0.03~0.06mg,クロム0.01mg,モリブデン0.1mg,コバルト0.02~0.16mg とされる.たとえば亜鉛は,酵素の成分やタンパク質の合成,味覚,インスリンの生成や機能,また免疫能の賦活や生殖機能そのものなどに重要な役割を果たし,その欠乏によって味覚障害などの異常や疾病の進展に関与しており,亜鉛を補充することにより病態が改善することも知られている.
 一方で,過剰投与や摂取による弊害も存在する.亜鉛製剤の持続的な大量投与を行えば反面,銅の低下を励起し,褥瘡など皮膚疾患の悪化や,顆粒球の減少など免疫能の低下を励起する.鉄も過剰摂取による問題が重要視され,とくに組織の酸化ストレスを介した発がんや組織障害の進展が報告されている.セレンも近年補充薬が発売され,その補充が可能となったことは嬉しい限りではあるが,安全域が狭くモニターが必要である.マグネシウムは微量元素ではないが,腎障害などを励起し,高齢者や腎機能が低下している患者への使用には注意が必要だが,ある種のマグネシウム製剤の長期投与が漫然と行われているという指摘もある.これら微量元素補充の際に起こりやすい毒性と中毒についても,ぜひ理解しておいていただきたい.
 小児の栄養管理にも微量元素の補充は重要であり,最新の知見を含めて基礎を述べていただいた.また,高齢者や障害者,担がん患者ではサルコペニアをきたしやすいことが問題であり,ぜひサルコペニアの概念を再度確認していただきたい.
 本特集では,これらの微量元素とマグネシウムについてエキスパートの先生方に最新の知見を述べていただいた.微量元素の欠乏や過剰は生体においてさまざまな疾患に関連し,ヒトの多様な病態の背景として重要である.微量元素の漫然とした補充には問題があることをぜひ念頭に置いて,日常の診療に励んでいただきたい.(特集にあたって)

臨床栄養 141巻1号

栄養管理に必要な輸液療法の実践ポイント

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/07

栄養管理に必要な輸液療法の実践ポイント
 経静脈的に輸液療法を実施する際,栄養素や電解質のみならず,水分が直接的に血管内へ投与されます.そのため,輸液療法を行う場合は,栄養状態の把握と並行してバイタルや検査値の把握が重要となり,患者の疾患が異なれば輸液療法の方法・種類も異なってきます.また,これからの管理栄養士の病棟活動や地域医療においては,ビッグデータから輸液療法の傾向を確認することや,患者が語る症状や徴候から循環動態を把握しながら輸液療法を考える思考プロセス(臨床推論)も重要となります.
 本特集では,上記トピックを含めた輸液療法の基本的な考え方をはじめ,がん化学療法時や感染症患者といった急性期の輸液療法,小児や終末期がん患者といったライフステージ別の輸液療法など,輸液療法に関するさまざまな事項や症例について,最新の知見を含めてご解説いただきます.

歯界展望 136巻5号

ファンダメンタルエンドドンティクス ~5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄~ 1

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/11

ファンダメンタルエンドドンティクス ~5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄~ 1
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号『巻頭TOPIC』では,前歯部CAD/CAM 冠保険導入により単冠としては前歯から第一大臼歯まで,保険治療によるメタルフリー補綴装置の装着が可能となったことを伝えています.今後,各メーカーによるCAD/CAM 冠用材料(IV)が承認を 得,材料の普及が進むでしょうが,解決すべき問題も残されているようです.引き続き第二大臼歯,ブリッジへの適応拡大についても期待されています.

歯界展望 136巻4号

歯周組織再生療法を成功に導く診査・マテリアル・テクニック 1

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/10

歯周組織再生療法を成功に導く診査・マテリアル・テクニック 1
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『歯周組織再生療法を成功に導く診査・マテリアル・テクニック1』です.どのような症例に行えばよいのか? どの材料を使えばよいのか? 切開や剥離のコツは?など,臨床家にとって疑問が尽きない歯周組織再生療法です.本連載は,成功のために重要な3 要素である「診査」「マテリアル」「テクニック」について,3 回にわたり解説いただきます.

歯界展望 136巻3号

生体力学をベースに補綴治療CQに答える

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/09

生体力学をベースに補綴治療CQに答える
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『生体力学をベースに補綴治療CQ に答える Part 1 義歯に関するCQ』です.補綴装置に大きな影響を与える口腔内の「力」について,どこまでわかっていて,どのように考えればいいのか,義歯・インプラントのそれぞれに関して研究を踏まえた解説を行っています.明日からの臨床にお役立てください.

歯界展望 136巻2号

三叉神経損傷の多角的考証

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/08

三叉神経損傷の多角的考証
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『三叉神経損傷の多角的考証』です.インプラント手術や智歯抜歯など,歯科治療における神経損傷は大きなトラブルにつながります.本企画では,その実態から治療や再生研究の現状,医療訴訟まで,さまざまな立場から幅広く解説をいただきます.明日からの臨床にお役立てください.

歯界展望 135巻6号

部分床義歯の力学を再考する -天然歯を守るインプラント支持の活かし方-

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/06

部分床義歯の力学を再考する -天然歯を守るインプラント支持の活かし方-
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『部分床義歯の力学を再考する―天然歯を守るインプラント支持の活かし方―』です.インプラント支持を利用した部分床義歯のニーズは,これからさらに高まると考えられています.そこで,こうした活用法は,現在どのような意義があると考えられており,これからどのように役立てていくのかなど,研究・臨床をもとにしたさまざまな観点から,提案をいただいています.明日からの臨床にお役立てください.

歯界展望 135巻5号

歯科総合診療医(GP)が見つける睡眠時無呼吸 -セファログラム分析の活用-

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/05

歯科総合診療医(GP)が見つける睡眠時無呼吸 -セファログラム分析の活用-
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『歯科総合診療医(GP)が見つける睡眠時無呼吸―セファログラム分析の活用―』です.通常の歯科治療時に睡眠の悩みを相談する患者も多いと聞きます.GPでありながら,日本睡眠学会歯科専門医として睡眠時無呼吸の治療に携わる立場で,睡眠時無呼吸の基本からセファログラムを使用した睡眠時無呼吸の見つけ方まで,幅広くわかりやすく解説いただいています.明日からの臨床にお役立てください.

歯界展望 135巻4号

歯内療法を微生物学から再考する 1 対談:バイオフィルム感染症としての治療戦略とは?

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/04

歯内療法を微生物学から再考する 1 対談:バイオフィルム感染症としての治療戦略とは?
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は本号から始まりました『新連載 歯内療法を微生物学から再考する』です.第1回目はお二人による『対談 バイオフィルム感染症としての治療戦略とは?』と題し,バイオフィルムの基本から歯内療法におけるバイオフィルム除去まで,基礎研究者,臨床家それぞれの立場から臨床例を取り上げながらわかりやすく解説いただいています.明日からの臨床にお役立てください.

歯界展望 135巻3号

患者と歯科医師を困らせない歯内治療 Vital Pulp Therapy,Regenerative Endodontic Treatmentの先を考える

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/03

患者と歯科医師を困らせない歯内治療 Vital Pulp Therapy,Regenerative Endodontic Treatmentの先を考える
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本特集は『患者と歯科医師を困らせない歯内治療』です.近年,歯髄保存療法や,再生的歯内療法などの治療法に注目が集まっています.しかし,先を考えず安易に流行りに飛びつくと,患者と術者自身に負担を強いることになる場合があります.本特集では,根管治療の「前の一手」となるこれら最新治療法だけでなく,めざす治療結果が得られなかった場合,それをフォローする「次の一手」はあるのか考え,誰もが困らない治療を進めるべきとの問題提起を行っています.

前のページ 1 2 3 ... 4 次のページ