臨床栄養 144巻3号
フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ
フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ
●フレイルは,2014年に日本老年医学会から提唱された概念です.加齢や慢性疾患,老年症候群が積み重なることにより脆弱となり,ストレスや疾患により要介護や死亡などに陥りやすい状態である一方,適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像とされます.
●フレイルの要素は,身体的フレイル,精神・心理的フレイル,社会的フレイルが広く知られていますが,オーラルフレイル,ウロフレイル,アイフレイル,スキンフレイルといった概念も近年,提唱されています.フレイルをきたしやすい疾患や老年症候群が個人に同時に複数存在し,互いに悪影響を及ぼし,要介護や死亡のリスクの増加させていることが明らかになってきています.
●本特集では,このように近年広がりをみせているフレイルの多面性に着目し,老年期に起こりやすいさまざまな機能の低下や症状からフレイルをとらえるアプローチについて,各領域の専門家よりご解説をいただきます.
歯界展望 132巻3号
再生歯内療法の実践 -科学的エビデンスに基づいたプロトコルの解説
再生歯内療法の実践 -科学的エビデンスに基づいたプロトコルの解説
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
臨床栄養 137巻1号
入院医療から在宅医療へ-在宅管理の中心を支える栄養管理
入院医療から在宅医療へ-在宅管理の中心を支える栄養管理
わが国の65 歳以上,75 歳以上の高齢者人口の割合は,2025 年にはそれぞれ30%,18% を超えると予測され,5 年以内には3 人に1 人は高齢者という超高齢社会に突入することが確実となっている.この年齢分布の変化とともに,60%以上の国民が人生の終末期に自宅で療養したいと希望していることが,厚生労働省の調査により明らかになっている.さらに,要介護状態になっても自宅や子ども・親族の家での介護を希望する人が4 割を超えたことも明らかにされており,とくに高齢者では,ここ数年のうちに入院医療から在宅医療へのシフトが確実になると考えられる.この社会構造の変化に対応して厚生労働省は2012 年に在宅医療・介護推進プロジェクトチームを発足させ,入院医療から在宅医療への推進を図ってきた.2017 年の調査では,入院患者は1 日当たり131 万人に対し,在宅医療を受けた推計患者数は約18 万人となり,1996 年の7.2 万人に比較し約2.5 倍に増加している.このうち計画的かつ定期的に医療サービス・診療を提供する“ 訪問診療” の患者数は全体の60%を占めており,訪問診療の対象となった療養者数は20 年前に比較して3 倍以上に増加している.
入院医療が病院で疾患に対して主に行われる医療であるのに対し,在宅医療は個別の療養生活や社会状況を考慮に入れて行われる医療であることが特徴である.退院後,在宅医療に移行する場合には,ソーシャルワーカーやケアマネジャーを含め,入院医療よりもさらに多くの職種がかかわってはじめて成立するきわめて個別性の高いテーラーメイド医療が必要となる.とくに在宅高齢者では要支援・要介護の程度はさまざまである が,栄養状態不良によりフレイルやサルコペニアに陥り,QOL が著明に低下している場合が多い.療養者の良好なQOL を維持するためには,食支援を含めた栄養管理が不可欠である.
本特集では,現在,在宅管理を中心に行っている在宅医療機関の各職種の在宅医療のエキスパートの先生方に,在宅管理の重要性と在宅管理のなかでも必須とされる“ 在宅栄養管理” について,総論から実践的なポイントまで概説いただいた. [千葉県済生会習志野病院 外科 櫻井洋一]
歯界展望 138巻2号
長期メインテナンス患者における顎骨壊死症例の分析
長期メインテナンス患者における顎骨壊死症例の分析
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号より新連載『全部床義歯,古典文献への誘い』が始まります.第1 回目は全部床義歯の印象採得です.現在わが国での卒前教育では,全部床義歯に関する論文抄読は積極的には行われておらず,代表的な研究論文をまとめた古典文献リストに基づいた教育も広く行われているわけではありません.そこで本連載では,海外の補綴専門医教育にも取り入れられているような古典文献を取り上げ,臨床および研究の視点から解説を加えていただきます.
臨床栄養 144巻2号
神経難病の栄養療法UPDATE
神経難病の栄養療法UPDATE
●神経難病,とくに神経変性疾患における栄養障害と栄養療法への関心が急速に高まっています.筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病などは各疾患に特有の栄養障害があり,栄養療法が重要だという認識が高まってきたのはここ10数年ほどです.
●神経変性疾患の多くは進行性であり,経過中に食べる楽しみが奪われ,患者は体重減少や栄養不良を経験します.また,誤嚥性肺炎も生命にかかわる大きな問題です.これらの問題に対して,医療者は常にエビデンスのある有効な対策を模索していかねばなりません.
●本特集では,「神経難病の栄養療法UPDATE」と題して,神経難病における栄養障害と栄養療法の意義のほか,ALS,パーキンソン病,多系統萎縮症などの栄養療法に関する知見と今後の展望,食支援の実際などについて各領域のエキスパートの執筆陣が詳しく解説しています.
臨床栄養 144巻1号
摂食嚥下障害のフロンティア―管理栄養士が知っておきたい最新情報
摂食嚥下障害のフロンティア―管理栄養士が知っておきたい最新情報
●わが国では世界的にも突出した速度で高齢者人口が増加しており,摂食嚥下障害にフレイル,サルコペニア,低栄養などを合併していることが少なくありません.これらの病態は密接に関連しており,予防・治療を行って不良な転帰を防ぐためには,摂食嚥下障害患者の栄養状態を適切に評価して栄養管理を行う必要があります.
●本領域へ管理栄養士が高い専門性をもって参画することが期待されていますが,支援にはさまざまな職種によるチームでのアプローチが必要であり,また,急性期から回復期,在宅や施設におけるケアまで,施設間の連携を進める仕組みづくりも求められています.
●本特集では,「摂食嚥下障害のフロンティア―管理栄養士が知っておきたい最新情報」と題して,フレイル,サルコペニア,低栄養との関連や,栄養管理や評価・訓練における最新情報をはじめ,他職種や他施設との連携のあり方,嚥下機能やQOLを改善させる最新の嚥下調整食の活用など,各領域のエキスパートの執筆陣が詳しく解説しています.
臨床栄養 143巻7号
栄養管理プロセス(NCP)―連携を深化させるための導入・実践ガイド
栄養管理プロセス(NCP)―連携を深化させるための導入・実践ガイド
●栄養・食事療法の効果を高め,栄養診断を標準化するために,医療機関で勤務する管理栄養士・栄養士のカルテ記載を推進し,また記載にあたっては「栄養管理プロセス(nutrition care process;NCP)を普及させていくことが重要です.
●管理栄養士養成課程において,NCPがコアカリキュラムへ導入されたことにより,今後,臨床現場ではNCPによる標準化が図られていくと考えられます.
●本特集では,「栄養管理プロセス(NCP)―連携を深化させるための導入・実践ガイド」と題して,導入したくてもどのようなものかわからないという疑問を解消し,導入施設における事例や症例別の具体例も加えて,わかりやすく解説しています.
臨床栄養 143巻6号
多職種アプローチで支える 認知症の人の食事・栄養支援
多職種アプローチで支える 認知症の人の食事・栄養支援
●日本は他の先進諸国に類を見ない速さで超高齢社会に突入し,認知症を有する高齢者の方が増加している.認知症の方にとっても食事は他者とのコミュニケーションを図るなど,おいしさや満足感を介して心の充足を感じる機会であり,栄養専門職による専門的な支援が求められています.
●また,認知機能の低下した方が食事をおいしく食べられる環境づくりや周囲のサポートは,認知症だけでなく介護予防や健康寿命延伸にも重要となるため,早期の栄養介入が認知症の進行予防にどのような効果を示すのかについてはエビデンスを構築する必要もあります.
●本特集では,認知症の方への食支援や研究を第一線で推進する専門家を執筆陣に迎え,それぞれの立場から食支援をわかりやすく解説.
●認知症高齢者における嚥下造影検査と臨床所見,4大認知症における食の特徴,看護師による食事ケア,口腔衛生,作業療法支援,精神病院や地域包括ケア病棟における栄養ケア,離島における支援,認知症基本法についてなど,「多職種アプローチで支える認知症の人の食事・栄養支援」について広く掲載しています.
臨床栄養 143巻5号
管理栄養士も知っておきたい 機能性消化管障害の症状とその管理
管理栄養士も知っておきたい 機能性消化管障害の症状とその管理
●消化管由来と思われる愁訴があっても,内視鏡検査などで症状の原因となりうる異常所見を同定できない場合がしばしばあり,このような病態を「機能性消化管障害」と称する.
●機能性消化管障害は,機能性食道障害,機能性胃・十二指腸障害,機能性腸障害など8つのカテゴリーに分類され,機能性胃・十二指腸障害に含まれる代表的な疾患には「機能性ディスペプシア」,また機能性腸障害に含まれる代表的な疾患には「過敏性腸症候群」「機能性便秘症」「機能性下痢症」などがあり,これらは管理栄養士が臨床でよく出遭う疾患でもある.
●本特集では,「管理栄養士も知っておきたい機能性消化管障害の症状とその管理」と題して,新しい診療ガイドラインを元に,これら機能性消化管障害の最新知見や最新情報を詳しく解説.各疾患の症状やその管理,栄養療法などについて掲載している.
●また,機能性消化管障害のメカニズムをひも解く最前線のトピックスとして,「脳-腸-腸内細菌相関」「微細炎症」「腸内細菌叢」との関わりについても紹介している.
臨床栄養 143巻4号
臨時増刊号
管理栄養士・栄養士のための栄養コミュニケーション 基礎・活用・実践
管理栄養士・栄養士のための栄養コミュニケーション 基礎・活用・実践
●管理栄養士・栄養士のすべての業務において,対象者の栄養・食における課題を見出して,より良い食習慣へ導くために,人と人とのコミュニケーションスキルは必須.
●本書では,コミュニケーションの基礎理論から,管理栄養士・栄養士の具体的な業務場面をふまえた実践までを「栄養コミュニケーション」としてまとめた.
●科学的根拠に基づく情報収集を行い,それを対象者に適した内容に置き換えて伝える方法,そして,食習慣や疾病の改善へと導いていく実践について,多様な事例を紹介.
臨床栄養 143巻3号
がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果
がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果
●2005年に北欧から提唱されたERAS(enhanced recovery after surgery;手術後の回復強化)プロトコールは,手術における安全性の向上,術後合併症の軽減,早期回復,在院日数の短縮,コスト低減を目的に開発された周術期の包括的プロトコールで,わが国の消化器領域の外科手術でも普及が進み,その成果が報告されています.
●栄養管理においては,術前の栄養状態を把握し栄養改善のための介入を行うことや,術後の早期経口摂取に向けた取り組みが柱となりますが,術前から術後まで多岐にわたるプロトコールを実践し早期回復を実現するためには,多職種からなるチームでの多面的なアプローチが不可欠です.
●本特集では,「がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果」と題して,がん患者の周術期栄養管理の問題点や今後の展望,食道・胃・肝胆膵・大腸の各消化器癌における現状,immunonutritionやプレハビリテーション,ERAS における術後食のあるべき姿まで,各領域のトップランナーの執筆陣が最新情報をもとに解説しています.
臨床栄養 143巻2号
精神科リエゾン活動の実際と栄養支援
精神科リエゾン活動の実際と栄養支援
●精神疾患を合併した身体疾患患者の精神医学的な問題には,精神科リエゾンチームが対応するだけでなく,近年では,がん患者に対しては精神医学的問題も含めて緩和ケアチームが介入したり,認知症患者に対しては認知症ケアサポートチームが介入するケースもよく見られます.
●管理栄養士は,こうした精神医学的な医療チームの一員として活動することは少ないものの,日常の臨床の中では精神疾患を合併した身体疾患患者への対応をする機会は多いため,これら医療チームとの接点をもつ機会は多くあります.
●本特集では,「精神科リエゾン活動の実際と栄養支援」と題して,まずは近年の精神科リエゾンに関連したチーム医療体制について説明した後,精神科リエゾンで遭遇する代表的な精神疾患について,疾患ごとの概要や合併しやすい身体疾患,栄養指導の際に注意すべき点などについて,各執筆陣が専門的な立場から詳しく解説しました.
臨床栄養 143巻1号
心不全の栄養管理―急性期から在宅までの最新情報
心不全の栄養管理―急性期から在宅までの最新情報
●心不全患者の高齢化にともない,死亡や再入院などのイベント抑制のみならず,QOL や運動耐容能の向上など,いわゆる楽に生活ができるようにすることを目標においた治療にも注目が集まっています.
●高齢心不全患者が増えている現状では,フレイルやサルコペニアの合併症例が多く,運動耐容能規定因子に心機能のみならず,骨格筋が大きく関与する症例が少なくありません.骨格筋の減少する要因は多因子の関与が知られているが,低栄養状態も重要な因子であり,栄養の評価は骨格筋評価と合わせて行う必要があります.
●本特集では,「心不全の栄養管理―急性期から在宅までの最新情報」と題して,各領域の専門家が執筆しており,心不全患者の栄養管理について,最新のエビデンスや各病院の取り組みなどを詳しく紹介しています.
臨床栄養 142巻7号
薬剤師とのパートナーシップ ―病院~地域における連携とくすりの知識update
薬剤師とのパートナーシップ ―病院~地域における連携とくすりの知識update
少子超高齢化が急速に進展する今日では,医療や介護,地域保健に求められる機能と役割も複雑・多様化し,地域における医療・介護・福祉・保健等の連携強化や,関係機関および多職種が協働する包括的で継続的な取り組みがますます必要と考えられる.
このような背景の下,本特集では,薬剤師と管理栄養士のパートナーシップにフォーカスし,両者の活動内容と連携・協働について紹介するほか,病棟から在宅・地域医療での栄養管理の連携やシームレスな栄養支援を実現させるための課題等について解説した.まず総論では,病院と薬局の医療領域での連携体制,ならびに病院-地域をつなぐ栄養ケア活動について,各分野の情報に精通し最前線でご活躍されている先生方にご解説いただいた.続く各論では,より実践的なテーマについて,その領域のエキスパートの先生方からご解説いただいている.医師,薬剤師,管理栄養士の先生方による多/他職種協働についての議論がインタラクティブである点もポイントとなっている.また,病院や在宅の現場における栄養指導や栄養相談,食事療法等の栄養ケアに活かすための「くすりの知識・情報」について最新の知見も含めていただいた.
これらの内容をさまざまな専門職同士で共有し,日常業務に利活用していただけることを望んでいる.
活水女子大学健康生活学部 食生活健康学科
(前 城西大学薬学部 医療栄養学科)
堀 由美子(「特集にあたって」)
歯界展望 138巻6号
「歯髄」をめぐる基礎と臨床の架け橋
「歯髄」をめぐる基礎と臨床の架け橋
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特集は『「歯髄」をめぐる基礎と臨床の架け橋―2021 東京歯科大学リカレント教育セミナーより―』です.歯髄疾患において,優れた治療を行うためには,深い臨床経験と基礎研究への理解が不可欠です.本特集では,2021年2月に行われた東京歯科大学リカレント教育セミナーを再構成し,保存治療における歯髄反応,歯痛制御と創薬の可能性,歯髄診断のパラダイムシフト,歯髄再生と細胞など,歯髄をめぐる最新のトピックについて解説いただきます.
歯界展望 138巻5号
歯内療法における痛みの真実 -闇雲に治療を続けていませんか?
歯内療法における痛みの真実 -闇雲に治療を続けていませんか?
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本号特集は『歯内療法における痛みの真実―闇雲に治療を続けていませんか?』です.一般歯科医師および歯内療法専門医には患者が訴える痛みを正確に診断し,マネジメントすることが求められます.本特集では,2020年1月に発表された新しい国際顎顔面疼痛分類(ICOP)に基づく痛みの病態の判断の考え方に加えて,歯内療法領域の疼痛管理,さらに最新トピックとして新機材やステロイド薬が痛みのマネジメン トに寄与する可能性についても言及していただきます.
歯界展望 138巻4号
歯周病新分類UPDATE ~グレーゾーンの解釈と臨床活用のために~
歯周病新分類UPDATE ~グレーゾーンの解釈と臨床活用のために~
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歯界展望 138巻3号
エピジェネティクスと歯科医療
エピジェネティクスと歯科医療
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本号特別寄稿は『エピジェネティクスと歯科医療』です.ヒトゲノム計画終了に伴い,塩基配列の違いにより個性の説明が試みられる一方で,それだけで説明できない個性の存在も明らかになり,エピジェネティクスが注目されています.DNAメチル化やヒストン修飾,クロマチン構造の変化などに代表される,mRNAの発現状態により生体の機能や形態に変化を引き起こすエピジェネティクスの歯科医学への関与について,近年の研究成果をもとに解説いただきます.
歯界展望 138巻1号
超高齢社会における未来志向の補綴戦略 ~人生100年時代に求められる可撤式補綴装置・再考~ 1
超高齢社会における未来志向の補綴戦略 ~人生100年時代に求められる可撤式補綴装置・再考~ 1
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本特集は『超高齢社会における未来志向の補綴戦略~人生100年時代に求められる可撤式補綴装置・再考~1』です.超高齢社会を迎えた現在,高齢者の残存歯数は確実に増えており,一生を「総義歯」で終える時代から,パーシャルデンチャー(RPD)で終える時代へと変化しています.本特集(全3 回)では「口腔内の変化」に対応しやすく,「メインテナンス」のしやすい可撤式補綴装置(RPD)の可能性について,再考していきます.
歯界展望 137巻6号
チタン補綴装置を知る
チタン補綴装置を知る
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本特集は『チタン補綴装置を知る』です.全部鋳造冠の保険収載で話題となっているチタン補綴装置に関し,材料学的な考察から技工過程・臨床の解説,さらには有床義歯への応用など将来の見通しまで含めて,幅広くわかりやすく解説いただきます.明日からの臨床にぜひお役立てください.