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臨床栄養 145巻1号

これからの低栄養診断―GLIM基準を深く理解し活用する

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/07

これからの低栄養診断―GLIM基準を深く理解し活用する
●低栄養の存在は入院,地域を問わず健康障害に直結するのみならず,治療を阻害し,入院期間の延長,医療費の高騰,生命予後の悪化につながります.対象者に適切な栄養管理を行うためには栄養状態の評価が必須であり,栄養スクリーニングと,栄養アセスメントを行い,その後のゴール設定,具体的な介入内容の決定,モニタリングといった栄養ケアプロセスにつなげていくことが求められます.
●令和6年度診療報酬改定では,回復期リハビリテーション病棟入院料1において,世界各国の栄養の専門家のコンセンサスにより作成されたGLIM基準を用いた入退院時の低栄養診断が必須となるなど,栄養評価法を統一化する動きが加速しており,今後,GLIM基準の正しと理解と活用は病院管理栄養士にとって必須のスキルになることが予測されます.
●本特集では,これからの低栄養診断における共通言語となるGLIM基準に焦点を当て,本領域のトップランナーの先生方にご解説をいただきます.明日からの適切な栄養管理に向けた一助となりますと幸いです.

臨床栄養 142巻2号

時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2023/02

時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり
 時間栄養とは,私たちの体内の時計遺伝子のリズムからできる概日リズム,概日時計を考慮した食事・栄養のことで,クロノニュートリションともいわれる.いつ,何を,どのくらい食べると健康によいか,すなわち,1日のうち実際に食事を摂取するタイミングや1日の食事回数,食事中のたんぱく質,脂質,炭水化物の割合,1日3食の食事の量について考慮して食事をすることで,疾病発症を予防し,健康を維持して健康寿命の延伸をめざすものである.
 この分野の研究は近年精力的に進められており,実験動物を用いた時計遺伝子の乱れがどのようなメカニズムでさまざまな病態を引き起こすのかといった研究のほか,ヒトを対象とした疫学研究,介入研究も進んでおり,報告は年々増加している.
 今回の特集は「時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり」と題し,総論を田原 優先生,食事摂取と血糖変動について今井佐恵子先生,運動と時間栄養学について畑本陽一先生,睡眠と時間栄養学について志内哲也先生,腸内細菌と時間栄養学について佐々木裕之先生,生活習慣の季節変動で考える時間栄養学について吉村英一先生,と第一線で活躍されている先生方にご執筆をお願いした.疾患と時間栄養学に関しては筆者が執筆した.
 本特集が,時間栄養という考え方を知っていただき,自分のリズムを感じながら健康に過ごせる毎日につながることを期待する.(特集にあたって)

臨床栄養 144巻7号

変貌する慢性肝疾患診療―最適な栄養療法を実践するための最新情報

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/06

変貌する慢性肝疾患診療―最適な栄養療法を実践するための最新情報
●肝臓病診療は,長年,肝臓代謝研究,肝臓形態組織研究,ウイルス学を礎として取り組まれ,最近は,ウイルス性肝炎の克服,肝癌治療の免疫チェックポイント阻害薬,肝硬変の薬物・栄養・運動療法,アルコール対策,新たな代謝障害性脂肪性肝疾患の概念など目覚ましい変化や発展とともに混乱も起こりえる状況です.
●2023年6月に,欧米の肝臓学会から代謝障害を加えた新たな脂肪性肝疾患の概念やスティグマを考慮した用語の変更が提案されました.2024年2月に公表された厚生労働省の飲酒ガイドラインでは,アルコール代謝の個人差や性差を考慮した飲酒量の提言と全身臓器への影響が示されました.
●今回の特集では,診療目標を肝硬変,肝癌の抑制に加えて他臓器がん,糖尿病,心血管系疾患,サルコペニア,フレイルなど多岐にわたった内容です.現在進行形の慢性肝疾患診療の最新知識を知って肝臓疾患を身近に感じ,日常の栄養管理に活用できるものとなることを願っています.

臨床栄養 136巻3号

時間栄養学の最新エビデンス-食事の質とリズムと健康のかかわり

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/03

時間栄養学の最新エビデンス-食事の質とリズムと健康のかかわり
 時間栄養学(chrono-nutrition)は,栄養・食と体内時計の相互作用を探求する学問領域である.体内時計には,視床下部の視交叉上核にある主時計,他の脳部位にある脳時計,臓器などにある末梢時計があり,24 時間周期の昼夜環境と生体を同調させ,体内の秩序を維持している.この体内時計と食の関係においては,①食事や栄養素などが体内時計に与える影響(食→体内時計)と,②体内時計が栄養素や食品成分の効果に与える影響(体内時計→食)の相互作用があり,最近では実臨床(食事療法や栄養指導)への応用が期待されるエビデンスが得られつつある.
 たとえば,ヒトには生得性の高い分類として「朝型タイプ」あるいは「夜型タイプ」があり,それぞれ異なる食の課題を抱えている.臨床の場で簡便に朝型─夜型を見分けることができれば,より効果の上がる栄養指導につながる可能性がある.また,食事の時刻や内容がエネルギー消費や健康全般に及ぼす影響を知っておくことは,肥満や糖尿病の栄養指導において役立つであろう.さらに,24 時間社会を支える医療・介護職や警察・消防,小売業や物流を支える方々,24 時間操業の工場勤務者などにおいて勤務時間・形態を考慮した食べ方の提案が望まれる.夜間の食事は脂質代謝に影響を与えるため,食事リズムと脂質代謝の関係も知っておきたい.
 本特集では,以上の知見を第一線で活躍する研究者に解説していただくことができた.体内時計が乱れやすい環境下で暮らす方々が多い社会において,「何をどれだけ食べればよいか」に「いつ食べるか」という時間の要素を加えた栄養サポートは,今後ますます重要になっていくと予想される.本特集の知見を栄養指導や食育に役立てていただくことができれば幸いである. [兵庫県立大学環境人間学部 食環境栄養課程 永井成美]

歯界展望 140巻4号

エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/10

エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号からはじまる新連載「エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック」では,歯内療法の再治療を進めていくための症例選択や各種テクニックについて,今後1年にわたりじっくりと解説を進めていきます.初回の今号では再治療の成功に影響を及ぼす因子について,検討を進めていきます.

臨床栄養 144巻6号

臨時増刊号

疾患・病態別のポイントがわかる!栄養指導オールガイド

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/05

疾患・病態別のポイントがわかる!栄養指導オールガイド
●疾患・病態別の個別栄養指導がこの一冊でブラッシュアップできる,最新の知識と指導のポイントが詰め込まれた実践的ガイドブック!
●糖尿病・腎臓病・癌など病棟でよく目にする疾患については,項目をさらに細分化して丁寧に解説.豊富な臨床経験を踏まえた栄養指導の実際の工夫がよくわかる構成.
●食事管理アプリやオンライン栄養指導,ウエアラブル機器など,これからの栄養指導に役立つ最新トピックも多数掲載.

臨床栄養 144巻3号

フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/03

フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ
●フレイルは,2014年に日本老年医学会から提唱された概念です.加齢や慢性疾患,老年症候群が積み重なることにより脆弱となり,ストレスや疾患により要介護や死亡などに陥りやすい状態である一方,適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像とされます.
●フレイルの要素は,身体的フレイル,精神・心理的フレイル,社会的フレイルが広く知られていますが,オーラルフレイル,ウロフレイル,アイフレイル,スキンフレイルといった概念も近年,提唱されています.フレイルをきたしやすい疾患や老年症候群が個人に同時に複数存在し,互いに悪影響を及ぼし,要介護や死亡のリスクの増加させていることが明らかになってきています.
●本特集では,このように近年広がりをみせているフレイルの多面性に着目し,老年期に起こりやすいさまざまな機能の低下や症状からフレイルをとらえるアプローチについて,各領域の専門家よりご解説をいただきます.

歯界展望 140巻6号

治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/12

治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
特別企画「治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療」では歯周病の後の炎症のコントロールや補綴治療に,歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士のチーム医療で取り組んだ経過例を検討していきます.

歯界展望 140巻5号

臨床と基礎の融合 歯周病における基礎と臨床

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/11

臨床と基礎の融合 歯周病における基礎と臨床
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
歯科の臨床と基礎を繋ぐ試みであるシリーズ座談会『臨床と基礎の融合』の第一回目である本号では,歯周病について取り上げます.歯周病研究の最先端と,臨床においていかに治療を進めるか,議論を交わします.

歯界展望 140巻3号

ICOP分類に基づく痛みの診断とマネジメント

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/09

ICOP分類に基づく痛みの診断とマネジメント
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号の特別企画,「ICOP 分類に基づく痛みの診断とマネジメント」では,国際口腔顔面痛分類(ICOP)による口腔顔面痛の分類を紐解き,歯科の臨床医としておさえておきたい非歯原性痛について解説していきます.

歯界展望 140巻2号

咬耗を紐解く ―「減ること」を前提とした補綴治療への提言(前編)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/08

咬耗を紐解く ―「減ること」を前提とした補綴治療への提言(前編)
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号の特集『咬耗を読み解く』では,本号と来月号で「歯が減ること」に関して臨床家と大学の研究者による対談が繰り広げられます.今回では5つの症例を元に,補綴治療をいかに進めていくか,検討をします.

歯界展望 140巻1号

中心位を再考する 【理論編】

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/07

中心位を再考する 【理論編】
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号の特集『中心位を再考する【理論編】』では,歯科において長年検討を重ねられてきた中心位の定義について,米国での議論を中心に改めて解説します.本号では「理論編」として,その定義の変遷と現状が示されます.

歯界展望 139巻6号

訪問歯科診療における義歯治療 ~少しでも良い義歯を最期まで~

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/06

訪問歯科診療における義歯治療 ~少しでも良い義歯を最期まで~
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号からは,『訪問診療における義歯治療』の連載が始まります.初回の今回は義歯治療と訪問診療に関わる3名による座談会で,「患者由来」「器材」「場所」「時間」の制約から考える訪問診療の特殊性を検討し,次回以降の連載につなげていきます.

歯界展望 139巻5号

口腔内スキャナーの義歯製作への応用 1 -デジタル技術を活用したコーヌス義歯症例から-

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/05

口腔内スキャナーの義歯製作への応用 1 -デジタル技術を活用したコーヌス義歯症例から-
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特別寄稿は,適合精度の向上とともに普及しつつある口腔内スキャニングによる直接法補綴装置製作,義歯制作への応用の可能性について,上顎にコーヌスクローネ義歯,下顎に金属床義歯を装着した症例を提示し,解説いただきました.

歯界展望 139巻4号

シングルデンチャーを再考する 基礎編:上下顎骨に違いはあるのか?

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/04

シングルデンチャーを再考する 基礎編:上下顎骨に違いはあるのか?
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特別寄稿は『シングルデンチャーを再考する 基礎編 上下顎骨に違いはあるのか?』です.シングルデンチャーの臨床について,基礎編と臨床編の2回に分けて解説をする企画です.今回の基礎編では疫学から欠損歯列の流れ,顎骨の特徴などについて考察をいただきます.

歯界展望 139巻3号

歯周病と咬合のドグマを再考する

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

歯周病と咬合のドグマを再考する
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
特集は『歯周病と咬合のドグマを再考する』です.かつて世界中で熾烈な議論が続けられた歯周病と咬合の関係.本特集では,歯周病と咬合に関する議論の変遷と欧米における現在のコンセンサスについて整理していただき,歯周病と咬合について「何がわかっていて,何がいまだはっきりとわかっていないか」をエビデンスベースで提示していただきます.

歯界展望 139巻2号

攻める歯科医療 待つ歯科医療 ~長期経過症例から学んだこと~

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/02

攻める歯科医療 待つ歯科医療 ~長期経過症例から学んだこと~
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
特集は『攻める歯科医療 待つ歯科医療~長期経過症例から学んだこと~』です.慢性疾患である歯科疾患は,同じような病態に対し,同じ治療法を選択しても,個人により経過が異なることがあるといいます.本特集では,症例により治療介入の時期・方法を見極めることについて,長期経過観察例を通して検討いただきました.最終目標である「口腔を守るための歯科医療」を実現するための「早期発見・適期治療」について再考いただけますと幸いです.

歯界展望 139巻1号

誤嚥性肺炎および感染症予防の観点から考える口腔健康管理 ~続・誤嚥性肺炎予防は次のステージへ~

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/01

誤嚥性肺炎および感染症予防の観点から考える口腔健康管理 ~続・誤嚥性肺炎予防は次のステージへ~
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
新春特別企画として『誤嚥性肺炎および感染症予防の観点から考える 口腔健康管理』をお届けします.小誌2019年6月号に座談会「誤嚥性肺炎予防は次のステージへ」を掲載いたしました.この間,COVID-19のパンデミックを経験し,口腔健康管理の重要性が見直されていることを実感しています.そこで本号は続編として,今日まで変わらず現場の第一線に立ち,患者さんやそのご家族と対峙している先生方に誤嚥性肺炎予防および感染症予防として,「求められる次のステージとしての口腔健康管理」について提言いただきます.

臨床栄養 144巻5号

健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/05

健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
●厚生労働省は健康日本21(第三次)における身体活動・運動分野の取り組みを推進するため,「健康づくりのための身体活動基準2013」を改訂して「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました.このガイドは,健康づくりにかかわる専門家,政策立案者,職場管理者,健康・医療・介護分野における身体活動を支援する関係者を対象者に,健康づくりのための身体活動や運動に関する推奨事項や参考情報をまとめたものです.
●栄養・食生活の分野には「日本人の食事摂取基準」があり,これには数種類の指標が存在しますが,「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では定量的な推奨値と全体の方向性を示す定性的な推奨事項の2種類のみであり,食事摂取基準とは異なる特徴をもっています.
●今回の特集を通じて,健康づくりのための身体活動や運動に関する推奨値や推奨事項に対する理解を深め,栄養・食生活の指導に活用するだけでなく,ご自身の健康づくりにも役立てていただきたいです.

臨床栄養 144巻4号

給食経営管理のいまとこれから ―持続可能な栄養管理のために

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2024/04

給食経営管理のいまとこれから ―持続可能な栄養管理のために
●特定給食施設では物価高騰,慢性的な労働力不足の影響を受け,安定した食事の提供そのものが危機的な状況にあります.医療施設において,入院時食事療養費は大幅な赤字運営となっており,制度の維持と持続可能な栄養管理のためには給食経営管理の合理化・効率化が必須です.
●近年は診療報酬改定の都度,病棟での入院患者に対する栄養管理業務への加算項目が整備され,栄養療法・栄養管理の充実や医療安全の強化が図られてきました.それに合わせ,栄養管理の主体である食事(給食)には,対象に応じた栄養補給を担保する品質管理がますます求められます.
●今回の特集は令和元~3年度厚生労働行政推進調査事業費補助金研究「特定給食施設における適切な栄養管理業務の運営に関する研究」(研究代表者:市川陽子)として行いました,効率的・効果的な給食業務の運営に関する検討の一部を紹介します.さまざまな視点から給食経営管理を見直し,持続可能な栄養管理に向けた方策を考える資料としていただければ幸いです.

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