
がんサポーティブケアのための漢方活用ガイド
がん診療において出現するさまざまな症状に対して漢方を活用するために,漢方やがんサポーティブケアに関する基礎知識をふまえながら,それらの症状に対する漢方の使用法や主要な漢方製剤について,症例・エビデンスを交えながら解説.がんサポーティブケアに漢方を取り入れたいと考える医療者必携の一冊.

体質を知ると病気がわかる
医療従事者のための中医学入門
【患者さんの笑顔のために知れば役立つ中医学】
中医師免許を持つ著者が、弁証理論・整体観念や陰陽五行学説など中医学の基本から、中医学的診断による病状観察など現場で使える体質診断を解説。さらに舌診、顔色や患者の体質に合わせた診断法、そしてそれに合わせた環境処置としての食事や温度調整など、実際のケアに役立つ知識が満載。

図解 よくわかる経絡治療講義
図をふんだんに使った講義で経絡治療をマスターしよう!
『素問』『霊枢』『難経』など古典を基礎として理論体系化した「経絡治療」。多くの鍼灸師が一度は学ぶ古典医学の流派ですが、「『陰陽』『五行』など言葉が独特で理解できない......」「なぜ脈で病気が分かるの?」「どこから勉強していいのかわからない」などなど、さまざまな壁にぶつかり、断念した人も少なくないのではないでしょうか。
本書は、夏期大学講師の大上勝行氏による実際の講義をわかりやすく編集した一冊。図もふんだんに用いているため、黒板で実際の講義を受けているような感覚で、経絡治療を初学者でも簡単に、かつ実用的に学べる! 自分の治療スタイルを固めていくきっかけの一つに、本書を活かしてもらえれば幸いです。

本当に明日から使える漢方薬シリーズ②
フローチャート漢方薬治療
2013年イグ・ノーベル医学賞受賞の新見正則氏の著書で、実地臨床で本当に使用できる漢方薬使用の入門書!
トラディショナル漢方とは全く違う考え方がベースとなった、漢方理論も漢方用語も一切登場しない、症状から処方をフローチャートで示した画期的書籍です。これから漢方薬を使ってみようとお考えの皆様におすすめです。

寝ころんで読む傷寒論・温熱論
敷居の高い「傷寒論」原文を意訳して平易に解説し,また「温病学」の解説も加え,「寝ころんで読」みながら漢方診療がスキルアップできる内容を目指した.

実は有効!明日から使える!
獣医版フローチャートペット漢方薬
なんと、獣医版のフローチャート漢方薬が登場です! 人間に効く漢方がペットに効かないわけはない。ペットもがんになる時代です。ぜひ漢方をご活用下さい。

経穴主治症総覧
治療家必携のバイブル!
ツボの効能と臨床での使い方が分かる
「この経穴(ツボ)は、どんな症状に効くのだろう?」鍼灸マッサージ師のみならず、治療家ならば誰もが知りたい「経穴の主治」。
『素問』『霊枢』『甲乙経』『黄帝内経明堂』などの古典では、どう書かれ、どう解釈すべきなのか。また、明治期以降の名人たちは、どのようにそのツボを治療に生かしてきたのか。
さらに、筆者の池田政一氏が長きにわたる臨床で、それぞれのツボをどう治療してきたのか――。すべてのツボの効果をまとめた治療家のバイブル。

美顔鍼 美顔率と解剖機能からのアプローチ
顔のシワ・たるみなどを訴える患者への美容鍼治療を、社会心理学で研究が進められている顔の黄金比率と、解剖機能からのアプローチで解説。顔面への鍼治療、筋膜の形を整えるSMASマッサージ、表情筋の拘縮軽減と可動域改善を目的としたマッサージ、代償運動を改善するPNF、患者へのセルフケアのレクチャー法を紹介しています。
また、愁訴の状態・原因を判断するための顔面の筋肉の拘縮度の評価方法、筋力と筋肉の代償運動を評価する徒手検査も写真付きで説明。論理的な解説でシワ・たるみの原因や、顔面の筋肉や皮膚の構造を理解できると同時に、臨床に取り入れられるテクニックが詰まった一冊。

わかる!つかえる!なおせる!
消化管症候への漢方薬
全面カラーで患者イラストや漢方薬の特徴を図で掲載!わかりやすい漢方薬の解説に症例を提示することで,どのような患者さんに処方できるかがイメージしやすく,選べるようにまとめた.「食欲不振・嘔吐・下痢・便秘」などに使える漢方薬を解説しているため,内科・消化器領域だけではなく,外科やがん・緩和領域でも使える1冊である.

論より証拠の漢方処方
◦世界初の「漢方薬に関する高齢者の診療ガイドライン」をまとめた東北大学漢方内科のメンバーによる、漢方処方の入門書!
◦研修医や学生への指導経験豊富な執筆陣が、臨床研究とエビデンスをもとに西洋医学的アプローチで漢方の使い方を解説します。
◦エビデンスに基づいたファーストチョイスだけでなく、臨床経験を盛り込んだセカンドチョイスや類似の漢方の使い分けまで、具体例を多数紹介。
◦外来でさっと調べてすぐに使える一冊です。

やさしい漢方入門書/ナースと研修医が知っておきたい漢方のハナシ
ねころんで読める漢方薬
【100分で読める、身につく漢方薬のキホン】
「民間薬とどう違うの?」「病期に合わせた処方って?」そんなギモンにゆるっと答えた漢方書。外科医ながら東洋医学を学び、「漢方内科」にたどりついた筆者が、漢方の基礎知識から四診を活かしたフィジカルアセスメント、症状別漢方薬、副作用まで、漢方のおもしろさをあますところなく解説。

オモシロ漢方活用術
「精神医学系漢方医」が,漢方の考え方を生かした「良き臨床」とは何かを明らかにする,真の漢方入門書.神田橋條冶氏「フラッシュバック漢方処方」の解説も収載.

刺鍼事故<処置と予防>
中国で1998年11月に出版された『針刺事故・救治与預防』(中医古籍出版社)の翻訳本。著者は1988年に出版された『鍼刺事故類案選析』という本を補足して、本書を作った。神経系、呼吸器系、循環器系、消化器系、泌尿生殖器系、視聴覚器官に対する間違った刺鍼例を列挙し、それによってもたらされる症状、ミスをしたときの処置方法、重要な臓器を刺鍼してしまったときの症状などが述べられている。

東洋医学序説 温故定礎
漢方医学と中医学の融合を試みる
漢方医学は中国の伝統医学を起源とし日本独自に発展したものです。診察者の直感で患者の具体的な症状・症候を取捨選択し、治療法を決定します。一方、中医学は複雑な理論が特徴で、その診断治療体系により弁証論治とも表現されるものです。両医学には一長一短があり、それぞれの長所を活かし、短所を排除することで、よりよい伝統医学の確立を目指す指針となる必読書です。

よくわかる経絡治療 実践トレーニング
基本の技術を磨く実践的な「台本」!
本書では、「効く鍼」「痛くない鍼」をうつためのコツや手順、練習法をシステマティックに解説。ポイントを押さえて理解をし、すぐに実践することができます。また、経絡治療の補法、瀉法の使い分けもイラストで丁寧に説明しています。ドリルページでは、タオルを使った軽擦、取穴をスムーズにする練習や、押し手のつくり方、気の至りを感じるための練習方法を紹介。やみくもな練習ではなく、目標を明確にして、効率的に取り組めます。

よくわかる経絡治療 脈診ワークブック
あやふやな脈診を、データに残してクリアに!
脈の特徴を描き入れる「脈図」を使って、脈を可視化する方法を伝授。ただ指先の感覚を鍛えるだけの脈診でなく、客観的なデータとして蓄積することで幅広い患者に対応できるようになります。さらに、より臨床で生かしやすいように、経絡治療の各証ごとの脈の特徴を解説。祖脈診、六部上位脈診を読み解き、「どうしてそのようなスコアがつくのか」逆説的に学べます。冒頭には脈診の基本も丁寧に説明しているので、初学者でも楽しく脈診にチャレンジできます。

「挑戦的スローライフ」の作り方 カリフォルニア郊外でプロサーファー鍼灸師
海外で活躍する鍼灸師のライフスタイルがここにある
南秀史郎氏が、アメリカ・カリフォルニア州で、鍼灸と西洋医学を統合した診療所を開業して、28年が経つ。診療所には医師が常駐し、患者の症状にあわせて鍼灸や漢方、運動療法を提供。日本人の鍼灸師のほかにアメリカ人、中国人、韓国人、フィリピン人が働く。まさにグローバルな統合医療型の診療所である。
そんな南氏は、還暦間近になった今でも、日々トレーニングに励み、世界の五大ビッグウェーブのひとつ、マーベリックスという大波に挑戦し続けている。
「アメリカで鍼灸師として、プロサーファーとして活動する。そんなことは、昔は思ってもいなかった。だけど、改めて人生を振り返ると、夢に挑む人生を過ごすために、いくつかの自分なりのルールがあったように思う」
健康寿命が延び、40代、50代、いや、60代からも人生の本番を迎えることが増えた今、いつまでも生涯現役で夢を追うための「挑戦的スローライフ」を送るには、どのようにすればよいのか。本書では、そのための人生のルールと、日々の養生のアドバイスや「気」の作り方、そして、折れない心と身体の作り方を身につけることができる。いつまでも生き生きと夢を追いたい、すべての人に送る一冊。

はじめてのトリガーポイント鍼治療
全身の7割近い筋肉は、実際に痛みの原因である箇所とは違う部位に痛みを引き起こしている!
腰下肢痛、膝痛、頚部痛、肩痛という4大症状について、その原因となっているトリガーポイント(TP)をどう検出し、刺鍼するか、写真や筋の断面図とともに解説。触診すべき部位が一目でわかり、触診の仕方や刺鍼の方向・深度なども具体的に記しているので、臨床の場で即試せる内容になっている。
TP鍼治療の入門書。

経穴インパクト イラストで楽しく学ぶ取穴法
経穴の取り方がこの1 冊でまるわかり!
イラストで楽しく学ぶ「インパクト」シリーズに、「経穴」の登場です! 本書は、WHO/WPRO決定の361穴の取り方について、ビジュアルで学ぶことができるテキストです。取穴が得意な男の子「ツボッキー」が、取穴の際の注意点、主治や解剖などについてわかりやすく解説していきます。 そのほか、経穴名の由来、治療での使い分けのポイント、「暗記のツボ」など、ためになる情報も盛りだくさん。シリーズの特長のひとつであるコンパクトな判型は、通学や通勤時の勉強にも最適!
国家試験を控える学生の皆さんはもちろん、臨床で活躍する治療家にもオススメです!

はじめての鍼灸マッサージ治療院 開業ベーシックマニュアル
「治療院を開業したい」と思ったら、まずこの1冊!
開業に必要な手順・手続きを、順を追って丁寧に解説
治療院の開業は治療家にとって大きなターニングポイント。治療の腕を磨かなければならないのはもちろんですが、それと同じくらい大切なのが、治療院経営について学ぶことです。
本書は、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師が治療院を開業する際に、必ず知っておかなければならない準備や手続き、そして経営の考え方について、イラストや図解を交えながら、分かりやすく解説。「開業資金が足りない」「どこで開業するか決められない」「そもそもどんな治療院にしたいか分からない・・・・・・」といった基本的な悩みに対して、治療家に役立つ内容にしぼって解説しています。