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ロボット支援下子宮全摘術[Web動画付]【電子版】

根治性・安全性・効率性を考える

野村 秀高(著者) 坂本 育子(著者)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2026/07/23
ページ数
152ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥15,400 (本体¥14,000+税10%)

特記事項
この電子版では,外部のサイトとリンクして動画を閲覧できます。動画閲覧のためにはネット環境が必要です。
印刷版ISBN
978-4-7583-2363-5
印刷版発行年月
2026/08
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
52 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

概要

ロボット手術には内視鏡手術と違う細かい視点やサードアームをいかに用いるかなどのポイントがある。それらをきちんと学び基本を理解したうえで,丁寧な手術を行うためのポイント、そして収益性も意識したスピードアップのためのポイントも述べている。令和8年度の診療報酬改定で加算がつき、さらなる広がりが予想されるロボット手術を習得するために必携の一冊。

目次

第1章 ロボット手術のための基礎知識
1 なぜロボット手術なのか?
 手術はどこまで進化するのか
 腹腔鏡手術がもたらした変革 “あわあわ” という新しい視点
 ロボット手術の本質的価値
 ロボット手術のこれからと教育的価値
2 ロボット鉗子の特性と戦略的活用 鉗子選択を術中戦略に変える
 鉗子は「手」ではない:術者の意図を術野へ翻訳する端末である
 構造を知ると,動きの限界が見える
 自由度は万能ではない
 触覚がない術野で,何を「感じる」のか
 鉗子はカタログではなく,タスクで選ぶ
 婦人科手術における鉗子セット:標準化とカスタマイズ
 プラットフォーム差は「できること」より「組み立て方」の差として読む
 鉗子選択の意思決定アルゴリズム
 術前にチームで共有すべき項目
 教育としての鉗子操作:何を順に教えるか
 学習曲線と標準化
 鉗子理解は,手術熟達への入り口である
 
第2章 婦人科悪性腫瘍手術
1 ロボットによる子宮体癌手術(子宮全摘術+骨盤リンパ節郭清)
 daVinci® Xiのセッティング
 出力の設定
 トロカー挿入
 子宮円索の切断
 膀胱子宮下腹膜の切開
 膀胱剥離
 右広間膜後葉と尿管の剥離
 子宮動静脈の広間膜後葉からの剥離(屏風を立てる)
 リンパ節郭清を行わない場合
 リンパ節郭清を伴う場合
 ダグラス窩腹膜の開放
 仙骨子宮靱帯の切断
 固有卵巣索の処理
 子宮傍組織の処理
 子宮マニピュレーターの抜去,腟パイプの挿入
 腟管の切開
 腹腔内の洗浄
 腟断端の縫合
 膀胱鏡による観察と腹膜縫合
 手術終了
2 骨盤リンパ節郭清
 膀胱側腔の展開
 直腸側腔の展開
 en bloc郭清
 外腸骨静脈の背側にあるリンパ組織を摘出する場合は?
 
第3章 安全性とスピードアップを意識したロボット支援下婦人科手術
良性単純子宮全摘術:速さは求めるものか?
 適応とアプローチ選択
 手術の流れ
 セットアップ・トロカー配置
 初期観察・戦略決定
 付属器・子宮円索周囲の処理
 膀胱子宮窩展開
 側方処理・子宮血管処理
 基靱帯・仙骨子宮靱帯周囲
 腟管切開(colpotomy)
 標本摘出
 腟断端縫合
 閉創と最終確認
 合併症とその対策
 速さを捨てるべき場面-advaced
 立ち止まる判断の心理的障壁
 
第4章 これからの婦人科ロボット手術のありかた
1 教育トレーニングの革新
 能力基準と段階的教育:CUSUM分析による客観的評価
 山梨県立中央病院の915例研究:4つの学習phase
 GEARSスコアによるロボット手術の技能の評価
 チームで築くロボット手術
 人材パイプラインとキャリア支援:長く続けられる環境を
2 経済的側面
 初期投資と収支管理:「高い」は本当か?
 症例数と稼働率:学習曲線とコスト効率の実証データ
 コスト削減の要因:なぜ安くなったのか?
 利益率の改善:「ロボット手術は赤字」は本当か?
 「ロボットは高くつく」という常識の転換