生きものの本質を巡る知への旅【電子版】
『細胞の分子生物学』の変遷から生命科学のあり方を考える
- 出版社名
- 羊土社
- 発行年月
- 電子版発売日
- ページ数
- 96ページ
- 判型
- 四六
- 印刷版ISBN
- 978-4-7581-2147-7
- 電子版ISBN
概要
ある教科書の誕生とその歩みを追う物語が,そのまま分子生物学の発展史となる――『細胞の分子生物学』日本語版発行の立役者が,当事者にしか語れない制作の背景を語ります.黎明期を支えた熱気,偉人たちとの忘れがたいエピソード,そして教科書に託された真摯な思い.知識偏重の時代だからこそ問い直したい,本当の学びのかたちが見えてくる一冊です.
目次
【目次】
はじめに
●生命の科学の始まり
生命論的世界観
分子生物学の誕生 ― やはり機械論か
1953年、20世紀最大の発見 ― 分子への傾倒
クリックとブレンナー ― セントラルドグマ
調節 ― なんて生きものらしい
日本での小さな体験
●「遺伝子」から「細胞」へ
世紀の発見をした青年のその後
ワトソンという特異な存在
学問の基盤として書かれたもの
たしかな実感のある学問
多細胞に挑む
組換えDNA技術の登場
1975年、アシロマ会議
眞剣な教科書製作者であればこそ
1983年 ― 遺伝子から細胞へ
旗振り役と実行役
日本語訳があるということ
教科書は時代とともに
図版が示す印象的な変遷
「生命の起源と初期の進化」章の登場
「植物細胞」「神経細胞」章の消滅
前向きな削ぎ落とし
社会に与える影響、社会から受ける影響
感染症
●Life Scienceと生命科学
1970年のLife Science
1970年の生命科学
「生命科学」を活かそう
世界観を持つ
自然そのものに向き合う自然科学
DNAは遺伝子ではなくゲノムとして、そして情報
変わるもの・変わらないもの ― 教科書も学問も超えて
あとがき ― 最後に思うこと
文献
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