排除された自己のための心の空間作り【電子版】

学派横断の体験的心理療法

杉原 保史(著)
Paul L. Wachtel 著
電子版販売価格: ¥ 5,720 (本体:¥5,200 + 税10%)
出版社名
金剛出版
発行年月
電子版発売日
ページ数
368ページ
判型
A5
印刷版ISBN
978-4-7724-2200-0
電子版ISBN
978-4-7724-9801-2

概要

心理療法の神髄へ――
学派の差異を超えて心理療法の多元的小宇宙を渡り歩く、碩学ポール・ワクテルの最高到達点にして、並ぶものなき統合的心理療法原論。
知性的理解よりも「今ここの感情体験」を、問題の認識よりも「安心と受容」を、愛着のカテゴリーよりも「愛着の力動」を、洞察・気付き・認知よりも「修正感情体験」を、そして心の深層を規定する「社会・文化」を――個人の心理現象は外部環境=対人関係に呼応することを前提とした「循環的心理力動アプローチ」に新たなパースペクティブを交差させ、心の空間から締め出されたエッセンスを奪還する試み。
『心理療法の統合を求めて』、『心理療法家の言葉の技術』、『心理療法家の言葉の技術[第2版]』、『ポール・ワクテルの心理療法講義』、『統合的心理療法と関係精神分析の接点』に次ぐポール・ワクテル第6の主著。

目次

序文

第Ⅰ部 導入
第1章 思考と感情のための心の空間を作る――愛着、自己受容、今ここの感情
第2章 学派の閉鎖的傾向とステレオタイプ、多様な競合的諸アプローチの進化上の結びつき
第3章 責任ある臨床実践のための適切なエビデンスの基盤とは?

第Ⅱ部 病理化を超えて――受容と変化の弁証法
第4章 願望と感情を解釈することから心の空間を作ることへ――「真実」を暴くことの問題
第5章 病理化と非難的解釈のルーツ
第6章 不安、エクスポージャー、そして自己受容への道
第7章 CBTにおける心の空間作り――ベックとエリスから受容と変化の弁証法へ

第Ⅲ部 愛着と生涯にわたる発達の力動
第8章 自己受容と自己拒絶――愛着の決定的な影響力
第9章 現在において過去の結果に取り組む

第Ⅳ部 世界-内-生活
第10章 体験過程、今ここの感情、そして動的自己
第11章 文脈の中の人生――関係図式から文化と社会の影響まで
第12章 心理療法のさまざまな顔

訳者あとがき(杉原保史)

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