介護老人保健施設リハビリテーションのすべて【電子版】

浦野 友彦(監修) 角田 亘(監修)
電子版販売価格: ¥ 4,950 (本体:¥4,500 + 税10%)
出版社名
メジカルビュー社
発行年月
電子版発売日
ページ数
344ページ
判型
B5
印刷版ISBN
978-4-7583-2553-0
電子版ISBN
 

概要

老年病学的な症状を解説してからリハビリテーションの実践を学べる構成となっている。本書では,通所リハビリテーション,入所リハビリテーション,エンドオブライフケアに分けた章立てとなっているため,各場面でのリハの内容が理解できる。近年話題となっているICTやポリファーマシー,自動車運転についてもしっかり解説。老健に携わるリハスタッフや実習に臨む学生におすすめの一冊。

目次

1章 総論
1介護老人保健施設のリハビリテーション総論  角田 亘
 ❶ 老健におけるリハビリテーションの概要
 ❷ 老健入所者に対する生活リハビリテーション
 ❸ 老健入所者に対する,リハビリテーション専門職によるリハビリテーション
 ❹ リハビリテーション専門職によるリハビリテーションの実際
 ❺ 老健における通所リハビリテーション
 ❻ 老健における訪問リハビリテーション
 ❼ 老健におけるリハビリテーションにかかる加算
 ❽ リハビリテーションに関するリスク・マネジメント
2介護老人保健施設においてポリファーマシーとどう向き合うか?  小島太郎
 ❶ 高齢者のマルチモビディティ
 ❷ 医療機関への受診とポリファーマシー
 ❸ 老年症候群の管理
 ❹ ポリファーマシーと処方カスケード
 ❺ 特に慎重な投与を要する薬剤
 ❻ 薬物による栄養障害
 ❼ 薬剤処方を見直すためのステップ~高齢者総合機能評価(CGA)と多職種協働~
 ❽ 服薬アドヒアランスの改善のために
3要介護高齢者における認知症の評価方法  亀山祐美
 ❶ 認知症の評価
 ❷ 認知症評価の目的
 ❸ 認知症評価の基本的視点
 ❹ 代表的な認知症評価方法
 ❺ BPSDの評価・アセスメント
 ❻ ADL・生活機能評価
 ❼ 老健における認知症評価の実際
 ❽ 認知症評価時の注意点
 ❾ 今後の課題
 ❿ まとめ
4要介護高齢者における認知症に対する非薬物療法  玉田真美
 ❶ 非薬物療法とは
 ❷ 非薬物療法の実際
5要介護高齢者における作業活動総論  谷口敬道
 ❶ 人はなぜ作業を必要とするのか
 ❷ 要介護状態になっても人生は続いている
 ❸ 意味のある作業が健康と生活を支える
 ❹ 要介護高齢者における作業活動
6要介護高齢者に生じる身体的・生理的変化  洲鎌秀永
 ❶ 概要
 ❷ 要介護高齢者に生じる身体的・生理的変化
 ❸ まとめ
7要介護高齢者のサルコペニア  沢谷洋平
 ❶ 概要
 ❷ 世界的なサルコペニアの定義の変遷
 ❸ サルコペニアの病態を理解する
 ❹ マッスルヘルス(muscle health)に基づくライフコースアプローチ
 ❺ サルコペニアの評価
 ❻ サルコペニアの対策
 ❼ 要支援・要介護高齢者におけるサルコペニアの臨床実践
 ❽ まとめ
8要介護高齢者の骨密度と転倒予防  藤田博曉
 ❶ 骨折連鎖をいかに断つか
 ❷ 要介護高齢者における骨脆弱性の実態
 ❸ 転倒と骨折の統合理解
 ❹ 骨折リスク評価の実際
 ❺ 運動療法のエビデンスと実践
 ❻ まとめ
9要介護高齢者の聴覚と難聴  平島ユイ子
 ❶ 概要
 ❷ 加齢性難聴の特徴
 ❸ 評価
 ❹ 対応
10要介護高齢者の視機能  新井田孝裕
 ❶ 概要 
 ❷ 高齢者に多い眼科疾患
 ❸ 視機能評価
 ❹ 対応・支援
 ❺ まとめ
11要介護高齢者に対するICT活用  西田裕介
 ❶ 概要
 ❷ 評価
 ❸ 対応・支援
12要介護高齢者に対する装具・車椅子・福祉用具の活用  糸数昌史
 ❶ 概要
 ❷ 評価
 ❸ 対応・支援
 ❹ まとめ

2章 通所リハビリテーション
1老健ができる介護予防:通所サービスC  広瀬 環,沢谷洋平
 ❶ 概要
 ❷ 通所サービスCの目的と対象
 ❸ 評価と介入
 ❹ 運動プログラム
 ❺ 今後の課題と展望
 ❻ 明日から活かせるフレイル予防の実践ヒント
2通所における作業活動  秋澤尚実
 ❶ 概要
 ❷ 評価
 ❸ 実践(生活拡大期の作業活動)
 ❹ 実践(生活維持期の作業活動)
3通所の集団リハビリテーション  佐々木由佳
 ❶ 概要
 ❷ 集団リハビリテーションの効果を支える11の要素
 ❸ 集団リハビリテーションの方法
 ❹ 実践
4通所における個別での運動  福田圭佑,沢谷洋平
 ❶ 概要(自立支援への変遷)
 ❷ 通所リハでの運動
 ❸ 個別での運動
 ❹ まとめ
5身体機能の評価と効果判定  沢谷洋平
 ❶ はじめに
 ❷ 評価方法
6通所における自宅での運動介入・ロコモーショントレーニング  広瀬 環,沢谷洋平
 ❶ 概要
 ❷ ロコモの評価
 ❸ 安全なロコトレ実施のための評価と留意点
 ❹ ロコトレの内容
 ❺ 運動支援の実践
7通所における生活行為向上マネジメント  佐々木由佳
 ❶ 概要
 ❷ 生活行為向上マネジメントの流れ
 ❸ 実践
8通所における摂食嚥下機能評価と口腔ケア  平田 文
 ❶ 概要
 ❷ 評価
 ❸ 支援・実践
9通所における嚥下トレーニング  平田 文
 ❶ 概要
 ❷ 自主トレーニングとして実施可能な基礎的嚥下訓練
10通所高齢者の栄養評価と介入  前田圭介
 ❶ 概要
 ❷ 通所栄養ケアの特殊性
 ❸ 非侵襲的スクリーニングによる早期発見
 ❹ 低栄養の診断と在宅側の原因推論
 ❺ 在宅生活を支える個別化介入
 ❻ 多職種連携と継続的モニタリング
 ❼ まとめ
11通所・自動車運転再開へのフローとその評価  小井田美穂,平田 文
 ❶ 概要
 ❷ 運転再開にあたり必要な評価
 ❸ 運転再開,中止に関する支援
 ❹ 症例紹介

3章 入所リハビリテーション
1入所における作業活動  阿部美咲
 ❶ 概要
 ❷ 老健における作業療法の展開
 ❸ 実践
2入所における集団体操  柴 隆広
 ❶ 集団リハの概要
 ❷ 集団リハの効果
 ❸ 集団リハの対象者と参加基準
 ❹ 集団リハの実施方法
 ❺ 集団リハの具体的な内容
 ❻ 安全管理
 ❼ まとめ
3入所における個別での運動  佐藤 稜,沢谷洋平
 ❶ 個別運動の目的と老健における位置付け
 ❷ 利用者評価(アセスメント)
 ❸ 個別運動におけるリスク管理
 ❹ 目標設定の方法
 ❺ 個別運動プログラムの設計原則
 ❻ 運動の具体的手法
 ❼ リハビリテーションの効果判定とプログラムの見直し
 ❽ ケース別の個別運動実践のワンポイントアドバイス
 ❾ 生活への展開
4老健入所者におけるADL介入と環境調整  柴 隆広
 ❶ ADLへの介入
 ❷ ADL介入に向けた評価と準備
 ❸ 環境調整とADL設定の実際(モデルケーススタディ)
 ❹ まとめ
5入所における個別での言語聴覚療法  赤木裕子,平田 文
 ❶ 概要
 ❷ 評価
 ❸ 支援
 ❹ 実践
6入所における摂食嚥下機能評価と口腔ケア  平田 文
 ❶ 概要
 ❷ サルコペニアの摂食嚥下障害(Sarcopenic Dysphagia)
 ❸ 認知症に伴う摂食嚥下障害
 ❹ 評価
 ❺ 支援・実践
7入所高齢者の栄養評価と介入  前田圭介
 ❶ 概要
 ❷ 入所栄養ケアの特殊性
 ❸ 栄養スクリーニングとアセスメント
 ❹ 低栄養診断と他の栄養障害の評価
 ❺ 低栄養の原因推論と摂食嚥下障害
 ❻ 栄養ゴール設定
 ❼ 栄養ケアの全体設計と食支援
 ❽ モニタリングと多職種連携
 ❾ まとめ

4章 エンドオブライフケアとこれからの老健
1老健施設におけるACP―リハビリテーション専門職に期待される役割―  浦野友彦
 ❶ はじめに
 ❷ 老健施設ならではのACP
 ❸「 終末期」ではなく「人生の最終段階」という視点
 ❹ 老年医学の視点からみたACP:5 Ms の活用
 ❺ 認知症のある入所者への意思決定支援
 ❻ PT・OT・ST に期待される役割
 ❼ 全老健ACP調査からみた老健ACP
 ❽ まとめ
2看取り期のリハビリテーション(概論)  尹 璐,沢谷洋平
 ❶ 概要
 ❷ リハビリテーション評価と介入の実際
3リハビリテーションの実践(事例紹介)  柴 隆広
 ❶「 外出」支援
 ❷「 好きな物を食べる・飲む」の支援
 ❸「 生きる希望」への支援
 ❹ まとめ
4他職種から見たリハビリテーション職への期待  遠藤亮太郎,山下 誠,河原典子,西尾こゆる
 ❶ 介護職の立場から
 ❷ 支援相談員の立場から
 ❸ ケアマネジャーの立場から
 ❹ 看護職の立場から
5今後の日本社会に求められる介護老人保健施設とは  松田晋哉
 ❶ 概要
 ❷ 地域における介護保険サービスのBack office としての老健
 ❸ 地域包括ケアセンターとしての老健

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