ケアが変わる! 看護×情報学【電子版】

26の疑問から学ぶ健康・医療情報との付き合い方

中山 健夫(監)
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授 同医学部附属病院 倫理支援部 部長
電子版販売価格: ¥ 2,420 (本体:¥2,200 + 税10%)
出版社名
インターメディカ
発行年月
電子版発売日
ページ数
168ページ
判型
A5
印刷版ISBN
978-4-89996-514-5
電子版ISBN
978-4-89996-515-2

概要

「その情報は確か?」「患者さんにどう伝える?」
よりよいケアを届けるために、情報をどう使うのか
看護と情報の世界を一緒に歩く入門書!

看護師は多様な情報を扱い、それらを結びつけながら、その人に必要なケアを考えており、看護は「情報」ととても深い関係にある仕事だと言えます。
本書は、看護における情報リテラシーの重要性と活用方法を解説する入門書です。健康情報リテラシーやエビデンスに基づく実践、情報の見極め方、患者への伝え方などを具体的に解説し、実践的に学べる内容となっています。

目次

第1章 看護師のための健康情報学 ―よりよいケアのために
 1 健康・医療情報とは?
 2 昨今の医療を取り巻く情報環境
 3 看護師に健康情報リテラシー(ヘルスリテラシー)が必要な理由
 4 健康・医療情報との付き合い方・扱い方
 5 EBMの重要性―根拠に基づく実践へ
 6 まとめ―ヘルスリテラシーはケアの質を高める

第2章 健康・医療情報と付き合うために
 1. 情報の読み解き方
  #1 その情報は確かなの? 根拠を確認する
  #2 アンケートの結果はそのまま信じてよい? 情報の偏り(バイアス)をチェックする
  #3 内容は同じなのに受け取る印象が違う? フレーム効果を意識する
  #4 感染者数が多い病棟は感染率が高い? 数字の裏にある分母を見る
  #5 疲れなかったのは栄養ドリンクの効果? 因果関係を見極める
  #6 成功率50%は高いのか低いのか? 比較の対象を意識する
  #7 科学的な研究成果なら信頼できる? 利益相反をチェックする
  #8 効果が高いほど「良い」治療? メリットとデメリットを比較する

 2.信頼できる情報の見つけ方
  #9 ケアの根拠はどう探せばいいの? エビデンスの探し方・使い方
  #10 書籍の情報はどう使う? 書籍や雑誌の活用と注意点
  #11 ネット上の医療情報はどう使う? インターネット情報の活用と注意点
  #12 SNSで話題の治療法、効果があるって本当? SNSの活用と注意点
  #13 生成AIに聞けば何でも教えてくれる? 生成AIの活用と注意点
 Column 看護師に役立つ 健康・医療情報のウェブサイト

第3章 健康・医療情報をケアに活かすために
 1. 気をつけるべき、情報の倫理
  #14 患者さんの個人情報、どう扱う? 個人情報取り扱いの法的・倫理的責任
  #15 どこで、どんな情報をどのように発信する? 医療従事者が情報発信する際の注意点
 Column 遺伝子情報との向きあい方

 2.多職種連携における情報共有
  #16 ほかの職種は何を見てどう考えているの? 多職種間の情報共有で意識すること
  #17 相手に間違いなく伝えるには? コミュニケーションミスを防ぐ仕組み
  #18 わかりやすい看護記録の書き方は? 記録の仕方・伝え方

 3.患者・家族とのコミュニケーション
  #19 患者の気持ちに寄り添うためには? 感情を表出してもらうための働きかけ
  #20 その治療がもたらす効果は何か? 代理のアウトカムと真のアウトカム
  #21 その人らしい選択を支えられている? インフォームド・コンセントとSDM
  #22 安心して治療に臨んでもらうには? 患者の心配事を考える
  #23 患者さんの意思決定を支える説明とは? 理解と納得を深める伝え方の工夫
  #24 その人は病気についてどう思っている? 患者のナラティブ(語り)に耳を傾ける
  #25 診療ガイドラインの推奨の意味は? 臨床でのガイドラインの活用の仕方
  #26 エビデンスによる治療は常に最善? エビデンスと経験の統合

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