≪シンプル作業療法学≫
シンプル作業療法学シリーズ
地域作業療法学テキスト【電子版】
- 出版社名
- 南江堂
- 発行年月
- 電子版発売日
- ページ数
- 288ページ
- 判型
- B5
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-21053-4
- 電子版ISBN
- 978-4-524-27219-8
概要
地域作業療法学の講義に対応する教科書.地域で展開される作業療法について,総論では概念・制度を丁寧に解説.各論では地域作業療法を詳細に解説し,介護保険領域における在宅/入所支援,総合支援法における支援など,場所,制度,疾患別解説を行い,それぞれの場に対応した作業療法士の役割を解説する.また,ターミナルケア,まちづくり,災害支援,産業分野など,今後さらなる作業療法士の活躍が見込まれる場面においての展開も扱い,項目立てて解説する.
目次
【内容目次】
第Ⅰ部 地域作業療法総論
1 地域リハビリテーションと作業療法
1 地域リハビリテーションとは
A 地域リハビリテーションにおける地域とは
B 地域リハビリテーションの定義と歴史
2 地域リハビリテーションにおける作業療法
A 地域作業療法とは
B 日本における地域作業療法の変遷
C 生活支援の場における作業療法
3 地域包括ケアシステムと作業療法
A 地域包括ケアシステムの背景
B 地域包括ケアシステムとは
C 地域包括ケアシステムと作業療法
2 関連制度の理解
1 社会保障制度とは
A 社会保障制度
B 日本における社会保障制度の変遷
2 介護保険制度
A 介護保険制度の概要
B 保険給付の手続き
C 介護給付
D 予防給付
3 障害者総合支援法
A 障害者施策のサービス体系
B 利用対象
C サービスの利用申請から支給決定の流れ
D 障害支援区分と認定手続き
E 障害者総合支援法のサービス
4 その他関連制度
A 医療保険
B 児童福祉法
C 精神保健福祉法
D 医療観察法
E 成年後見制度
F 障害者雇用促進法
G 難病法
3 地域における連携
1 地域で必要とされる連携の視点
A 良好な連携を行うために
B 情報交換に必要な心構えとその方法
2 関連職種の理解と連携の視点
第Ⅱ部 地域作業療法の理解
4 地域作業療法の役割
1 地域作業療法の概要
A 「地域作業療法」に必要なスキルとは
2 ICF(国際生活機能分類)
A ICIDHからICFへ
B ICFの各カテゴリーの概説
C ICFとMTDLP
3 ケアマネジメントの基軸をなすアセスメント
A 介護保険制度における課題分析標準項目(アセスメント項目)
4 ケアマネジメントにおける昨今の動向
A ケアマネジメントの実態,課題と適切なケアマネジメント手法
B 適切なケアマネジメント手法の成り立ち
C ケアマネジメントとケアプラン
D ケアマネジメントにおける「合意形成」の大事さ
5 地域作業療法における「役割」と「対象」
A 地域作業療法の「役割」
B 地域作業療法の「対象」
5 生活行為向上マネジメント
1 作業療法評価と支援の視点
A MTDLPとは
B MTDLPの過程
C MTDLPの実際
6 安全管理の基礎知識
1 リスク管理について
A リスク管理とは
B 地域で必要とされるリスク管理について
2 リスク管理に関する基本的理解
A 平時のリスク管理
B 有事のリスク管理
7 介護保険領域における作業療法1 在宅支援
7-1 訪問リハビリテーション
1 訪問リハビリテーションとは
A 介護保険における訪問リハビリテーションの役割
B 介護保険制度における訪問リハビリテーションのサービス提供の流れ
C 介護保険制度以外の訪問リハビリテーション
2 訪問作業療法士の役割,持つべき視点
A 訪問作業療法の対象と目的
B 作業療法士の果たすべき役割
C 作業療法士の持つべき視点
3 事例紹介
4 訪問作業療法の課題と展望
7-2 通所リハビリテーション,通所介護
1 通所リハビリテーション,通所介護とは
A 通所リハビリテーションとは
B 通所介護とは
C 通所リハビリテーションと通所介護の違い
2 通所系サービスに求められる機能とは
A 通所系サービスの多面性とは
B リハビリテーションマネジメントとは
3 作業療法士の役割,持つべき視点
A 生活行為向上リハビリテーションとは
B 居宅訪問
C 認知症短期集中リハビリテーション
D 機能改善から能力向上への切り替え
4 事例紹介
5 作業療法の課題と展望
8 介護保険領域における作業療法2 入所支援
8-1 介護老人保健施設(老健)
1 老健とは
A 概 要
B 介護保険における老健の役割
2 作業療法士の役割,持つべき視点
A 作業療法の目的,対象
B 作業療法士の果たすべき役割,作業療法士として持つべき視点
3 事例紹介
A 老健での入所支援事例
4 作業療法の課題と展望
8-2 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
1 介護老人福祉施設とは
A 概 要
B 介護老人福祉施設の役割
2 作業療法士の役割,持つべき視点
A 多職種協働と作業療法士の役割
B 作業療法の目的や作業療法士として持つべき視点
3 事例紹介
4 作業療法の課題と展望
9 総合支援法における作業療法1 精神障害者に対する支援
9-1 精神障害者への訪問,通所等地域生活支援
1 精神障害者への地域生活支援とは
A 訪問支援(訪問作業療法)の概要
B 通所支援(通所作業療法)の概要
2 作業療法士の役割,持つべき視点
A 作業療法士の役割
B 作業療法士の持つべき視点
3 事例紹介
4 作業療法の課題と展望
A 作業療法の課題
B 作業療法の展望
9-2 精神障害者への就労支援
1 精神障害者に対する就労支援とは
A 概要と現状
B 支援の場
2 作業療法士の役割,支援内容
A 作業療法の目的
B 作業療法士の役割
C 支援内容
3 事例紹介
4 作業療法の課題と展望
A 作業療法の課題
B 展望と改善の方向性
10 総合支援法における作業療法2 その他障害児者への支援
10-1 発達障害に対する支援:児童福祉法におけるサービス
1 地域における発達障害児への支援とは
A マクロ:児童福祉法
B メゾ:支援施設,事業
C ミクロ:発達障害を有する子ども
2 発達障害児の地域支援における作業療法士の役割,支援内容
A 作業療法の目的
B 作業療法の役割,支援内容
3 事例紹介
4 作業療法の課題と展望
10-2 高次脳機能障害に対する就労支援
1 高次脳機能障害者の現状
A 高次脳機能障害者の復職時期
B 高次脳機能障害者の離職率
C 高次脳機能障害者の就労における課題
D 幼少期の高次脳機能障害の存在
2 医療や福祉での支援が必要
3 制度と支援
4 作業療法士の役割,支援内容
5 事例紹介
6 作業療法の課題と展望
11 介護予防における作業療法
1 介護予防について
A 介護予防とは
B 介護予防における作業療法士の役割
C 介護予防,日常生活支援総合事業の概要
2 介護予防における作業療法の実践
A 作業療法士の役割,持つべき視点(アセスメント)
B 地域資源の把握
C 個別支援
D 地域ケア会議
12 認知症の人に対する作業療法
1 認知症の人への支援の概要
A 認知症施策(新オレンジプラン)
B 認知症初期集中支援
2 地域における認知症の人への支援の実際
A 作業療法士の役割,持つべき視点
B 実践事例
C 作業療法の課題と展望
13 ターミナルケアにおける作業療法
1 ターミナルケアとは
A ターミナルケアとは(がんサバイバーを含む)
B 地域におけるターミナルケア
2 ターミナルケアにおける作業療法士の役割
A 作業療法士の役割,持つべき視点
B 実践事例
C 作業療法の課題と展望
14 地域作業療法に必要な視点
14-1 まちづくり
1 世界とまちづくり
A 国際連合によるSDGs
B WHOによるまちづくり
2 地域共生社会とまちづくり
A 地域共生社会とまちづくり
B 移動とまちづくり
3 作業療法士とまちづくり
A 作業療法士とまちづくりのかかわり
B まちづくりにつながる事業
C まちづくりへの参画の手順
14-2 災害支援
1 災害におけるリハビリテーション支援活動の目的,役割
2 作業療法士が行う災害支援活動
A 医療救護活動
B 地域包括ケアシステムにおける活動
C 日本作業療法士協会ボランティアにおける活動
D 個人としての活動
3 日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)
A JRATの概要
B JRATの活動目的
C JRAT支援活動の原則,役割
D JRAT活動の支援内容
4 災害リハビリテーションのフェーズ
A フェーズ分類
B 各フェーズにおけるリハビリテーション支援
14-3 産業作業療法
1 日本の産業領域を取り巻く現状
2 「作業関連疾患=職業病」とは
3 作業療法の考え方を企業の支援にどのように活かすのか
A PEOモデル
B 作業のトランザクショナルモデル
4 どのような企業へのかかわり方があるのか
A 産業保健領域
B 治療と仕事の両立支援
C その他
5 企業へかかわるうえで注意すべきこと
15 演習事例
1 個別事例検討
A 要介護者事例(Aさん,75歳,女性,要介護1,独居)
B 認知症事例
C 精神疾患事例
D 発達障害事例
2 フィールド調査
A 検討方法の提示
B 検討の視点
C グループワーク方法
D あなたのまちの強みと課題を分析してみよう
3 事業立案 介護予防事業(通いの場づくり)
A 介護予防事業とは
B 介護予防事業立案
参考文献
索引