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看護学テキストNiCE

家族看護学 改訂第3版【電子版】

臨床場面と事例から考える

山崎 あけみ 原 礼子 (編)

出版社
南江堂
電子版ISBN
978-4-524-23483-7
電子版発売日
2022/03/21
ページ数
316ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,750 (本体¥2,500+税10%)

印刷版ISBN
978-4-524-22929-1
印刷版発行年月
2022/03
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
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必要メモリ容量
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同時使用端末数
1
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概要

家族看護を初めて学ぶ学生向けにつくられた好評テキストの改訂版.家族看護実践に用いられる理論やモデル,概念等について臨床場面や事例をとおして具体的に解説.ジェノグラム・エコマップも多数掲載.今改訂では、①理論やモデル,概念等を解説する章の構成・内容の見直し,②事例の追加(全10事例)やコラム類の見直し・更新、③オールカラー化により、初学者によりわかりやすく、いっそう充実した内容となった.

目次

【内容目次】
はじめに
序章 家族看護学をはじめて学ぶ
  A.看護のなかの家族
  B.家族をどうみるか
  C.家族看護学を学ぶ
  D.家族看護学の発展と動向
第Ⅰ章 家族看護学における対象理解
 はじめに
 1 発達する家族
  A.家族発達理論
  B.個々の発達段階における特徴
  C.発達する家族の理解
  D.家族周期における2つの移行
 2 システムとしての家族
  A.家族システム理論
  B.システムとしての家族の理解
  C.家族システムの安定と変化
  D.家族システムの構造
 3 家族を理解するポイント
  A.家族のウチ・ソトを知る技法
  B.看護の対象としての家族のとらえ方
 4 家族像の形成
  A.家族を理解する情報・指針
  B.プロセスとしての家族像形成
  C.多様性
第Ⅱ章 家族看護過程に用いる考え方(理論,モデル,概念)
 はじめに
 1 健康な家族についての考え方
  A.ストレスに対処している家族:家族ストレス対処理論とは
  B.機能している家族の構造:家族構造-機能理論とは
 2 家族の力を引き出すのに役立つ考え方
  A.セルフケア
  B.パートナーシップ
  C.家族エンパワメント
 3 代表的な家族アセスメントモデル
  A.フリードマン家族アセスメントモデル
  B.ハンソン家族アセスメント・介入モデル
  C.家族のヘルス・プロモーションモデル
  D.カルガリー家族アセスメント/介入モデル,イルネスビリーフモデル
  E.渡辺式家族アセスメント/支援モデル
第Ⅲ章 家族看護過程:家族の健康を引き出す看護過程
 はじめに
 1 家族看護過程とは
  A.家族看護過程の特徴
  B.家族看護過程の構成要素
 2 家族看護過程の展開
  A.第1段階:入院してから数日間
  B.第2段階:入院してから2週間
第Ⅳ章 家族を取り巻く社会的・文化的背景
 はじめに
 1 日本人と家族
  A.家から家族へ
  B.看護者にとっての日本の家族
 2 現代日本の家族
  A.超高齢社会から人口減少社会へ
  B.核家族世帯から単独世帯へ
  C.標準(モデル)家族の崩壊
  D.多様化と個人化の尊重
 3 在宅療養者と家族
  A.在宅療養者と家族を取り巻く社会的状況
  B.在宅療養者と家族への多職種による支援と看護者の役割
  C.在宅療養者と家族を理解するポイント
第Ⅴ章 事例で学ぶ家族看護過程の実際
 はじめに
 1 配偶者からの暴力被害者と家族の看護:DVのスクリーニングと被害者の支援
 2 医療的ケア児を在宅に迎える家族への看護:社会的資源を取り入れた家族資源の再構築を目指す
 3 小児生体肝移植における患者と家族への看護:家族の凝集性を回復する
 4 教育期にあるうつ病患者と家族の看護:家族システムの再構築を支える
 5 教育期にある脳腫瘍患者と家族の看護:家族の生活の構造に変容を促す
 6 がん治療のため入院している在留外国人と家族の看護:文化の違いを理解して信頼関係を構築し,支える
 7 高次脳機能障害と共に生きる患者・家族の看護:外来において家族の適応を促す
 8 意思決定過程にあるがん患者と家族の看護:意思決定の葛藤を支える
 9 認知症高齢者を介護する家族の看護:家族内ニーズの競合調整と生活リズムの安定化を促す
 10 完結期にある虚弱高齢者と家族の看護:在宅での看取りにおける意思の揺れを支える
第Ⅵ章 家族看護実践に役立つ研究
 はじめに
 1 家族看護における研究の特徴・課題
  A.家族データの特徴
  B.研究目的と研究デザインの種類
 2 研究計画の方法
  A.家族看護実践に役立つ一般的な知見の探求①:量的研究
  B.家族看護実践に役立つ一般的な知見の探求②:質的研究
  C.家族を研究の対象とするときの倫理的配慮
 3 家族看護における研究の実際
  A.家族看護実践をまとめる:事例研究
  B.家族看護実践のエビデンスをつくる:ランダム化比較試験(RCT)Laurel L. Northouse,Lixin Song
  C.おわりに
演習課題
索引