人間発達学テキスト【電子版】
- 出版社
- 南江堂
- 電子版ISBN
- 978-4-524-27068-2
- 電子版発売日
- 2024/10/28
- ページ数
- 208ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,180 (本体¥3,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-26867-2
- 印刷版発行年月
- 2022/08
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概要
目次
総論
1章 人間発達とは
A 人間発達とは
1 発達と成長・成熟、そして老化とは
2 発達の特性・規則
3 発達段階と発達課題
4 ライフステージとリハビリテーション医療
B 人間発達学の介護やリハビリテーションへの応用
1 理学療法
2 作業療法
3 言語聴覚療法
2章 人間発達学(発達科学)の理論と研究法
A 発達科学と学問体系
B 発達理論の歴史的な流れ
1 18世紀-発達科学の黎明
2 19世紀-進化論から発達科学へ
3 20世紀前半-発達科学の誕生
4 20世紀後半-発達科学の発展
5 21世紀-発達科学の現在
C 諸家の発達理論
1 運動学(運動発達)
a.スキャモン
b.マッグロウ
c.ゲゼル
d.ミラニー・コンパレッティ
e.フランケンバーグ
f.フォスベルグ
2 心理学
a.ビネー
b.フロイト
c.ウェルナー
d.シュテルン
e.ハヴィガースト
f.ワロン
g.エリクソン
h.サリバン
i.マズロウ
j.ピアジェ
k.コールバーグ
l.バウァー
m.プロミン
n.ジェンセン
o.シーグラー
3 神経心理学(認知神経科学)
a.ヘッブ
b.ワディントン
c.フッテンロッハー
d.セーレン
e.ダマシオ
f.中山
4 行動科学
a.ワトソン
b.ローレンツ
c.スキナー
5 社会学
a.パーテン
b.ヴィゴツキー
c.ボゥルビー
d.ルリヤ
D 発達科学の研究方法
1 発達の諸領域と研究方法
2 発達科学における種々の研究手段と研究方法
3章 自然科学からみた人間
A 解剖生理学
1 ヒトの身体は細胞の集合体である
2 人間発育・発達は細胞分裂の繰り返しである
B 系統発生(遺伝)学
1 出生まで
a.受精から着床まで
b.着床から胚葉への分化
c.器官形成
2 出生後
C 体育学(スポーツ科学)
1 運動能力指標(文部科学省、体力テスト)
2 体力テスト項目
3 体力の加齢に伴う変化
4 体力と運動習慣
D 行動科学
1 乳児期
2 幼児期・学童期
3 成人期
4 老年期
E 自然科学からみた人間発達のリハビリテーションへの応用
4章 社会科学からみた人間
A 社会とは
B 社会科学とは
C 発達と社会学的側面
D 発達と法律
E 発達と経済
F 社会科学からみた人間発達のリハビリテーションへの応用
各論
1章 身体運動器機能-身体構造 1:胎児期~青年期
A 体格・脊柱・姿勢・性徴
1 胎児期(受精から出生)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
2 新生児期(生後28日以内)~乳児期(1歳未満)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
3 幼児期(1歳半~6歳未満)~学童期(6~歳以下)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
4 青年期(思春期含む22歳まで)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
B 歯・骨
1 歯の発達
a.乳児期
b.幼児期
c.学童期
d.成人期
2 骨の発生・発達
a.胎児期
b.新生児期
c.乳児期
d.幼児期
e.学童期
f.学童期~青年期
C 筋肉
1 体組成の中の骨格筋
2 胎児期の筋肉と筋力の特徴
3 新生児期~乳幼児期の筋肉と筋力の特徴
4 学童期~青年期の筋肉と筋力の特徴
D 異常と障害
1 体格・脊柱・姿勢の異常と障害
a.胎児期
b.新生児期
c.学童期
d.青年期
2 歯の異常と障害
a.新生児期
b.学童期
c.青年期
3 骨の異常と障害
a.胎児期
b.新生児期
c.幼児前期
d.幼児後期
e.学童期
f.青年期
4 筋肉の異常と障害
2章 身体運動器機能-身体構造 2:成人期~老年期
A 体格・脊柱・姿勢・性徴
1 成人期(23~64歳)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
2 老年期(65歳以上)の体格・脊柱・姿勢・性徴の発達
B 歯・骨
1 歯の発達
2 骨の発達
a.成人期
b.老年期
C 筋肉
1 成人期
a.成人期の筋肉と筋力の特徴
2 老年期
a.老年期の筋肉と筋力の特徴
b.高齢者の筋肉と筋力の性差
c.高齢者の筋力低下と生活機能の関連
D 異常と障害
1 体格・脊柱・姿勢・性徴の異常と障害
2 歯の異常と障害
a.成人期
b.老年期
3 骨の異常と障害
a.老年期
4 筋肉の異常と障害
a.成人期の代表的な筋疾患
3章 身体運動器機能-運動・歩行 1:胎児期~青年期
A 身体運動の発達とは
1 胎児期
2 新生児期
3 乳児期
a.12ヵ月以降の歩行の発達
b.12~15ヵ月までの上肢機能
4 幼児期
a.18~72ヵ月までの粗大運動機能
b.18~72ヵ月までの上肢機能
5 学童期
6 青年期
B 筋肉、筋力、耐久力の発達
1 発達段階の筋肉と筋力
2 発達段階と筋持久力
C 発達期における異常と障害
4章 身体運動器機能-運動・歩行 2:成人期~老年期
A 筋力
1 筋力とは
2 加齢に伴う筋量の減少
3 老年期における筋機能変化
B 体力
1 成人期の体力
2 老年期の体力
3 呼吸循環機能と運動耐用能
C 姿勢制御(バランス)
1 成人期の姿勢制御
2 老年期の姿勢制御
D 上肢機能(手を含む)
1 成人期の上肢機能
2 加齢と上肢機能
E 重力刺激と起居動作
1 重力刺激と身体機能
2 ADLと転倒・骨折
F 歩行
1 成人期以降の加齢による歩行の変化
2 老年期の歩行と転倒
G 異常と障害
1 成人期
2 老年期
5章 身体運動器機能-脳神経系機能(反射・反応)
A 発達期における中枢神経の変化
1 胎児期から乳児期にいたる神経系の変化
a.神経系の発生学的変化
b.軸索の髄鞘化と樹状突起の変化
c.シナプス投射とその刈り込み
2 老年期の中枢神経の変化
B 反射・反応
1 新生児期・乳児期の反射・反応
a.原始反射
b.姿勢反射
C 粗大運動・微細運動
1 運動の発達
a.胎児期の行動発達
b.ジェネラルムーブメント
2 新生児期、乳児期の運動発達
3 幼児期までの粗大運動・微細運動の発達
4 学童期・青年期の粗大運動・微細運動の発達
5 成人期・老年期の粗大運動・微細運動の発達
D 異常と障害
1 運動発達の遅延と急激な老化
a.胎児期~乳児期
b.学童期
c.老年期
6章 身体運動器機能-内部(生理)機能
A 呼吸
1 呼吸器系とは
2 胎児期の呼吸機能の発達(呼吸器系の発生)
3 新生児期~幼児期の呼吸機能の発達(呼吸器系の成長)
4 成人期~老年期の呼吸機能(呼吸器系の老化)
B 循環
1 循環器系とは
2 胎児期の循環機能の発達(循環器系の発生)
3 新生児期~幼児期の循環機能の発達(循環器系の成長)
4 成人期~老年期の循環機能(循環器系の老化)
C 代謝
1 代謝とは
2 胎児期の代謝機能の発達
3 新生児期~幼児期の代謝機能の発達(代謝系の成長)
4 成人期~老年期の代謝機能(代謝系の老化)
D 異常と障害
7章 身体運動器機能-感覚・認知機能(精神状態)
A 感覚・知覚・認知とは
B 感覚・知覚面の発達
1 視覚(視知覚)関連機能の発達
a.視力の発達
b.眼球運動の発達
c.物体視と奥行き知覚の発達
2 聴覚機能の発達
C 認知面の発達
1 学童期までの知能の発達(ピアジェの認知発達段階)
2 青年期以降の知能の発達
3 記憶の発達
4 うつ
D 異常と障害
8章 言語機能
A ことばが生まれる前
1 言語とは何か
2 音声言語を産生する器官の解剖と機能(新生児期~乳児期第I段階)
3 ことばの理解(新生児期~乳児期第I段階)
4 人との関係における言語や認知の発達
a.乳児期(第I段階:0~4ヵ月頃)
b.乳児期(第II段階:5~7ヵ月頃)
c.乳児期(第III段階:8~10ヵ月頃)
B 音声によることばの獲得
1 幼児前期
a.初語~2、3語発話の表出
b.社会的参照
c.指差しと三項関係の成立
d.ボキャブラリー・スパート
2 言語による社会性の発達
a.幼児前期~後期
C 文字の獲得
3 幼児前期
a.文字への関心:「文字」への気づきと読みの始まり
4 幼児後期以降
a.就学までの読み書きの習得
D 加齢による言語機能の低下(老年期)
1 音声
2 聴覚
3 言語
4 書字
E 異常と障害
9章 心理・社会性
A 心理・情緒
1 感情
a.自尊感情
b.発達課題
2 性格
3 気分
B 社会性
1 社会性とは
a.乳児期
b.幼児期
c.学童期
d.青年期
2 日常生活能力
3 家族・友人・学校・職場・地域との交流
4 自己制御力
5 異性関係
C 異常と障害
10章 生について-社会化と再社会化
A 生とは
B 社会化
1 社会化とは
2 社会化理論
a.ライフコース論
b.ライフサイクル論
3 家族、家庭の持つ社会化機能
4 発達段階における種々の社会化
C 再社会化
1 再社会化とは
2 再社会化に関する研究
a.離脱説と継続説
b.活動理論と離脱理論
3 成人期(成人前期から老年期)における再社会化
D 異常と障害
1 機能・形態障害(心身機能・身体構造)
2 能力低下(活動)
3 社会的不利(参加)
11章 死について
A 死とは
B 発達に伴う命の理解と死生観の変化
1 幼児期
2 児童期
3 青年期
4 老年期
C 死に関する統計
1 国別死亡率
2 死因別死亡確率
3 年齢別死因順位
4 自殺
5 過労死
D 脳死と心臓死
1 脳死とは何か
2 脳死の概念的分類
3 植物状態とは
4 脳死の判定
5 臓器移植
6 リビングウィルと尊厳死
E ターミナルケア(終末期医療)
1 ターミナルケアとは
2 日本におけるターミナルケア
3 家族とターミナルケア
a.ターミナルケア前期
b.ターミナルケア中期
c.ターミナルケア後期
d.死亡直前期
12章 身体構造・心身機能の発達関係と整理・統合
付録
参考文献
索引