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コンパス生化学[電子版付] 改訂第3版【電子版】

前田 正知 浅野 真司 (編)

出版社
南江堂
電子版ISBN
978-4-524-40499-5
電子版発売日
2025/03/17
ページ数
524ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥6,050 (本体¥5,500+税10%)

印刷版ISBN
978-4-524-40447-6
印刷版発行年月
2025/03
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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必要メモリ容量
130 MB以上
ご利用方法
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同時使用端末数
1
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※導入・利用方法の詳細はこちら

概要

「わかりやすい・ミニマムエッセンス」がコンセプトの生化学の教科書.基本事項をわかりやすく解説するだけでなく,薬理学へのつながり,疾病とのかかわりもコラム等で多数紹介.今改訂では各種情報を最新のものに更新し,全体にわたり表現の見直しを行ったほか,電子版付とした.薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)対応.電子版限定付録として,生化学領域の薬剤師国家試験過去問題集と動画のリンク集を収載.

目次

【内容目次】
Ⅰ部 生命体の成り立ち
 1章 細胞・組織・器官
  A細胞:生物の基本単位
   1 細 胞
   2 原核生物と真核生物
   3 細胞小器官
   4 膜構造をもたない細胞内構造
   5 染色体
  B ヒトの体の成り立ち
   1 ヒトの体の階層性
   2 組 織
   3 器 官
   4 系

Ⅱ部 生体成分の構造・機能
 2章 生体成分
  1 生体成分
  2 ヒトの体を構成する元素
  3 主な生体分子

 3章 糖質
  A 糖質の構造と分類
   1 糖質とは
   2 単 糖
   3 糖質の名称の付け方
   4 アルドヘキソース
  B グルコース:最も大切な糖質
   1 d-グルコース
   2 水溶液中でのd-グルコースの構造
  C グルコース以外の代表的な単糖,二糖
   1 d-グルコース以外の代表的な アルドヘキソース
   2 代表的なケトース,d-フルクトース
   3 その他の代表的な単糖
   4 単糖誘導体
   5 代表的な二糖類
   6 糖の還元性
  D 代表的な多糖
   1 ホモ多糖
   2 ヘテロ多糖
   3 複合糖質
  E 糖質の定性および定量試験法
   1 糖質の定性試験法
   2 酵素を用いたグルコースの定量

 4章 アミノ酸・ペプチド
  A アミノ酸の構造と性質
   1 アミノ酸の基本構造
   2 20種類の標準アミノ酸
   3 アミノ酸の種類
   4 アミノ酸誘導体ホルモン
   5 アミノ酸の滴定曲線
  B アミノ酸の定性および定量方法
   1 アミノ酸の定性反応
   2 アミノ酸の分離・定量
  C ペプチドの構造と生理活性
   1 ペプチドとペプチド結合
   2 グルタチオン
   3 ペプチド性ホルモンと生理活性ペプチド

 5章 タンパク質
  A タンパク質の構造
   1 タンパク質の階層構造
   2 タンパク質の一次構造
   3 タンパク質の二次構造
   4 タンパク質の三次構造
   5 タンパク質の四次構造
   6 タンパク質の高次構造の形成
   7 タンパク質の変性と再生
   8 タンパク質の翻訳後修飾
   9 タンパク質の細胞内局在
   10 タンパク質の品質管理
  B 細胞内プロテアーゼの役割
   1 タンパク質の成熟とプロテアーゼ
   2 アミノ酸の再利用に働くプロテアーゼ
   3 ユビキチン-プロテアソーム系
   4 カスパーゼとアポトーシス
  C タンパク質の分類と機能
   1 タンパク質の機能による分類
   2 タンパク質の化学組成による分類
   3 細胞骨格を形成するタンパク質の種類と役割
   4 免疫グロブリンの構造と機能
  D タンパク質解析の基礎技術
   1 タンパク質の分離・精製と分子量の測定法
   2 タンパク質のアミノ酸配列決定法
   3 タンパク質の定性・定量試験法

 6章 酵 素
  A 酵 素
   1 酵素とは
   2 触媒による活性化エネルギーの低下
   3 酵素の分類と命名
   4 酵素と疾患・薬
  B 酵素の触媒反応のメカニズム
   1 酵素の活性部位
   2 セリンプロテアーゼの触媒機構
   3 補酵素
   4 多酵素複合体
   5 酵素の最適条件
  C 酵素の反応速度論
   1 ミカエリス・メンテンの式
   2 ミカエリス・メンテンの式から わかること
   3 ラインウィーバー・バークプロット
  D 酵素活性の阻害
   1 不可逆阻害
   2 可逆阻害
  E 酵素反応の制御
   1 発現レベルの調節
   2 分解による調節
   3 タンパク質間相互作用による 酵素活性の調節
   4 限定分解による酵素活性の制御
   5 低分子の共有結合による制御(翻訳後修飾)
   6 アロステリック制御
  F 代表的な酵素の活性測定法

 7章 核酸・ヌクレオチド
  A 核酸の構成成分
   1 塩 基
   2 糖
   3 ヌクレオシド
   4 ヌクレオチド
   5 その他の特殊な塩基,ヌクレオシドを含む 重要な化合物
  B DNA,RNAの構造と機能
   1 DNAの基本構造と性質
   2 RNAの基本構造と機能

 8章 ビタミン・金属
  A ビタミンとは
  B 水溶性ビタミン
   1 ビタミンB群
   2 ビタミンC
  C 脂溶性ビタミン
   1 ビタミンA
   2 ビタミンD
   3 ビタミンE(トコフェロール)
   4 ビタミンK
  D 必須微量元素

 9章 脂 質
  A 脂質の特徴と分類
   1 脂質の特徴と役割
   2 脂質の分類
   3 脂肪酸
   4 中性脂肪
   5 ろ う
   6 リン脂質
   7 糖脂質
  B イソプレノイド
   1 テルペン
   2 ステロイド
  C エイコサノイド

 10章 生体膜と輸送
  A 生体膜の構造と性質
   1 生体膜の共通性質
   2 脂質の存在状態と役割
   3 膜タンパク質の存在状態と役割
  B 生体膜を横切る溶質の輸送
   1 受動輸送
   2 能動輸送
  C 膜動輸送(小胞輸送)
   1 エンドサイトーシス
   2 エキソサイトーシス
   3 オートファジー
   4 小胞の細胞内運搬機構

Ⅲ部 代 謝
 11章 異化と同化
  1 自由エネルギー
  2 エンタルピーとエントロピー
  3 標準自由エネルギー変化
  4 異化と同化
  5 エネルギー通貨としてのATP
  6 物質輸送とATP
  7 ADPとATPの量比は細胞の エネルギー状態を示す
  8 ATPが高エネルギー化合物である根拠
  9 食物中の栄養成分の消化・吸収・体内運搬

 12章 糖質代謝
  A 糖質の消化・吸収・体内運搬
  B 解糖系
   1 解糖系の反応
   2 解糖系のエネルギー収支
   3 解糖系の調節機構
   4 グルコース以外の単糖の解糖系への エントリー
   5 乳酸発酵とアルコール発酵
  C クエン酸回路
   1 ピルビン酸からアセチルCoAへ
   2 クエン酸回路の反応
   3 クエン酸回路の調節機構
   4 アミノ酸・脂肪酸の代謝とクエン酸回路
  D 電子伝達・酸化的リン酸化
   1 電子伝達系
   2 酸化的リン酸化によるATPの合成
   3 細胞質NADHのミトコンドリアへの輸送
   4 グルコースの代謝によるATP合成の収支
   5 ATP合成の阻害剤
  E ペントースリン酸回路
   1 ペントースリン酸回路の反応
   2 NADPHの役割
  F グリコーゲンの機能と代謝
   1 グリコーゲンの機能・構造
   2 グリコーゲンの生合成・分解
  G 糖新生
   1 糖新生の反応
   2 糖新生と解糖系のエネルギー収支の比較
   3 糖新生の基質
  H インスリンとグルカゴン
   1 インスリンとグルカゴン
   2 血糖値の変動とその調節
   3  インスリンおよびグルカゴンによる 代謝調節
   4 グリコーゲン代謝の調節
   5 糖新生の調節
  I エネルギー産生経路の調節と糖尿病
   1 摂食・吸収時と空腹時・飢餓状態のエネルギー代謝
   2 ケトン体の生合成と利用
   3  糖尿病と糖代謝

 13章 脂質代謝
  A 脂肪酸の生合成・分解とエネルギー代謝
   1 脂肪酸の代謝における位置づけ
   2 脂肪酸の生合成
   3 不飽和脂肪酸の生合成
   4 脂肪酸の分解
   5 脂肪酸の運命
   6 β酸化によるエネルギー産生効率
  B コレステロールの生合成と代謝
   1 コレステロールの代謝
   2 コレステロールの生合成
   3 胆汁酸
   4 ステロイドホルモン
  C 脂質の吸収と運搬
   1 血漿リポタンパク質
   2 小腸からの脂質の吸収
   3 リポタンパク質とコレステロールの運搬
   4 コレステロール量のフィードバック制御
   5 脂質異常症
   6 脂溶性ビタミンの吸収と運搬
  D リン脂質の生合成と代謝
   1 リン脂質の生合成
   2 リン脂質分子の分子種制御
   3 リン脂質代謝産物と生理活性
  E エイコサノイド
   1 アラキドン酸カスケード
   2 プロスタグランジンとトロンボキサン
   3 ロイコトリエン

 14章 アミノ酸代謝
  A アミノ酸の供給と利用
   1 体内でのアミノ酸の役割と利用
   2 アミノ酸の供給
  B アミノ酸の窒素の代謝
   1 アミノ基転移反
   2 酸化的脱アミノ反応
   3 尿素回路
   4 アミノ基の運搬
  C アミノ酸の炭素骨格の代謝
   1 アミノ酸代謝とクエン酸回路
   2 ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸
   3 主なアミノ酸の分解経路
   4 アミノ酸の代謝異常症
  D アミノ酸代謝による生理活性物質の生合成
   1 脱炭酸反応による生理活性アミンの生合成
   2 ポルフィリンとヘム代謝
   3 その他の生理活性物質
  E 一酸化窒素(NO)の生合成と役割
   1 一酸化窒素(NO)の生合成
   2 NOの作用機序
   3 NOの生理作用

 15章 ヌクレオチド代謝
  A ヌクレオチドの生合成
   1 プリンヌクレオチドの生合成
   2 ピリミジンヌクレオチドの生合成
   3 リボヌクレオチドからデオキシリボ ヌクレオチドへの変換
  B ヌクレオチドの分解
  C セカンドメッセンジャーとしてのサイクリックヌクレオチドの生合成と分解
   1 サイクリックヌクレオチドの生合成
   2 サイクリックヌクレオチドの分解
  D 細胞内高分子核酸の合成と分解
   1 細胞内高分子核酸の合成
   2 細胞内高分子核酸の分解

 16章 遺伝情報
  A セントラルドグマ
   1 セントラルドグマ
   2 セントラルドグマの修正
   3 遺伝子とコドン
  B 複 製
   1 複製開始反応
   2 新生鎖の合成
   3 染色体の末端複製問題
  C 転 写
   1 転写に関与する分子
   2 転写開始反応
   3 転写伸長反応と転写終結反応
   4 転写の調節機構
  D 翻 訳
   1 翻訳装置リボソーム
   2 アミノアシルtRNAの合成
   3 翻訳開始反応
   4 翻訳伸長反応
   5 翻訳終結反応
  E 変異と修復
   1 変異の起きるDNAの部位
   2 コドンの変化がアミノ酸配列に及ぼす効果
   3 DNA損傷の修復機構

 17章 代謝調節
  A 代謝経路の全体像
  B 細胞が細胞外からの情報に応答するメカニズム
   1 細胞の情報伝達の基本様式
   2 情報伝達に関わる分子
  C ホルモンによる調節
   1 ホルモンの分泌調節とその異常
   2 遺伝子発現を調節するホルモン
  D アポトーシスの誘導
   1 イニシエーターカスパーゼとエフェクターカスパーゼ
   2 内因性経路(ミトコンドリア経路)
   3 外因性経路(死の受容体経路)

Exercise解答
本書で対応する薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)一覧
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