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ゼブラフィッシュ実験ガイド【電子版】

平田 普三 (編著)

青山学院大学 理工学部

出版社
朝倉書店
電子版ISBN
978-4-254-91537-2
電子版発売日
2023/11/10
ページ数
148ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-254-17173-0
印刷版発行年月
2020/11
ご利用方法
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同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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必要メモリ容量
114 MB以上
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同時使用端末数
1
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概要

ゼブラフィッシュを使った研究を始める際に知っておきたい事柄をまとめた入門書。〔内容〕系統/飼育/交配と採卵/発生/行動/遺伝子操作/ライブイメージング/毒性評価/創薬への応用/データベースの利用/ストックセンター/手続き

目次

まえがき
目   次
第1 章 実験動物としてのゼブラフィッシュ
 1.1 モデル動物としてのゼブラフィッシュの登場
 1.2 ゼブラフィッシュの特徴と利点
 1.3 ゼブラフィッシュの弱点
 1.4 ゼブラフィッシュ vs メダカ
 1.5 ゼブラフィッシュの学会・研究会
 コラム ゼブラフィッシュの学名と和名と流通名
 コラム ジョージ・ストライジンガー
第2 章 系 統
 2.1 系統とは何か
 2.2 野生型系統
 2.3 近交系
 2.4 研究室における系統維持
 プロトコール 精子の凍結保存
 プロトコール 人工授精
第3 章 飼 育
 3.1 飼育にあたって
 3.2 飼育システムの選択
 3.3 飼育システムの立ち上げ
 3.4 水質管理
 3.5 餌
 3.6 病気対処
 プロトコール ゾウリムシの培養
 コラム SPF の概念
第4 章 交配と採卵
 4.1 成魚と胚の状態管理の重要性
 4.2 オスとメスの見分け方
 4.3 交配の方法
 4.4 胚の飼育と状態チェック
第5 章 発 生
 5.1 生活環と寿命
 5.2 発 生
 5.3 成魚の寿命と老化
 5.4 成魚の解剖
 コラム 順遺伝学による変異体作製
 コラム 若い魚は仔魚,稚魚,幼魚?
第6 章 仔魚の運動
 6.1 胚・仔魚の運動の概要
 6.2 自発的コイリング
 6.3 触刺激応答
 6.4 マウスナー細胞によるC-bend
 6.5 泳 動
 6.6 仔魚の運動のレパートリー
第7 章 仔魚の行動
 7.1 仔魚の行動の概要
 7.2 視覚に依存する行動
 7.3 仔魚の行動を測定する装置とソフトウェア
 コラム ImageJ を用いたOKR の解析
 コラム 仔魚の活動の自動定量化
第8 章 成魚の行動
 8.1 行動研究の背景
 8.2 視覚行動
 8.3 嗅覚行動
 8.4 味覚行動
 8.5 性行動
 8.6 社会的順位と闘争行動
 8.7 連合学習
第9 章 トランスジェニックゼブラフィッシュ
 9.1 トランスポゾンを用いたトランスジェニックゼブラフィッシュ作製法
 9.2 トランスポゾン転移システムの長所
第10 章 遺伝子の機能阻害
 10.1 ゼブラフィッシュにおける遺伝子の機能解析
 10.2 遺伝子の機能を解析する方法
 10.3 アンチセンス・モルフォリノを用いた一過性の機能阻害(ノックダウン)
 10.4 ゲノム編集技術の変遷:ZFN,TALEN からCRISPR/Cas9 へ
 10.5 CRISPR/Cas9 によるノックアウト
 10.6 CRISPR/Cas9 を利用した応用技術
 コラム genetic compensation
 プロトコール CRISPR/Cas9
第11 章 遺伝子ノックイン
 11.1 遺伝子ノックインとは
 11.2 ゼブラフィッシュにおけるノックイン
第12 章 ライブイメージング
 12.1 ゼブラフィッシュのライブイメージング
 12.2 色素細胞の除去
 12.3 顕微鏡とサンプルの包埋法
 12.4 成魚のイメージング
 コラム 全脳活動イメージング
第13 章 化学物質の毒性評価への応用
 13.1 化学物質と生態毒性試験
 13.2 魚類を用いた生態毒性試験
 13.3 OECD(世界標準)の魚類試験
 13.4 生態毒性試験に用いられる魚種の特徴
 13.5 毒性試験におけるゼブラフィッシュの利点
 13.6 毒性試験用生物を飼育するうえでの注意点
 13.7 ゼブラフィッシュを用いた生態毒性試験の可能性
 コラム 化審法の生態毒性試験
第14 章 創薬への応用
 14.1 化合物スクリーニングとは
 14.2 創薬におけるゼブラフィッシュ使用の位置づけ
 14.3 化合物スクリーニングの方法
 14.4 ゼブラフィッシュ創薬の展望
第15 章 ゼブラフィッシュのデータベース
 15.1 ZFIN(The Zebrafi sh Information Network)
 15.2 OMIM®(Online Mendelian Inheritance in Man®)
 15.3 ゼブラフィッシュの遺伝子重複
 15.4 Genomicus
 15.5 Ensembl
 15.6 データベースを十分に活用するために
第16 章 ゼブラフィッシュ・リソース事業
 16.1 日本国内でのゼブラフィッシュ・リソース事業の歴史
 16.2 NBRP によるゼブラフィッシュ・リソース事業
 16.3 リソース事業の将来
第17 章 実験に必要な手続き
 17.1 ゼブラフィッシュを用いるにあたって
 17.2 動物実験
 17.3 遺伝子組換え実験
 17.4 最近の動向
 17.5 研究費申請や論文投稿などの際の注意
索 引