看護教員ハンドブック 第2版【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-64304-7
- 電子版発売日
- 2020/10/26
- ページ数
- 160ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,750 (本体¥2,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-04304-5
- 印刷版発行年月
- 2020/09
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- 3
- 対応OS
-
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- 同時使用端末数
- 1
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概要
目次
1.教員の組織と役割
2.大学における教員組織と役割
・ 大学の目的
・ 教員組織と役割
・ 教員になるための要件
・ 教員組織の編制
・ 大学教員の3つの使命
・ 大学の機能遂行のための組織運営
・ 助教の役割と心得
・ 助手の役割と心得
3.専修学校(専門学校)における教員組織と役割
・ 専修学校の目的
・ 教員組織と役割
・ 教員になるための要件
・ 専任教員の役割
4.資格試験
・ 看護師国家試験(「保健師助産師看護師法」第21条)
・ 准看護師試験(「保健師助産師看護師法」第22条)
第2章 カリキュラムから授業の実施まで
1.カリキュラムとは
2.看護師教育におけるカリキュラム
3.カリキュラムの立案
4.カリキュラムマップ
5.カリキュラムの要素
・ 教育目標
・ 学習方略
・ 評価
6.教育目標の分類
7.教育目標の記述方法
・ 原則
・ 一般目標(GIO)の記述
・ 行動目標(SBO)の記述
・ 教育目標のもつべき性格
8.シラバス(授業計画書)
・ 役割
・ 基本設計とフォーマット
9.授業設計
・ どのようなときに学生は学ぶか
・ 授業設計の意義
・ 授業までの流れ
・ 授業案の作成
10.学習方略
・ 学習方略の種類
・ 教育資源
11.授業(講義)の展開
・ 導入
・ 展開
・ まとめ
12.テスト(客観試験)
・ テストの利点と欠点
・ 問題作成の流れ
13.成績評価
・ 評価の種類
・ 評価の方法
・ 評価の基準
・ 評価結果の通知・報告
第3章 看護学実習を指導するための基礎知識
1.実習の目的・目標の確認
・ 所属する大学や専修学校の実習の目的・目標の確認
・ 看護学実習構成の確認
・ 実習科目の目的・目標の確認
2.担当学生の情報収集
3.実習施設との打ち合わせ
4.実習施設の把握
5.受け持ち対象者への協力依頼
・ 学生の受け持ち対象者・家族への依頼
・ 学生が受け持ち以外の対象者に看護援助を行う場合
6.受け持ち対象者の情報収集
7.実習指導案の作成
・ 実習の位置づけ
・ 実習の考察
・ 週案
・ 日案
・ 評価計画
8.オリエンテーション
・ 実習科目のオリエンテーション
・ 実習施設別のオリエンテーション
・ 実習グループのオリエンテーション
9.実習指導
・ 実習状況の確認と把握
・ 指導方法
・ 看護過程の展開と指導のポイント
10.実習評価
11.診療情報・実習記録の取り扱いについて
・ 診療情報について
・ 実習記録について
12.臨地実習指導者の実践
・ 学生を受け入れる準備
・ 受け持ち対象者の選定と協力依頼
・ オリエンテーション
・ 実習指導
・ 評価
13.事故発生時の対応および報告手続き
・ 主な事故の種類と事故発生時の応急処置の流れ
・ 報告の流れ
・ 事故報告書の作成・提出
・ 事故負担への対応
14.大学と実習施設との関係
第4章 看護教員にとっての研究
1.看護教員としての自己研鑽
・ 自己研鑽の必要性
・ 自己研鑽の方法
2.看護研究とは
・ 看護研究の意義および必要性
・ 研究のステップ
3.看護研究における倫理
・ 看護倫理とは
・ 倫理的配慮とは
4.看護教員としての研究実施上の留意点
・ 学生を研究対象とした場合
・ 患者および一般の人々を研究対象とした場合
・ 利益相反(COI:conflict of interest)とは
5.学生への研究指導上の留意点
第5章 授業に使えるコミュニケーションの技法
1.なぜ,コミュニケーションの技法が大切なのか
2.コミュニケーションの技法
・ 初対面で人の心をつかむ方法
・ 常にアイコンタクト
・ 反応を見ながら対応する
・ 会話のきっかけになる話題
・ 場の雰囲気を読む
3.講義を魅力的にするための工夫
4.話し方の工夫
・ 話す速度
・ 声と間のとり方
・ 抑揚と強調
・ そのほかのテクニック
5.道具(視聴覚教材など)を上手く使う
・ 黒板・ホワイトボード
・ PowerPoint・スライド
6.学生を指導するうえでのポイント
・ 指導技術の多くは集中化の技術
・ 学生の意欲を引き出す指導のための「あいうえお」
・ 学生自身による目標の確認
・ 望ましいフィードバック
7.臨地実習指導の工夫
・ 教員の指導パターン
・ 実習の進度に合わせた指導
・ 学び方の癖に合わせて指導パターンを選択する
8.グループワーク(小集団討議法)
・ グループ・ダイナミックス(group dynamics)
・ グループワークの手法
・ ブレイン・ストーミング
・ KJ法
9.カンファレンス(conference)の運営の仕方
・ カンファレンスのコツ
・ 会議録の作成方法
10.プレゼンテーションのコツ
11.コメント力を身につけるためのコツ
12.質問力を身につけるためのコツ
13.さまざまなクレームとその対応
・ クレームに発展する可能性が高いケースとその対応
・ 電話によるクレームとその対応
・ 保護者からのクレームへの対応
・ 職場のパワーハラスメント(power harassment)
14.教員が身につけておきたいビジネスマナー
・ 実習施設への訪問時など,初対面での挨拶における注意事項
・ 伝言メモの書き方
・ 依頼文書(公文書)の書き方
・ E-mailの書き方
巻末資料
資料1 学校教育法(抜粋)
資料2 大学設置基準(抜粋)
資料3 専修学校設置基準(抜粋)
資料4 保健師助産師看護師法(抜粋)
資料5 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
第5 教員に関する事項(抜粋)
資料6 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表3 看護師教育の基本的考え方,留意点等(改正案)
資料7 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表3─2 看護師教育の基本的考え方,留意点等
〔2年課程,2年課程(定時制),2年課程(通信制)〕(改正案)
資料8 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表4 准看護師教育の基本的考え方,留意点等(改正案)
資料9 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表9 機械器具,模型及び図書(看護師養成所)(改正案)
資料10 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表10 機械器具,模型及び図書(准看護師養成所)(改正案)
資料11 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
別表13─2 看護師教育の技術項目と卒業時の到達度(改正案)
資料12 看護教員に関する講習会の実施概要(抜粋)
資料13 看護教員の教育実践力と講習会終了時の到達目標(抜粋)
資料14 臨地実習において看護学生が行う基本的な看護技術の水準
資料15 看護教員の向上すべき資質と求められる能力(抜粋)
資料16 学士課程においてコアとなる看護実践能力と卒業時到達目標(抜粋)
資料17 看護者の倫理綱領(前文,条文)
索引