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≪視能学エキスパート≫

光学・眼鏡 第2版【電子版】

公益社団法人 日本視能訓練士協会 (シリーズ監修)

出版社
医学書院
電子版ISBN
978-4-260-65044-1
電子版発売日
2023/02/13
ページ数
424ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥16,500 (本体¥15,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-260-05044-9
印刷版発行年月
2023/01
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概要

視能訓練士に必要な光学の知識と眼鏡の基礎・処方検査を学べる教科書

日本視能訓練士協会監修による視能訓練士向け専門書シリーズの1冊が最新情報にアップデート。光学・眼鏡・コンタクトレンズの知識を網羅し、光学の基礎から光学的検査機器の構造、最新研究に至るまでを詳説。眼鏡レンズ、眼鏡作製やフィッティング、処方検査まで、症例も提示し、実践的な眼鏡の知識を掲載。視能訓練士・視能訓練学生・眼科医・視覚研究者のための標準的な教科書が待望の改訂。

目次

第1部 光学
 第1章 光の性質
 第2章 幾何光学
  I レンズによる像のでき方
  II バージェンス理論
  III プリズム
  IV 凹凸面鏡による像のでき方
  V 入射瞳,射出瞳,絞り
  VI 倍率
  VII 検査用具の光学
 第3章 光学性能
 第4章 物理量と感覚量(測光量)
 第5章 光安全性
 第6章 レーザー光学
 第7章 眼球光学
 第8章 矯正の光学
  I 正視と屈折異常
  II 矯正の理論
  III 眼内レンズの光学
    1 非球面眼内レンズ
    2 高次非球面眼内レンズ
    3 着色眼内レンズ
    4 トーリック眼内レンズ
    5 多焦点眼内レンズ
  IV 眼内レンズ度数計算式
  V 屈折矯正手術の光学
  VI オルソケラトロジーの光学

第2部 光学的検査
 第9章 視力検査
   A.視力と視力に影響する因子
   B.視力表の種類と特徴
 第10章 コントラスト感度検査
 第11章 他覚的屈折検査
  I オートレフラクトメータ
  II ケラトメータ
  III 角膜形状解析装置
  IV 検影法
  V 調節機能検査装置
  VI 収差解析装置
  VII レンズメータ
 第12章 前眼部検査
  I 細隙灯顕微鏡(スリットランプ)
  II スペキュラーマイクロスコープ
  III 眼圧計
  IV 前眼部OCT
  V レーザーフレアメータ
 第13章 眼底検査
  I 直像眼底鏡
  II 眼底カメラ
  III OCT,SLO
  IV 補償光学
 第14章 視野検査
 第15章 色覚検査
  I 色覚理論
  II 色覚検査
 第16章 生体計測

第3部 眼鏡
 第17章 調節
   A.生理的機構
   B.加齢変化
 第18章 眼鏡レンズ
  I レンズの素材と特徴
  II フィルター,反射防止コート
  III 光学設計
   A.面の屈折力,バージェンス,レンズの屈折力
   B.単焦点レンズ(球面レンズ,非球面レンズ)
   C.二重焦点レンズ
   D.累進屈折力レンズ
   E.近視進行抑制眼鏡
  IV 着色レンズ
  V 遮光眼鏡
  VI 偏光レンズ
  VII レンズコーティング
 第19章 眼鏡フレーム
   A.形状
   B.素材
   C.用途別フレーム
   D.特殊フレーム
 第20章 眼鏡の加工
 第21章 眼鏡のフィッティング

第4部 眼鏡処方検査
 第22章 屈折矯正の概念
   A.明視域
   B.眼鏡レンズによる屈折矯正の概念
 第23章 小児の眼鏡
  I 調節麻痺薬
  II 光学的弱視視能矯正
  III 調節性内斜視
  IV 非屈折性調節性内斜視
  V 間欠性外斜視
  VI 調節障害
 第24章 成人眼鏡調整の基本的検査
  I 眼鏡用途の聞き取り
  II 所持眼鏡の検査
  III 屈折検査
  IV 瞳孔間距離の測定
  V 装用度数の調整
  VI 眼鏡処方箋の作成
  VII 作製された眼鏡の確認
 第25章 成人の眼鏡
  I 単焦点レンズ
  II 累進屈折力レンズ
  III 二重焦点レンズ
  IV 不同視への対応
  V 乱視への対応
 第26章 プリズム眼鏡
   A.適応
   B.検査
   C.レンズへの組み込み
   D.Fresnel膜プリズム
   E.プリズムの合成と分解
   F.融像野両眼単一視
 第27章 眼疾患の眼鏡処方検査
  I 角膜疾患
   A.角膜疾患
   B.角膜移植後
   C.屈折矯正手術後
  II 水晶体疾患
   A.白内障
   B.高次収差
   C.水晶体偏位
   D.水晶体の形状異常
  III 眼内レンズ挿入後の眼鏡処方検査
   A.単焦点IOL
   B.多焦点IOL
   C.小児IOL
  IV 調節障害
  V 網膜疾患
   A.片眼が視力不良の場合
   B.両眼とも視力不良の場合
  VI 視野異常
   A.網膜色素変性症(求心性視野異常)
   B.緑内障
   C.半盲
  VII 遮光レンズ
   A.羞明を訴える場合
   B.小児の場合
   C.公的補助が受けられる場合
  VIII LEDと着色レンズ,睡眠
  IX 片眼疾患の眼鏡調整
   A.オクルア®を使用した例
   B.遮閉膜(Bangerter occlusion foil)を使用した症例
   C.乱視を矯正せず等価球面値で対応した例
   D.術後不同視への対応

第5部 コンタクトレンズ
 第28章 コンタクトレンズ
  I コンタクトレンズの種類と変遷
  II コンタクトレンズの光学
  III 多焦点コンタクトレンズのパワー分布
  IV コンタクトレンズ処方のための検査
  V コンタクトレンズの可能性(付加価値コンタクトレンズ)

Column
 眼鏡フレームの国内90%以上の生産シェアをもつ鯖江市
 照明光が変化しても同じ色に見える(色の恒常性)

索引