別冊整形外科 No.60 骨粗鬆症【電子版】
- 出版社
- 南江堂
- 電子版ISBN
- 978-4-524-28360-6
- 電子版発売日
- 2016/06/06
- ページ数
- 234ページ
- 判型
- A4
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥6,930 (本体¥6,300+税10%)
- 特記事項
- この電子版では底本(紙媒体の書籍)に掲載の要旨募集および一部広告ページは収録していません。
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-27760-5
- 印刷版発行年月
- 2011/10
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- 対応OS
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概要
目次
【内容目次】
I.骨粗鬆症の病態と転帰
1.病態,バイオメカニクス,骨折危険因子
Wnt共役受容体である低密度リポ蛋白質受容体関連蛋白質5(Lrp5)はメカニカルストレスによる骨形成において必須である
2.転帰,生命予後,ADL,QOL
大腿骨転子部骨折手術例の生命予後と危険因子
高齢者両側大腿骨近位部骨折の死亡率と骨粗鬆症治療薬投与率の検討
II.診断・スクリーニング
骨脆弱性骨折患者における骨代謝マーカーの変動—骨代謝マーカー(I CTP)によって骨脆弱性骨折を骨転移から鑑別することは可能か
骨脆弱性骨折が骨代謝マーカーに与える影響
骨粗鬆症患者におけるビスホスホネート治療と血清低カルボキシル化オステオカルシンの関係性
血中ホモシステイン高値例と血中ホモシステイン正常例における骨粗鬆症性骨折の発生頻度の比較・検討
尿中ペントシジン高値例における骨折の発生頻度
骨粗鬆症診断における大腿骨二重エネルギーX線吸収法の重要性
III.疼痛の機序と管理
1.骨粗鬆症による疼痛
骨折のない骨粗鬆症による疼痛の機序
2.疼痛対策と管理
骨粗鬆症治療薬による疼痛改善とQOLおよび逆流性食道炎に対する効果
IV.脊椎椎体骨折の病態・診断・治療
1.病態と症状
骨粗鬆症患者における脊柱変形と全脊柱立位矢状面バランスがQOLに及ぼす影響
2.診断(臨床骨折,形態骨折),画像診断
骨粗鬆性椎体骨折の診断と治療戦略—びまん性特発性骨増殖症との関係から
骨粗鬆症に伴う脊椎椎体骨折の画像的評価と安静期間
3.保存的治療
骨粗鬆症性椎体骨折に対する保存的治療—外固定法別の骨癒合率および日本整形外科学会腰痛評価質問票(JOABPEQ)評価
4.手術的治療—適応と手術術式
骨粗鬆症性椎体骨折新鮮例に対するハイドロキシアパタイトブロックを用いた椎体形成術の長期治療成績
骨粗鬆症性椎体骨折後遅発性麻痺に対して後方固定を併用したハイドロキシアパタイトブロックによる椎体形成術の治療成績
骨粗鬆症性椎体骨折後の偽関節に対する椎体形成術
椎弓根スクリューポリメチルメタクリレート(PMMA)補強法は骨粗鬆症性椎体骨折に対する初期固定性を向上させる—PMMA補強法の有用性と問題点
脊椎椎体骨折に対するポリメチルメタクリレートを用いた経皮的椎体形成術の問題点
下位腰椎骨粗鬆症性椎体圧潰に対する手術的治療
骨粗鬆性椎体圧迫骨折に対する脊椎後方短縮骨切り術
5.偽関節,脊柱後弯変形に対する手術
骨粗鬆症性胸腰椎椎体骨折偽関節に伴う遅発性脊髄障害に対する除圧および後弯矯正操作を行わない後方固定術の治療成績
—生命予後および歩行機能予後にも注目して
骨粗鬆性椎体偽関節による遅発性神経麻痺の病態と後方インストゥルメント併用の椎体形成術の手術的治療
陳旧性骨粗鬆症性圧迫骨折・偽関節に対する固定術では後弯を許容したほうが他部位での骨折発生が少ない
—ステロイド性骨粗鬆症とParkinson病を除いた検討
V.上肢(橈骨・上腕骨)骨折の病態・診断・治療
1.病態
橈骨遠位端骨折の病態・診断・治療
2.手術的治療
高齢者上腕骨近位部骨折に対する最小侵襲プレート骨接合術の治療成績—骨粗鬆症患者の低侵襲手術はどこまで可能か
VI.大腿骨近位部(頚部)骨折の病態・診断・治療と連携
1.手術適応と手術術式
大腿骨転子部骨折の治療成績—sliding hip screw法とshort femoral nail法の比較
Short femoral nailシステムのラグスクリューのスライディングに関する考察
2.連携—クリニカルパス(病院から診療所を含めての地域連携)
診療報酬改定後の維持期ネットワークに向けた取り組み
急性期病院における大腿骨頚部骨折治療およびクリニカルパスの変遷
3.反対側の骨折防止策
地域連携パスを利用した反対側骨折予防の工夫
VII.骨盤,その他の部位の骨折の病態・診断・治療
骨盤部脆弱性骨折の病態・診断・治療
仙骨における脆弱性骨折(insufficiency fracture)の診断と骨折パターン
高齢者脛骨プラトー骨折における内固定とIlizarov創外固定の治療成績の比較・検討
非外傷性の高齢者踵骨骨折の発生頻度に関する調査・検討
妊娠後骨粗鬆症における骨代謝状態
VIII.治療戦略と関連問題
1.予防と治療のガイドラインに基づく治療戦略
予防と治療のガイドラインに基づく最新の骨粗鬆症治療戦略
骨粗鬆症治療効果とコンプライアンス維持に影響を与える因子としてのビタミンD不足
2.関連問題—顎骨壊死,SSBT(骨代謝回転の過剰抑制)と非典型骨折
ビスホスホネート製剤による骨形成マーカー,骨吸収マーカーの過剰抑制はどのくらいの割合で起こっているのか
ビスホスホネート製剤服用中に生じた非定型大腿骨骨折3例の術後骨代謝マーカーの推移
非定型大腿骨転子下骨折に対する治療を行ううえでの留意点
骨粗鬆症治療におけるビスホスホネート製剤関連顎骨骨髄炎・顎骨壊死問題