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MRI安全性の考え方 第3版【電子版】

日本磁気共鳴医学会 安全性評価委員会 (監修)

出版社
Gakken(旧学研メディカル秀潤社)
電子版ISBN
978-4-05-988000-4
電子版発売日
2022/06/13
ページ数
328ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,720 (本体¥5,200+税10%)

特記事項
都合により, 紙版の紙面と異なり割愛された箇所がございます(p.10, p.43, p.221, p.251 ~ 255, p.272, p.277).
印刷版ISBN
978-4-7809-0417-8
印刷版発行年月
2021/05
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2
対応OS
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58 MB以上
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同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

最新の国際規格に完全対応!
安全のための報告事項のほか,植込み型医療機器に求められるMRI適合性への対応について記載を追加.
MRI装置・周辺機器・医用材料などに関わるすべての方へ,MRIの安全教育と検査管理認証制度対応に必携のテキスト.

目次


本書内での用語について
Color Image
第1章 MRIの安全性
1 MRIの安全性─総論
1 はじめに
2 MR安全性の視点
3 MRの安全と倫理審査
4 行政におけるMR安全性に関する対応と対策について
5 MRの安全に関する国際的な取り組み
第2章 MRI装置の構造とイメージング原理
2-1 MRIの原理と装置の構成
1 はじめに
2 NMR現象とスピンの動き
3 MRIの原理
4 MRIのハードウェア
5 MRI装置のメンテナンス
2-2 7TMRについて
1 はじめに
2 7TMRの特徴
3 パラレルトランスミットアレイ
4 臨床用7T装置の動向
第3章 電磁場の生体影響
3 電磁場の生体影響
1 はじめに
2 生体と電磁場の相互作用
3 生体に対する短期的影響-静磁場
4 生体に対する短期的影響-変動磁場
5 生体に対する短期的影響-高周波電磁場
6 MR 検査による健康影響に対する見解
7 おわりに
第4章 物性評価の基礎
4-1 磁化および磁化率の物理的な意味と測定方法
1 はじめに:物質の磁性はMR安全性にどう関わってくるのか?
2 磁性の起源とその種類
3 磁化率などの単位と物理的な意味
4 磁化(率)の測定法
5 実際の測定例
6 おわりに
4-2 誘電率と導電率の物理的な意味と測定の方法
1 誘電率と導電率の定義と物理的な意味
2 渦電流や発熱と誘電率・導電率との関わり
3 誘電率と導電率の基本的な測定法
4 生体組織の誘電率と導電率における特徴的な現象
5 主要な物質や生体組織の誘電率と導電率
6 人体の誘電率・導電率分布のモデル化
7 誘電率と導電率の画像計測
第5章 体内植込み医療機器のMR安全性評価
5-1 ASTM 基準に基づくMR適合性評価
1 はじめに
2 ASTMにおけるMR適合性規格
3 各評価試験の方法
4 まとめ
5-2 ISO/TS10974 第2版について
1 はじめに
2 IEC,ISO,IS,TSについて
3 ISO/TS10974
4 おわりに
5-3 体内植込み型デバイスのMR安全性データベース
1 はじめに
2 MR検査に求められるデバイスの情報とその利用
3 デバイスのMR安全性の情報源
4 医療機器のMR適合性検索システム
5 まとめ
第6章 IEC60601-2-33に基づく安全性評価
6 IEC60601-2-33に基づく安全性評価
1 はじめに
2 IEC60601-2-33 第3.2版
3 今後の展開─第4版の変更
4 安全規格以外のIECによる規格
5 おわりに
第7章 パルスシーケンス設計とMRの安全性
7 パルスシーケンス設計とMRの安全性
1 はじめに
2 傾斜磁場とdB/dt
3 傾斜磁場設計の例
4 dB/dtのIEC基準
5 騒音
6 RFパルスのパラメータ
7 パルスシーケンス設計とSAR
8 まとめ
第8章 コイルの安全性評価
8 コイルの安全性評価
1 はじめに
2 MRにおけるRFコイルの役割
3 RFコイルの動作原理
4 RFコイルの電気的安全性
5 RFコイルの安全性(機構部分への配慮)
6 あとがき
第9章 MR検査室の設計と運用
9-1 MR施設の構造と安全
1 はじめに
2 MR施設の基本構造
3 MR施設の設置計画
4 電波対策
5 磁場対策
6 ヘリウムガスに関する設備
7 空調,衛生設備の設計
8 電気設備の設計
9 防災に関する設計
10 安全管理における運用と設計
9-2 MR装置周囲のEMC(電磁適合性)
1 はじめに
2 EMC
3 電磁適合性に関する規格と規制
4 MR装置のEMC対策
9-3 MR手術室の設計,運用と安全
1 はじめに
2 MR手術室の運用形態
3 術中MR画像撮像の目的と適応
4 術中MRナビゲーション
5 MR手術室の設計と多種類のシステム
6 MR手術室の普及と具体的運用
7 手術機器・手術器具の「MR Safe」の考え方
8 危険を起こす要因
9 MR画像と手術機器の相互作用
10 安全管理
11 おわりに
第10章 MR安全運用のための法規と指針
10-1 医療機器の法規制とMR の使用の安全確保
1 はじめに
2 医薬品医療機器等法とは
3 医療機器のクラス
4 製造販売承認とは
5 医薬品医療機器等法によるMR装置の認証
6 MR装置の認証基準の要求項目
7 MR適合性に関する医薬品医療機器等法規制
8 市販後安全対策
9 医療機器プログラム:安全な使用のための留意点
10 まとめ
10-2 臨床MRI安全運用のための指針
1 はじめに
2 安全管理体制
3 MR検査前の安全管理
4 MR検査中の安全管理
5 安全性情報の関連学会・関連行政機関への報告を行う体制整備
6 鎮静の必要な患者の安全管理
7 造影剤使用の安全管理
8 MR装置の品質管理
9 非常時の安全管理
10 おわりに
10-3 基礎研究MR安全運用のための指針
1 はじめに
2 MR安全管理責任者の配置と業務
3 研究の審査について
4 撮像時の実際の手順について
5 利用条件
6 施設・装置の安全対策
7 非常時の具体的対応
8 MR実験関連の安全対策
9 従事者以外のMR検査室への入室
10 おわりに
10-4 MR装置の安全運用に関する全国多施設調査
1 はじめに
2 調査方法および結果
3 調査結果に対する考察
4 結論
第11章 MR検査の実務と安全
11-1 MR検査を安全に行うために
1 はじめに
2 被検者誘導に関わる危険
3 磁場
4 高周波磁場(ラジオ波;RF)
5 検査室に入室する前に
6 おわりに
11-2 体内に医療器具,装置を留置した被検者の取り扱い 
(1)強磁性体の影響と安全な検査
1 はじめに
2 強磁性体の影響
3 安全なMR検査
4 体内にインプラントなどの金属がある場合の検査の進め方
5 おわりに
11-3 体内に医療器具,装置を留置した被検者の取り扱い
(2)金属の発熱と安全な検査
1 はじめに
2 インプラントの安全評価分類
3 インプラントを植込んだファントムのRF発熱評価の実例
4 電磁場解析による発熱シミュレーション
5 発熱危険度の予測
6 インプラントのRF発熱の抑制方法
7 おわりに
11-4 患者への対応,安全確認について 一臨床医の立場から一
1 はじめに
2 適応
3 患者への説明,確認
4 MR対応デバイス
5 検査中の注意
6 造影剤副作用
7 検査報告
8 まとめ
第12章 造影剤の安全性
12-1 造影剤の構造と分類,薬理作用
1 MR用造影剤の構造と分類
2 MR用造影剤の薬理作用(造影能)
3 MR用造影剤の臨床応用
4 MR造影剤の発展性
12-2 MR用造影剤の副作用
1 はじめに
2 MR用造影剤の副作用に関する全般的記述およびヨード造影剤との比較
3 NSF(腎性全身性線維症)の歴史
4 NSFの症状と診断
5 NSFの疫学
6 NSF発症の機序
7 NSFの治療と予防
8 おわりに
12-3 脳実質への造影剤の残存
1 ガドリニウム造影剤
2 ガドリニウム造影剤の脳内残存
3 ガドリニウム造影剤の環境中への曝露
4 おわりに
12-4 造影剤と脳脊髄液の関係
1 はじめに
2 血液脳関門
3 血液脳脊髄液関門
4 静脈内投与されたGd造影剤はどこから脳脊髄液へ漏出するか
5 おわりに
索引