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医療情報システム入門 2023【電子版】

一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会 (編著)

出版社
社会保険研究所
電子版ISBN
 
電子版発売日
2023/08/25
ページ数
304ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,630 (本体¥3,300+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7894-2870-5
印刷版発行年月
2023/02
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
46 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

『今の「医療情報システム」がわかる一冊』
本書は、医療情報システムの第一線を担う専門分野担当者が、最新の現状分析と将来展望を示した入門書です。レセプト電算処理・オンライン請求化の流れで本格的なIT導入を検討されている病院関係の方々、IT導入済みの病院に新規入職された方々、システム企業で医療分野に携わる方々、特定健診の流れで医療情報システムの理解が必要となる保険者の方々などに広くご利用いただけます。
本書は、JAHIS主催の講座「医療情報システム入門コース」をもとに作成しました。「入門コース」では、主に医療情報システムに初めて携わる方々を対象に、JAHISの各委員会に所属する専門家を講師として、医療情報システムの全体構成から、オーダリング、電子カルテ、医事会計、地域連携などの分野別のポイントまで、政策・業務・技術動向を交え解説しています。
本書では、そんな「入門コース」の蓄積を活かし、各講師が医療情報システムの基礎知識から業界の最新動向(医療DX、データヘルス、オンライン資格確認、電子処方箋、PHR、HL7 FHIR、etc.)までをやさしく解説しました。図表を活用してビジュアルに分かりやすく、ポイントを押さえた入門書になっています。
「医療DX」は、保健・医療・介護のさまざまな段階において発生する情報やデータを、全体最適された基盤を通して用い、社会や生活の形を変えることと定義されています。医療情報なくして「医療DX」は進まず、その医療情報を支えるのが医療情報システムです。本書は「医療DX」の基礎であるとも言える医療情報システムを学ぶために最適なテキストです。

目次

第1章 医療をめぐる動向ガイダンス
 1.医療業界・IT業界を取り巻く制度、政策、法令
 2.厚生労働省によるICT化の推進
 3.政府戦略等
 4.JAHISの方向性 JAHIS2030ビジョン
第2章 医療機関における医療情報システム
 1.病院とは
 2.病院業務と情報システム
 3.医療情報システムの変遷と導入状況
 4.その他の施設等のシステム
第3章 電子カルテシステム
 1.電子カルテシステムの成り立ち
 2.電子カルテシステムの機能
 3.電子カルテシステムの今後の方向性
 4.本章のまとめ
第4章 医事会計システム
 1.診療報酬制度
 2.医事会計システム
 3.レセプト電算処理システムとオンライン請求
 4.DPC制度(急性期入院医療の定額払い方式)
 5.診療報酬改定への対応
第5章 部門システム
 1.部門システムとは
 2.代表的な部門システムの概要・連携
 3.病棟に関連した部門システムの紹介
第6章 院内物流システム
 1.院内物流システムの概要
 2.院内物流システムの必要性とメリット
第7章 検査システム
 1.検査システムとは
 2.各検査システムの概要
第8章 医用画像システム
 1.医用画像システムとは
 2.標準規格・ガイドラインとの関係
 3.医用画像システムの今後の発展
第9章 医療情報システムの患者安全に関するリスクマネジメント
 1.患者安全に向けた医療情報システム
 2.リスクマネジメント
 3.リスクマネジメントに関するガイドライン
第10章 プライバシーとセキュリティ
 1.医療におけるセキュリティとは
 2.プライバシー保護にまつわる法令・ガイドライン
 3.情報セキュリティ管理
第11章 地域医療システム
 1.社会的背景と地域医療情報連携ネットワーク
 2.普及の流れと今後の方向性(行政動向等)
 3.導入に際して留意すべきガイドライン
 4.地域医療情報連携システムにおける標準規格
 5.ICT導入時に留意すべき事項
巻末 医療情報システムの標準化について