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痛みの考えかた【電子版】

しくみ・何を・どう効かす

丸山 一男 (著)

三重大学教授

出版社
南江堂
電子版ISBN
978-4-524-28581-5
電子版発売日
2016/06/06
ページ数
366ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,456 (本体¥3,200+税8%)

印刷版ISBN
978-4-524-26397-4
印刷版発行年月
2014/05
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3
対応OS
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1
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概要

もっとも身近にもかかわらず,あまり考えずに対処してしまいがちな「痛み」.痛みとは何か,そのメカニズムを把握することにより,臓器や筋肉の痛み,関連痛などの幅広い痛みの種類を理解し,さらには痛みを止めるしくみや耐性・プラセボまでを自然と理解できる.親しみやすい解説と豊富なイラストで「痛み」を楽しくマスターできる,医師,薬剤師,看護師,理学療法士など,すべての医療従事者にお薦めの一冊.

目次

【内容目次】
1章 痛みは測れるか-プロローグ
 A 生命と痛みの目的
 B 痛みの発生の仕組み
 C 痛みの伝導と伝達
 D 痛みを測る
2章 弁慶の泣きどころ-神経線維の役割分担
 A 痛みを伝える神経線維
 B 神経線維の分類
 C 侵害受容器
3章 ヨーイ,ドン-活動電位の発生
 A 膜電位
 B 活動電位の発生:電位依存性Na+チャネル(NaV)が開く
4章 痛みのリレーとバトンタッチ-中継点は脊髄後角と視床です
 A 痛み刺激はどこへ行く?
 B ゴールはどこ?体性感覚野と大脳辺縁系
 C 脊髄後角からの路
5章 痛みのスープの味は?-発痛物質:炎症の問題
 A 炎症があると痛い?
 B 発痛物質の正体
 C 炎症と発痛物質
 D 発痛物質の働き:ブラジキニンとプロスタグランジンE
6章 痛みのセンサー-侵害受容器と受容体
 A 侵害受容器
 B 自由神経終末のありか
 C 繋ぎの電位(起動電位)と活動電位:トランスデューサーチャネルとNaV
 D 治療についての考察
7章 味の素とアンパン-グルタミン酸とAMPA受容体
 A 1次ニューロンから2次ニューロンへの伝達
 B シナプスでの出来事
 C 興奮性シナプスと抑制性シナプス
 D 鎮痛との関係
8章 心頭滅却すれば火もまた涼し-上からシナプス伝達を抑える:下行性抑制系
 A 自分で痛みを抑える仕組み
 B 下行性抑制系:内因性の鎮痛物質の放出
 C ノルアドレナリン,セロトニンの作用
 D まとめ:治療に関連して
9章 開けゴマ-痛みの伝達門の開閉:ゲートコントロール
 A 痛みの伝導路
 B ゲートコントロール理論:門番は誰?
 C 何もしなくても痛い
 D 簡単なまとめ
 E 治療方法と門との関係
10章 いつでも,どこでも,まずはNSAIDs-COXの問題
 A アラキドン酸とCOXの大きさ比べ
 B NSAIDsの分類
 C 用量と作用の関係
 D アセトアミノフェン:NSAIDsではありません
 E まとめ:投与量の問題
11章 ナトリウムチャネルをブロックせよ-局所麻酔薬です
 A 局所麻酔薬の作用
 B 局所麻酔薬の使い方
12章 オピオイド-身体の中でも作られています
 A オピオイドとは
 B 内因性モルヒネ様物質
 C オピオイド受容体
 D オピオイドと依存
13章 カルシウムチャネルの問題-高血圧だけではありません
 A Ca2+チャネルの異常と病気
 B Ca2+チャネルの種類
 C Ca2+チャネルを抑える:α2δリガンド
14章 筋肉の痛みの会話-隣の筋肉痛とAγ運動ニューロン
 A 筋の緊張
 B 筋の痛み
15章 トリガーポイントを探せ-押さえて痛い:関連痛
 A 痛みの局在
 B 関連痛とは
 C トリガーポイント
16章 普通でない痛みですか?-痛くないことを痛く:中枢性感作
 A 痛みの閾値の低下
 B 末梢性感作
 C 中枢性感作:広作動域(WDR)ニューロンの役割
 D 神経障害性疼痛
 E NMDA 受容体
17章 痛みのメモリー-覚えたくはありませんが……
 A 痛みはどこで覚えるか
 B 脊髄で痛みを記憶する
 C 痛みを忘れるために
18章 交感神経と痛みの関係は?-内臓の痛み,ケガの後の痛み
 A 交感神経系が伝える痛み:内臓痛の問題
 B 交感神経の源(大脳辺縁系-視床下部)と痛みの問題
 C 交感神経遠心性線維による痛み:ケガの後の痛み
19章 プラセボ効果は気休めか?-いいえ,そうではありません
 A ナロキソンの作用
 B プラセボ効果の仕組み
 C プラセボ効果の実際
20章 食わずぎらいのあなたに-耐性と身体依存
 A オピオイドの傾向と対策
 B 快感をめぐって:量や回数で快感が戻れば耽溺のもと
 C 耐性の仕組み:副作用に対する耐性は歓迎されます
 D 退薬症状の仕組み:徐々に減量すれば予防できます
参考文献
索引