特養あずみの里裁判を考える【電子版】

- 出版社
- 日本看護協会出版会
- 電子版ISBN
- 978-4-8180-2442-7
- 電子版発売日
- 2022/10/07
- ページ数
- 64ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥990 (本体¥900+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8180-2310-9
- 印刷版発行年月
- 2021/02
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- 対応OS
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概要
2013年に長野県の老人福祉施設「あずみの里」で、女性入所者がドーナツを食べた際に意識を失い約1カ月後に亡くなった。その後、おやつを提供した准看護師が業務上過失致死罪で起訴され一審で有罪となる。この判決は介護や医療の現場を萎縮させるものとして大きな波紋を呼び、2020年7月の控訴審では高裁が一審判決を破棄して無罪が確定した。
本書では、異例の刑事事件として扱われたその裁判を振り返り、ケアの現場におけるリスクとコミュニケーションのあり方、科学的根拠と法の関係について検証し、そこから「暮らしの中のケア」とはどういうものかを考えたい。
目次
〇 特養あずみの里裁判を振り返る──上野 格・宮子 あずさ
〇 医療・介護事故における刑事弁護──水谷 渉
〇 ケアの現場から考える「予見可能性」──鳥海 房枝
〇 看護と介護のはざまで──工藤 うみ
〇 ケアする者のつつしみ──上野 千鶴子