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社会あはき学 第3版【電子版】

公益社団法人東洋療法学校協会(編) 教科書執筆小委員会 (著)

出版社
医道の日本社
電子版ISBN
978-4-7529-1441-9
電子版発売日
2024/03/06
ページ数
143ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,850 (本体¥3,500+税10%)

特記事項
本商品は2024年3月15日発行の「第3刷」です。
印刷版ISBN
978-4-7529-1385-6
印刷版発行年月
2022/03
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2
対応OS
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1
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概要

変化する社会の中で、あはきおよびあはき師に求められる役割は大きく変わってきています。
鍼灸教育の根幹をなす東洋療法学校協会編の教科書シリーズ。

「社会あはき学」は、社会の健康課題に対して鍼灸・あん摩マッサージ指圧などの東洋療法を活用し、いかに貢献すべきかを学ぶ分野です。本書では,東洋療法が貢献すべき課題として、高齢者や小児,女性における健康課題からスポーツや美容の分野など多岐にわたって学べるよう論じています。近年、地域包括ケアが推進される中でのあはき師が果たす役割への期待、可能性について、医師や他の医療職の方々から注目も集まっています。
第3版ではデータや関係法令など現状に即した内容に加筆・修正を行っています。

目次

第1章 総論―社会的ニーズとあはき師の役割―
1.日本におけるあん摩・鍼灸の歴史と現況概観

2.現代のあん摩マッサージ指圧・鍼灸における
社会的背景と展望

第2章 あはき師を取り巻く環境
1.現代社会における医療制度の現状
1)わが国の医療制度
2)わが国の医療制度とあはき
3)海外におけるあはきの現状

2.医療保険制度および介護保険制度の概要
1)医療保険制度の概要
2)介護保険制度の概要

3.社会保障制度下におけるあはき治療
1)あはき治療と健康保険と療養費払い制度の概略
2)介護保険施設業務と介護報酬

4.医療機関におけるあはき師の役割
1)医療機関におけるあん摩マッサージ指圧師の役割
2)医療機関におけるはり師・きゅう師の役割

第3章 地域で期待されるあはき師の業務
1.施術所におけるあはき治療
1)あはき治療への期待
2)あはき師に求められるもの

2.在宅医療
1)在宅医療でのあはき師の役割
2)在宅医療の注意点
3)鍼灸の効果

3.介護保険制度下での業務
1)通所施設での機能訓練の実際
2)介護支援専門員としての業務

4.併用するその他の療法
1)物理療法
2)運動療法
3)手技療法
4)アロマテラピー

第4章 現代社会におけるあはき師の役割
1.高齢社会におけるあはき師の役割
1)進む社会の高齢化と高齢者の疾病像
2)超高齢社会におけるあはき師のアプローチ
3)高齢者福祉とあはき師
4)要介護高齢者を抱える家族へのアプローチ

2.少子化社会におけるあはき師の役割
1)少子化の状況とその背景
2)あはき師による子どもの心身の健全な発達への援
3)子どもの心身症
4)小児鍼
5)子どもの「心」の問題への対応
6)子どものスポーツ障害の予防と治療

3.女性の健康管理におけるあはき師の役割
1)女性に特有な症状へのアプローチ
2)妊娠、出産への支援
3)スキンケアに応用するあはき治療
4)ダイエットに応用するあはき治療

4.ストレス社会におけるあはき師の役割
1)予防医学としてのあはき治療の啓発
2)セルフコントロール
3)ストレスが惹起する症状へのあはき治療
4)産業保健におけるあはき治療

5.スポーツ傷害に対するあはき師の役割
1)スポーツ傷害の施術を行うにあたって
2)競技特性とスポーツ傷害
3)スポーツ傷害とあはき施術

6.QOLの向上とあはき師の役割
1)がん治療に伴う愁訴へのアプローチ
2)緩和医療(ターミナルケア)
3)人工透析患者へのアプローチ
4)リンパ浮腫患者へのアプローチ

第5章 施術所の経営展開
1.施術所開設に必要な法律知識
1)施設設備
2)業務開始届

2.経営各論
1)業務形態の決定
2)資金
3)広報・宣伝
4)施術に伴うリスク管理
5)行政手続
6)財務管理
7)記録管理
8)賠償責任保険
9)保険取扱い(療養費支給)について