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Basic & Practice 看護学テキスト 看護政策【電子版】

福井 トシ子(編著) 瀬戸 奈津子(編著)

国際医療福祉大学大学院 教授・副大学院長/関西医科大学看護学部・看護学研究科 教授

出版社
Gakken(旧学研メディカル秀潤社)
電子版ISBN
978-4-05-988936-6
電子版発売日
2025/10/27
ページ数
240ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,970 (本体¥2,700+税10%)

印刷版ISBN
978-4-05-510093-9
印刷版発行年月
2025/10
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概要

看護政策の理解を深めたい,看護政策の全体像を理解したい,学生と臨床の看護師が,看護教育「看護の統合と実践」をより臨床実践に近い形で学べる内容.
シリーズの1冊として看護政策を自身の言葉で考えるきっかけとなるワークを設けた.

目次

はじめに ~本書が生まれた背景~
Step1 看護政策とは
 1 公共政策としての看護政策
  はじめに
  公共政策とは
  看護政策とは
  公共政策の一部としての看護政策
 2 看護政策の定義
  「看護政策」とは
  看護政策の機能と類型
  看護政策の階層性と構成要素
  政策をつくるということ
  政策が実効性をもつには
  看護政策はなぜ重要か
  看護職一人ひとりが関心をもつべき「政策」
Step2 看護政策の歴史
 1 戦前の看護の政策
  はじめに
  正規の看護教育と速成教育
  病院看護と派出看護 ―診療の補助と療養上の世話の2つの役割
  看護婦規則の制定と看護婦会の取り締まり
  公衆衛生看護の発展,戦争による影響
 2 戦後の看護の政策
  GHQの看護改革
  厚生省看護課の設置
  保健婦助産婦看護婦法の制定
  その後の看護教育制度
  職能団体の結成と政治への参画
  看護業務の変遷 ―診療の補助と療養上の世話
  患者の安全と労働者としての権利
  業務の範囲と役割拡大
  おわりに
Step3 看護職の役割と責任
 1 看護師の専門性
  看護師の専門性
  高度な専門性を有する看護職
 2 看護職における倫理と法律
  倫理と法律
  看護職における倫理と法律
  高度な専門性を有する看護職と倫理
 3 看護師等の人材を確保する法律
  看護師等の人材確保の促進に関する法律(1992年制定)
  「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」の改定
Step4 看護政策の枠組み
 1 主要な看護政策のモデル(診療報酬を含む)
  はじめに
  政策の窓モデル
  政策ネットワークモデル(Policy Network Model)
  訪問看護制度の創設
  専門看護師・認定看護師制度
  特定行為研修制度
  看護と診療報酬に関する議論
 2 政策立案プロセスとその利害関係者
  看護制度の構造と機能
  看護における政策立案過程
  政策立案過程とは
  政策立案の事例:産後ケア事業
 3 政策過程における看護職の参画
  看護の特質を活かした政策的視点
  看護学生が政策的視点を育む力
  日本糖尿病教育・看護学会による取り組み
  ステークホルダーと協働した取り組み
 4 事例1:公衆衛生看護における政策形成
  公衆衛生看護における政策形成
  保健医療福祉関連計画の策定の事例
 5 事例2:新人看護職員研修からみる政策形成
  はじめに
  新人看護職員研修制度の概要
  政策形成の背景と経緯
  政策形成過程におけるステークホルダーの関与
  政策実施状況
  看護政策として柔軟な発展
 6 看護政策立案における職能団体の役割
  公益社団法人 日本看護協会の成り立ち
  日本看護協会の役割と機能
  日本看護協会の政策提言活動
  看護実践に関するデータを収集し政策に活かす
  看護現場の声を政策に反映させる
  看護職の専門性を高める活動
  日本看護協会の国際交流活動
  日本看護協会の政策推進活動
  看護職員の処遇改善に関する日本看護協会の政策提言活動
  政治に看護職らの声を
Step5 看護政策の課題
 1 看護の量的確保
  はじめに
  戦後の動向
  准看護師養成高卒1 年法案の廃案
  ILO看護職員条約
  看護職員需給計画
  看護職員人材確保法の成立
  ナースセンターによる人材確保
  診療報酬での評価の拡大
  民間職業紹介事業所の増大
  看護不足解消への行動
 2 看護の労働環境
  看護職員の離職と時間外労働
  夜勤に関する諸課題
  離職に関する課題
  働き方に関する諸課題
  ハラスメントに関する課題
  業務効率化に関する課題
  これからの業務・労働のあり方
 3 看護基礎教育と看護職の生涯学習の課題
  看護専門職を取り巻く背景
  看護基礎教育
  看護職の生涯学習
  特定行為に係る看護師の研修制度
  認定看護師制度
  高度実践看護師教育
Step6 看護と医療制度の連携
 1 多職種連携とアウトカム評価の重要性
  医療提供システムのなかでの看護の位置づけ
  多職種連携の重要性
  看護のアウトカムと医療の質
Step7 国際的な看護政策
 1 WHOと国際的取り組みからみる看護政策の構築と展望
  はじめに
  WHOによる看護政策
  WHOによる看護政策のまとめ
  各国の成功事例とベストプラクティス
  国際協力と看護
  おわりに
Step8 看護の未来
 1 テクノロジーの進展と看護
  テクノロジーの看護への活用
  今後の看護政策の方向性
 2 看護の専門性の進化と深化
  看護の専門性の「進化」
  看護の専門性の「深化」
 3 普遍的な看護政策の必要性
  看護の普遍性とは何か
  看護の専門性の「進化/深化」が看護政策につながる
  テクノロジーの進展と普遍的な看護政策とは
Step9 看護政策における研究と評価
 1 エビデンスに基づいた政策立案
  エビデンスに基づいた政策立案とは
  エビデンスの範囲
  エビデンスの種類と活用方法
  医療技術評価からみる「エビデンス活用」の実例
  エビデンスに基づいた政策立案の課題と今後の展望
 2 政策評価の手法と指標
  政策評価とは何か
  政策評価の目的
  政策評価の種類
  政策評価の実際
  ロジックモデルの活用を阻む組織
  看護政策の政策評価を考える
 3 看護職の経済的評価
  看護職の賃金水準の現状
  看護職の賃金が上がりにくい要因
  おわりに
Step10 看護政策の今後の展望
 1 ナース・プラクティショナー(仮称)制度の推進からみる看護政策の今後の展望
  2025年問題と政策
  2040年に向けた看護および効率性の高い医療提供体制の課題
  ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設の必要性
  ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設に向けたエビデンスの収集
  ナース・プラクティショナー(仮称)制度に期待できること
  新たな制度創設のために
シラバス例①:看護政策論
シラバス例②:助産政策論
Index

column
 看護婦による規則制定への運動
 看護課の廃止と復活
 准看護師をめぐる攻防
 看護師による特定行為の実施をめぐって
 資質の向上

WORK
 WORK▼1
 WORK▼2
 WORK▼3
 WORK▼4
 WORK▼5
 WORK▼6
 WORK▼7