基礎と臨床をつなぐ
物理薬剤学・製剤学 改訂2版【電子版】
- 出版社名
- 南山堂
- 発行年月
- 電子版発売日
- ページ数
- 408ページ
- 判型
- B5
- 印刷版ISBN
- 978-4-525-77852-1
- 電子版ISBN
- 978-4-525-98637-7
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概要
物理薬剤学・製剤学は,薬が安定して効果を発揮するために欠かせない分野である.薬剤に使用されている材料の性質を理解することで,適切な保存や使用方法の根拠を示すだけでなく,将来の臨床現場での調剤にも大いに役立つ基盤となる.
本書では,基礎薬学的な知識が臨床でどのように活きるのかを“clinical”として示しており,基礎と臨床を結び付けて学べる構成とした.さらに,紙面だけでは伝えきれない測定機器・製剤機器については動画を用いて説明しており,理解を深めやすい一冊となっている.改訂2版では,第十九改正日本薬局方を踏まえて最新の情報にアップデートした.また,各項目には関連する問題(解答・解説付き)を新たに追加し,QRコードから閲覧できるようにして学習性をさらに高めている.
目次
第Ⅰ章 物理薬剤学
1 固形材料
A. 粉体の性質
B. 固体原薬の結晶状態
C. 溶解 溶解速度(ノイエス・ホイットニー,ヒクソン・クロウェル,ヒグチ)
2 半固形・液状材料
A. 流動性と変形(レオロジー)
B. 生体高分子
3 分散系材料
A. 界面の性質
B. 代表的な分散系
C. 分散した粒子の安定性
4 原薬・製剤の安定性
A. 薬物の安定性
第Ⅰ章Clinical(抜粋):散剤の混合と流動性/装置瓶への充塡性/放出制御製剤/注射剤の配合変化(析出,変色)/製剤のレオロジー特性(シロップ剤,軟膏剤・クリーム剤,点鼻液)/注射用アンプルの界面張力/シロップ剤とメートグラスとの固液相互作用/軟膏・クリーム剤の混合可否/クロベタゾールプロピオン酸エステルクリーム製剤の乳剤の型/複合体形成による安定化,複合化による調剤上の注意点 他
第Ⅱ章 製剤学
1 代表的な製剤
A. 製剤化の概要と意義
B. 経口投与する製剤
C. 粘膜に適用する製剤
D. 注射により投与する製剤
E. 皮膚に適用する製剤
F. 生薬関連製剤
2 製剤設計および製剤化工程
A. 代表的な医薬品添加剤
B. 製剤化の単位操作
3 製剤試験法
A. 医薬品の試験法
4 生物学的同等性の保証
A. 生物学的同等性
第Ⅱ章Clinical(抜粋):臨床では,どのような剤形が使用されているのか?/注射剤・点眼剤の等張化/添付文書に記載されている添加剤の解釈/錠剤への印刷/ローデッドスペースタイプシリンジ/プレフィルドシリンジ/プラスチック容器からの可塑剤溶出 他
第Ⅲ章 薬物送達学(DDS)
1 DDS の必要性(薬物送達システム)
A. DDS の概念と有用性
2 コントロールドリリース(放出制御)
A. 放出制御の概要と意義
B. 代表的な放出制御の技術
3 ターゲティング(標的指向)
A. ターゲティングの概要と意義
B. 代表的なターゲティング技術
4 吸収改善
A. 吸収改善の概要と意義
B. 代表的な吸収改善技術
5 プロドラッグ
A. プロドラッグの概要と意義
B. 代表的なプロドラッグ
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