実践で学ぶ内科の作法―看護と診療をつなぐ知と技術―【電子版】

- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2026/05/14
- ページ数
- 262ページ
- 判型
- A5判
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-12030-3
- 印刷版発行年月
- 2026/05
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概要
今夜からの夜勤、もう怖くない!
内科診療は広く,そして奥深く,限られた情報から適切な判断を下す実践的な力が求められます.本書は,洛和会音羽リハビリテーション病院での勉強会を基に,看護師や若手医師が「内科の勘所」を根本から理解できるようまとめたられました.診断推論の基礎や症例提示の作法に加え,救急疾患からよくみる内科疾患、医療倫理の話題まで幅広く網羅しました.看護師や若手医師が臨床現場で自信を持って判断・報告できるようになるための実践的ガイドとして活用ください.
目次
第1部 総論
第1章 内科の症候学と診断学の初歩
1.看護とは
2.総論と各論
3.症候=主訴(自覚症状)+他覚所見
4.現病歴
5.患者背景,特に併存疾患
6.ケースカンファレンス
第2章 もう困らない! 上手な症例提示の仕方
1.何のための症例提示か
2.症例提示の型
3.症例提示の具体例
1)医師への報告
2)看護師同士の申し送り
第3章 臨床的疑問:EBM/EBNの出発点
1.EBM/EBNとは
2.臨床的疑問:背景疑問と前景疑問
3.何が知りたいのかを明確にする
4.前景疑問をPICOで構造化する
5.情報源の階層:6Sモデル
第4章 業務改善:EBM/EBNの一つの帰結~PDCAサイクルの活用~
1.PDCAサイクルとは何か
2.PDAサイクルの実践例
3.患者の価値観
第2部 各論・救急疾患編
第5章 急性冠症候群
1.概念と解剖
2.危険因子
3.症状
4.検査
1)心電図
2)血液検査
3)心臓超音波検査
4)さらなる検査と治療
5.看護師がすべきこと
6.実践演習
第6章 急性大動脈解離
1.概念と解剖
2.危険因子
3.症状
1)突然発症の胸部痛・背部痛
2)急性大動脈解離の合併症
4.検査
1)確定診断
2)補助的検査
5.看護師がすべきこと
6.実践演習
第7章 気胸
1.概念と解剖
2.危険因子
1)ブラ・ブレブの存在
2)若年・やせ型男性
3)喫煙
4)家族歴・遺伝的背景
3.症状
4.身体所見と検査
5.看護師がすべきこと
6.実践演習
第8章 腸閉塞・イレウス
1.概念と解剖
1)腸閉塞
2)イレウス(従来の機能的イレウス)
2.危険因子
3.症状
1)腹部膨満
2)腹痛
3)食欲不振
4)嘔気・嘔吐
5)排便・排ガスの停止
4.身体所見と検査
5.治療
1)水・電解質の補正
2)腸管減圧
3)抗菌薬投与
4)手術
6.看護師がすべきこと
7.実践演習
第9章 消化管出血
1.概念と解剖
2.危険因子
1)食道出血
2)胃出血
3)十二指腸出血
4)空腸・回腸出血
5)大腸出血
6)直腸出血
7)肛門出血
3.症状
1)吐血
2)下血・血便
3)腹痛
4)咳,低酸素
4.身体所見と検査
1)身体所見と観察のポイント
2)検査
5.治療
6.看護師がすべきこと
7.実践演習
第10章 脳卒中
1.概念と解剖
2.脳卒中の危険因子
1)脳梗塞の病型と危険因子
2)脳出血・くも膜下出血
3.症状
1)麻痺
2)感覚障害
3)意識障害
4)頭痛
5)嘔吐
4.身体所見と検査
1)身体所見と観察のポイント
2)検査
5.治療
1)脳梗塞の治療
2)脳出血の治療
3)くも膜下出血の治療
4)リハビリテーション
6.看護師がすべきこと
7.実践演習
第11章 高血糖緊急症と低血糖
1.概念
1)糖尿病ケトアシドーシス(DKA)
2)高浸透圧高血糖症候群(HHS)
2.危険因子
3.症状
1)高血糖の症状
2)低血糖の症状
4.身体所見と検査
1)身体所見
2)検査
5.治療
6.看護師がすべきこと
7.実践演習
第12章 敗血症・敗血症性ショック
1.概念
2.危険因子
3.症状
4.身体所見と検査
1)身体所見
2)検査
5.治療
6.看護師がすべきこと
7.実践演習
第3部 各論・よくある内科疾患編
第13章 心不全
1.循環器系のメカニズム
1)概観
2)血圧を表す式
3)末梢血管抵抗について
4)心拍出量について
5)もう一つの要素,循環血液量
6)後負荷と前負荷,左心不全と右心不全
2.心不全
1)定義
2)病態
3)症状と身体所見
4)検査
5)治療
6)看護のポイント
3.実践演習
第14章 心房細動
1.定義
2.病態
3.疫学
4.原因
5.症状
6.身体所見
7.検査
1)心電図
2)心臓超音波検査
8.治療
1)抗凝固療法
2)心拍数調節療法(レートコントロール)
3)除細動
4)カテーテルアブレーション
9.看護のポイント
10.実践演習
第15章 深部静脈血栓症
1.定義
2.病態
1)血流うっ滞
2)静脈壁障害
3)凝固能亢進
3.症状
4.検査
5.治療
6.看護のポイント
7.実践演習
第16章 糖尿病
1.定義
2.病態
1)急性期の病態
2)慢性期の病態
3.原因・危険因子
4.症状
1)急性期の症状
2)慢性期の症状
5.身体所見と検査
1)身体所見
2)検査
6.治療
7.看護のポイント
8.実践演習
第17章 感染症
1.感染症総論
1)感染症を成立させる3つの要素
2)病原体の種類
3)宿主
4)感染経路
5)感染症の種類
6)感染症の検査
7)感染症の治療
2.感染症各論
1)肺炎
2)尿路感染症
3)蜂窩織炎
3.看護のポイント
4.実践演習
第18章 気管支喘息,COPD(慢性閉塞性肺疾患)
1.呼吸器系の解剖
1)気道と肺胞
2)胸郭
3)胸腔
4)呼吸筋
5)神経
2.呼吸生理
1)換気とガス交換
2)肺胞換気のメカニズム
3)酸塩基平衡
3.主な慢性呼吸器疾患各論
1)気管支喘息
2)慢性閉塞性肺疾患(COPD)
4.看護のポイント
5.実践演習
第19章 血液・免疫・アレルギー疾患
1.血液細胞と血球計算
1)血球計算
2)正常値
2.造血器系の概観
1)概論
2)血液細胞各論(末梢血)
3)造血因子
3.血球数の異常に起因する症候
1)血球減少に伴う症候
2)血球増加に伴う症候
4.造血器腫瘍
1)造血器腫瘍概論
2)造血器腫瘍の症候
3)造血器腫瘍各論
5.免疫システムの概要
1)自己と非自己
2)自然免疫と獲得免疫
3)抗原と抗体
4)アレルギー
6.アナフィラキシーショック
1)概念と病態
2)疫学・原因
3)症状
4)検査と診断
5)治療
7.看護のポイント
8.実践演習
第20章 腎泌尿器疾患
1.腎泌尿器系の概観
1)解剖と生理
2)恒常性の維持
2.腎泌尿器系の症候
1)尿量の異常
2)排尿に関する症候
3)尿の色調・性状の変化
3.腎泌尿器疾患各論
1)腎不全
2)尿路結石
3)神経因性膀胱
4.看護のポイント
5.実践演習
第4部 医の倫理
第21章 DNARを超えてACPへ向かう医療
1.何のための医療か
2.医療の選択
3.DNARという言葉の呪い
1)DNAR=何もしない,という誤解
2)Codeを早急に決めなければいけない,という誤解ないしは強迫観念
3)DNARは金科玉条である,という誤解
4.患者さんの言う「自然な最期」とは?
1)実は曖昧な「自然」という言葉
2)あるケース
3)例えば窒息は自然死か?
4)「自然な最期」を求める患者・家族の真意
5.医療倫理の四原則
6.看取りに向けたケアのフェーズ分類
7.ACPという言葉の意味を正確に理解し適切に使う
あとがき
索引
Column
1 痛みのOPQRST
2 記憶より記録
3 タイプA行動パターン
4 5 killer chest pain
5 NSAIDs潰瘍
6 中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺
7 心不全のさまざまな分類
8 急性動脈閉塞と急性静脈閉塞
9 偽膜性腸炎
10 抗がん薬の副作用
