日本脊椎脊髄病学会 術中脊髄モニタリングの基礎【電子版】
- 出版社名
- 南江堂
- 発行年月
- 電子版発売日
- ページ数
- 184ページ
- 判型
- B5
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-27375-1
- 電子版ISBN
- 978-4-524-27376-8
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概要
日本脊椎脊髄病学会モニタリング委員会による,術中脊髄モニタリングの公式テキスト.安全な脊椎脊髄手術のためには脊髄モニタリング施行が推奨され,近年その重要性が高まっている.本書では脊髄モニタリングの読影に必要な波形の知識や,適切な安全管理の方法を解説し,実践的に脊髄モニタリングを学ぶことができる構成とした.また,2021年より開始した「脊髄モニタリング認定医」制度の過去問題も掲載している.
目次
【内容目次】
用語解説
Ⅰ 総 論
1 モニタリングの歴史
Ⅰ 非電気生理学的手法
Ⅱ 電気生理学的手法
2 モニタリングに必要な電気生理,解剖
Ⅰ モニタリングにおける電気生理の基礎
Ⅱ 脊椎と脊髄の構造
Ⅲ 各種モニタリング法の電位の起源と特徴
3 モニタリング技術の基礎
Ⅰ 電極設置
Ⅱ 刺激条件
Ⅲ インピーダンス管理とノイズ対策
Ⅳ 記録条件:振幅・潜時の評価と警告(アラームポイント)
Ⅴ 筋弛緩・麻酔の影響
4 モニタリング麻酔の基礎
Ⅰ 麻酔薬の選択とその影響
Ⅱ バランス麻酔とその応用
Ⅲ 筋弛緩薬の使用と管理
Ⅳ その他の全身性因子と対応
Ⅴ 麻酔科医の役割とチーム医療の重要性
5 患者への安全対策
Ⅰ 感電
Ⅱ 経頭蓋刺激・運動誘発電位(Tc-MEP)による舌咬傷・歯牙損傷
Ⅲ 気管チューブの破損
Ⅳ 痙攣
Ⅴ 熱傷
Ⅵ 不整脈
Ⅶ 針電極刺入に伴う出血と感染
Ⅷ 院内報告
6 検者への安全対策
Ⅰ モニタリング担当者の安全
Ⅱ 業務リスク軽減(安全チェックリストとチーム医療による協調体制)
7 モニタリングの禁忌
Ⅰ 頭蓋骨プレート,脳動脈瘤クリップ,シャントチューブ留置,ペースメーカー留置
Ⅱ てんかんの既往歴
Ⅲ 人工内耳などの医療機器,脳深部刺激療法(DBS)装置
Ⅳ 迷走神経刺激装置
Ⅱ 各 論
1 経頭蓋刺激・運動誘発電位(Tc-MEP)
Ⅰ 適応
Ⅱ 刺激・記録の方法
Ⅲ 麻酔方法
Ⅳ 電位の解析
2 経頭蓋刺激・脊髄誘発電位(Tc-SCEP,D-wave)
Ⅰ 概要
Ⅱ 適応
Ⅲ 刺激・記録の方法
Ⅳ 麻酔方法
Ⅴ 電位の解析
Ⅵ Tc-MEPとD-waveのマルチモダリティ
3 脊髄刺激・脊髄誘発電位(Sp-SCEP)
Ⅰ 刺激・記録の方法
Ⅱ 麻酔方法
Ⅲ 特徴
Ⅳ 電位の解析
4 体性感覚誘発電位(SEP)
Ⅰ 適応
Ⅱ 刺激・記録の方法
Ⅲ 麻酔方法
Ⅳ 術中評価
5 自発筋電図(sEMG,free-run EMG)
Ⅰ 適応
Ⅱ 刺激・記録の方法
Ⅲ 麻酔方法
Ⅳ 電位の解析
Ⅴ 症例提示
6 直接神経刺激・運動誘発電位(Dn-MEP)
Ⅰ 適応
Ⅱ 刺激・記録の方法
Ⅲ 麻酔方法
Ⅳ 電位の解析
Ⅴ 症例提示:神経鞘腫に対するDn-MEP
7 マルチモダリティモニタリング
Ⅰ 各モダリティの概要
Ⅱ 術式別のモダリティ選択
Ⅲ 今後の課題
Ⅲ 臨 床
1 脊柱変形に対するモニタリング
Ⅰ 概要
Ⅱ モニタリング方法
Ⅲ 小児側弯症に対するモニタリング
Ⅳ 成人脊柱変形に対するモニタリング
Ⅴ 変形矯正手術におけるレスキュー操作
2 脊柱靱帯骨化症に対するモニタリング
A 頚椎後縦靱帯骨化症(頚椎OPLL)
Ⅰ 麻酔管理とモニタリングの設定
Ⅱ 波形変化のタイミングと対応
Ⅲ 上肢麻痺に関する考察
Ⅳ 症例提示
B 胸椎後縦靱帯骨化症(胸椎OPLL)
Ⅰ 麻酔管理とモニタリング導入の基本
Ⅱ 使用モダリティと導出の工夫
Ⅲ 胸椎OPLLに特有の注意点
Ⅳ 波形悪化のタイミングと対応
Ⅴ 留意点と限界
Ⅵ 症例提示:術中レスキュー症例
3 脊髄腫瘍(髄内/髄外)に対するモニタリング
Ⅰ モニタリング機器の設置
Ⅱ 脊髄腫瘍摘出手術の進行およびIONMの実施時期
Ⅲ 症例提示
4 末梢神経(頚椎/腰椎神経根)に対するモニタリング
Ⅰ 直接神経刺激
Ⅱ 刺激閾値を用いた神経マッピング
Ⅲ 症例提示
Ⅳ 肛門電極による術中モニタリング
Ⅴ 手術操作以外による末梢神経障害のためのモニタリング
Ⅵ 症例提示
5 股関節手術中のモニタリング
Ⅰ 股関節手術における術中脊髄モニタリングの意義
Ⅱ 術中モニタリングの実際
Ⅲ 進入法と神経障害
Ⅳ 症例提示
Ⅳ 日本脊椎脊髄病学会認定 脊髄モニタリング認定医試験の過去問題
問題編
解説編
日本脊椎脊髄病学会脊髄モニタリング委員会 研究業績
索 引
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