胃がん検診のための胃X線検査マニュアル 2025改訂第3版 第3版【電子版】
- 出版社名
- 医学書院
- 発行年月
- 電子版発売日
- ページ数
- 88ページ
- 判型
- A4変
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-05691-5
- 電子版ISBN
- 978-4-260-65691-7
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概要
質の高い胃X線検診の実践を目指すために
わが国では、胃がん検診は半世紀以上にわたりバリウムを用いた間接X線撮影法を主なスクリーニング手段として用いてきたが、その胃X線撮影法は必ずしも全国均一であるとは言えず、地域、施設、技師間の格差があることが指摘されていた。本書は検査の質をあげるための撮影法や機器の保守管理について標準的な方法を示すべく、日本消化器がん検診学会によって編纂されてきた。このたび最新の2025年版が刊行された。
目次
第1部 胃がん検診のための胃X線検査の撮影法と機器管理
I 本マニュアルの位置づけと改訂のポイント
II 胃X線検査の基準撮影法
1 基準撮影法の基本的な考えかた
2 基準撮影法で用いる体位の定義
3 基準撮影法で用いる薬剤
1 高濃度低粘性バリウム懸濁液
1) バリウム懸濁液の濃度
2) バリウム懸濁液の飲用量
2 発泡剤
3 鎮痙剤
4 基準撮影法の撮影手技
1 撮影体位と手順の基本構成
2 基準撮影法の撮影体位と標的部位
3 基準撮影法の撮影手順
5 前壁撮影のコツと注意点
1 圧迫用フトンの仕様
2 圧迫用フトン挿入のコツ
3 前壁撮影における良好な描出範囲
4 前壁撮影の順序について
5 非鉤状胃の前壁撮影の工夫
1) 牛角胃(横胃)の場合
2) 瀑状胃の場合
6 透視観察と追加撮影
1 胃X線検診における透視観察
1) 透視観察のタイミング
2) 透視観察と被ばく
2 胃X線検診における追加撮影の目的
1) 死角領域(ブラインドエリア)の補完のための追加撮影
2) 再現性の確認と質的診断のための追加撮影
[解説] 再撮影,追加撮影,任意撮影
III 胃X線検診に使用する機器の管理
1 胃X線撮影装置の保守管理
1 受け入れ時の試験
2 日常点検(検診車・施設)
3 定期点検(検診車・施設)
2 撮影装置の画像特性と読影に用いる医用ディスプレイの品質管理
1 I.I.-DRとFPD撮影装置の画像特性
2 胃X線画像の画質と線量最適化について
3 胃X線読影に求められる医用ディスプレイの品質
4 胃X線検査における医用ディスプレイの品質管理
第2部 胃X線検査における医療被ばくと偶発症
I 胃X線検査における医療被ばく線量管理
1 胃X線検診の診断参考レベル(DRL)策定の背景
2 胃X線検診におけるDRL策定のための多施設アンケート調査
3 胃X線検診における医療被ばく線量最適化のための管理目標
[解説] 放射線被ばくの身体への影響
[解説] 胃X線検査従事者の防護
II 胃X線検査の偶発症
1 胃X線検査の偶発症と発生頻度
2 過敏症
3 バリウム誤嚥
4 腸閉塞・腸穿孔
[解説] バリウムによる腸閉塞・腸穿孔
第3部 胃X線検診の実施手順と精度管理~対策型胃がん検診を中心に~
I 胃X線検診の科学的根拠
1 胃がん検診の基本的な考えかた
2 対策型検診と任意型検診の違い
[解説] がん検診でよく使われる分類の説明
3 胃がん検診としての胃X線検査の科学的根拠
4 胃X線検診の検査精度
5 胃X線検診の不利益
1) 偽陰性
2) 偽陽性
3) 過剰診断
4) 偶発症
6 検診実施体制
II 胃X線検診の実際:対策型検診を中心に
1 胃X線検診の対象者
2 胃X線検診の禁忌・対象除外の要件
3 検診対象者への説明(がん検診を受診する前の一般的な内容)
4 問診
5 胃X線検査の実施と安全対策
6 検査後の注意事項
7 偶発症発生時の対応
III 胃X線画像の読影と検診結果の判定
1 対策型胃X線検診の読影判定
2 胃X線画像の二重読影(ダブルチェック)
3 モニタ診断について
4 胃X線検診の従事者を対象とした研修会の開催
[解説] 胃X線検診のための読影判定区分(カテゴリー分類)
IV 受診者への検診結果の通知と精密検査の実施
1 受診者への結果通知
2 精密検査の項目
3 精密検査結果・治療結果の把握
4 精密検査未受診者への対応
V 胃X線検診の事業評価(精度管理評価)
VI 参考資料:帳票の例
索引
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