肝硬変診療ガイドライン2026 改訂第4版【電子版】

日本消化器病学会・日本肝臓学会(編)
電子版販売価格: ¥ 4,950 (本体:¥4,500 + 税10%)
出版社名
南江堂
発行年月
電子版発売日
ページ数
264ページ
判型
B5
印刷版ISBN
978-4-524-27327-0
電子版ISBN
978-4-524-27331-7

概要

日本消化器病学会・日本肝臓学会の共編による診療ガイドライン.Mindsの作成マニュアルに準拠し,臨床上の疑問をCQ(clinical question),BQ(background question),FRQ(future research question)に分けて記載.CQではエビデンスレベルと推奨の強さを提示.肝硬変診療における,概念,診断,治療,合併症,予後予測,肝移植等について,エビデンスに基づき現時点の標準的な指針を示す.

目次

【内容目次】
第1章 疫学・病態
 BQ1-1 肝硬変の成因は変化しているか?
 BQ1-2 肝硬変において,代償期,非代償期で病態はどのように変化していくか?
 FRQ1-1 肝硬変の経過にpoint of no returnは存在するのか?
第2章 診断・機能/線維化評価・予測因子
 BQ2-1 肝硬変の診断において,血液生化学検査・画像診断所見(NILDA)は有用か?
 BQ2-2 肝硬変の予後予測において,Child-Pugh分類,MELDスコア,ALBIスコアなどの肝機能評価指標は有用か?
 CQ2-1 肝硬変の診断において,血液学的バイオマーカーやスコアリングシステムは推奨されるか?
 CQ2-2 肝硬変の診断および予後予測に,エラストグラフィでの評価は推奨されるか?
 FRQ2-1 肝硬変患者の静脈瘤予測において,肝硬度・脾硬度測定は有用か?
第3章 原因・機能維持に対する治療・介入
 (1)栄養療法
  BQ3-1 肝硬変患者に対して,栄養評価を行うことは推奨されるか?
  BQ3-2 肝硬変患者に対して,分割食や就寝前補食療法は推奨されるか?
  BQ3-3 肝硬変患者に対して,分岐鎖アミノ酸(BCAA)製剤投与は推奨されるか?
  BQ3-4 肝硬変患者に対して,エネルギー・蛋白質摂取量や食事内容は何が推奨されるか?
  CQ3-1 肝硬変患者に対して,微量栄養素(微量元素やビタミンB,D,カルニチンなどを含めて)の評価を行うことは推奨されるか?
 (2)抗ウイルス療法
  BQ3-5 B型肝硬変患者に対して,核酸アナログは有用か?
  BQ3-6 B型肝硬変の予後に関わるB型肝炎ウイルス(HBV)関連マーカーは何か?
  BQ3-7 C型肝硬変に対して,直接作用型抗ウイルス薬(DAA)は有用か?
  CQ3-2 ウイルス学的著効(SVR)となったC型肝硬変患者に対して,どのような(肝癌の)サーベイランスが推奨されるか?
 (3)非ウイルス性肝硬変の治療・線維化改善薬
  CQ3-3 自己免疫性肝炎(AIH)による肝硬変の線維化や予後改善のためにステロイドは推奨されるか?
  CQ3-4 原発性胆汁性胆管炎(PBC)による肝硬変の線維化や予後改善のための薬物療法は何が推奨されるか?
  CQ3-5 原発性硬化性胆管炎(PSC)による肝硬変の予後改善のための薬物療法は何が推奨されるか?
  FRQ3-1 肝硬変の線維化改善のための薬物療法は何が推奨されるか?
第4章 肝硬変の合併症の診断・治療
 (1)消化管出血・門脈圧亢進症
  BQ4-1 門脈圧亢進症の診断法としてどのようなものが有用か?
  BQ4-2 食道静脈瘤に対する予防的治療として内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)と内視鏡的硬化療法(EIS)は有用か?
  BQ4-3 胃穹窿部静脈瘤出血に内視鏡的組織接着剤注入術(ECI)は有用か?
  CQ4-1 食道・胃静脈瘤出血予防において,β遮断薬は有効か?
  CQ4-2 酸分泌抑制薬は肝硬変患者の静脈瘤出血予防に有用か?
  CQ4-3 胃静脈瘤に対して,バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)は有用か?
  FRQ4-1 シャント塞栓術は,門脈圧亢進症患者の脳症,肝機能,予後に改善をもたらすか?
  FRQ4-2 部分的脾動脈塞栓術(PSE)・脾臓摘出術(脾摘)は,門脈圧亢進症の病態改善に有用か?
 (2)腹水
  BQ4-4 肝性腹水や特発性細菌性腹膜炎(SBP)の有用な診断方法は何か?
  BQ4-5 肝硬変に伴う腹水に対して減塩食は有用か?
  BQ4-6 肝硬変の腹水に対してスピロノラクトン,ループ利尿薬の有用な投与法は?
  BQ4-7 難治性腹水に対して大量腹水穿刺排液+アルブミン補充は有用か?
  BQ4-8 肝硬変に伴う難治性腹水に対して,腹膜・頸静脈シャント(P-Vシャント)は有用か?
  CQ4-4 特発性細菌性腹膜炎(SBP)を伴う肝硬変症に対して予防的抗菌薬投与は有用か?
  CQ4-5 肝硬変に伴う難治性腹水に対して,腹水濾過濃縮再静注法(CART)は有用か?
  CQ4-6 肝硬変に伴う難治性腹水に対して,経頸静脈的肝内門脈大循環シャント術(TIPS)は有用か?
  FRQ4-3 肝硬変に伴う腹水に対して,バソプレシンV2受容体拮抗薬はどのような時期・患者に推奨されるか?
 (3)肝腎症候群
  BQ4-9 肝硬変患者の腎障害は予後に影響するか?
  BQ4-10 肝移植は,肝腎症候群(HRS)を伴う肝硬変患者の予後を改善するか?
  CQ4-7 肝腎症候群(HRS)にアルブミン投与は有効か?
  CQ4-8 肝腎症候群(HRS)に血管収縮薬(ノルアドレナリン・テルリプレシン)の投与は有効か?
 (4)肝性脳症
  BQ4-11 不顕性肝性脳症とはどのような症状・病態か?
  BQ4-12 肝性脳症に対して分岐鎖アミノ酸(BCAA)製剤は有用か?
  BQ4-13 肝性脳症に対して非吸収性合成二糖類は有用か?
  BQ4-14 肝性脳症に対して腸管非吸収性抗菌薬は有用か?
  CQ4-9 不顕性肝性脳症に対して,早期診断・治療は有用か?
  CQ4-10 肝性脳症に対して亜鉛製剤は有用か?
  CQ4-11 肝性脳症に対してカルニチンは有用か?
  CQ4-12 肝性脳症に対してプロバイオティクスは有用か?
 (5)門脈血栓症
  BQ4-15 肝硬変に生じた門脈血栓症の病態はどのようなものか?
  CQ4-13 肝硬変に生じた門脈血栓症に対して,アンチトロンビン-Ⅲ(AT-Ⅲ)製剤(補充療法)は推奨されるか?
  FRQ4-4 肝硬変に生じた門脈血栓症に対して,維持療法は必要か?
 (6)サルコペニア・運動療法
  BQ4-16 肝硬変患者において,サルコペニアの診断はどのように行うか?
  BQ4-17 肝硬変患者において,サルコペニアは病態・予後に影響するか?
  CQ4-14 肝硬変患者のサルコペニアにおいて,運動・栄養療法は有用か?
  FRQ4-5 肝硬変患者に対して,肝臓リハビリテーションとはどのようなものが推奨されるか?
 (7)呼吸器合併症
  BQ4-18 肝硬変患者でみられる肝肺症候群と門脈圧亢進症に伴う肺動脈性肺高血圧症の違いは?
  CQ4-15 PoPHの早期治療介入のために有用なスクリーニング法は?
  CQ4-16 肝肺症候群に対して,肝移植は有用か?
 (8)その他(骨粗鬆症,感染症,心合併症,アルブミン,血小板低下など)
  BQ4-19 肝硬変患者での骨粗鬆症はどのようなものか? 対策が必要か?
  BQ4-20 肝硬変患者に起きる感染症の特徴はどのようなものか?
  BQ4-21 肝硬変における肝硬変心筋症(CCM)はどのようなものか?
  BQ4-22 アルブミンはどのような機能があり,肝硬変ではどのようなときの使用が考慮されるか?
  CQ4-17 肝硬変に伴う血小板減少症に対して,トロンボポエチン受容体作動薬は有用か?
  FRQ4-6 肝硬変患者に対して,PPI,P-CABの使用は推奨されるか?
第5章 近年の肝硬変の課題
 (1)アルコールに関わる諸問題
  FRQ5-1 MetALD由来肝硬変の病態は何か?
  FRQ5-2 アルコール関連肝硬変における飲酒に関するスクリーニングとしてのAUDITや,飲酒量評価のための%CDTは有用か?
  FRQ5-3 アルコール関連肝硬変に対してナルメフェンによる減酒治療は有用か?
 (2)ACLF
  BQ5-1 肝硬変におけるacute-on-chronic liver failure(ACLF)とはどのような病態であり,どのように定義されているか?
  CQ5-1 ACLFにおいて臓器障害の評価は必要か?
  FRQ5-4 ACLFに対して有効な治療法があるか?
第6章 肝移植
 BQ6-1 B型,C型肝硬変に対する肝移植において,前後の抗ウイルス療法は有用か?
 CQ6-1 MELDスコア,Child-Pughスコアを用いた肝硬変の肝移植基準は有効か?
 CQ6-2 肝硬変を伴う肝細胞癌症例において,肝移植は肝切除・アブレーション・TACEなどの他の治療よりも有用か?
 CQ6-3 ACLFは肝移植で救命できるのか?
第7章 患者中心の医療のために(QOLおよびサポート)
 BQ7-1 肝硬変患者において,どのような生活の質の低下がみられるか?
 BQ7-2 肝硬変患者の掻痒症に対して,有用な治療はあるか?
 CQ7-1 肝硬変患者の筋痙攣に対して有用な治療はあるか?
 CQ7-2 肝硬変患者の睡眠障害に対して,どのような治療法が有効か?
 CQ7-3 肝硬変患者に対して,緩和ケアは有用か?

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