運動器慢性痛診療の手引き【電子版】
- 出版社
- 南江堂
- 電子版ISBN
- 978-4-524-28589-1
- 電子版発売日
- 2016/06/06
- ページ数
- 190ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,740 (本体¥3,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-26913-6
- 印刷版発行年月
- 2013/11
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概要
目次
I 運動器慢性痛の対応の基本
運動器における痛みとその対応
1.痛みと痛み行動
2.慢性痛の診断・評価のポイント(急性痛との相違)
3.画像診断学的評価
4.精神心理的要素の評価
5.ゴール設定と治療方針
6.薬物療法とその選択
7.運動療法やその他の保存療法
8.生物心理社会的な因子や適切な対応の重要性
II 疫学・基礎・痛みの種類
1 運動器の痛み・しびれ
a 1万人規模の全ランダム抽出サンプルによる研究結果
1.運動器の慢性痛の定義とその実態
2.慢性痛の治療の実態からみた問題点
3.運動器の慢性痛が日常・社会生活に及ぼす影響からみた問題点
b 事故や手術関連の疫学
1.生活環境・状況・事故と痛み
2.しびれ・痛みの疫学(地域,手術との関係)
2 痛みの神経生理
1.痛みの発生
2.痛みの伝導
3 治療に必要な痛みの分類
1.侵害受容性疼痛,神経障害性疼痛と心理社会的要因が影響する痛み
2.急性痛と慢性痛
3.がん性疼痛と非がん性慢性痛
III 運動器慢性痛にみられる問題点
1 なぜ治らないのか考えてみよう
2 慢性痛がもつ問題点
a 心理的問題(要因と対処)
1.心理的因子の関与
2.疾病利得とオペラント条件付け
3.心理的因子の評価
4.脳機能への着目
5.心理的問題を有する場合の対処
6.治療のゴール設定
b 運動器の廃用と筋変化・萎縮
1.サルコペニア
2.廃用症候群
3.廃用性筋萎縮の分子メカニズム
c 姿勢異常による痛み,筋骨格系への過負荷
1.矢状面アライメントのパラメータ
2.矢状面アライメントの正常値
3.各種パラメータの相互作用と代償機構
4.矢状面バランス不良
5.脊柱アライメントと腰痛
6.脊柱アライメントと頚部痛
d 神経系機能変化や神経系での記憶と痛みの慢性化
1.疼痛発生源の機序と変化
2.後根神経節での変化
3.脊髄での変化
4.脳での変化
e 手術療法にみられる課題と対応
1.疼痛疾患に対する手術の意義と術前の説明
2.術後の慢性痛とそのメカニズム
3.術後疼痛への対応
f 運動器慢性痛と内科疾患
1.運動器慢性痛の原因となる内科疾患
2.代表疾患の痛みの成因および特徴と問題点・治療
IV 運動器慢性痛への対処
1 ゴール設定と治療法の選択
2 慢性痛患者の評価
1.慢性痛で一般的に用いられている心理検査
2.心因の考え方
3.テストバッテリーの内容
4.実際の適用法
3 薬物療法
A 薬物選択の基本
a 薬物の種類
1.末梢神経・組織に作用する薬剤
2.脊髄および中枢神経系に作用する薬剤
b 非オピオイド鎮痛薬
1.消炎解熱鎮痛薬
2.ステロイド
3.鎮痛補助薬
B オピオイド
1.オピオイドとは?
2.各薬物の種類と特徴,選択の基準と適応および使用法
3.副作用とその対策
4.使用上の注意・禁忌・ピットフォール
C 漢方
1.診断法
2.運動器疾患による疼痛治療の実際
4 運動器慢性痛における運動療法の原則と実際
1.運動療法の原則
2.運動療法の種類
3.運動療法の実際
5 しばしば行われる侵襲的治療
1.各種ブロック療法
2.その他のブロック療法
3.脊髄電気刺激療法
4.文献から考える有効性
6 手術療法の種類と適応
1.腰部脊柱管狭窄症
2.腰椎椎間板ヘルニア
3.脊椎椎体骨折
4.慢性腰痛
5.頚椎症性脊髄症
6.頚椎症性神経根症
7.頚椎椎間板ヘルニア
8.頚椎後縦靱帯骨化症
9.転移性脊椎腫瘍
10.変形性膝関節症
11.変形性股関節症
7 慢性痛へのチームアプローチ
1.チームアプローチと集学的治療
2.チームの構成と運営
3.MPTで基盤となる生物心理社会モデル的考え方と進め方
4.MPTにおける心理社会面の分析・対応と運営上の課題
V 疾患各論
1 非特異的腰痛
1.非特異的疼痛とは?
2.頻度,予後
3.病態,臨床像
4.診断
5.治療
2 椎間板ヘルニア
1.椎間板ヘルニアとは?
2.頻度,病因
3.臨床像
4.診断
5.治療方針
6.合併症と予後
3 機能性疼痛症候群と線維筋痛症
1.機能性疼痛症候群を含めた痛みの分類について
2.線維筋痛症とは?
3.線維筋痛症の頻度・予後
4.線維筋痛症の病態・臨床像
5.診断
6.治療
4 スポーツ障害および外傷による痛み
1.スポーツ障害・外傷とは?
2.頻度,予後
3.病態,臨床像
4.診断
5.治療
5 腱付着部炎
1.腱付着部炎とは?
2.頻度,予後
3.病態
4.診断
5.治療
6.まとめ
6 頚部痛,外傷性頚部症候群と脳脊髄液減少症
1.病態,臨床像
2.診断
3.治療
7 複合性局所疼痛症候群
1.疾患概念
2.評価
3.治療指針
索引