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循環器科ナースポケットブックmini【電子版】

山﨑 正雄 (監修)

千葉メディカルセンター循環器内科部長

出版社
Gakken(旧学研メディカル秀潤社)
電子版ISBN
978-4-05-988752-2
電子版発売日
2024/06/03
ページ数
312ページ
 判型
B6変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,870 (本体¥1,700+税10%)

印刷版ISBN
978-4-05-510045-8
印刷版発行年月
2024/04
ご利用方法
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同時使用端末数
2
対応OS
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必要メモリ容量
66 MB以上
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同時使用端末数
1
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※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

循環器ポケットブックminiは,現場で必須の知識を集約し,その場で数値,手順,アセスメント,薬剤に関する情報などがひと目でわかる,「必要なときにパッと確認する」をコンセプトにした書籍で,今すぐ確認したいがすぐわかる.

目次

第1章 循環器の構造と働き
①心臓の構造
心臓の位置
心臓の形状
弁の位置
冠動脈の走行
冠動脈の走行(AHAの冠動脈区域分類)
心膜の構造(模式図)
②循環器の働き
心臓内の血管の流れ
体循環と肺循環
動脈・静脈の走行
リンパ系の走行
リンパ管の主な合流点
刺激伝導系
第2章 循環器系のフィジカルアセスメント
①視診
視診のポイント
頸動静脈の走行部位
頸静脈
②触診
頸動脈拍動
毛細血管再充満時間(CRT)
前胸部
心尖拍動
皮膚所見
③打診
前胸部
④聴診
頸動脈
チェストピースの特徴
心音の聴取
部位による心音の大きさ
心音(Ⅰ音・Ⅱ音)
心音のタイミング(正常)
異常心音
過剰心音(Ⅰ音・Ⅱ音以外)
心雑音の特徴
心雑音の分類(レバインの分類)
無害性心雑音の種類
心雑音の種類(収縮期・拡張期)
第3章 患者の主要徴候
①胸痛,胸部不快感
胸痛をもたらす疾患の頻度と重大性
胸痛を起こす疾患と症状の特徴
問診による痛みのOPQRST
②動悸
聴取のポイント
動悸をきたす疾患
動悸の性状から疑うべき疾患
動悸の観察と対応
③失神発作
失神の分類
失神鑑別フローチャート
④呼吸困難,息切れ
呼吸困難の原因疾患
呼吸困難・息切れの重症度評価
呼吸困難の診断(呼吸器疾患)―ヒュー・ジョーンズ分類
⑤浮腫
浮腫の原因疾患
浮腫の出やすい部位
圧痕性浮腫(pitting edema)
⑥チアノーゼ
チアノーゼの出やすい部位
チアノーゼの原因疾患と出現部位
ばち状指
⑦四肢痛
臨床上注意が必要な四肢痛を伴う病態の例
⑧ショック
ショックの主要症状
ショックの分類
ショックの診断基準(日本救急医学会)
心原性ショックの診断基準(MIRU)
触知できる血管とその血圧の目安
第4章 循環器でよく行われる検査
①血圧測定
血圧測定法の種類
コロトコフ音の聴取
成人における血圧値の分類
②血液ガス分析,バイオマーカー
血液ガス分析
血液ガス分析の評価項目と基準値
酸塩基平衡異常
バイオマーカー(生物学的指標)
循環器疾患において重要なバイオマーカー
③心電図検査
刺激伝導路と心電図
心電図の基本波形
記録紙
心電図による心拍数の測定
12誘導心電図
電極の装着順
胸部誘導(12誘導)
胸部誘導の心臓を眺める方向と心電図
モニター心電図の主な誘導法(3点誘導)
ホルター心電図の主な誘導法
左軸偏位・右軸偏位をきたす主な疾患
異常波形―P波
異常波形―QRS波
異常波形―T波
異常波形―U波
異常波形―PQ時間
異常波形―QT時間
異常波形―ST部分
異常波形―電解質異常
④胸部X線検査
検査の目的
胸部単純X線像
心不全の所見
心胸郭比(CTR)
⑤心臓エコー検査
断層心エコー(Bモード)検査
Mモード心エコー検査
MモードとBモード
カラードプラ心エコー検査
経食道心エコー検査
⑥CT検査
CT検査の注意点
⑦MRI検査
心臓MRI検査の種類
心臓MRIの禁忌
⑧核医学検査
心筋血流シンチグラフィー
心臓核医学検査で用いられるその他の核種
⑨心臓カテーテル検査
心臓カテーテル検査の種類
穿刺部位(各種動脈とタバコ窩)
スワン・ガンツカテーテルの挿入部位の正常波形と値
心臓カテーテル検査で得られるパラメータ
⑩心肺運動負荷試験
心肺運動負荷試験(CPX)の目的と方法
心肺運動負荷試験の禁忌
心肺運動負荷試験における主な指標
第5章 循環器でよく使う評価
①意識レベル
JCS(Japan Coma Scale)
GCS(Glasgow Coma Scale)
②瞳孔の所見
瞳孔の正常・異常と障害部位
③痛みの強さ
視覚的アナログスケール(VAS)
数値的評価スケール(NRS)
フェイススケール(FS)
behavioral pain scale(BPS)
critical-care pain observation tool(CPOT)
④急変時の評価
ABCDEアプローチ(迅速評価)
第6章 循環器でよくみる疾患
①虚血性心疾患
急性心筋梗塞(MI)
疾患の概要
Q波の出現誘導と梗塞部位
心筋梗塞の心電図変化
急性心筋梗塞における心筋逸脱酵素の経時的変化
冠動脈閉塞の評価(TIMI分類)
労作性狭心症
疾患の概要
冠攣縮性狭心症
疾患の概要
不安定狭心症
疾患の概要
TIMIリスクスコア
Braunwaldによる不安定狭心症の分類
②心臓弁膜症
僧帽弁狭窄症(MS)
疾患の概要
直視下交連部切開術(OMC)
経皮経静脈的僧帽弁交連切開術(PTMC)
僧帽弁置換術
機械弁と生体弁の比較
僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)(MR)
疾患の概要
僧帽弁閉鎖不全症の成因
セラーズ(Sellers)分類
Carpentier分類(弁機能分類)
重症一次性MRの手術適応
大動脈弁狭窄症(AS)
疾患の概要
大動脈弁閉鎖不全症(大動脈弁逆流症)(AR)
疾患の概要
MSの重症度評価
セラーズ(Sellers)分類(大動脈造影所見からの重症度分類)
③心不全
疾患の概要
NYHA(ニューヨーク心臓協会)心機能分類
心不全の重症度フォレスター(Forrester)分類
キリップ(Killip)分類
クリニカルシナリオ(CS)分類
ノーリアスティーブンソン(Nohria-Stevenson)分類
④心筋症
心筋症の病型分類
肥大型心筋症
疾患の概要
肥大型心筋症の分類
肥大型心筋症の治療薬
拡張型心筋症
疾患の概要
うっ血性心不全に使用される薬剤と効果
⑤心膜疾患
感染性心内膜炎(IE)
疾患の概要
新しい画像診断を組み入れたIEの診断基準
急性心筋炎
疾患の概要
急性心筋炎の原因
急性心膜炎
疾患の概要
急性心膜炎の病因
心タンポナーデ
疾患の概要
心膜穿刺法
⑥不整脈
不整脈の種類
重症度による分類
洞不全症候群
疾患の概要
Rubenstein分類
房室ブロック
疾患の概要
伝導障害の程度による分類
上室期外収縮(PAC)
疾患の概要
発作性上室頻拍(PSVT)
疾患の概要
発作性上室頻拍のメカニズム
発作性上室頻拍の心電図の特徴
発作時に用いられる主な薬物
WPW症候群
疾患の概要
ケント束の存在部位による分類と心電図の特徴
心房粗動(AFL,AF)
疾患の概要
CHADS2スコア
HAS-BLEDスコア
心房細動(AF,Af,Afib)
疾患の概要
心房細動の心電図
心房細動の治療法
心室期外収縮(PVC)
疾患の概要
ローン(Lown)分類
心室細動(VF)
疾患の概要
心室頻拍(VT)
疾患の概要
⑦動脈疾患
大動脈瘤(TAAA,TAA,AAA)
疾患の概要
大動脈解離(DAA)
疾患の概要
大動脈解離で起こりやすい合併症
大動脈解離の分類(スタンフォード分類とドベーキ分類)
偽腔の血流状態による分類
急性動脈閉塞症
疾患の概要
閉塞性動脈硬化症(ASO)
疾患の概要
フォンテイン分類とラザフォード分類
閉塞性動脈硬化症と脊柱管狭窄症の鑑別
バージャー病(閉塞性血栓血管炎)
疾患の概要
高安動脈炎(大動脈炎症候群)
疾患の概要
高安動脈炎の診断基準
血管造影所見による病型分類
高安動脈炎の重症度分類
⑧静脈疾患
深部静脈血栓症(DVT)
疾患の概要
VTEのおもな危険因子
Wellsスコア(DVT用)
ホーマンズ徴候
血栓摘除術
肺血栓塞栓症(PTE)
疾患の概要
改訂ジュネーブ・スコア
下肢静脈瘤
疾患の概要
臨床分類(Clinical classification)
弾性ストッキング使用に対する警告と禁忌・禁止
⑨先天性疾患
心室中隔欠損症(VSD)
疾患の概要
型別分類
ソト(Soto)分類
心房中隔欠損症(ASD)
疾患の概要
欠損孔の部位によるASDの分類
動脈管開存症(PDA)
疾患の概要
ファロー四徴症(TOF)
疾患の概要
房室中隔欠損症(AVSD)
疾患の概要
⑩リンパ管疾患
リンパ浮腫
疾患の概要
リンパ浮腫の病期分類
四肢における周径の計測部位
セルフケア・治療のポイント
第7章 循環器でよく行う治療
① 電気的除細動(ディフィブリレーション・カルディオバージョン)
電気的除細動の適応と禁忌
ディフィブリレーションの通電部位
ケアの注意点
合併症
②ペースメーカ
ペースメーカの種類
シングルチャンバ型とデュアルチャンバ型
NBGコード
ペーシングモードの機能とリードの留置部位・適応
ペースメーカの管理のポイント
ペースメーカのトラブル
その他の植込み型デバイス
③ 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)
カテーテル穿刺部
使用する薬剤
起こりうる合併症
④末梢血管治療(EVT)
EVTの適応
下肢動脈の走行
⑤カテーテルアブレーション
カテーテルアブレーション(模式図)
カテーテルアブレーションの適応
合併症
⑥ 循環補助装置―IABP(大動脈バルーンパンピング)
IABPの構成
IABPの作動様式
IABPの適応
IABPの禁忌
IABP装着中の観察項目
バルーン拡張・収縮の調整
IABP装着中の合併症
⑦ 循環補助装置―PCPS(経皮的心肺補助装置)
PCPSの構成
観察項目
PCPSの適応・禁忌
PCPSの合併症とその予防策・対応
⑧ 循環補助装置―IMPELLA(補助循環用ポンプカテーテル)
IMPELLAのポンプカテーテル
IMPELLAの心臓内でのポジションと構造
IMPELLAの種類
IMPELLAの適応・禁忌
IMPELLA装着中の観察項目
正常波形と異常波形の違い
IMPELLAの合併症と対応
⑨ 経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)
TAVIの特徴と心臓外科手術との比較
TAVIの適応と禁忌
TAVI時の各アプローチ部位
TAVI時の人工弁留置時の様子
TAVIの合併症
⑩冠動脈バイパス術(CABG)
冠動脈バイパス手術
冠動脈バイパス手術で用いられるグラフト
冠動脈バイパス手術の合併症
第8章 循環器でよく使う薬剤
①循環器薬・概論
循環器薬の種類と投与される疾患
注意すべき持参薬・手技前に中止を検討する薬剤
②強心薬
強心薬の作用・注意点
主な強心薬
③昇圧薬
昇圧薬の作用
主な昇圧薬
④利尿薬
利尿薬の作用と注意点
主な利尿薬
⑤血管拡張薬―硝酸薬
硝酸薬の作用と注意点
主な硝酸薬
⑥ 血管拡張薬―ACEI・ARB(アンジオテンシン変換酵素阻害薬・アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)
ACEI・ARBの作用と注意点
主なACEI,ARB
⑦ 血管拡張薬―ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)
MRAの作用
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系と薬の作用
主なMRA
⑧ 血管拡張薬―アンジオテンシン受容体・ネプリライシン阻害薬(ARNI)
ARNIの作用と注意点
主なARNI
⑨血管拡張薬―カルシウム拮抗薬
カルシウム拮抗薬の作用と注意点
主なカルシウム拮抗薬
⑩β遮断薬
β遮断薬の作用と注意点
主なβ遮断薬
⑪抗不整脈薬
抗不整脈薬の作用と注意点
ボーン・ウイリアムズ分類による抗不整脈薬の例
⑫抗血小板薬
抗血小板薬の作用と注意点
主な抗血小板薬
⑬抗凝固薬
抗凝固薬の作用と注意点
主な抗凝固薬
⑭血栓溶解薬
血栓溶解薬の作用と注意点
主な血栓溶解薬
⑮脂質降下薬
スタチン
スタチンの作用と注意点
主なスタチン
フェノフィブラート系薬剤
フェノフィブラート系薬剤の作用と注意点
主なフェノフィブラート系薬剤
EPA製剤
EPA製剤の作用と注意点
主なEPA製剤
ヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤
ヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤の作用
主なヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤
小腸コレステロールトランスポーター阻害薬
小腸コレステロールトランスポーター阻害薬の作用
主な小腸コレステロールトランスポーター阻害薬
参考文献
索引