「家に帰りたい」「家で最期まで」をかなえる【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-63699-5
- 電子版発売日
- 2019/01/14
- ページ数
- 280ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,530 (本体¥2,300+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-03699-3
- 印刷版発行年月
- 2018/12
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概要
目次
第1章 「家に帰りたい」「家で最期まで」をかなえる
ファイナルギフト
またひとり念願の退院がかないそう
神経難病の男性の願い
家か病院搬送か─家族の意見の対立の中で
意思決定支援と病院主治医・在宅主治医の橋渡し
「藤田さん呼んで~」
その手前が難しい
「お家に帰ろう」講演がきっかけで
「家にいたい」それぞれの理由
終わりゆく母の命と息子の揺らぎと(1)
終わりゆく母の命と息子の揺らぎと(2)
終わりゆく母の命と息子の揺らぎと(3)
八十代認知症男性と息子の苦悩(1)
八十代認知症男性と息子の苦悩(2)
地域包括ケアというけれど─看護はどこに向かうのだろう
なじみの急性期病院からのSOS
第2章 《藤田流》看護師育成術
看護のリフレクション
分かりにくい? 所長の助言
新人看護師へのマニアックな指導
《藤田流》主治医への報告トレーニング
訪問看護師の育成─オンコール
二年目スタッフからのメール
なりたい私。なりたい看護師。その道のり
時間があったらできるのか?
表看護と裏看護
第3章 苦闘する訪問看護
身の危険を感じるクレーム対応
拒否する認知症女性と訪問看護の格闘(1)
拒否する認知症女性と訪問看護の格闘(2)
利用者の期待とできることのズレ─24時間緊急時対応
丸一日かかった調整
訪問看護料金への不満から(1)
訪問看護料金への不満から(2)
複雑すぎる訪問看護の組み合わせ
在宅ケアプランの残念
高齢者の救急対応の苦戦
多分ボツ。某新聞社の取材「本当に家で死ねますか」
開設から十三年間の歩み
第4章 訪問看護は素晴らしい
スタッフの交代訪問であらためて思うこと
夜中の緊急コール
所長と看護師を支える事務員ふたり
ヘルパーさんから教えられる世間の看護師
頼りにされるうれしさ
「家で最期まで過ごす」という選択もあることを
びっくり量のう○こ出たよー
認知症だからと決めつけてはいけない
医師の診断のありがたさ
えっ、そんな訪問看護師おるん?
介護職の方からのプレゼント
臓器別専門医からかかりつけ医への移行期
餅は餅屋─薬剤師さんのステキ
ある医師への相談
一人の病院医師との出会い
第5章 心に残る患者・家族
「患者のため」という思い込みと患者の怒り
夫の最期に立ち会えなかった妻
夫の終わりに万歳
末期がん男性から私への遺言
高血糖の続く男性、なぜ?
何もできなくても支える
「今何時ですか」と何度も問う患者
五十代、末期肝臓がん患者の初回訪問
阪神淡路大震災
三十年間の夫への復讐
「最期まで家で診られます」と言ったのに……
駆け出しだった頃に病棟で出会った患者
今日の出会いと語り
相談する人がいなくて
第6章 私と家族
日々の日常に散りばめられているかけがえのないもの
亡き母との十年間の介護から
二十三歳の闘い抜いた最後の時間
義母からの贈り物─お願い、そっとしておいて
認知症の高齢女性と住民との対立─十八歳、長女の痛み