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がん専門薬剤師の極意を学ぶ!

症状アセスメント実践ゼミ【電子版】

山口 正和(監修) 横川 貴志(編集) 青山 剛 (編集)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/03/14
ページ数
320ページ
 判型
B6
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,400 (本体¥4,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7583-2229-4
印刷版発行年月
2025/03
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概要

がん患者に対する薬物療法においてはさまざまな症状が生じるため,原因を見極めて対処していくことが重要となる。本書はがん専門薬剤師が中心となり,症状別のアセスメントに必要な基礎知識だけでなく、ケーススタディをもとに具体的な思考プロセスや問診・服薬指導のポイントを会話形式で解説し,薬剤師の包括的な介入プロセスをまとめている。薬薬連携・医薬連携の実践例として患者フォローアップやトレーシングレポート作成のコツなどを取り上げ,がん治療に携わるうえで知っておきたいテーマを補足するコラムも充実している。薬剤師が臨床現場で専門性を発揮するために役立つ必携書!

目次

1 章 症状アセスメントに必要な基礎知識
 1 患者からの情報収集・副作用 /疼痛評価方法のポイント  川上和宜
 2 PSについて  長谷川聡子
 3 客観的指標(CTCAE,NRSなど)の概念と使用意義  河野慎吾
 4 血液検査を読み解くための基礎知識  越智美月
 5 抗がん薬の副作用と免疫チェックポイント阻害薬のirAEについて  瀧口友美

2 章 症状アセスメントの実際
がんのエキスパートの思考と対応方法を学ぶ
 1 悪心・嘔吐  山端悠介,青山 剛
 2 下痢  森 祐佳,横川貴志
 3 口腔粘膜炎  鈴木 亘
 4 手足症候群  青山 剛
 5 皮疹  柴田直樹
 6 末梢神経障害  横川貴志
 7 高血圧  副島 梓
 8 心毒性  橋本幸輝
 9 肝障害  蓑輪雄一
 10 腎障害  舘合慶一,青山 剛
 11 薬剤性間質性肺炎  野々宮悠真,横川貴志
 12 血栓  式部さあ里,青山 剛
 13 発熱性好中球減少症  吉岡秀哲

3章 薬薬連携・医薬連携の実際
がん専門資格を有する薬局薬剤師の思考と対応方法を学ぶ
 1 薬剤服用期間中の患者フォローアップとトレーシングレポートの活用  辻 将成
 2 緊急性を要し,トレーシングレポートに落とし込めないケース  村田勇人
 3 保険調剤薬局における血液検査値の活用方法  原嶋 渉

column
 1 HBV再活性化とスクリーニングの重要性  小林一男
 2 CINVに対するステロイドスペアリングの位置づけ  中村匡志
 3 ストーマ造設の意義と下痢時の評価方法  木村俊哉
 4 保険薬局の薬剤師が目指すがん患者に対する役割の将来像  中村光佑
 5 がん治療情報の集め方  伴 修平
 6 腫瘍内科医が病院薬剤師・薬局薬剤師に期待すること  尾崎由記範