進行がんを患うひとが語る「死」【電子版】
- 出版社
- 日本看護協会出版会
- 電子版ISBN
- 978-4-8180-2669-8
- 電子版発売日
- 2023/10/18
- ページ数
- 128ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,750 (本体¥2,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8180-2563-9
- 印刷版発行年月
- 2023/02
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概要
進行がん患者の「死」に対する捉え方は、病期の移行とともに変化する。再発を告げられたとき、積極的治療の終わりに近づいたとき、そして緩和ケアへと移行するとき、人それぞれの多様な「死」への捉え方の変化が現れる。本書では現象学的アプローチを用いたがん患者の語りの分析から、そうした患者にとっての「死の“近さ”」について考察する。
目次
I がんの再発を生きるということ
1 死にかかわる経験を語る
2 学さん
II 治療の終わりに近づくということ
1 春さん
2 ひかりさん
3 聖子さん
4 生の際を生きるとき
III 死が覚悟された世界を生きる
1 死の自覚と自己への配慮
2 自覚された死について語り合う
3 研究結果の応用
Appendix[付記]
I 研究の目的と意義
II 研究の具体的な方法
[解説]言葉は死に向き合う──ハイデガー存在論の視角から 齋藤元紀