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≪透析ケア別冊≫

透析ナースがいまさら聞けないシャントのギモン【電子版】

春口 洋昭 (著)

飯田橋春口クリニック院長

出版社
メディカ出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2023/06/14
ページ数
160ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,080 (本体¥2,800+税10%)

特記事項
なし
印刷版ISBN
978-4-8404-8187-8
印刷版発行年月
2023/06
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
60 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

【シャントを理解すれば穿刺は失敗しない!】血液透析に携わるナースにとって欠かせないのがシャントの穿刺や管理である。そもそもシャントとはいったい何か? なぜ血液透析患者にはシャントが必要なのか? 自施設の医師には「いまさら聞けない……」という思いを抱いたまま日々のケアにあたっているあなたの疑問に、バスキュラーアクセス専門医がナースとの会話形式でわかりやすく解説する。

目次

・はじめに
・本書で使用している略語一覧
・本書の登場人物

【第1章】シャントのギモン
Q1 そもそもどうしてシャントが必要なの?
Q2 上腕動脈表在化法をしている患者はどうして少ないの?
Q3 シャントはなぜ手関節近くでつくるの?
Q4 人工血管はどうしていろいろな種類があるの?
Q5 どうしてすべての透析患者に人工血管を移植しないの?
Q6 透析を行うにはカテーテルでもよいと思うけれど、何がいけないの?
Q7 硬い血管はどのようになっているの?

【第2章】シャント管理のギモン
Q8 シャント管理はなぜ必要なの?そもそもシャント管理とは何?①
Q9 シャント管理はなぜ必要なの?そもそもシャント管理とは何?②
Q10 触診はなぜ行うの?
Q11 聴診は必要なの?
Q12 止血時間が長いのはどうして?
Q13 スリルはよいのにどうして脱血不良になるの?
Q14 静脈圧が上昇するってどういうこと?何がいけないの?
Q15 透析効率が低下している患者はシャントのせいなの?
Q16 なぜ穿刺しやすいシャントと穿刺しにくいシャントがあるの?
Q17 マッピングは必要なの?

【第3章】シャントトラブル・治療のギモン
Q18 なぜPTAをくり返すの?
Q19 PTAと再作製手術はどのように決めているの?
Q20 どうして突然シャントが閉塞するの?
Q21 瘤はなぜできるの?
Q22 瘤は切除するべきなの?
Q23 流れすぎるシャントはなぜよくないの?
Q24 手指の痛みを訴える患者にはどのような問題があるの?
Q25 静脈高血圧症ってどういう病態なの?

【mini解説】
内シャント誕生秘話!
じつは心臓からも脱血できる!?
シャント作製部位は患者ごとに決める!?
人工血管の種類と特徴
人工血管の感染予防と狭窄の早期発見のポイント
透析用カテーテルの留置方法と管理
「硬い血管」といっても感触はさまざま!治療もさまざま!
シャント管理は正しい情報を得ることが基本
まずは患者に触れてみよう!
止血の機序は3段階で進む
血管分岐のマッピング:肘の3横指ほど末梢の分岐血管を圧迫する
血管分岐のマッピング:肘の2本の血管を圧迫してもスリルが残る場合
狭窄を調べるには触診が最適
知っているようでよく知らない「静脈圧」
再循環が生じていることがわかった場合の対処法
穿刺ミスの原因を考えよう!
シャントマップはまずつくることに意味がある!
シャント静脈は狭窄が避けられない?
シャント外科治療の知識も重要!
シャント吻合部、狭窄部、脱血穿刺部の関係で現れる症状①
シャント吻合部、狭窄部、脱血穿刺部の関係で現れる症状②
瘤の治療適応と治療法
過剰血流時の症状
過剰血流の治療
スチール症候群の原因とは
静脈高血圧症の治療法

【column】
ゆでガエル理論
「触診」→「エコー」→「触診」をくり返すと触診の感覚が上がる!
新しい聴診法
自分で気づくこと、気づくように仕向けること
mmHgのHgって何?
自己血管内シャント(AVF)の発明は腎不全治療史の節目
シャント管理にも数値化は必要
エコーはコミュニケーションのツール
おもしろそうだからやってみる
考え続けていると何かとつながる

・引用・参考文献
・索引
・おわりに
・著者紹介