1.ハンドセラピーとは
1・1　ハンドセラピーの定義
1・2　ハンドセラピーの理念
1・3　ハンドセラピーの対象
1・4　ハンドセラピストの活動範囲とその領域
1・5　ハンドセラピーにおける治療技術と治療手段
1・6　ハンドセラピーが根拠とする科学的知識
1・7　認定ハンドセラピスト

2.ひとと手
2・1　手とその損傷
2・2　手のはたらきと知覚
2・3　手の動作学
2・4　手の動作の分析

3.ハンドセラピーの評価
3・1　基本情報の収集
3・2　病態評価
3・3　機能障害の評価
3・4　機能/能力の評価
3・5　治療効果の判定

4.ハンドセラピープログラム
4・1　ハンドセラピー実施に際しての説明と指導
4・2　ハンドセラピーにおける物理療法
4・3　瘢痕の管理
4・4　浮腫のコントロール
4・5　エクササイズ
4・6　筋再教育
4・7　拘縮
4・8　操作訓練
4・9　知覚障害に対するアプローチ
4・10　反射性交感神経ジストロフィー(CRPS typeI)
4・11　スプリント
4・12　患者・家族指導

5.末梢神経損傷のハンドセラピー
5・1　末梢神経の損傷と回復に関する基礎知識
5・2　ハンドセラピー評価
5・3　ハンドセラピー

6.絞扼性神経障害のハンドセラピー
6・1　手根管症候群に関する基礎知識
6・2　ハンドセラピー評価(保存療法)
6・3　ハンドセラピー(保存療法)
6・4　手術療法に関する基礎知識
6・5　ハンドセラピー評価(観血的治療後)
6・6　ハンドセラピー(観血的治療後)

7.腱損傷のハンドセラピー
7・1　屈筋腱修復後のハンドセラピー
7・2　伸筋腱修復後のハンドセラピー
7・3　腱剥離術におけるハンドセラピー

8.骨・関節損傷のハンドセラピー
8・1　骨・関節損傷のセラピーに必要な基礎知識
8・2　ハンドセラピー評価
8・3　ハンドセラピー
8・4　各骨・関節損傷部位におけるハンドセラピー

9.複合組織損傷のハンドセラピー
9・1　複合組織損傷における拘縮予防
9・2　ハンドセラピーにおいて修復組織別に考慮する点
9・3　二段階腱形成術(two-stage tenoplasty)
9・4　再接着

10.手の蓄積外傷疾患のハンドセラピー
10・1　ハンドセラピー評価
10・2　ハンドセラピー

11.職場復帰プログラム
11・1　職務分析
11・2　ハンドセラピー評価
11・3　ハンドセラピー(職場復帰プログラム)
11・4　機能能力評価
11・5　結果報告

付録1　手の自己管理
(1)外傷のケア
(2)氷の利用
(3)ホットパックの利用
(4)浮腫のコントロール
(5)コーバンの巻き方
(6)交代浴
(7)ソーキング
(8)スプリントの装着と管理方法
(9)蓄積外傷疾患の予防法
(10)手の外傷予防
(11)パソコン操作

付録2　ホームプログラム
(1)肩甲帯のエクササイズ
(2)肩のエクササイズ
(3)肘と腕のエクササイズ
(4)手首と手のエクササイズ
(5)親指のエクササイズ
(6)手首と手のストレッチエクササイズ
(7)パテを使ったエクササイズ
(8)腱グライディングエクササイズ
(9)手のストレッチエクササイズ
(10)知覚過敏に対するプログラム
(11)早期の知覚再教育プログラム
(12)晩期の知覚再教育プログラム
(13)巧緻動作のエクササイズ
(14)両手協調のエクササイズ
(15)フレキシビリティエクササイズ