医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

眼精疲労のブロック&ケア 眼鏡・コンタクトレンズ処方ハンドブック【電子版】

梶田 雅義 (著)

梶田眼科/東京医科歯科大学医学部臨床教授

出版社
三輪書店
電子版ISBN
 
電子版発売日
2019/10/28
ページ数
250ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥6,600 (本体¥6,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-89590-625-8
印刷版発行年月
2018/04
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
60 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

30年にわたり4万人以上の患者さんの眼精疲労と眼鏡・コンタクトレンズ処方に向き合ってきた著者が導き出した、本当に “快適な” 矯正のすべてを伝授 !

情報化社会、スマートフォンの普及により「スマホ老眼」や「テクノストレス眼症」が増え続け、疲れ目、頭痛、肩こり、めまい、ドライアイ……合っていない眼鏡やコンタクトレンズが原因となる“眼精疲労”が年々増加していくなか、眼精疲労をいかに予防・治療するかが、眼科医療者の必須スキルとなっています。
本書では、屈折・調節・眼位のバランスに配慮して眼鏡やコンタクトレンズを処方するために知っておくべき視力測定のコツ、適正な矯正度数を求めるための両眼同時雲霧法のポイントをわかりやすく解説。処方のノウハウでは、レンズ選びの考え方や患者さんへの説明の仕方など、実践的な知識が身につきます。Case Studyでは、遠視矯正・近視過矯正・乱視未矯正・コンビネーション矯正の難しさと、それを解決してきた著者の技巧エッセンスが満載。調節異常の難治症例への対処法も学べ、「楽に見えるメガネがほしい」という患者さんのニーズに応えるスキルと知識が身につきます。
眼科医師のみならず、視能訓練士、眼鏡士、眼鏡店関係者まで幅広く、眼鏡とコンタクトレンズ処方にかかわるすべての人に役立つハンドブックです。

目次

Section01問診のコツ
1.はじめにどこに注目するか
  歩き方・様子
  頭位・顔(表情)
2.患者さんの訴えから予測できること
  合わない矯正と眼精疲労
3.患者さんに聞くべきポイント
  眼の疲れのほかにどのような症状があるか
  いつ症状が悪化するか
  どのような視力矯正用具を使用しているか・使用していたか
  症状が出てからどのような検査・治療を受けているか
  家族に同じような訴えをしている人がいないか

Section02調節力を考慮した視力測定
1.視力測定で大切なこと
2.視力測定のコツ
  リズム
  視標の提示
  視力値の決定
  ・視力表
  ・指数弁
  ・手動弁・光覚弁・全盲
3.他覚的屈折検査を利用した矯正視力測定
  他覚的屈折検査での配慮
  ・適切なオートレフラクトメータの利用方法
4.自覚的屈折検査を利用した矯正視力測定
  自覚的屈折検査を行う前に
  ・調節とは
  ・自覚的屈折検査の注意点
  ・検眼枠の選択
  レンズ交換法による矯正視力測定
  乱視の検出
  ・スリット板を用いる方法
  ・乱視表・クロスシリンダ
5.視力測定のフローチャート

Section03眼鏡・コンタクトレンズ度数の決定
1.“快適”な矯正度数の考え方
2.適正な矯正度数の求め方
  両眼同時雲霧法のポイント
  左右眼の屈折度数の差が2.00Dを超える場合
  ・片眼ずつの雲霧法
3.眼鏡・コンタクトレンズの試し装用
  眼鏡
  ・不同視がある場合
  ・不同視がない場合
  ・初めて眼鏡を使用する場合
  ・使用している眼鏡度数を変更する場合
  コンタクトレンズ
  ・ソフトコンタクトレンズ
  ・ハードコンタクトレンズ
  ・両面トーリックハードコンタクトレンズ(-3.50Dを超える乱視がある場合)
4.眼鏡やコンタクトレンズの試し装用中に不満が生じる場合の対処法
  眼鏡
  コンタクトレンズ

Section04屈折異常と症状別の処方ポイント
1.遠視
  処方のポイント
2.近視
  処方のポイント
3.強度近視
  処方のポイント
4.乱視
  処方のポイント
5.弱視
  処方のポイント
6.不同視
  処方のポイント
7.眼位異常
  処方のポイント
8.小児
  処方のポイント
9.老視
  老視の初期症状
  処方のポイント
10.スマホ老眼
  処方のポイント

Section05患者さんからよくされる質問とその答え方
●小児
●成人

Case Study
[眼鏡処方 近視過矯正]
001 適正矯正を目指した単焦点レンズ
002 累進屈折力レンズ
003 モノビジョン矯正
004 プリズム眼鏡
Summary眼鏡による近視過矯正の眼精疲労対策

[眼鏡処方 遠視矯正]
005 単焦点レンズ
006 累進屈折力レンズ
007 モノビジョン矯正
008 プリズム眼鏡
Summary眼鏡による遠視矯正の眼精疲労対策

[コンタクトレンズ処方 近視過矯正]
009 適正矯正を目指した単焦点レンズ
010 遠近両用ソフトコンタクトレンズ
011 斜位に対するモノビジョン矯正
Summaryコンタクトレンズによる近視過矯正の眼精疲労対策

[コンタクトレンズ処方 遠視矯正]
012 単焦点ソフトコンタクトレンズ
013 遠近両用ソフトコンタクトレンズ
014 モノビジョン矯正
Summaryコンタクトレンズによる遠視矯正の眼精疲労対策

[コンタクトレンズ処方 乱視未矯正]
015 乱視用ソフトコンタクトレンズ①
016 乱視用ソフトコンタクトレンズ②
017 乱視用ソフトコンタクトレンズ③
Summaryコンタクトレンズによる乱視未矯正の眼精疲労対策

[コンビネーション矯正処方]
018 強度近視
019 強度遠視
020 不同視
021 強度乱視
022 外斜位(プリズム眼鏡とソフトコンタクトレンズモノビジョン)
Summaryコンビネーション矯正による眼精疲労対策

[眼鏡処方 調節異常]
023 調節けいれん
024 テクノストレス眼症
025 高齢者
026 IOL(眼内レンズ)挿入眼
Summary調節異常の眼精疲労対策

[眼鏡処方 難治症例]
027 Barre-Lieou症候群
028 外傷後の老視
029 白内障手術で消退した調節けいれん

[点眼処方 難治症例]
030 難治性調節けいれん①

[眼鏡・コンタクトレンズ処方 難治症例]
031 難治性調節けいれん②
032 難治性調節けいれん③
Summary調節異常による難治症例の眼精疲労対策

付録
・1 乱視表を用いた自覚的屈折検査
・2 クロスシリンダを用いた自覚的屈折検査
・3 医療費控除の対象となる眼鏡
・4 小児弱視等の治療用眼鏡等に係る療養費の支給について

Column 遠視矯正がなぜ難しいか ?

索引