医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

動画でイメージ!理学療法はじめての臨床実習【電子版】

上杉 雅之(監) 木下 めぐみ 篠原 博 (編)

出版社
三輪書店
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/04/15
ページ数
192ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,630 (本体¥3,300+税10%)

印刷版ISBN
978-4-89590-810-8
印刷版発行年月
2024/03
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
210 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

学生にとって臨床実習は未知の世界。不安や苦手意識をもつのは当然です。動画を通して現場を知り、状況をイメージして慣れることで、それらの不安を少しでも取り除きたい。そして、実習で存分に力を発揮して欲しい、そんな願いを込めて本書は制作されました。

準備編と実践編の2部構成で、準備編では、知りたくても聞きにくい「電話のかけ方」や「患者とのコミュニケーションスキル」などを紹介。実践編では、実習現場で求められる「リスク管理の仕方」や「検査項目の選定の仕方」などを丁寧に解説しています。動画では、病院・クリニック・介護施設など、さまざまな実習先のリアルな現場や、指導者・患者とのやり取りが、疑似体験をしながら学べます。実習をひかえた学生のバイブルとして最適な一冊です。

また、症例の考え方として、理学療法の代表疾患、理学療法評価などが丁寧に解説されており、「理学療法概論」、「理学療法評価学」等の教科書としてもおすすめです。

目次

準備編-臨床実習をはじめる前に

第1章 臨床実習の概要
 1.臨床実習とは?
  1 臨床実習で求められる能力とは
  2 臨床実習の到達目標
  3 診療参加型実習の導入について
  4 学生が実施できる理学療法行為の範囲とその水準
  5 臨床実習の構成
  6 留意事項
  7 実習指導者の立場を理解しておこう
  8 社会人基礎力を磨こう

第2章 臨床実習に欠かせない事前準備
 1.実習施設の特徴と制度
  1 臨床実習を行う施設
  2 制度について知っておこう
  3 病期区分別の理学療法を理解しておこう
  4 「地域包括ケアシステム」と「地域リハビリテーション」について理解しよう
  5 理学療法に関する制度について理解しよう
 
 2.実習の準備とマナー
  1 実習前の電話のかけ方
  2 実習に行く際の身だしなみ
  3 実習に持って行くもの
  4 実習中の体調管理
  5 実習が終了したら~お礼状の書き方~
 実習生の失敗談から学ぼう!

 3.コミュニケーションのはかり方
  1 実習でも日常でも使える!―コミュニケーションのなかで相手が読み取っている情報とは?
  2 実習における患者とのコミュニケーション手法を学ぼう
  3 コミュニケーション能力を伸ばすために実践してほしいこと

 4.実習における情報の集め方
  1 多角的な情報収集が大切!
  2 医療面接(問診)
  3 医学情報
  4 他部門情報
 実習生の失敗談から学ぼう!

第3章 臨床実習での提出物とは?
 1.デイリーノートの書き方・提出物の出し方
  1 臨床実習における記録の意味を理解しよう
  2 デイリーノートの書き方
  3 ウィークリーノートの書き方
  4 ノートへの記録手段
  5 提出物のとじ方
  6 提出物の出し方

 2.レポート・レジュメを書く意義とその思考手順
  1 症例レポートやレジュメを書く意義とは
  2 症例レポートやレジュメの構成
  3 症例レポートやレジュメを作成するための思考手順

第4章 評価時の行動の仕方
 1.評価前に必要な事前準備について知っておこう
  1 理学療法における評価とは
  2 どのようなものを準備するか
  3 ROM測定とMMTのチェック項目
  4 各種評価に用いる評価シートの準備もしよう!

 2.実際の検査と学内での実技練習とのギャップを知っておこう
  1 検査の最初にすべきこと(視診、触診)
  2 実際の形態測定(大腿周径測定)はこんなにも行いにくい!
  3 実際のROM測定はこんなにも行いにくい!
  4 実際のMMTはこんなにも判断に困る!

実践編-医療分野の実習
①大学病院
 1.大学病院の特性
  1 病院の概要
  2 どのような症例を対象とすることが多いか
  3 実習における1日のスケジュール
  この分野の魅力
  実習生の失敗談から学ぼう!

 2.大学病院での症例から学ぼう
 症例A 急性心不全
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
  4 実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~

②総合病院
 1.総合病院の特性
  1 病院の概要
  2 リハビリテーションの概要
  3 実習における1日のスケジュール
  4 どのような症例を対象とすることが多いか
 この分野の魅力
 実習生の失敗談から学ぼう!

 2.総合病院での症例から学ぼう
 症例B THA術後
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 PTは症例のココを重視して 全体像を捉えている!

第6章 回復期病院での症例への向き合い方
 1.回復期病院の特性
  1 リハビリテーションの概要
  2 実習における1日のスケジュール
  3 どのような症例を対象とすることが多いか
 この分野の魅力
 実習生の失敗談から学ぼう!

 2.回復期病院での症例から学ぼう
 症例C 左被殻出血による右片麻痺、失語症
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~

第7章 診療所・クリニックでの症例への向き合い方
 1.診療所・クリニックの特性
  1 診療所・クリニックの概要
  2 リハビリテーションの概要
  3 実習における1日のスケジュール
  4 どのような症例を対象とすることが多いか
 この分野の魅力

 2.クリニックでの症例から学ぼう
 症例D 左距骨離断性骨軟骨炎
  1 整形外科クリニックにおいて、実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 実習生へのアドバイス

実践編-介護保険分野の実習
第8章 介護老人保健施設での症例への向き合い方
 1.介護老人保健施設の特性
  1 介護保険で利用できるリハビリテーションの種類
  2 介護老人保健施設の役割
  3 リハビリテーションの概要
  4 実習における1日のスケジュール
  5 実習生が関わることの多い疾患
 この分野の魅力
 実習生の失敗談から学ぼう!

 2.老健での症例から学ぼう
 症例E アテローム血栓性脳梗塞による左片麻痺(陳旧例)
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~

第9章 通所リハビリテーションでの症例への向き合い方
 1.通所リハビリテーション施設の特性
  1 通所リハビリテーションに求められていること
  2 通所リハ施設の特徴
  3 リハビリテーションの概要
  4 実習における1日のスケジュール
  5 どのような疾患を対象とすることが多いか
 この分野の魅力
 実習生の失敗談から学ぼう!

 2.通所リハでの症例から学ぼう
 症例F 右人工骨頭置換術(THA)
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~

第10章 訪問リハビリテーションでの症例への向き合い方134
 1.訪問リハビリテーションの特性
  1 訪問リハの仕組み
  2 訪問リハに必要な職種
  3 実習における1日のスケジュール
  4 どのような症例を対象とすることが多いか
 この分野の魅力

 2.訪問リハでの症例から学ぼう
 症例G 在宅で車いす生活を送っている要介護のケース
 症例H 在宅で畳の生活を送っている要支援のケース
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 訪問リハにおいて、PTが大切にしていること


実践編-福祉分野の実習
第11章 小児施設での症例への向き合い方
 1.小児施設の特性
  1 リハビリテーションの概要
  2 実習における1日のスケジュール
  3 どのような症例を対象とすることが多いか
 この分野の魅力

 2.小児施設での症例から学ぼう
 症例I 脳性麻痺(痙直型両麻痺)
  1 実習の際に知っておくべきリスク管理
  2 見学のポイント
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
 実習生の失敗談から学ぼう!
 実習生へのアドバイス


実践編-発展性のある分野の実習
第12章 スポーツ分野での対象者への向き合い方
 1.スポーツ分野の施設の特性
  1 施設の概要
  2 スポーツ医学・研究部の特徴
  3 年間のスケジュール
  4 アスレティックリハビリテーションに必要な視点
 この分野の魅力
 実習生へのアドバイス

 2.パラアスリートの症例から学ぼう
 症例J 右前十字靱帯損傷の全盲アスリート
  1 知っておくべきリスク管理
  2 視覚障害を有するアスリートとのかかわり方
  3 症例に適した検査項目の選定の仕方
実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~
実習生へのアドバイス

第13章 介護予防分野での対象者への向き合い方
 1.介護予防分野の特性
  1 介護予防分野の対象
  2 介護予防を担う「通いの場」と理学療法士の関わり

 2.理学療法の支援内容
  1 「通いの場」における理学療法士の支援内容
  2 運動時に知っておくべきリスク管理
  3 見学のポイント
  4 この分野の将来性
 実習生へのメッセージ ~筆者が大切にしていること~
 この分野の魅力

索引