脳卒中病態学のススメ【電子版】
- 出版社
- 南山堂
- 電子版ISBN
- 978-4-525-98263-8
- 電子版発売日
- 2018/04/02
- ページ数
- 354ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥7,700 (本体¥7,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-525-24851-2
- 印刷版発行年月
- 2018/02
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 2
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 354 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
目次
1 脳卒中研究のこれまでとこれから
2 脳血管反応性に魅せられて
1 脳血管の神経支配
2 神経原性脳血管拡張現象
3 片頭痛の病態研究への発展
4 皮質拡延性抑制と神経疾患
5 筆者の考え
3 脳卒中基礎研究の楽しみ,将来性
1 脳卒中基礎研究の経験
2 目指してきたこと
3 そこから学んだこと
4 現状の問題点
5 今後の課題・助言
4 他分野の研究者との交流を生かす
1 治療戦略を立てるための脳虚血病態の理解
2 脳梗塞急性期の治療法
3 脳梗塞亜急性期の治療法
4 脳梗塞慢性期の治療法
5 医薬品開発の課題
5 細胞治療の実臨床体験から
1 先駆け審査指定制度の対象品目として指定
2 脳梗塞の再生医療に向けての基礎研究
3 臨床研究
4 脊髄損傷への適応拡大
6 神経回路修復医学の創成
1 神経回路の可塑性に関する研究
2 代償性神経回路の形成を制御するメカニズム解明と治療開発
第Ⅱ部 総 論
創薬を目指したトランスレーショナル・リサーチ
1 TRのステージ
2 TRの成功のために考慮すること
3 筆者の考え
第Ⅲ部 各 論
1 局所脳虚血の病態
1 虚血中心とペナンブラ
2 アポトーシスとネクローシス
3 オートファジー
4 虚血・再灌流障害
5 炎症・免疫
6 血液脳関門とneurovascular unit
7 脳内マクロファージとミクログリア
8 虚血耐性現象
9 代謝異常
10 神経再生と機能回復
2 全脳虚血
1 全脳虚血の概念と病態
2 全脳虚血の基礎研究・臨床での評価法
3 治療上の意義,治療研究と今後の課題
4 筆者の考え
3 慢性脳低灌流・血管性認知症の病態
1 VaDの臨床診断,分類
2 VaDの病態
3 VaDの予防と治療
4 筆者の考え
4 遺伝性疾患からみた脳血管障害の病態
1 代表的な遺伝性脳小血管病の病型と分子病態
2 今後の展望
3 筆者の考え
5 口腔内環境による脳血管障害への影響の解析
1 口腔内環境の評価
2 口腔内細菌
3 脳卒中急性期における誤嚥性肺炎の影響
4 筆者の考え
6 現行の治療のメカニズムと問題点
1 血栓溶解療法
2 血管内治療
3 抗血小板薬
4 抗凝固療法
5 筆者の考え
7 in vitroの虚血モデル
1 脳虚血研究におけるin vitroモデルの位置づけ
2 細胞培養
3 スライス培養
4 筆者の考え
8 動物実験の基本と倫理
1 動物実験と動物福祉
2 動物実験の3R倫理原則
3 わが国の動物実験の関連法令と指針
4 動物実験計画書の立案と審査の実際
5 自己点検評価と外部検証
6 筆者の考え
9 急性期脳梗塞モデル
1 動物モデル(げっ歯類)
2 動物モデル(非げっ歯類)
3 評価の方法(運動機能評価)
4 評価の方法(顕微鏡画像)
5 MRIによる小動物生体イメージング
10 慢性脳低灌流モデル
1 慢性脳虚血とは何か
2 慢性脳虚血と白質病変
3 慢性脳低灌流モデル
4 慢性脳虚血と変性疾患研究
5 筆者の考え
11 脳出血モデル
1 脳出血モデル作成について
2 脳出血モデルの評価項目
3 くも膜下出血モデル
4 筆者の考え
12 神経細胞保護療法
1 神経保護薬
2 低体温療法
3 遺伝子治療
4 免疫的アプローチ
13 血管保護療法
1 t-PA療法における血管保護の必要性
2 t-PA投与に伴う出血合併症の機序
3 t-PA投与による血管不安定化と血管リモデリング
4 リモデリング因子を標的とした血管保護療法
5 多面的な脳保護作用を示す治療薬の探索
6 臨床応用,臨床試験の状況
7 筆者の考え
14 脳血管障害のバイオマーカー
1 バイオマーカーとは
2 脳血管障害にとって期待されるバイオマーカーとは?
3 脳血管障害の病態からみたバイオマーカーの分類
4 バイオマーカーの臨床応用
5 脳卒中バイオマーカーの現状と課題
6 脳梗塞バイオマーカー探索研究
7 筆者の考え
15 脳梗塞に対する細胞治療の将来
1 わが国の開発ガイドラインとRAINBOW研究
2 医療経済学的問題
3 倫理学的問題
4 筆者の考え
16 脳卒中リハビリテーション
1 脳卒中後の機能回復予測
2 脳卒中後の機能改善
3 脳卒中後のsensitive periodにおける神経可塑性
4 脳卒中後のsensitive periodを超えた脳の可塑性
5 脳卒中発症後の機能改善を目指したリハビリテーションとは:併用療法の有効性
6 筆者の考え
17 知的財産の基礎知識,創薬に向けて注意すべき点
1 特許出願から権利化までの手続き
2 特許を受けるための要件
3 外国への特許出願
4 共同研究における注意点
5 筆者の考え
18 臨床試験・産学官連携の実際と注意すべき点
1 新しい治療法の開発 ─ 研究仮説とエンドポイント
2 臨床試験デザインと統計的原則
3 臨床試験体制
4 HAL医療用下肢タイプの治験の実際
19 製薬企業が望む産学連携
1 医療と製薬産業を取り巻く最近の状況
2 アカデミアの創薬研究とオープンイノベーション
3 開発研究ステージへ移行するために必要な要素:SPARK,OiDEの例
4 産学連携の重要性:筆者の考え
20 創薬の実際
1 魔の川・死の谷・ダーウィンの海
2 研究開発の壁:神経再生の実例
3 開発を円滑に進めるためのポイント
4 開発のスピード感,差別化データ
5 筆者の考え
21 研究者主導臨床試験
1 臨床試験の基礎
2 臨床試験を始める前に
3 臨床試験の企画・運営
22 レギュラトリーサイエンス
1 医薬品,医療機器開発の概要
2 脳卒中に関する医薬品・医療機器開発とレギュラトリーサイエンス
3 問題点
4 筆者の考え
索 引