衛生学・公衆衛生学 改訂第6版【電子版】
- 出版社
- 南江堂
- 電子版ISBN
- 978-4-524-22616-0
- 電子版発売日
- 2019/03/31
- ページ数
- 294ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,500 (本体¥5,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-26198-7
- 印刷版発行年月
- 2023/01
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概要
目次
1 衛生学・公衆衛生学の歴史と公衆衛生活動
A 衛生学・公衆衛生学の歴史
B 公衆衛生活動
1 人口統計および保健衛生統計
2 健康教育
3 試験検査と環境保健
4 保健福祉サービスおよび保健福祉事業
5 保健医療計画と行政
6 公衆衛生活動の分類
2 健康の概念
A 健康の語源と理解
B 健康を維持するうえでの生活の役割
C 慢性疾患と生活
1 生活環境
2 食物と食事
3 アルコール性飲料
4 喫煙
5 運動
6 睡眠
D 健康の測定
1 人口統計
2 健康水準
3 健康指標
3 疾病予防と健康管理
A 疾病の自然史と予防
B 病因と危険因子
C 疾病予防の段階
1 一次予防
2 二次予防:早期発見と早期治療
3 三次予防
D 加齢・生活習慣と疾病
E 健康管理のスペクトラムと活動の構成
F 集団検診
G 健康管理の技法
H 健康管理の今後
4 感染症の予防
A 感染症とは
1 感染と発病
2 感染症成立の条件
3 ウイルス感染症
4 細菌感染症
5 その他の感染症
6 院内感染
7 最近の感染症の動向
B 感染症の予防対策
1 感染症予防の原則
2 感染源対策
3 感染経路対策
4 感受性宿主対策
5 予防接種
5 消毒
A 消毒とは
1 消毒の意義
2 消毒法の目的による分類
3 消毒法の条件
4 消毒実施上の注意
5 微生物の種類と消毒に対する強さ
B 消毒の種類と方法
1 理学的消毒法
2 化学的消毒法
C 消毒法の応用
1 手指の消毒法
2 皮膚の消毒法
3 施術における消毒
4 水の消毒
5 院内感染対策と消毒(感染症の予防)
6 環境衛生(環境保健)
A 環境とは
1 非生物的環境(無機的環境)
2 生物的環境(有機的環境)
3 人工的環境
B 人間(主体)-環境系
C 生体における量-影響関係
D 環境問題
1 世界人口の急増
2 地球環境の温暖化
3 再生不能な資源の枯渇
4 熱帯雨林の消失
5 生物種の減少(生物多様性の保全対策)
6 砂漠化
7 酸性雨
8 フロンによるオゾン層の破壊
E 環境の把握
F 環境の評価
G 物理的環境要因
1 気温,湿度,気流,輻射熱
2 気候-気候と疾病
3 騒音
4 電離放射線
H 化学的環境要因
1 化学物質に対する考え方
2 化学的環境要因
3 喫煙と健康
I 生物的環境要因
J 公害
K 空気の衛生と大気汚染
L 環境のアセスメントとモニタリング
M 環境基準とその設定
N 環境政策と環境行政
O 地球環境の管理
P 最近の環境問題
7 生活環境・食品衛生活動
A 水の衛生と水質汚濁
1 上水
2 下水
3 水質汚濁
B 衣服
1 衣服の目的と求められる質
2 衣料用繊維の性質と皮膚の衛生
3 繊維の加工剤の皮膚への影響
C 住居
1 健康な住居の原則
2 屋内の空気汚染による健康影響
3 住居内のカビ,害虫,ネズミと健康被害
4 住宅のバリアフリー化
D 食品
1 食品中の病原微生物による健康被害
2 食品中の有害化学物質による健康被害
3 動物性自然毒,植物性自然毒による中毒
E 食品衛生活動
1 監視施設
2 輸入食品の監視
3 食品の安全対策
F 栄養改善活動
1 制度の概要
2 栄養対策の現状
3 日本人の食事による栄養摂取量の基準(栄養所要量)
G 廃棄物処理
1 廃棄物の種類
2 廃棄物処理
H 消費者保健活動
8 母子保健
A ライフサイクルと母子保健
1 ライフサイクル
2 ライフサイクルと有害因子
B 母と子のかかわり
1 母体と胎児
2 母子相互作用
C 母子保健の指標
1 乳児死亡
2 周産期死亡
3 幼児死亡
4 死産
5 妊産婦死亡率
6 母性保健
7 小児保健
D 母子保健行政
E 母子保健対策
F 家庭保健の現状
G わが国の母子保健事業の成果と今後の動向
9 学校保健
A 学校保健の意味
B 学校保健対策(領域と構成)
C 保健教育と保健管理の特質
D 学校保健の組織と運営
1 学校保健関係職員
2 学校保健組織活動
E 学校保健管理
1 健康診断
2 健康相談
3 感染症予防
F 学校環境管理
G 保健教育
1 教育課程における保健教育の構成
2 保健学習
3 保健指導
H 学齢期の健康状況の統計
I 応急手当(応急処置)
J 健康異常の新しい傾向
10 産業保健
A 産業保健の目的
B 働く人々の健康問題史
C 最近の職場の特徴
1 就業者と雇用者
2 失業率,フリーター,ニート
3 産業別人口の推移
4 労働時間
5 職場ストレスの増加
6 労働者の自殺
7 睡眠時無呼吸症候群
D 労働災害の動向
1 労働災害と業務上疾病の発生状況
2 産業疲労
3 メンタル・ヘルス不調による労災
4 労災補償
E 職業病とその対策
1 物理的環境因子による健康障害
2 化学的な要因による障害
3 作業態様に起因する障害
F 職場における健康診断と健康増進
1 一般健康診断
2 特殊健康診断
3 臨時の健康診断
4 健康保持増進事業
5 作業関連疾患
G 勤労者の生活と余暇
H リハビリテーションと職場復帰
1 労災リハビリテーション作業所
2 職場復帰(復職)
11 成人・高齢者保健
A 成人・高齢者の健康状態
B 成人・高齢者の有訴者率,受療率
C 成人保健(成人病から生活習慣病へ)
1 がん(悪性新生物)
2 脳血管疾患(脳血管障害)
3 心疾患(心臓病)
4 高血圧性疾患
5 糖尿病
6 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
D 高齢者の生活と高齢者保健・福祉対策
1 後期高齢者医療制度
2 認知症高齢者支援対策
3 高齢者福祉対策
4 介護保険
12 精神保健
A 精神保健の定義と歴史
B 精神の病気
1 統合失調症
2 心身症
3 不安障害
4 発達障害
5 摂食障害
6 物質関連障害
7 パーソナリティー障害
8 認知症
9 気分障害
10 神経症
11 その他の精神障害
13 地域保健と国際保健
A 地域とその特徴
B 地域社会のとらえ方
1 都市化・情報社会化
2 核家族化・単身世帯化
C 地域保健とは
D 地域保健活動
1 保健活動の対象者
2 地域保健活動の進め方
3 地域保健活動の現状
E 保健に関する国際協力と世界保健機関
1 WHOの活動
2 わが国とWHOとの関係
3 国際的な環境保全戦略
4 二国間医療協力
5 国際協力の経済的側面
14 衛生行政と保健医療の制度
A 衛生行政の考え方
B わが国の衛生行政機構(組織)の概要
1 国
2 都道府県
3 保健所
4 市区町村
C 関連機関の役割
D 保健医療行政の財政
1 国の予算
2 地方公共団体の保健医療行政予算
E 医療施設
1 病院
2 診療所
3 最近の動向
F 保健医療従事者
G 医療保険
1 制度の概要
2 保険給付
H 公費(負担)医療
I 国民医療費
1 国民医療費の動向
2 国民医療費の分析
J 健康づくり
K 保健・医療・福祉関係の法規
15 医療の倫理と安全の確保
A 医療および公衆衛生活動の問題と倫理
B 医療の安全の確保
1 国の対策
2 用語の解説
3 医療事故の防止
4 医療裁判
16 疫学
A 疫学とは
1 疫学の意義
2 疫学の方法
B 病因論:疾病の成り立ち
C 集団の健康状態の把握
1 調査対象(全数調査と標本調査)
2 異常者数の把握
3 危険曝露人口の把握
4 比と割合と率
5 有病率,罹患率,死亡率
6 標準化(年齢調整)
D 調査方法
1 記述疫学
2 分析疫学
3 既存資料を用いた生態学的研究
4 調査方法によるエビデンスのレベル
E 調査結果の解釈と評価
1 バイアス
2 交絡
3 因果関係
F 国際疾病分類ICD-10
索引