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美容皮膚科ガイドブック 第2版【電子版】

川田 暁 (編著)

近畿大学医学部皮膚科教授

出版社
中外医学社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2019/07/22
ページ数
256ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,280 (本体¥4,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-498-06363-1
印刷版発行年月
2019/06
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3
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1
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概要

皮膚のことをもっと知りたいけど、難しい話はイヤ。……そんな人におススメします!
皮膚の美容に興味を持つ初学者に向けて,美容皮膚科診療に必要な基本的知識を分かりやすく解説した入門書.
美容皮膚の心構えからスキンケアについて,患者のニーズが高いシミ・シワ・たるみなどの具体的な治療方法までをまとめた.
各領域を現在活躍中のエキスパートが丁寧に分かりやすく解説し,医師のみならず美容関係者にとっても理解しやすい内容となっている.
美容皮膚に関わる全ての人にお勧めしたい1冊.

目次

CONTENTS

第1章 美容皮膚科診療を始める医師へ
 I.美容皮膚科とは? 〈川田 暁〉
 II.美容皮膚科診療に必要な皮膚科の知識とは?
 III.美容皮膚科ではどんなことができるか?
 IV.どのように始めたらよいか?
 V.診察の実際
 VI.「美容皮膚科診療」における医師賠償保険制度 〈須賀 康〉

第2章 皮膚の基本 〈水田 綾 大迫順子 楠谷 尚 鶴田大輔〉
 I.皮膚の正常構造
 II.皮膚の正常機能
 III.紫外線と皮膚
 IV.老化と皮膚

第3章 シミの治療
 3—1 シミの種類と治療方法 〈須賀 康〉
  I.日光黒子(老人性色素斑)
  II.雀卵斑(ソバカス)
  III.後天性真皮メラノサイトーシス
  IV.肝斑
  V.炎症後色素沈着症
  VI.シミの種類に合わせたピコ秒レーザーの適応
 3—2 シミのレーザー治療 〈河野太郎〉
  I.表在性色素性疾患に対するレーザー治療
  II.真皮メラノサイトーシス(両側遅発性太田母斑様皮疹)に対するレーザー治療
  III.肝斑に対するレーザー治療
 3—3 シミのIPL治療 〈神田弘貴〉
  I.IPLの特徴
  II.治療法
  III.副作用
  IV.まとめ

第4章 シワの治療
 4—1 シワの種類と治療方法 〈山田秀和〉
  I.発症機序
  II.シワの種類と分類
  III.予防
  IV.治療
 4—2 シワのレーザー治療 〈根岸 圭〉
  I.シワについて
  II.シワの治療方法
  III.シワに対するレーザーなどの機器による治療
  IV.シワ治療に有用な患者指導
 4—3 シワの注射治療 ―ヒアルロン酸注入療法― 〈乃木田俊辰〉
  I.シワの病態と発生機序
  II.ヒアルロン酸製剤の変遷
  III.ヒアルロン酸注入療法の特徴
  IV.ヒアルロン酸注入療法の実際
 4—4 シワの注射治療 ―ボツリヌストキシン療法― 〈今泉明子 古山登隆〉
  I.ボツリヌストキシン製剤の使用にあたって
  II.中和抗体の産生について
  III.治療の準備と留意点
  IV.注射テクニックと適応
  V.ボツリヌス治療の実際と施術手技

第5章 たるみの治療
 5—1 たるみの種類と治療法 〈宮田成章〉
  I.たるみの病態
  II.各層の変化
  III.たるみの種類
  IV.たるみの治療方法
 5—2 たるみの近赤外線治療 〈田中志保〉
  I.近赤外線
  II.適応
  III.実際の近赤外線治療
  IV.治療法の選択
  V.臨床例
 5—3 RFを用いたたるみ治療 〈中野俊二〉
  I.Monopolar RF(サーマクール®)の皮膚に対する作用機序
  II.Bipolar RF(Aurora SRTM, SRATM, Polaris WRTM, ST reFirm®:sublime, Motif IR, Endymed proTM) 
  III.RF以外の方法

第6章 部分痩せ治療
 6—1 部分痩せが有効な病態と治療法 〈宮田成章〉
  I.部分痩せの概念,有効な病態
  II.部分痩せ治療の評価について
  III.治療法
 6—2 非侵襲性医療機器を用いた部分痩せ治療 〈中野俊二〉
  I.Cryolipolysis: 冷却脂肪溶解(CoolSculpting®:クールスカルプティング®)
  II.Monopolar RF治療
  III.Bipolar RF
  IV.非接触型RF
  V.Ultrasound(超音波)とUnipolar RFとの複合機
  VI.HIFU(high intensity focused ultrasound: 高密度焦点式超音波)
  VII.Focus shockwave(焦点式衝撃波)
  VIII.Infrared laser(赤外線レーザー)

第7章 ニキビ(痤瘡)の治療
 7—1 ニキビの病態とガイドライン 〈赤松浩彦〉
  I.臨床症状
  II.病態
  III.診断のポイント
  IV.治療方法全般
  V.改訂された尋常性痤瘡治療ガイドライン
 7—2 ニキビの外用治療 〈黒川一郎〉
  I.レチノイド
  II.過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide: BPO)製剤
  III.外用抗菌薬
  IV.その他
 7—3 ニキビの内服治療 〈黒川一郎〉
  I.抗菌薬
  II.その他の内服薬
 7—4 ニキビ(痤瘡)のケミカルピーリング 〈上中智香子〉
  I.ケミカルピーリングの分類
  II.ケミカルピーリングの適応
  III.実際の方法
  IV.副作用
 7—5 ニキビの光治療 ―Blue Light Therapy,ダイオードレーザー―
  I.痤瘡に対するBlue Light Therapy 〈橋本佳子〉
  II.痤瘡に対するダイオードレーザー
  III.痤瘡,痤瘡後の紅斑・瘢痕に対する色素レーザー治療 〈三宅早苗〉
  
第8章 スキンケア
 8—1 スキンケアの基本 〈菊地克子〉
  I.洗顔
  II.保湿
  III.化粧の仕方
 8—2 サンスクリーン剤 〈川田 暁〉
  I.サンスクリーン剤の定義
  II.サンスクリーン剤の有効成分
  III.サンスクリーン剤の剤型
  IV.サンスクリーン剤の評価方法
  V.サンスクリーン剤の使用方法
  VI.サンスクリーン剤の副作用
 8—3 美白剤 〈高田文香 川田 暁〉
  I.美白化粧品
  II.美白主剤
 8—4 抗シワ化粧品
  I.シワとは 〈長濱通子〉
  II.シワと化粧品
  III.抗シワ化粧品とは
  IV.レチノイン酸とレチノールについて
  V.最近承認された主な抗シワ化粧品(医薬部外品)の種類と効果 〈須賀 康〉
 8—5 ニキビ用化粧品 〈黒川一郎〉
  I.背景
  II.化粧について
  III.化粧品でニキビに有効な成分
  IV.化粧品の副作用
 8—6 ファンデーション 〈山本晴代〉
  I.ファンデーションについて
  II.メディカルメイク
  III.ニキビ用メイクアップ

索引