定本 M-GTA【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-64284-2
- 電子版発売日
- 2020/10/26
- ページ数
- 400ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,520 (本体¥3,200+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-04284-0
- 印刷版発行年月
- 2020/10
- ご利用方法
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- 同時使用端末数
- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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- 10 MB以上
- ご利用方法
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- 同時使用端末数
- 1
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概要
目次
Part 1 M-GTAの方法論的体系性
Chapter 1 グラウンデッド・セオリー・アプローチの基本特性
1-1 オリジナル版GTAから継承する分析上の用語とM-GTAでの活用方法
1-2 オリジナル版GTAから批判的に継承する点
Chapter 2 M-GTAの方法論的基盤
2-1 オリジナル版GTAの課題点への対応
2-2 M-GTAにおける三位相のインターラクティブ性
2-3 M-GTAが導入する分析上の用語
Part 2 M-GTAの分析方法
Chapter 3 分析テーマと分析焦点者の設定方法
3-1 分析テーマの設定方法
3-2 分析焦点者の設定方法
Chapter 4 概念生成と分析ワークシートの活用方法
4-1 分析プロセスの全体像と例示研究の紹介
4-2 概念-指示モデル
4-3 分析ワークシートの活用方法
4-4 概念生成の分析手順
4-5 分析ワークシートの各欄の活用方法
Chapter 5 概念比較からカテゴリーの生成方法
5-1 概念の相互比較
5-2 カテゴリーの生成
Chapter 6 結果図とストーリーラインの作成方法および執筆時の留意点
6-1 なぜ,中心的(コア)カテゴリーとするか
6-2 分析結果を確定する
6-3 結果図の作成方法
6-4 ストーリーラインの作成方法
6-5 論文執筆での留意点
Chapter 7 なぜ,プロセスなのか
7-1 分析テーマに「プロセス」の表現を入れる意味
7-2 分析結果としてのグラウンデッド・セオリーとプロセスの関係
7-3 現象のもつプロセス性とM-GTAは時系列分析ではないことの意味
7-4 プロセスとしての理論
7-5 分析プロセスの明示化
7-6 プロセスについての補足
Part 3 M-GTAのグループワークでの学習方法
Chapter 8 グループワークでの学習の進め方
8-1 グループの編成と学習期間
8-2 基礎学習:ウォーミングアップ編
8-3 基礎学習:文献検討
8-4 データに馴染む
8-5 分析を始める:分析テーマと分析焦点者
8-6 分析ワークシートを使った概念生成
8-7 概念の相互比較からカテゴリー生成とその先の分析へ
8-8 「1人」のデータではなく,「1人分」のデータの分析であること
8-9 グループワークが短期の場合の方法
8-10 分析実習の経験から得られるもの:グループ学習参加者の声より
8-11 ファシリテーターとして参加する場合
Chapter 9 グループワークと機能としてのスーパービジョン
9-1 経験的学習の必要性と基本的考え方
9-2 グループワークによる学びの3ステップ
9-3 研究方法の3つの方向性
Part 4 質的研究とM-GTA
Chapter 10 質的データのコーディングと記述のスタイル
10-1 GTAのコーディング方法の特性
10-2 インタビューデータの一般的なコーディング
10-3 M-GTAのコーディング特性
10-4 コーディングと文脈性の理解の仕方
10-5 M-GTAを事例研究に用いる
10-6 他の質的研究法とコーディングの関係:
現象学的アプローチとナラティブ・アプローチの場合
10-7 質的データと分析法の関係:記述による研究
─エスノグラフィーを中心に
10-8 M-GTAにおけるデータと分析法の関係:概念化の研究
10-9 「記述による研究」と「概念化の研究」の比較
Chapter 11 M-GTAにおける理論と実践の関係:行為文脈設定型実装研究へ
11-1 質的研究における理論と実践
11-2 実践と理論の相互的研究展開:実践と理論のらせん的三重サイクル論
Chapter 12 質的研究論文の査読基準作成と評価類型・改善方向の試案
12-1 質的研究における査読の現状
12-2 査読はコミュニケーション
12-3 質的研究論文の査読に関連する現状の課題
12-4 質的研究論文の査読ガイドライン
12-5 査読ガイドラインに基づく論文の「評価類型と改善方向」
12-6 評価の4類型と改善方向の実際
12-7 最終評価をどこで下すのか:査読プロセスの今後の課題も含めて
Chapter 13 批判的実在論とM-GTA
13-1 質的研究の定義問題
13-2 批判的実在論とM-GTAの関係
あとがき
文献
索引